左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
プリキュアシリーズは、朝日放送(ABCテレビ)、アサツー ディ・ケイ(ADK)、東映アニメーションが制作する、日本の女児向けアニメシリーズである。
プリキュアシリーズとは、2004年からABCの日曜朝8時30分のアニメとして制作され、テレビ朝日系列で放送された『ふたりはプリキュア』に始まり、シリーズ全体では東映アニメーションの女児向け作品としては『美少女戦士セーラームーン』シリーズ以来の新風を巻き起こし、シリーズを重ねている[1]。ただし、本作における各シリーズ間には登場人物や世界観などの連続性はなく、放送話数は番組単位として話数は1年ごとにリセットされる。また、1シリーズは1年ごとを区切りとしている。これらが同一の世界観で活躍するのは「プリキュアオールスターズ」シリーズのみである。
メディアミックスがさかんに行われており、アニメを中心として映画、漫画、ゲーム、ミュージカルなどに幅広く展開される。劇中に登場するアイテムは玩具として商品展開される。
「プリキュア」という言葉の由来は、主題歌の歌詞などにあるように「プリティー(Pretty=可愛い)」と「キュア(Cure=癒す)」という女の子らしいイメージを合わせた造語である[2][注 1]。英語(ラテン文字)表記には「Pretty Cure」のほかに「Precure」もあり、一部の作品タイトルやキャラクター商品にはこのどちらかの表記が記載されている。
ABCの日曜朝アニメ枠を『明日のナージャ』まで手がけていた関弘美プロデューサーに代わり、当時女児向けアニメ未経験だった鷲尾天がシリーズ立ち上げから5年間の指揮を取った。主に幼児から小学校中学年までの女児を対象とした作品であるが、分野について詳しくなかった鷲尾は開き直って「自分のやりたいことをやる」と腹をくくったといい[2]、従来の同系列作品と異なった試みがなされている。企画書に鷲尾は「女の子だって暴れたい」と書いたという[3]。6年目の『フレッシュプリキュア!』からはプロデューサーが梅澤淳稔に交代。前述の関弘美も企画として同枠に参加するようになった[注 2]。以降は鷲尾が築き上げたプリキュアの伝統を受け継ぎつつも、それまでには敬遠されていた要素も大胆に採用されるようにもなった。
本シリーズは主に3歳から8歳までの女子を中心に人気のシリーズとなっている。バンダイが月次でアンケート調査を行っている「バンダイこどもアンケートレポート」によると、毎年6月に定期的に行われている「お子様の好きなキャラクターは何ですか?」とのアンケートにおいて、シリーズ開始の2004年が女子4位、2005年以降の6年間、継続して女子上位3位以内にランキングされている。また、年齢別集計では、女子 3 - 5歳で2004年以降継続して1位、女子 6 - 8歳では2004年および2006年以降で継続して1位を維持している[4][5][6][7][8][9][10][11]。3歳から8歳までの女子に人気であるという傾向は、「1日だけ何かになれるとしたらお子様は何になりたいですか?」[12]「お子様が“変身”してみたいものは何ですか?」[13]「お子様の好きなテレビ番組名」[14]などのアンケート結果においても同様となっている。
悪の組織や怪物に立ち向かう「プリキュア」(とそれに準ずる「シャイニールミナス」と「ミルキィローズ」)に変身する人物は、主に中学生[注 3]の少女となっているが、作品により小学生や高校生も登場する[注 4]。その中には当初敵対した人物[注 5]や異世界から来た人物[注 6]も含まれる。彼女たちはプリキュアに変身する能力を与えられ敵と戦うことになる。変身に至るまでの伝説や経緯については作品によって異なるが、小動物のような妖精が住む世界で「伝説の戦士・プリキュア」と語り継がれ、更に「敵を倒せるのはプリキュアしかいない」とも語られているので、妖精たちは敵に襲われた祖国を救うべくプリキュアとなる少女を見つけるため人間界へやってくる、というのがシリーズを共通して概ね物語の序章となっている。ちなみに、作品に登場したプリキュアは後述するプリキュア一覧の項目に掲載され「レギュラープリキュア」と称されているが、それに掲載されていないプリキュア(所謂「非公式プリキュア」)が登場する作品もある[注 7]。
変身アイテムは「妖精や精霊が変化したアイテムで変身する」[注 8]、「妖精や異世界の関係者に与えられたアイテムで変身する」[注 9]、「強い想いが具現化したアイテムで変身する」[注 10]の3つにわかれる。また、変身方法も「2人揃って変身する」と「個人で変身する」の2つにわかれる[注 11]。前述の変身アイテムを用いてプリキュアになった後は「キュア」を冠した名前(例:キュアブラック)となり、仲間たちはそのまま呼ぶか「キュア」を外した名前(例:ブラック)で呼ぶ[注 12]。変身前後の外見の違いは専用のコスチュームを身にまとい、髪が変身前と比べると色が鮮やかになりボリュームが出て長さも大幅に伸びる。しかし、変身しても髪が短い人物もいる[注 13]。また、一部のプリキュアは瞳の色も鮮やかになり、更に変身前と変身後では全く違う色の髪や瞳になるプリキュアも存在する[注 14]。また、キュアエース(円亜久里)は変身することで体格が大幅に変化する。
