城塞都市ディーテ

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城塞都市ディーテ くく、くくく。 これは傑作だ……。 ……ん？ ああ、王ではないか。 いつからそこに居たのだ？ ……うむ。今は書物を読んでいた。 いつの間にか、目を通していない本が 溜まってしまっていたのでな。 そうだ、ちょうど良い機会だ。 我のお勧めを貸してやろうじゃないか。 そう時間は掛からない。 どれ、ここにある本の山の中から――ん？ これも……これと、これもだな。 偶然の一致……とは思えないが、ううむ……。 ……いや、大したことではない。 今さら気がついたのだ。よくよく見てみると、 我が集めているのは喜劇ばかりではないか、と。
喜劇が好きなんだな。	危ない本でも読むのかと……。
光を当てる場所が僅かに変わるだけで、 あるいは、目線を少し上に向けるだけで……、 この世界は喜びに満ちたものになる。 喜劇は、そんな理を我に教えてくれるのだ。	地獄に起源を持つ城として、謂れなき疑念を 向けられるのは慣れたもの。しかし王よ、お前だけは別だ。 お前だけには、我の素顔を知っていてほしい。 そんな我の想いを……汲んではもらえぬか？
むぅ……しかし、どれを貸すべきか、 迷ってしまうな……まぁ、いずれは全て 読んでもらうとして、一冊目に読むべきなのは―― ――やはりこの一冊。『神曲』だろうな。 ……け、決して、我が語られているから、 贔屓したわけではないのだぞ？ この物語は、お前が読むに相応しい。 心よりそう思ったから、勧めているのだ。 ……良いか？この物語は、非常に過酷だ。 罪に手を染めた者は、 例外なく裁かれ……苦しい罰を受ける。 その様が克明に描かれている。だが、その一方で……。 そんな世においても、前へと歩み続ける ダンテの姿が常に描かれているのだ。 それこそが『喜劇』、それこそが『神曲』……。 ……これより先を語るのは、無粋というものだな。 人間よ、あとはお前自身の目で確かめてほしい。 一人の男の生き様と……その結末をな。

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カテゴリ:

性能

< ［ハロウィン］モースハム城 - ［裏］坂本城 >
城塞都市ディーテ（じょうさいとしでぃーて）
No.	605	城塞都市ディーテicon
最大Lv.	120
基本 消費気	12
地域	その他	実装日	2021-10-26
好物	改壱	2021-11-02
特性	架空城 城塞都市

特技[]

ディース・パテル

自身の攻撃対象と足止め数が1増加 被ダメージを30%軽減 攻撃が敵の防御を40%無視

[改壱]特技

堕天の城塞

自身の攻撃対象と足止め数が2増加、被ダメージを 35%軽減、攻撃が敵の防御を50%無視、撤退大破時 の回復気が40%上昇、再配置時間が50%短縮

所持特技

スティージュの沼

所持しているだけで全ての敵の攻撃後の隙が2%延長

[改壱]所持特技

マーレボルジェ

所持しているだけで全ての敵の攻撃後の隙が3%延長

編成特技

灼鉄の壁

部隊の盾城娘の防御が40上昇 「火傷」を無効化 耐久が0になっても大破扱いにならない

計略

永久の獄火

25秒間対象の射程と攻撃のダメージが3倍 耐久が0にならず、効果終了時に大破 撤退大破時の回復気が50%上昇(自分のみが対象)

使用間隔60秒気7

堕落の市

計略使用前の状態に戻る (自分のみが対象)

使用間隔10秒気3

[改壱]計略

永劫の獄炎

25秒間対象の射程と攻撃のダメージが3倍 耐久が0にならず、効果終了時に大破 撤退大破時の回復気が50%上昇(自分のみが対象)

使用間隔50秒気5

画像[]

ファイル:城塞都市ディーテ 入手.png

城娘	特技
	城塞都市ディーテ 特技
大破	御嬢
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城娘	特技
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大破	御嬢
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ボイス[]

