左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
テンプレート:半保護
テンプレート:注意テンプレート:告知
HUGっと!プリキュア | |
---|---|
ジャンル | 変身ヒロイン、戦闘美少女、女児向けアニメ 育児、職業、ファンタジー |
アニメ | |
原作 | 東堂いづみ |
シリーズディレクター | 佐藤順一、座古明史 |
シリーズ構成 | 坪田文 |
脚本 | 坪田文、村山功、広田光毅、井上亜樹子 有賀ひかる、田中仁、成田良美 |
キャラクターデザイン | 川村敏江 |
音楽 | 林ゆうき |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | 朝日放送テレビ[注 1]、ABCアニメーション ADK、東映アニメーション |
放送局 | 朝日放送テレビ[注 1]をはじめとするテレビ朝日系列 |
放送期間 | 2018年2月4日 - |
漫画 | |
原作・原案など | 東堂いづみ |
作画 | 上北ふたご |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | なかよし |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2018年3月号 - |
ゲーム:なりキッズパーク HUGっと!プリキュア | |
ゲームジャンル | なりきりヒロインアクション |
対応機種 | Nintendo Switch |
キャラクターデザイン | 川村敏江 |
メディア | Switch専用ゲームカード、ダウンロード販売 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2018年11月21日 |
レイティング | テンプレート:CERO-A |
コンテンツアイコン | 無 |
キャラクターボイス | あり |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ
『HUGっと!プリキュア』(はぐっと プリキュア、HUGTTO! PRECURE)は、2018年(平成30年)2月4日から朝日放送テレビ[注 1]の制作により、テレビ朝日系列にて放送されている東映アニメーション制作のテレビアニメ。「プリキュアシリーズ」の通算15作目にして、13代目のプリキュアに当たる。略称は「はぐプリ」[1]。
キャッチコピーは「なんでもできる!なんでもなれる!輝く未来を抱きしめて!」。
「子育て」をテーマに、「子供を守るお母さん」として、赤ちゃんや人、世界のために戦うストーリーである[2]。
ABCアニメーションプロデューサーの梅田和沙は、「愛情、友情、親愛を示す行為である『HUG(ハグ)=だっこ』をその名に冠する、愛にあふれたプリキュアです。不思議な赤ちゃん、はぐたんを守り育てるため、襲いかかってくるワルモノたちとの戦いや、日々のお世話に大忙し。そんな多忙な毎日を『子供を守る母の愛』で明るく乗り切っていきます。プリキュアシリーズはこれまで15年間、戦うヒロインを描いてきましたが、一番身近なお母さんこそ女の子にとっての強く、優しく、カッコいいヒロイン像を体現しているのではと考え、本作品では『子供を守るお母さん』としてのプリキュアを描いていきます」、東映アニメーションプロデューサーの内藤圭祐は、「18年はプリキュアシリーズ15周年目という節目の年でもあります。シリーズとしてこれまで大切にしてきた思いもしっかりとつないで、15周年目ならではの仕掛けと、『HUGっと!プリキュア』ならではの可愛くてカッコいいプリキュアをお届けできるよう、スタッフ一同製作に全身全霊をささげてまいります」とそれぞれ語っている[3]。
これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送を実施している。前作に引き続きデータ放送を実施、前作とは異なり3枚のカードから探している絵を見つけるといったものになっている[4]。データ放送のオーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時計表示」は、前作に引き続き通常表示と非表示、プリキュア仕様としてハート型ではぐたんが動く「はぐたんとけい」となっている[4]。前作まで行われていた公式スマートフォンアプリの配信は廃止され、4月よりWebアプリ「フレフレみんな!HUGっと!チャレンジ」の提供とそれを用いたデータ放送との連動企画が行われる[4]。
2018年6月24日・7月1日放送分(第21・第22話)では、シリーズ第1作『ふたりはプリキュア』のキュアブラックとキュアホワイトがゲスト出演した。過去作のプリキュアが放送中の最新作の本編中に登場するのはシリーズ15作目にして初の試みとなる[5]。また、10月14日・21日放送分(第36・37話)では映画連動企画として、ブラックとホワイトに加え前回登場しなかった『ふたりはプリキュアMaxHeart』のシャイニールミナス、『Yes!プリキュア5/GoGo!』のキュアドリーム、『フレッシュプリキュア!』のキュアピーチ、『映画 プリキュアスーパースターズ!』で本作品の初期メンバーと共演している『魔法つかいプリキュア!』『キラキラ☆プリキュアアラモード』のレギュラープリキュア全員がゲスト出演する予定となっている[6]。
「超イケてる大人のお姉さん」になることを目指す主人公・野乃はなはシャインヒル学園からラヴェニール学園へ転入を控えた中学2年生。転校当日、過去の自分と決別すべく髪型をイメチェンするが前髪を切りすぎる失敗を犯す。しかしすぐ再起し学校へ向かっていたところ突然空から赤ちゃんの泣き声が聞こえ、次の瞬間自分以外の時間が止まってしまった。だがすぐ動き出し事なきを得るが、この影響で遅刻してしまい幸先悪いスタートを切る。初日から「めちょっく!」になるがめげずに「フレフレわたし!」と鼓舞し学校を散策していると再び赤ちゃんの声が聞こえ、その方向へ向かうと2人の少女と出会い顔見知りになる。その夜はながベランダに出て空を見ていたら光輝く物体を見つけ、次の瞬間女の子の赤ちゃんを抱いていた。はなは驚愕するが彼女の笑顔を見てメロメロになり、そして彼女を「はぐたん」と名付ける。そしてはぐたんと一緒に来たハムスターみたいなハリハム・ハリーが「これはお前の未来のため!」とはなに謎のメッセージを伝える。後日、クライアス社と呼ばれる謎の組織の幹部・チャラリートがはぐたんが持っているミライクリスタルを狙って現れ、そして怪物・オシマイダーを使役して襲ってきた。はなは「はぐたんを守る!」と決心し、それがミライクリスタル・ピンクの誕生と変身アイテム・プリハートを引き寄せた。はなはそれらを用いて「元気のプリキュア」キュアエールに覚醒し、それを見て「キュアエール…、はなやかな格好でめっちゃイケてる!」と自身の格好にはな高々。そしてオシマイダーを撃破しチャラリートを退却させる。戦闘後ハリーははなに「クライアス社はオレらの世界を壊滅させた悪の組織。そしてアスパワワとミライクリスタルを狙っており、それらが奪われると未来がなくなってしまう。それを守れるのが4人のプリキュアだ!」と経緯を説明する。それを聞いたはなはプリキュアとして戦うことと仲間を探すことを決める。そんな矢先、はなと同じクラスで学級委員長を務める薬師寺さあやが接近し「空から赤ちゃんの泣き声がしたら時間が止まったの」とはなと同じ現象に遭遇したことを告白する。その後チャラリートが再び現れ、はなはエールに変身し対峙するも押されてしまう。エールのピンチを見たさあやは「はなちゃんを助けたい!」と決意し、その思いが呼応しミライクリスタル・ブルーが誕生する。さあやはそれとプリハートを使い「知恵のプリキュア」キュアアンジュに覚醒、エールを助太刀しオシマイダーを撃破する。エールは頼れる相棒を見つけ残りの仲間探しに弾みをつける。そしてハリーはアンジュ誕生を機に人間界で暮らすことを決め、女性の憧れがつまったお店「ビューティーハリー」を開店させる。