プリキュアの正体を他人に教えるのは、危害が及ぶのを防ぐため教えてはならないと定められているが一部例外もある[注 15]。しかし、正体が明らかになった場合でもペナルティは定められていない[注 16]。また、当初は主人公たちとは別にプリキュアとして活動し、あとで主人公たちに正体を明かす人物もいる[注 17]。一方で「敵に正体を知られてはならない」という掟や暗黙の了解はない。基本的にプリキュアたちは変身前も親友関係ということもあり協力しあって戦うが、敵側として対峙するプリキュアも存在する[注 18]。ちなみに、前述のように「親友同士のプリキュア」が主であり、「姉妹プリキュア」も登場はしているが一緒に活動するまでには至っていない[注 19]。しかし、非公式プリキュアはこの限りではない[注 20]。また、妖精がアイテムや人の姿に変身したり、助言をしたりして彼女たちをサポートすることもある。鷲尾は「子どもたちは怖い存在に立ち向かう姿を格好いいと感じる。そこは男の子も女の子も変わらない」としている[15]。
戦闘の描写においては、素手で敵に立ち向かうアクションシーンを展開する手法がとられている[15]。また、敵を倒しきる時は主に必殺技を使う。必殺技の発動には女児が好むようなアクセサリやアイテム(変身アイテムは主に化粧品がモチーフとなっている場合が多い)が使われ、この点については関連玩具の販促とも深く関わっている。ちなみに必殺技を行使する際、『ふたりはプリキュア』シリーズでは必ず2人が揃わないと行使することができなかったが、『Yes!プリキュア5』以降は各々で行使するようになり、更に全員で力を合わせて行使する必殺技も設定される。鷲尾プロデューサーが手がけた作品では「正義の味方として戦うのは女の子だけ」という路線が徹底され、『セーラームーン』以降の作品に見られる「タキシード仮面」のような男性の助っ人キャラクターは一切登場せず、同種作品との区別化を図っていた。『Yes!プリキュア5』シリーズでも妖精が人間の青年へと変身するが、戦闘能力はなく、あくまでメンタル面におけるアドバイス役としての登場であったが、シリーズのプロデューサーが梅澤に交代してからは、プリキュアの戦闘を助ける男性キャラクターも限定的ながらしばしば登場するようになる。
イメージカラーは初代のシリーズにおいては黒と白が選ばれているが、鷲尾によれば「真っすぐでクールビューティーなイメージ」で用いられている。その後「女の子が憧れたり、好きなものをリサーチすると、好きな色はやっぱりピンクや黄色だった」と梅澤が語るように、女児が好むカラーリングが使われるようになった[15]。ちなみに、シリーズを通してピンク色のプリキュアが主人公[注 21]であり、ストーリーで一番最初に覚醒するが作品によって例外がある[注 22]。また、主人公の性格は「元気で積極的な性格で勉強(シリーズによっては加えて運動も含む)が苦手」という設定であるが、こちらも作品によって多少の例外がある[注 23]。ただし、どの主人公も強い意志を持ち諦めたりしない性格は共通しており、他の仲間からもリーダーとして認められている。
本シリーズはメインターゲットが女児であることを考慮して、様々な決まりごとを設けている。
プリキュアはターゲット層の憧れとして身近なものでなくてはならないとしており、プリキュアに変身する者は至って普通の少女達である。一部の例外を除きほとんどは女子中学生が変身する。鷲尾プロデューサーが担当しているシリーズにおいてはこの決まり事は徹底されており、異世界にルーツをもつ少女が戦士に変身する「シャイニールミナス」や、マスコットキャラクターの妖精が人間形態の戦士に変身する「ミルキィローズ」は、プリキュアと同系統のコスチュームを纏っており、オールスターズシリーズではメンバーとしてカウントこそされているが、作中ではプリキュアとはされておらず「キュア」を冠する名称を持たない[2][注 24]。プロデューサーが梅澤に交代してからはこの傾向にも変化がみられるようになり、例外的な要素を持つ人物がプリキュアになる事例も採用された。これは梅澤がプリキュアでやろうとしていることを反映するためには効果的だと考えたからである[16]。
プリキュア達に対する敵からの攻撃は、時折過激なものこそあるものの、決して顔だけは狙わないようになっており、当たりそうになっても必ず腕で防いでいる。ダメージ表現については、壁に叩きつけられるなどで痛みを演出しているという。「誰よりも、小さな女の子に楽しんでもらう」という考えから、海やプールに行く話においても水着姿の絵をほとんど用いず[注 25]、激しく動くアクションシーンでも、パニエやスパッツなどで下着が見えないよう配慮されている[17]。『フレッシュプリキュア!』の第2話で水着姿やシャワーシーンが描かれたことはあるものの、保護者からは不評だったという[18]。鷲尾がプロデュースしていたシリーズでは、子供への影響を考えて食べ物における好き嫌いを極力作らないようにしているという。