声：池澤春菜

自己紹介	イタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリによって 記された『神曲』。 その中で語られる地獄の城塞都市、 ディーテとは我のこと。 護衛の悪魔は千にも及び、 燃え上がる炎が都市の全てを赤く染める。 その様を知る者たちは我を『憂いの都市』と呼ぶ。 しかし、真に憂うべくは 失意の底で物語が終わってしまうことだ。 良いか、ここはまだ旅路の途中……。 我らの結末はまだ、遥か先にあるのだ。
入手	我の前に現れたということは、 一切の希望は捨てたと見ていいな？ ……くく、気に入った。 憂いの都でもディーテでも……好きなように呼ぶがいい。
所領1	カステル・ヴェッキオと バルディ城に、本を押し付けら れてしまった……。 ラブストーリーにハッピーエン ド。奴らの好む物語なら……。 まぁ、目だけは通してやるか。
所領2	時折、ケルベロスが吠え立てる こともあるだろうが、許して やってくれ。 あいつは我の感情に敏感でな。 我が不機嫌になると、 奴もヘソを曲げてしまうのだ。
所領3	我が城を守る悪魔どもめ。 ……奴ら、我の姿を見かけると 黄色い声をあげて群がって くるのだ。 黙って働けと言っておるのに。
変身	地獄が見たいとは、酔狂なやつだな、お前も。
変身解除	お前のために働いてやったのだぞ？何か言わぬか。
出陣クリック	炭になるにはまだ早いぞ。
出陣	その物語を結ぶのは、喜びか、悲しみか。ま、多少の暇つぶしにはなるだろう。
委任出撃	一人、遠く……と言っても、天国よりは近かろう。
編成1	ケルベロスの良い玩具になりそうだ。
編成2	お前の行末、見届けさせてもらおう。
つままれ	見下ろす眺めも、悪くはないな。
配置	生者が地獄に挑むのか。
選択	お前の罪をここに示せ！
巨大化	燃えろ、燃えろ、もっと燃えろ！
特技発動	ほう、千の悪魔に抗うか。
計略発動	永劫の炎に焼かれるが良い。
大破	堕ちて行く……さらなる地獄の深みへと。
勝利	言ったであろう？この物語は、喜劇だと。
合成	期待されても、応えるとは限らんからな。
放置	おい、王よ、我の話し相手に……なんだ、眠ってしまったのか。つまらんなぁ、我を楽しませてくれる人間など他に居ないというのに。
おかえり	すぐに戻ると思っていたぞ、人間。お前も、物語の続きが気になったのだろう？
ありがとう	ふふ、礼は言わぬぞ。
ダメージ1	なんだ、天使共の侵略か？
ダメージ2	堕ちても、古巣には逆らえぬ、か。
敗北1	我は、こんな幕引きを望んだわけではない。
敗北2	この無念は、復讐の女神たちが晴らしてくれよう。
イベント1	……冴えているな、人間よ。 いや、それともお前も、奴と同じ想いを抱えて 過酷な日々に身を投じたか？　ふ……面白い。 お前の行く末に、少々興味が湧いてきたぞ。
	……逆に問いたいのだが人間よ、自ら進んで 痛めつけられることを望むとは、どういう理屈だ？ むぅ……人の嗜好を理解するまでは、 まだ時間がかかりそうだな。
イベント2	その通りだ、人間よ。 求める希望に近づくために、一度……、 一切の希望を捨てて、苦難の渦中に身を投じる。 地獄の門を潜る者、全てに与えられる最初の試練だ。
	……ふ、なるほど。我らが主に相応しい発想だ。 だが残念……外れだ。人間よ、覚えておくといい。 希望を失わぬ限り、人は明日を迎えることができる。 絶望の最中で足を止めた時に……人は死ぬのだ。
イベント3	光を当てる場所が僅かに変わるだけで、 あるいは、目線を少し上に向けるだけで……、 この世界は喜びに満ちたものになる。 喜劇は、そんな理を我に教えてくれるのだ。
	地獄に起源を持つ城として、謂れなき疑念を 向けられるのは慣れたもの。しかし王よ、お前だけは別だ。 お前だけには、我の素顔を知っていてほしい。 そんな我の想いを……汲んではもらえぬか？

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イベント[]

イベント1[]