次にはなは仲間を探すべくスカウトを敢行、クラスメイトの輝木ほまれに白羽の矢を立てる。彼女は元々特待生のフィギュアスケーターであったが、ジャンプした時に負ったケガで不登校ぎみになってしまいクラスメイトから距離を置かれていた。しかしはなはそんなの気にせずほまれに近づき、彼女も次第に心を開かせつつあった。そんな矢先、またしてもチャラリートが現れ2人はほまれの前でプリキュアに変身する。エールたちを見たほまれは「エールのように高く跳びたい!」と思いが募り現れたミライクリスタル・イエローを取ろうとジャンプするが、前述のトラウマがよぎり取り逃がしてしまう。そこに後がなくなったチャラリートに漬け込まれ捕まってしまった。しかしほまれは「再び勇気を出して高く跳びたい!」と思いが再び募り再度ミライクリスタル・イエローが誕生する。ほまれはそれとプリハートを使い「力のプリキュア」キュアエトワールに覚醒しチャラリートを撃破する。戦闘後、ほまれははなとさあやに感謝を述べ契りを交わし、3人は互いを呼び捨てで呼び合うようになる。以降3人は学校生活を送りつつプリキュアとして戦うとともに、はぐたんの育児、ビューティーハリーの手伝い、はなの母・すみれの雑誌記事の企画として職業体験するなどして友情を深めていった。それと同時にほまれはもう一度フィギュアの道を志すようになり、また女優を目指すが自身の才能に自信喪失していたさあやも再起しオーディションを受けることを決める。その後はなは悲愴感漂う男性と出会い、男性は「皆が楽園と呼ぶ場所があったが、それは永遠に続かなかった」と意味深なセリフを告げ去っていった。
一方、任務に失敗したチャラリートは社長のプレジデント・クライと秘書のリストルの命により左遷される。クライアス社は次にパップルとアンドロイドのルールーを送り込む。パップルはチャラリートにトゲパワワを注入しオシマイダーへと変え街へ侵攻させ、エールたちが応戦するも力負けしていた。その時だった、エールが自分を鼓舞すると突如プリキュアの剣が現れるが「これじゃない…」と躊躇う。その後チャラリートのコンプレックスを聞いたエールがその思いを受け止め救いの言葉をかけると剣が彼女の思いを酌みメロディソードへと変化、3人はそれを用いた必殺技でチャラリートを浄化し改心させた。これを機にハリーは「オレらは未来の世界から来た住人だ」と3人に告白する。チャラリートの一部始終を見たルールーは能力的には劣るのに突発的に力を発揮したり新たな力を得ることに興味を示すようになり、そしてより多くの情報を得るべく自身の素性を隠した上で野乃家への潜入を決め、すみれの記憶を書き換え留学生のルールー・アムールとして暮らし始める。だが、はなたちやはなの妹・ことりのクラスメイトでプリキュアを目撃してから彼女たちに憧れるようになったラヴェニール学園初等部6年生の愛崎えみると交流する中でアンドロイドには持っていないはずの感情が次第に生まれ、クライアス社の目的や命令とは異なる人々を救うための行動を起こし始める。ついにはエールをかばって攻撃を受け深手を負いそのままパップルによって連れ去られてしまった。
3人はルールーを助けに向かおうとするが、ハリーに「ルールーはアンドロイドのスパイだ!騙したヤツを助けることはない!」と辛辣な言葉をぶつけられ止められる。しかし、はなは「本当にスパイだったらわたしをかばう?今度はわたしがルールーを助ける番!」と抗いさあやとほまれも賛同する。それを聞いたハリーも「自分らお人好しだな…」と3人を尊重し全員でルールーを捜しに向かい見つけるが、そこにいたのはパワードスーツを纏い敵意むき出しの彼女であった。居合わせたパップルに「お前らの記憶を消してプリキュアを倒す戦闘マシーンに改造した」と告げられ、それを聞いた3人は記憶を蘇らせるべく対峙する。