『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』にて、敵に操られたプリキュア同士の対決構図を作ったが、その展開に一部の女児層が泣き出すなどクレームもいくつか起こったという。そのことから「男の子ものではよくある手法だが、小さな女の子には嫌がられてしまう」との教訓を得て、その後は味方であるプリキュア同士による対決をできるだけ行わないようにした[19]。
「幸せや悪とは何か?というようなテーマを盛り込み、何か感じてもらえるようにしている」と梅澤が語るように、親子で楽しめる作品を目指しており、こうしたテーマ性が、大人の鑑賞に耐える内容につながり、親や大人の視聴者が熱心なファンになることもある[15]。こうした大人からの人気があるものの、大人向けのプリキュアを作ることに関しては否定的で、梅澤は大人層からの人気をありがたいとしながらも、これまでと違う視聴者に向けたものを作った場合「子供がこれ(プリキュア)は自分達のものじゃないと気づいてしまう」という危惧が生まれることをあげている[16]。
プリキュアシリーズの戦士役の担当声優は、オーディションで決められていることが度々明かされている[18][20][21][22][23]。わずかなキャリアでもオーディション次第で決まることがある[24]など、起用される経緯は様々である。本作が主人公デビュー(樹元オリエ、沖佳苗など)、という声優もいる。視聴者に対して詳細な情報を事前に伏せられる追加戦士は、オーディションの時点で「プリキュアになる」と参加者などには伝えられるということが複数証言されている[25][24]。ただし、プリキュア役以外は指名で決まることもある。プリキュア5の妖精キャラクターであるココとナッツ役は指名で決まったと証言されており、決定からすぐにおもちゃの初収録があったという[26]。プリキュア役の声優は連作を除いて作品ごとに変更され再登板はないが、その関係者(妖精・家族・友人・敵役など)は後年の作品でプリキュア役や関係者に再登板することがある[注 26]。
本節では、これまでの作品の変遷を詳述し、プロデューサーによって大きく分けて記す。
鷲尾天プロデューサー期(2004年 - 2009年)2004年、第一作目である『ふたりはプリキュア』が放映された。従来の女児向けアニメの方法論にこだわらない斬新な設定・構成が話題を呼び、女児にとどまらず広い層から人気を集めて大ヒット作となった[15]。女児向け玩具市場におけるバンダイの玩具によるキャラクター収入も、前年の『明日のナージャ』(31億円[27])や前々年までの『おジャ魔女どれみシリーズ』(4年間平均約58億円[28])を大幅に上回る101億円を記録した[29]。主人公の少女2人のイメージカラーを「黒・白」にしたことも珍しい試みであった[15]。この年の東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞を受賞している。2005年、前作の続編として『ふたりはプリキュア Max Heart』が放映され、玩具売上は前作を超える123億円を記録[29]した。またこの年より映画作品が製作されるようになった。2006年、『ふたりはプリキュア Splash Star』が放映された。主人公を含む登場人物や舞台が前作から変更されており、メインキャラクターを一新することは当時内外で話題を呼んだ。敵側として登場する少女2人が途中から仲間となるが、他作品の追加戦士と異なり、変身姿を見せたのが最終の2話のみであり、また変身体の名称も明らかにされていない。途中参加の2人は「プリキュア」には含まれず、同作品終了後のオールスターズ映画にも変身する戦士としては登場していない。スポンサーの商売上は、玩具の売上が60億円へと前作から半減し[29]、次回作に「プリキュア」を冠すべきかどうか関係者の間で議論が成されることにもなったが、「もう1年」の継続としてシリーズ終了を免れた[30]。2007年、再び登場人物を一新した『Yes!プリキュア5』が放映され、この作品からハイビジョン制作となった。プリキュアメンバーが5人になったことは、これまでの作品と一線を画す大きな変更となった。変身や必殺技は全員一緒に行うという設定も各自が単独で行うという設定に変更され、変身用のアイテムも腕時計型のものへと変更された。美術設定も大きく変わり、ヨーロッパ風の町並みや学園のある町が舞台になった。玩具売上は105億円へ回復[29]した。この年から映画に「鑑賞者参加型」というシステムを導入、「特定の場面にて鑑賞者が応援することで、プリキュアがパワーアップする」という演出が盛り込まれている。