[裏]川越城

ページ名:[裏]川越城
]
川越城

お客様かしら……どうぞ。

貴方は、確か……ちょっと待ってね……。
うん……たぶん、『殿』よね……?

やっぱり……人違いでなくて、良かったわ。

ふふ。
今丁度、過去の私が遺した日記を読み返していたのよ……。

それにしても、この紙の束……日記の山……。
私がここに来てから、随分と経つみたいね……。

そろそろ、土蔵へしまいに行くべきかしら……?

あら……。
私、このことはまだ貴方に話してなかったのね。

そんなに気になるの……?
といっても、大した話ではないのだけれど……。

私って、ほら……。
こうやって、毎日たくさんの書置きをするでしょう?

だから、定期的に……溜まった記録や日記を、
まとめて蔵へ運んでいるらしいのよ。

記録によれば……どうやら、
此処に来てからもう三度は運び込んでいるみたい……。

……たった、それだけの話よ。
面白い逸話を期待させてしまったなら、ごめんなさいね。

……ちょっと土蔵を調べてくる。なかなか面白かったぞ。
そんなに、私の記録に興味があるの……? あぁ……残念。
それを聞けたら、過去の『私』は喜んだのに……。だって、
この書きぶり……貴方と何をした、何を話したばかりで……。
ふふ……きっと私……貴方のことが、好きだったんだわ……。
何が……? 蔵に記録をしまい込むだけの話の、何処が
面白かったのかしら……聞かせて下さらない? はぁ……。
全く、私は貴方のどこに惹かれたのかしらね……いえ、別に。
……ちょっと、自分の男を見る目が、疑わしくなっただけよ。
そうね……貴方が帰った後にでも、土蔵に行こうかしら。

……まあ、手伝って下さるの?
ふふ……この量だもの、助かるわ……。

あ……それなら、殿。
……一つだけ、お願いを聞いて下さらない?

蔵の扉を開ける瞬間……。
……その一瞬だけは、私の手を握っていて欲しいの。

此処に書いてある、『あの時』の私にしたみたいに……。

…………私、怖いのよ。
もし蔵が空っぽだったらって……そう思うと……。

過去の私が積み上げようとしてきたものが、何かの間違いで、
消えてしまっているんじゃないかって……。

そうね……多分、杞憂に過ぎないわ……でも……。
私が私である為には、この記録の累積しかないの……。
他に頼れるものなんてないのよ……。

その寄る辺となる書置きすら、私には信じきれない。
この目で、しかと見るまでは……安心できないの。

土蔵に向かったこれまでの『私』も、
きっと……同じだったと思うわ……。

あら……。
まだ、手を取るには早いんじゃない……?

…………ずっと、一緒に……?
私が私であることを……証明し続けてくれる……貴方が……?

ふふ……そう……。

なんだか、今なら分かる気がするわ……。
貴方について……沢山書き残していた、私の気持ち……。

ねえ、殿……?

……過去の私は、歌を残さなかったみたいだけど。
…………私、歌を作ってみようかなって、思うの……。

だって……事実の羅列だけで、気持ちが伝わったのだもの。
それなら、歌に込めた感情だって……――――

心も、残しても良いのかもしれない……未来の、私へ……。

ね、殿……もしも……。
それでも、私が大切な心を忘れてしまっていたら……。

その時は……貴方が、思い出させてくれる……?

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イベント4

・・・

――木枯らしが、吹き荒んでいる。

必死に抱えこんだ木の葉が。
ひとつ、またひとつと……風に捲かれて消えていく。

手を伸ばしても、二度と戻らない。
私が私である為の、落ち葉たち――

懐の、一番深いところに仕舞い込んだ紅葉すら。
もはや、定かではないのだ。

確かめたいのに、安心したいのに。
もしそれが、なくなっていたらと思うと……。
怖くて、こわくて――――

そうして……零れる葉に目を瞑り、
唸る風に耳を塞いで……どれくらい経っただろう。

ふと顔をあげると……。
私の前に、一人の男が立っていた。

男は、私の零したものを拾い集めてくれた。
私の涙を拭って、新しい……美しい葉を掌に添えてくれた。

私が、何度風に奪われても……。
その度に……新しい木の葉を編んでくれた……。

いつからこうしているのだろう……?
よく、覚えていない。

それでも、彼が繋いでくれる。
不確かな過去の私と……今の私を。

彼の手を握る。
風に分かたれた二つの虚ろな影が――
この瞬間だけ、一つに結ばれる。

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カテゴリ:

目次

性能

< 玉城城 - [裏]桜尾城 >
[裏]川越城(うら かわごえじょう)
No.710[裏]川越城icon
最大Lv.120
基本
消費気
11
地域その他実装日2023-01-31
好物改壱2023-02-07
特性架空城
関東七名城

特技[]

朧夜襲
【配置】自身が敵の攻撃対象にならない
射程内の敵の被ダメージが25%上昇
最大化時、射程内の敵の与ダメージが30%低下

[改壱]特技

朧幻夜襲
【配置】自身が敵の攻撃対象にならない
射程内の敵の防御が30%低下、被ダメージが30%上昇
最大化時、射程内敵の与ダメージが35%低下

所持特技

地黄八幡
所持しているだけで投剣城娘の攻撃後の隙が4%短縮


計略

忘却ノ五色備
25秒間対象の攻撃と攻撃速度が1.8倍
防御が50%低下
対象の射程内の敵の移動速度が50%低下
使用間隔50秒気5

[改壱]計略

喪失ノ北条黄備
25秒間対象の攻撃と攻撃速度が2倍
防御が50%低下
対象の射程内の敵の移動速度が50%低下
使用間隔45秒気5

画像[]

ファイル:[裏]川越城 入手.png
城娘特技
[裏]川越城 特技
大破御嬢
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城娘特技
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大破御嬢
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DMM版GooglePlay版
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GooglePlay版大破比較画像を表示する/隠す

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ボイス[]

声:山川琴美

自己紹介川越夜戦……川越城の戦いの中でも、
特によく知られた逆転劇……。私は、覚えているわ
……あの夜の篝火も……北条の夜襲が、
数に勝る上杉の不意を突いた奇襲の瞬間も……。

でも、でも……私の中に蓄えられた記憶が言うの……
それは嘘だって……不確かな記憶、
創られた夜戦だって……!
それなら、この記憶は何……?
唯一、私が覚えていられる記憶なのよ……!

これが嘘なら……私は、川越城としての私は、
本当に私なの……? ねえお願い……信じてよ!
貴方だけは……この記憶が本当だと言って……!
入手ええと……貴方、初対面かしら? なら良かった……
書き留めておきましょう。あぁ気にしないで、
何でもないの……そう……何でもないのよ。
どうせ、何も残らないのだから……。
所領1私も貴方も、夢も現も……累積
した過去は等しく、朧げな幻に
堕ちてしまう。だったら、
流れゆく今に何の意味があるの
……? ねえ……貴方は、確固
たる『何か』を遺せると思う?
所領2日記をつけているのよ……
私が私の続きであることを確か
められる、唯一のモノだから。
……分かっているわ、日記が
不確かだってことくらい。それ
でも、私には必要なのよ……。
所領3お茶を点てていると、少し気が
落ち着くわ……体が覚えている
所作に、身を任せられるから
……。常に何かを失い続けて
いる……そんな不安と恐怖を、
一時でも忘れていたいの。
変身まぁ、私にそんな力があったのね。いいわ、やってみましょう。
変身解除ねぇ、殿。さっきの姿、覚えていてくれるかしら。私の代わりに。
出陣クリック良い眺め……ねえ、私の代わりに記しておいて。
出陣泡沫の 言の葉散らす 木枯らしを 一人耐えねば 明けぬ夜の夢。
委任出撃文をもらえるかしら。行き先で貴方のことを忘れないために。
編成1この戦もいずれ忘れ去られる……私も貴方もきっと忘れてしまうもの。
編成2殿は私の主……なるほど、そういうことなら参りましょう。
つままれこの手の温もりすら……私は……。
配置記憶と記録に残る、そんな戦にしましょう。
選択ここは戰場……私は城娘。
巨大化切ったものすら覚えていたいのに。
特技発動忘却の風が全てを虚ろな過去へと還す!
計略発動記し、留める……歪めさせるものか!
大破やだ、忘れたくない……あっ、お願い、消えないで!
勝利この戦の顛末は私が書き留める……不確かな過去を二度と産まないために。
合成ふふっ、このことは書き留めておかなきゃね。
放置あら、私……なにをしていたんだっけ。文机で寝ている、この男は誰?でも不思議ね。覚えていないのに、この人の寝顔を見ているだけで胸が和らいでくるわ。
おかえりおかえりなさい、殿。貴方の好きなお茶とお菓子を用意してあるわ。ふふ、喜んでもらえてよかった。全部、日記に書いてあった通りね。
ありがとうありがとう。
ダメージ1慣れない痛み……でも、忘却の疼痛に比べれば……。
ダメージ2いいわ……私が忘れないように、この翼に刻み込んで!
敗北1私、負けたの?貴方は誰?思い出せない……なんで?大事な事のはずなのに。
敗北2紙と筆をください……貴方を分かち合ったこの痛みを忘れたくないの。
イベント1あら、意外ね……気が合うじゃない。離別や失意、諸行無常
への諦観……時を越えて悲しみや苦しみを分かち合えること
こそが、詩歌の真髄よね……だって……楽しいことより、
辛いことの方が多いもの……貴方も、そう思うでしょう……?
そう、羨ましいわね……ふふ、そうよ? これは僻みだわ。
貴方に対して……そして歌人に対してもね……。明るい気分に
浸ることも、それを書き留めることも……私には、とても
できないもの……その後が、怖くて仕方ないから……。
イベント2ご名答よ、主様。何の書置きもないってことは、その程度の
お茶だってことだもの……あら、美味しいの? 本当に?
貴方――こほん! 『主様』がそう言うのなら、書き留めて
おきましょうか……。ふふ、私の新しい趣味として、ね……。
ふぅん、主様にお茶の香りが分かるの……? 全く、拍子抜け
するくらい顔に出る人ね……味は良い……そ。私、記憶が
不安定な代わりに、嘘を見破るのは得意みたい……。主様、
気楽なおべっかは、人を傷つけると知った方が良いわ……。
イベント3そんなに、私の記録に興味があるの……? あぁ……残念。
それを聞けたら、過去の『私』は喜んだのに……。だって、
この書きぶり……貴方と何をした、何を話したばかりで……。
ふふ……きっと私……貴方のことが、好きだったんだわ……。
何が……? 蔵に記録をしまい込むだけの話の、何処が
面白かったのかしら……聞かせて下さらない? はぁ……。
全く、私は貴方のどこに惹かれたのかしらね……いえ、別に。
……ちょっと、自分の男を見る目が、疑わしくなっただけよ。
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イベント[]