その後ルールーは戦いを有利にするため3人を分析するが、それが一緒に過ごした日々をも思い出すきっかけとなり苦悩し始める。そして説得しに来たエールに「わたしはみんなを騙した…、だからやさしくしないで!」と拒絶するが、彼女は「わたしは騙されたとは思っていない!」と反論し、さらに「ルールーが好きだからもう戦いたくない!」と吐露する。ルールーはそれを聞いて「心」が生まれ号泣し、それを見た3人も感涙する。そしてルールーはパップルに「去りなさい、もうあなたがたの機械人形ではありません!」と反旗を翻し退却させ、ついにクライアス社と決別しはなたちと一緒に過ごせることに。しかしこの一部始終をえみるに目撃されてしまい、はなたちがプリキュアだとバレてしまった。
その後ルールーは野乃家に住めなくなるのを覚悟の上で、すみれの記憶を戻し謝罪する。しかし、すみれは彼女を咎めることなく抱きしめ家族同様に接し「大抵のことはやり直せる」と諭す。今度はすべてを知ったえみるがはなたちにつきまとうようになり、またルールーに「わたしたち親友なのです!」と告げるも彼女に薄い反応され落ち込む。その後はなたちからルールーの素性を聞き驚くがそれを受け入れ、そして「一緒にプリキュア目指しましょう!」とルールーに告げるも「わたしは心がないアンドロイドだから無理」と拒まれてしまう。しかしめげずに「ルールーにも心があります!」と主張し、そして敵対時の彼女に奏でた曲に歌詞をつけた「キミとともだち」で熱意を伝える。それを聴いたルールーはえみるが本気で自分と親友になりたいと痛感し目を潤ませ、その後彼女とデュエットして友情を深め晴れて親友同士となった。その後2人でファッションショーに参加することになったがえみるが躊躇ってしまい、そこでルールーは「わたし、えみると一緒だから参加を決めました。えみるはなんでもできます」と励まし、それを聞いた彼女も奮起し参加を決める。ショーは大成功を納め終了後えみるはルールーに「わたし決めました、ルールーと一緒にプリキュアになりたい!」と誓い、彼女も賛同する。しかしハリーから「プリハートはあと1個、奇跡が起きない限り無理だ」と言われ、5人はなす術なく落胆してしまう。えみるとルールーはそれがもとで気まずくなってしまうが、さあやとほまれのアドバイスにより修復し友情をより強固なものにする。その後えみるの兄・正人からもらったチケットで2人はライブに出かけたが、突然パップルとオシマイダーに襲われる。ちょうどさあやとほまれは大事なオーディションとフィギュア大会に参加していたためエールだけで応戦するが、彼女も病み上がりのため本調子ではなく押され気味だった。孤軍奮闘するエールを見ていたえみるとルールーが彼女にエールを送ったその時だった、2人の心からミライクリスタル・レッドとミライクリスタル・パープルが誕生する。しかしプリハートは1個のままなのでお互い譲り合っていたが「一緒にプリキュアになりたい…、奇跡を信じる!」と再確認し抱き合ったその時、不思議なことが起こった。光輝く女神が舞い降り2人を抱きしめるとプリハートが分かれもう1個現れる、奇跡が起きた。えみるとルールーはそれらを用いて「愛のプリキュア」キュアマシェリとキュアアムールに覚醒、息の合った攻撃でオシマイダーを撃破しエールを助ける。戦闘後エールは目を潤ませながら2人に抱きつき安堵し、そして仲間として迎え入れる。マシェリとアムール、ここに「愛しい」と「愛情」のベストマッチコンビが誕生したのだった。