2008年、続編として『Yes!プリキュア5GoGo!』が放映された。前作に登場したマスコットキャラクターが新たに変身する展開とし、メンバーの人数は6人となった。この年はシリーズ5周年を記念する企画が行われ、これまでは行われなかった舞台の異なる作品の登場人物同士の共演がミュージカル、映画、ゲームなど多数実現するようになった。またこの年はアニメ以外の関連番組として、webラジオ『CLUBココ&ナッツ』が同年の2月から12月まで配信された。玩具売上は前作と同等を維持している[29]。この年で鷲尾天はTVシリーズから身を退き、オールスターズシリーズや一部のイベントに携わるだけとなった。梅澤淳稔プロデューサー期(2009年 - 2013年)2009年、プロデューサー、劇伴音楽をはじめとするスタッフを一新、アンケート結果から作品の体制が大きく変更され、『フレッシュプリキュア!』が放映される。これまでとはキャラクターの画風も変わり、かつての作品における定番や継承事項が変更された。初期メンバーは3人、途中から敵側の1人が正規の「プリキュア」として追加され総勢4人構成となっている。同作品以降は1年ごとに世界観が一新されている。この作品からエンディングに3DCGが導入され、3Dキャラクターのプリキュアがダンスするようになった。これは「ダンスを好きな子どもが増えている」という調査結果から生まれたものである[15]。玩具売上は作品人気の向上もあり、7月の時点で当初計画の5割増にあたる95万個に計画を上方修正、最終的な売り上げ目標も105億円に修正され[31]、結果は119億円となった[29]。この年から通常の単独シリーズの映画作品だけではなく、3月に全シリーズを通した単体のクロスオーバー作品『プリキュアオールスターズ』シリーズの制作・上映が始まった。2010年、『ハートキャッチプリキュア!』が放映される。「人が誰でも持つコンプレックス」をテーマとし、話が重くならないように、キャラクターの頭身を低くしている[15]。初期メンバーは2人構成となったが、冒頭から他のプリキュアの存在が明かされており、中盤で前述の者を含む変身メンバーが2人追加された。シリーズ初の高校生プリキュアが登場しさらに「プリキュア」の名を冠した敵、そしてプリキュアの戦闘を補助する男性キャラクターも登場した。玩具売上は125億円となり[29]、当時のシリーズ最高値を更新した。同作品から講談社の幼児誌「おともだち」、「たのしい幼稚園」主催の視聴者参加企画が実施され、8月下旬の放送回で最優秀作品の受賞者がデザインしたアイテムが劇中で登場、およびその回のエンドクレジットにアイデア採用者の氏名が掲載されるという試みが行われた。2011年、『スイートプリキュア♪』が放映される。初期メンバーは前作同様2人構成であるが、勢力の判然としない謎のプリキュアの登場、敵の1人が正規の「プリキュア」となる展開が行われた。また、序盤から登場していた謎のプリキュアの正体としてシリーズ初の小学生プリキュア[32]が登場した。玩具売り上げは107億円とやや数値を落とした[29]。2012年、『スマイルプリキュア!』が放映される。メンバーは5年ぶりとなる5人構成となっている。梅澤プロデューサー期の特徴である新たなプリキュアや新たな敵キャラクターの登場などはなく、初期メンバーのままで物語が進行した。玩具売り上げは106億円となった[29]。この年上映された『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』で映画シリーズ累計観客動員が1,000万人を突破している。柴田宏明プロデューサー期(2013年 - )2013年、プロデューサー、劇伴音楽をはじめとするスタッフを一新して『ドキドキ!プリキュア』が放送。初期メンバーは4人構成でうち1人は異世界出身の少女が含まれている。また、『スイートプリキュア♪』以来2年ぶりの追加戦士と『フレッシュプリキュア!』以来4年ぶりの追加敵幹部が登場した。追加戦士のキュアエースについては昭和から平成初期の魔法少女アニメで定番であった「少女が大人の女性に変身する」という要素をプリキュアシリーズで初めて導入した。この年上映の『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』はシリーズとして初めて第26回東京国際映画祭の特別招待作品として上映された。また、10年目の節目に当たることから、第18回アニメーション神戸賞特別賞が製作チームに与えられている。2014年、『ハピネスチャージプリキュア!』を放送。初期メンバーは2人構成となるが、追加メンバー2人が正体不明として開始当初から明らかとされていた。また、レギュラー以外のプリキュアが登場するほか、『ハートキャッチプリキュア!』以来の戦闘員が登場する。放送開始10周年に当たるこの年では番組として記念の取り組みが行われているほか、初めての地上波ラジオ番組も放送されている。プリキュアシリーズは、テレビアニメを中心とした以下の作品群により構成されている。