城塞都市ディーテ 初めて会った時とは随分印象が違うな。 くくっ……まるでぼろきれではないか、人間よ。 ……ほう、戦から戻ってきたところか。 それはご苦労なことだ。 ……とはいえ、戦となれば敵も必死。 命があっただけ僥倖と思わねばならんな。 兜との命がけの死闘、 終わりの見えぬ連鎖は、過酷を極める。 さながら生き地獄のようなもの……。 ふふ……すまぬ。 我と地獄の間には、浅からぬ縁があるのでな。 そういえば……自己紹介がまだだったな。 戯曲『神曲』にて語られる城塞都市、ディーテ。 それが我が名だ。 我が城は地獄に居を構えていてな。 地獄を進む者たちを、 これまで数多く目にしてきた。 ……なに？ 『神曲』がどんな物語か知らぬ、だと？ 仕方あるまい。ならば我が語って聞かせよう。 作者であり、主人公でもある男・ダンテが、 地獄を下り、煉獄山を登り……、 やがては天国へと至る物語だ。 ダンテは九つの圏からなる 地獄を下へ、下へと潜っていく……。 我、ディーテの城門を守る 悪魔たちも突破して降りていった。 ……人間よ、なぜダンテがそうまでして 地獄の最下層を目指したか……お前に分かるか？
……痛めつけてほしかったからだ！	その先の希望を信じたからだ。
……逆に問いたいのだが人間よ、自ら進んで 痛めつけられることを望むとは、どういう理屈だ？ むぅ……人の嗜好を理解するまでは、 まだ時間がかかりそうだな。	……冴えているな、人間よ。 いや、それともお前も、奴と同じ想いを抱えて 過酷な日々に身を投じたか？　ふ……面白い。 お前の行く末に、少々興味が湧いてきたぞ。
……過酷な道を歩み続けたその後、 ダンテがどのような最期に至るか、知りたいか？ ……くく、安心しろ。 物語は喜びに満ちた幕切れを迎える。 日の本では『神曲』と呼ばれるこの物語を、 ダンテは『Commedia』と呼んでいた。 その言葉が意味するは『喜劇』……。 それが、ダンテがこの物語に乗せた想いなのだ。 まぁ、無論……。 何をもって『喜び』とするかは、 また別の話になってしまうがな。 我の話はここまでにしよう。 さぁ、人間よ。手を差し出すがいい。 ……何を怪訝そうな顔をしている。 手当をしてやろうと言っているのだ。 仮にも我の主となったのだぞ。 ぼろきれのような姿で、 放っておくわけにはいかんからな。 こうして、こうして……これでよし、と。 うむ。少々見栄えが気になるが、 安静にしていれば悪くなることはないだろう。 未来に向けて伸びていくお前の人生を 一つの物語に見立てたとして……。 それは喜劇なのか、悲劇なのか。 これからのことを思うと、胸が踊るな……くく♪

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イベント2[]

城塞都市ディーテ ……そこにいるのは王か？ 気配を消していても無駄だ。姿を現わせ。 人間よ、なぜ我を避けようとする？ 我が地獄に起源を持つと知って、忌避しているのか？ ……いずれにしても、人間よ。 お前は我のことを、より深く知るべきだ。 避けるも交わるも、未知のままでは始まらぬからな。 我が地獄に居を構えていたことは、 以前にも話したな？　では、今日は 地獄における暮らしぶりについて語ってやろう。 城塞都市ディーテは地獄の第五圏に位置する。 そして、ここより先の地獄圏は、 この内部に存在している。 地獄の深みへと進むためには、 我が城塞の内部へと 足を踏み入れなければならぬのだ。 当然、無断で踏み入る者を許すわけにはいかん。 城門には、千を超える悪魔……。 堕天使が配備されている。 堕天使とは文字通り、天使が天界から外れ、 魔に類する存在として落ち延びた、成れの果てを指す。 ここを越え、先へと進めるものは非常に少ない。 多くの者は、我の許に辿り着いた時点で、 心身ともに憔悴しきってしまっているのでな。 なぜなら人は、地獄の入口を潜る際、 大切なものを捨ててきているからだ。 それが何か……分かるか、人間よ？
ね、年貢か……？	希望か。
……ふ、なるほど。我らが主に相応しい発想だ。 だが残念……外れだ。人間よ、覚えておくといい。 希望を失わぬ限り、人は明日を迎えることができる。 絶望の最中で足を止めた時に……人は死ぬのだ。	その通りだ、人間よ。 求める希望に近づくために、一度……、 一切の希望を捨てて、苦難の渦中に身を投じる。 地獄の門を潜る者、全てに与えられる最初の試練だ。
『汝等ここに入るもの一切の望みを棄てよ』 地獄の門にはそう刻まれている。 ダンテはその門を通過してもなお、希望の道を開いた。 奴の物語が『喜劇』と 名付けられたのは……他でもない。 奴自身の強き意志によるものだったのだ。 対して……人間よ。お前の意志はどうだろうか。 お前が描く結末を見るのが、今から楽しみだ。 失望だけはさせてくれるなよ。

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イベント3[

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