イベント1[]

川越城

はい、どなた様ですか……?
え……殿、さん……?

ええっと……ごめんなさい。初対面でなければ、
どこかに貴方のことを書いた紙があるはずなのだけれど……。

うーん、見つからないわね……。
申し訳ないわ……今度はちゃんと、大書しておくから……。

あら……まだこのことは話してなかったのね。
なら、ほぼ初めましてみたいなものかも……ふふ……。

ええ、その通り……。
城娘としての私は、記憶が長く保たないのよ。

一日か、一刻か、半刻か……はたまたそれより短いか――
時限は不規則だけど……どうやら、
ほとんどのことを覚えていられないのは確かみたいね。

だからこうして……――
ほら見て、今言ったことがここに書いてあるでしょ?
大事なことは紙に書いて、後から見返せるようにしているの。

貴方は大事じゃなかったって……?
ふふ、ごめんなさいね……ほら、今度はしっかり書いたわ。

『殿は、私の主』……っと。
よし、これを掛け軸にしておきましょうか。

この書物? ああ、これは違うわ……。
貴方が来るまで読んでいた、ただの和歌集よ。

ええ、和歌は好きよ……。
古の歌人が記した想いの足跡は、
自由に想像して浸っても、誰も傷つかないもの……。

あら、貴方も詩歌が好きなの……?
ふぅん……じゃあ、つかぬ事を訊いても良いかしら?

貴方は……明るい歌と、悲しい歌……。
どちらがお好み……?

悲しい気持ちになる詩明るい気持ちになる詩
あら、意外ね……気が合うじゃない。離別や失意、諸行無常
への諦観……時を越えて悲しみや苦しみを分かち合えること
こそが、詩歌の真髄よね……だって……楽しいことより、
辛いことの方が多いもの……貴方も、そう思うでしょう……?
そう、羨ましいわね……ふふ、そうよ? これは僻みだわ。
貴方に対して……そして歌人に対してもね……。明るい気分に
浸ることも、それを書き留めることも……私には、とても
できないもの……その後が、怖くて仕方ないから……。
因みに、貴方自身は歌を詠むのかしら……?
へえ、そう……。

私……?私は、詠まないわ……。

だって……後の私が読み返したときに、
もし、その歌を詠んだ気持ちが分からなかったら――

過去と今の断絶が、はっきり示されてしまうみたいで……。
怖いもの……。

……今度、貴方の詠んだ歌を持ってきてくれるの?
あら、それはどうも。

きっと、私は貴方のことを忘れているだろうけど……。

ええ。勿論、ちゃんと記しておくわよ?
『殿が自作の歌を披露しに来る、覚悟せよ』ってね……。

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イベント2[]

川越城

さてと……ふう、案外上手くできるものね……。

あら、貴方は……?
ええっと……え、掛け軸?