基本的に朝日放送およびテレビ朝日系列の局で放送され、番組放送期間は2月第1週 - 翌年1月最終週の1年間となっている。放送時間は一律、日曜8:30-9:00(系列外番組販売とクロスネット局は除く)。また夏の甲子園期間中はABCテレビがそれを優先して放送し、未放送分を話数調整で大会後に放送、さらに平日朝に代替も行われるため、1-2回程度のタイムラグがある。
作品名称 | 放送期間 | 総話数 | 通算話数 | プリキュア数[注 27] | 年度別売上高(円)[29] | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ふたりはプリキュア | 2004年2月1日 - 2005年1月30日 | 49話 | 49回 | 2人 | 101億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
2 | ふたりはプリキュア Max Heart | 2005年2月6日 - 2006年1月29日 | 47話 | 96回 | 3人 | 123億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
3 | ふたりはプリキュア Splash Star | 2006年2月5日 - 2007年1月28日 | 49話 | 145回 | 2人 | テンプレート:060億 | テンプレート:Bar |
4 | Yes!プリキュア5 | 2007年2月4日 - 2008年1月27日 | 49話 | 194回 | 5人 | 105億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
5 | Yes!プリキュア5GoGo! | 2008年2月3日 - 2009年1月25日 | 48話 | 242回 | 6人 | 105億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
6 | フレッシュプリキュア! | 2009年2月1日 - 2010年1月31日 | 50話 | 292回 | 4人 | 119億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
7 | ハートキャッチプリキュア! | 2010年2月7日 - 2011年1月30日 | 49話 | 341回 | 4人 | 125億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
8 | スイートプリキュア♪ | 2011年2月6日 - 2012年1月29日 | 48話 | 389回 | 4人 | 107億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
9 | スマイルプリキュア! | 2012年2月5日 - 2013年1月27日 | 48話 | 437回 | 5人 | 106億 | テンプレート:Bar100テンプレート:Bar |
10 | ドキドキ!プリキュア | 2013年2月3日 - 2014年1月26日 | 49話 | 486回 | 5人 | テンプレート:098億 | テンプレート:Bar |
11 | ハピネスチャージプリキュア! | 2014年2月2日 -2015年1月25日 | 49話 | 535回 | 4人 | テンプレート:065億 | テンプレート:Bar |
12 | Go!プリンセスプリキュア | 2015年2月1日 -2016年1月31日 | 50話 | 585回 | 4人 | テンプレート:066億 | テンプレート:Bar |
13 | 魔法つかいプリキュア! | 2016年2月7日 -2017年1月29日 | 50話 | 635回 | 3人 | テンプレート:066億 | テンプレート:Bar |
14 | キラキラ☆プリキュアアラモード | 2017年2月5日 - 2018年1月28日 | 話 | 回 | 6人 | テンプレート:066億 | テンプレート:Bar |
15 | HUGっと!プリキュア | 2018年2月4日 - | 話 | 回 | 5人 | テンプレート:0 | テンプレート:Bar |
映画は東映、バンダイ、マーベラス(旧・マーベラスエンターテイメント→マーベラスAQL)、またオールスターズDXからは木下工務店(『スイートプリキュア♪』から木下グループ名義)が制作に加わる。プリキュア5以降、観客参加としてミニライトが入場者特典として、中学生以下の観客にプレゼント、Yes!プリキュア5GoGo! 以降データカードダスも入場特典としてプレゼント。
家庭用ゲーム機以外はバンダイからの発売、販売。
家庭用ゲーム機[]『こえであそぼう〜』のみ発売:東映アニメーション・販売:廣済堂、それ以外はすべてバンダイナムコゲームス(バンダイレーベル)からの発売、販売(2006年3月まで旧バンダイ)。
詳細はプリキュアデータカードダスシリーズを参照
オンラインゲーム[]漫画版(コミカライズ)は『なかよし』(講談社)にて上北ふたごにより連載されている(詳細は各アニメシリーズの該当項目を参照)。
下表では各作品のレギュラープリキュアのみを記載する。この場合のレギュラープリキュアとはオールスターズシリーズで取り扱われ、各作品で「プリキュアの人数」として含まれる戦士を指す。よってスーパープリキュアなどの強化変身とされているものは、シリーズに登場していても下表では割愛する。
デビューとは主に初登場を指し、同プリキュアの続編における形態などは含まない。
登場作 | 変身形態 | デビュー | 変身者 | 声優 | 変身パートナー | 変身アイテム |
---|---|---|---|---|---|---|
ふたりはプリキュア ふたりはプリキュア Max Heart | キュアブラック | 『無印』第1話 | 美墨なぎさ | 本名陽子 | メップル | カードコミューン(無印) ハートフルコミューン (Max Heart) |
キュアホワイト | 雪城ほのか | ゆかな | ミップル | |||
シャイニールミナス[注 31] | 『Max Heart』第5話 | 九条ひかり | 田中理恵 | ポルン | タッチコミューン | |
ふたりはプリキュア Splash Star | キュアブルーム | 第1話 | 日向咲 | 樹元オリエ | フラッピ ムープ | ミックスコミューン(第29話まで) クリスタルコミューン(第30話以降) |
キュアブライト | 第30話 | |||||
キュアイーグレット | 第1話 | 美翔舞 | 榎本温子 | チョッピ フープ | ||
キュアウィンディ | 第30話 | |||||
Yes! プリキュア5 Yes! プリキュア5 Go Go! | キュアドリーム | 『5』第1話 | 夢原のぞみ | 三瓶由布子 | なし | ピンキーキャッチュ (5) キュアモ (Go Go!) |
キュアルージュ | 『5』第2話 | 夏木りん | 竹内順子 | |||
キュアレモネード | 『5』第3話 | 春日野うらら | 伊瀬茉莉也 | |||
キュアミント | 『5』第4話 | 秋元こまち | 永野愛 | |||
キュアアクア | 『5』第6話 | 水無月かれん | 前田愛 | |||
ミルキィローズ[注 31] | 『Go Go!』第10話 | 美々野くるみ | 仙台エリ | ミルキィパレット | ||
フレッシュプリキュア! | キュアピーチ | 第1話 | 桃園ラブ | 沖佳苗 | リンクルン | |
キュアベリー | 第2話 | 蒼乃美希 | 喜多村英梨 | |||
キュアパイン | 第3話 | 山吹祈里 | 中川亜紀子 | |||
キュアパッション | 第23話 | 東せつな | 小松由佳 | |||
ハートキャッチプリキュア! | キュアブロッサム | 第1話 | 花咲つぼみ | 水樹奈々 | シプレ | ココロパフューム |
キュアマリン | 第3話 | 来海えりか | 水沢史絵 | コフレ | ||
キュアサンシャイン | 第23話 | 明堂院いつき | 桑島法子 | ポプリ | シャイニーパフューム | |
キュアムーンライト | 第1話 | 月影ゆり | 久川綾 | なし[注 32] | ココロポット[注 33] | |
スイートプリキュア♪ | キュアメロディ | 第1話 | 北条響 | 小清水亜美 | ドリー | キュアモジューレ |
キュアリズム | 南野奏 | 折笠富美子 | レリー | |||
キュアビート | 第21話 | 黒川エレン | 豊口めぐみ | ラリー | ||
キュアミューズ | 第11話 | 調辺アコ | 大久保瑠美 | ドドリー | ||
スマイルプリキュア! | キュアハッピー | 第1話 | 星空みゆき | 福圓美里 | なし | スマイルパクト |
キュアサニー | 第2話 | 日野あかね | 田野アサミ | |||
キュアピース | 第3話 | 黄瀬やよい | 金元寿子 | |||
キュアマーチ | 第4話 | 緑川なお | 井上麻里奈 | |||
キュアビューティ | 第5話 | 青木れいか | 西村ちなみ |
音楽CDはマーベラスAQL(旧・マーベラスエンターテイメント)から発売されている。販売はバップ(2004年4月まで)、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン(2004年9月から2011年1月まで)、ソニー・ミュージックディストリビューション(2011年2月から)が担当している。
歴代主題歌の歌手はキュア・カルテット(五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、宮本佳那子)、キュア・デラックス(キュア・カルテットに茂家瑞季、林桃子が加わる。メインボーカルを務める五條または工藤の後に「with キュア・デラックス」と表記)、M*cube(エムキューブ)(工藤・茂家・林の3人によるユニット)、キュア・レインボーズ(キュア・デラックスに池田彩が加わる)というグループを組んでいる。