殿……ああ、貴方がここに書いてある『主』なのね。
ふふ……いらっしゃい、主様……。

せっかくだから、お茶でもどう……?
今、淹れたばかりよ?

趣味、か……そうだったのかもしれないわね……。

私はただ……、
部屋に茶の湯道具が一式あったから、やってみただけよ。

過去の私が記したらしい日記にも、記載はなかったけど……。
初めてだと思ったら……体は覚えていたみたいだし……。

……何だか、少し寂しくなるわ。
趣味なら、大事なものなら、そう書いておけばいいのに……。

いや、むしろ過去の私は茶の湯が嫌いだったのかも……?
敢えて記録に残さなかったとか……まあ、今更無駄な詮索ね。

ほら……そんなことより、
冷めないうちにお茶をどうぞ、主様……。

え、主様呼びは違和感がある……?
殿と呼んでほしい……?

ふふ。
そう言われたら尚更、主様と呼びたくなるわね……。

そうだ……この呼び方、
今の私だけの秘密にしましょうか……。
日記にも残さないようにしなきゃ……うふふ。

さあさ主様、とっておきのお茶よ……?
きっと良いお茶だから……召し上がって……?

見たところ、普通の茶なんだが?良い香りがするな。
ご名答よ、主様。何の書置きもないってことは、その程度の
お茶だってことだもの……あら、美味しいの? 本当に?
貴方――こほん! 『主様』がそう言うのなら、書き留めて
おきましょうか……。ふふ、私の新しい趣味として、ね……。
ふぅん、主様にお茶の香りが分かるの……? 全く、拍子抜け
するくらい顔に出る人ね……味は良い……そ。私、記憶が
不安定な代わりに、嘘を見破るのは得意みたい……。主様、
気楽なおべっかは、人を傷つけると知った方が良いわ……。
……他に、体が覚えていそうなもの?
そうね……。

…………記憶なら、一つだけあるわ。

意外? そうでしょうね……私も不思議だもの。
どんなに忘れたくても……これだけは、忘れられない――――

――――主様は……川越夜戦について、ご存じかしら。

そう。
扇谷、山内の上杉両家と、古河公方の三者が結んだ大軍……。

数に勝る彼らに北条が打ち勝ち、
関東の情勢を決定づけた大一番よ……。

あの夜の……あの夜の事だけは、よく覚えているの。

降伏文書と偽りの撤退で作り上げられた、
包囲軍の楽観的な空気も……。

子の刻の時分……兵の寝息に揺れる篝火へと切り込んでいく、
北条の軍勢があげる鬨の声も――

そして……私を守り続けた綱成様が、
満を持して打って出た、黄備えの月の如き輝きすらも……!

我が核心……私が私であるための、唯一の大切な記憶……。
その、はずだったのに――

あぁ……ほら……また、聴こえるわ……。
目を瞑って、耳を塞いでも……聴こえてくる……!

私の中の声が……『それは嘘だ』『創作の戦だ』って……。
『いくつかの戦を集約した、架空の夜戦だ』って…………!

そんなこと……そんなこと、あるわけないじゃないっ!!

私の……川越城としての、ただ一つの思い出なのに……!
それが、それが嘘だなんて……偽りだなんて……っ!!

だったら……この記憶は……私は一体何なの……?
だって……それ以外、他に何も覚えていないのよ……!

ねえ、誰か教えて…………私は……何者なの…………?

主様……私、怖い……!
絶えず根源から崩れていく、自分自身が怖いの……っ!

縋りたい記憶で苦しむぐらいなら、もういっそ――――

…………っ!

…………。
あぁ…………。
温かいわ…………貴方の、手……。

主様……お願い……。
しばらく、このままでいてほしいの……。

この震えが、おさまるまで――
どうか……握った手を、離さないで…………。

イベント2を表示する/隠す

イベント3[



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