2010年8月4日にiTunes Storeにてプリキュアシリーズの楽曲の配信を行うと発表[34]、同年9月29日より『フレッシュ』『ハートキャッチ』の主題歌・挿入歌・BGM約200曲の配信を開始しており[35]、以後順次過去のシリーズにさかのぼる形で配信楽曲を増やしている。
『ふたりはプリキュア』から『Yes! プリキュア5 Go Go!』までの5作は佐藤直紀、『フレッシュプリキュア!』以降の作品は高梨康治がBGMを担当している。担当者が同じ場合に限り、シリーズの前作品までのBGMが流用されることがある。佐藤は生楽器を、高梨は打ち込みを使用したBGMが主体となっている。作品ごとのBGMの特徴はそれぞれの作品の項目を参照。
歴代プリキュアが共演する『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』、『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』では、両者の担当した歴代シリーズ作品のBGMがともに使われているが、『DX』用に新規に作られたBGMは全て高梨が担当している。しかし、『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花』では新規BGMも含め全て佐藤が単独で担当している。また、『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』では新規BGMも含め全て高梨が単独で担当している。
作品ごとのCD-BOXはそれぞれの項目を参照。
一部の作品の出演者達は、この作品で出会ったことをきっかけに各々達で企画したライブを時折行っている。また、他シリーズの出演者が合同(ゲストに呼んで)でライブを行ったこともある。
よにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVEよにんでSUPER☆TEUCHI☆LIVEを参照。Oui!青春☆Shining Party〜乙女たちからの招待状〜2009年3月29日に、三瓶由布子、伊瀬茉莉也、仙台エリ、永野愛、前田愛らによって開催された、プリキュア5メンバーのライブ。映画予告を兼ねた特別版の映像やプレゼントや次シリーズ予告の映像は朝日系列と山陰放送(TBS系列、6日遅れ)の初回放送のみ流され、再放送や独立局などでの放送、DVD版、映像配信版ともに収録されず、別のバージョンが流される(『Yes! プリキュア5』までは次回予告のセリフが別バージョンに差し替え、『5GOGO!』以降はオープニングを通常版に差し替えられた)。
2011年7月15日に東京駅一番街の東京キャラクターストリートに初の常設オフィシャルショップ「プリキュア プリティストア」が開店した[36]。通常販売されている商品だけでなく、この店舗オリジナルのグッズも販売されている。また、2012年7月には期間限定で大阪市の大丸梅田店と福岡市のキャナルシティオーパにも開店予定となっている[37]。
関東地区では2005年12月から2006年1月の冬休み期間中に、東京急行電鉄が『映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』公開記念としてスタンプラリーを開催[38]、東急はその後2008年の夏休み期間中に『Yes! プリキュア5 Go Go!』のスタンプラリーを開催した[39]。2009年の『フレッシュプリキュア!』からは西武鉄道が夏休み期間中に「スマイルスタンプラリー」として開催[40]、2010年の『ハートキャッチプリキュア!』からは横浜市営地下鉄がDX3以降のオールスターズシリーズを含め、映画公開に合わせる形で開催している[41]。なお、東急は東映とはかつてのグループ企業、西武は東映アニメーションが沿線に所在するというつながりがある。
関西地区では2007年の『Yes! プリキュア5』から2011年の『スイートプリキュア♪』まで、阪急阪神ホールディングス鉄道各社(阪急電鉄・阪神電気鉄道・能勢電鉄)にて夏休み期間中にシリーズ作品のスタンプラリーが行われていた[42]が、2012年はテレビ東京系アニメ(NARUTO -ナルト-とジュエルペット)で、阪急阪神東宝グループ内の東宝が配給する作品に切り替わっている[43]。
また、2012年はイオングループ各社(イオン、ミニストップ、ワーナー・マイカル・シネマズ)とローソンが共同で夏休み期間中にスタンプラリーキャンぺーンを行っている[44]。
テンプレート:脚注ヘルプ
テンプレート:Commonscat
|放送局= ABC制作・テレビ朝日系列|放送枠= 日曜8時台後半|番組名= ハピネスチャージプリキュア!
(2014年2月2日 - 2015年1月25日)|前番組= ドキドキ!プリキュア
(2013年2月3日 - 2014年1月26日)|次番組= Go!プリンセスプリキュア
(2015年2月1日 - )}}
|
ko:프리큐어 시리즈
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
ニュース ...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優麦人(むぎひと、1944年8月8日 - )は、日本の俳優、声優。ベストポジション所属。東京都武蔵野市出身。本名及び旧名義は寺田 誠(てらだ まこと)[...
テンプレート:半保護テンプレート:BLP unsourcedテンプレート:声優高瀬 右光(たかせ あきみつ、1970年9月1日 - )は、日本の声優。アクセント所属。以前はマウスプロモーションに所属し...
テンプレート:出典の明記テンプレート:ActorActress高木 均(たかぎ ひとし、1925年2月26日[1] - 2004年2月11日[2])は、日本の男性俳優、声優、ナレーター。東京府出身。目...
江戸川コナン工藤ダイキ鬼太郎ムーミン・トロール(2代目)乱太郎キキ(2代目):戸田恵子バク丸(3代目)めざましくん特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能...
Curator特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飯塚 雅弓(いいづか まゆみ、1977年1月3日 - )は、東京都出身の女優、声優、歌手。身長148cm、血液型AB型。法政大学女子高等学校、法政大学...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飯塚 昭三(いいづか しょうぞう、1933年5月23日 - )は、日本の声優、俳優、ナレーター。東京俳優生活協同組合を経て、1988年からシグマ・セブ...
テンプレート:半保護テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飛田 展男(とびた のぶお、1959年11月6日[1] - )は、日本の声優、ナレーターであり、舞台俳優。アーツビジョン所属。茨城...
テンプレート:混同テンプレート:出典の明記テンプレート:声優青野 武(あおの たけし、1936年6月19日[1] - 2012年4月9日)は、日本の声優、俳優、ナレーター。青二プロダクションに所属して...
テンプレート:半保護テンプレート:存命人物の出典明記太字テンプレート:声優青山 穣(あおやま ゆたか、1965年1月30日 - )は、日本の声優。九プロダクションより移籍し、現在の所属事務所はケンユウ...
W2 雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか)/キュアホワイト声:ゆかな1990年4月4日生まれの牡羊座で、血液型B型。両親は海外でアートディーラーをしており、大きな日本家屋で祖母のさなえ、および飼い犬・忠太...
テンプレート:BLP unsourcedテンプレート:声優雨蘭 咲木子(うらん さきこ、本名:町田 咲子(まちだ さきこ)、1963年9月10日 - )は日本の女優・声優。テアトル・エコー所属。大阪府...
ウィスパーメップルスネ夫(3代目)特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:半保護テンプレート:声優釘宮 理恵(くぎみや りえ、1979年5月30日[1] - )は、日本の女性声優、歌手。所属事務所はアイムエンタープライズ。大阪府生まれの熊本県熊本市育ち。身長1...
曖昧さ回避 この項目では声優について記述しています。報道記者については野田順子 (NHK)をご覧ください。テンプレート:声優野田 順子(のだ じゅんこ、1971年(昭和46年)6月29日 - )は、大...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優野沢 雅子(のざわ まさこ、1936年10月25日 - )は、日本の声優、女優、ナレーター。本名:塚田 雅子(つかだ まさこ、旧姓名:同じ)。所属事務...
劇場アニメ[]特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:ActorActress辻 親八(つじ しんぱち、1956年10月20日 - )は、日本の男性俳優、声優。千葉県(宮城県牡鹿郡女川町説もあり)出身。オフィスPAC所属。テンプレート:VO...