えみるとルールーは不在だったさあやとほまれにもプリキュアになったことを報告、2人もあたたかく歓迎し5人に契りが交わされる。えみるはこれを機に「夢に向かう先輩たちの分も頑張る!」と意気込むがやることが空回りし自身喪失となり、逆に冷静にこなすルールーを見て八つ当たりしてしまい溝ができてしまう。ついには「プリキュアはルールーだけなるべきだった」とこぼすが、説得に来たほまれとハリーの「ルールーもえみると一緒だったから嬉しいと思うよ」との言葉で再起する。一方えみるの態度に怒りを覚えたルールーもはなとさあやから「えみるが大好きだから怒り、そして心が溢れている証拠」と説明を受け納得する。それを聞いた2人は仲を修復させ一緒にギターで歌っていたところ、パップルと新幹部のジェロスに襲われる。その後エールたちが応戦しパップルらを退却させるが、この戦闘でえみる愛用のギターがオシマイダーに壊されてしまった。そこでマシェリはエールに「メロディソードがあればアムールを守れます、ください!」とねだり彼女を困らせる。そんな2人のやり取りを見たはぐたんが声をあげた瞬間、光とともに上空から少女2人が現れる。アムールのサーチにより2人は異世界から来たキュアブラックこと美墨なぎさ、キュアホワイトこと雪城ほのかと判明する。5人はなぎさとほのかをビューティーハリーに招き親睦を深めていたが、えみるとルールーが壊れたギターを巡り口論となり軋轢が生じてしまう。それを見たなぎさとほのかは2人に「自分がどうしたいのか、そして親友なら本音をぶつけるべき」と忠告、2人を再び話し合わせる。2人は本音をぶつけ合って鬱憤を晴らし、そしてえみるはブレスレットを、ルールーはギターをプレゼントしてわだかまりを解く。そんな最中、怒り狂うオシマイダーが現れ5人およびブラックとホワイトは応戦し鎮静化させる。アムールはこれがパップルだと見抜き、彼女の本心を探るべくマシェリとともに心の中へと入る。2人は嘆き狂う彼女に「あなたにも未来がある」と説得し抱き締めたその時、またも不思議なことが起こった。2人の彼女への思いが具現化しツインラブギターが誕生、そしてそれを用いた必殺技でパップルを浄化し改心させた。戦闘後なぎさとほのかははぐたんの力によって元の世界へと帰り、えみるとルールーはお揃いのブレスレットとギターを見て微笑みあい仲直りしたのだった。
チャラリート、ルールー、パップルが相次いでプリキュアによって離反し、支社所属の最後の幹部であるダイガンはついにプリキュアとの対決に臨みエールたちの前に現れるが、突然現れた謎の老人に深手を負わされる。老人はドクター・トラウムと名乗り、クライアス社の一味と明かす。トラウムは間髪いれず猛オシマイダーを使役し5人に襲いかかる。そんな最中、以前はなが出会った男性が現れエールたちのミライクリスタルを奪取し、その影響で5人の変身が解かれてしまう。男ははぐたんをも連れ去ろうと企むが「はぐたんを返せー!」と激怒したはなに阻止され、そしてミライクリスタルをも奪還され退却する。5人は猛オシマイダーを撃破しトラウムを退却させる。男の正体はクライアス社社長のジョージ・クライだった。ジョージはリストル、ジェロス、トラウムの他にジンジン、タクミ、ビシンの3人を任務に就かせ、この体制で再度ミライクリスタル奪取を目論む。夏休みに入り5人は日頃の労を癒すべく町内会のナイトプールに参加し、そこでかつて敵対していたチャラリートたちと再会する。そんな中、はなはジョージがクライアス社の人間だと知りショックを受け、その影響で過去のトラウマがよぎり気持ちが滅入ってしまう。しかし、それらを払拭すべく「みんなもがんばっているのだから、わたしもがんばらないと…」と意気込む。その後えみるとルールーが音楽ユニット「ツインラブ」を組みゲリラライブを敢行、会場と観客を大いに沸かせる。プール参加を機にほまれがハリーを意識するようになり、町内の夏祭りに参加した際に彼に聞き出して孤児であることを知る。そこにビシンが現れハリーが元クライアス社の社員だったことを5人に明かし、彼のネックレスを破壊して元の巨大な姿に戻しけしかける。しかしエトワールは「それでもハリーを仲間として受け入れる!」と断言、4人も賛同してハリーを浄化する。戦闘後、ハリーも改めてプリキュアと共にクライアス社と戦うことを誓う。ハプニングもあったが、プール、夏祭り、そして海外旅行と有意義な夏休みを過ごせ親睦が深まった5人とはぐたん、ハリーであった。
新学期が始まり、はなたちの前にひとりの女の子が現れる。はなの知り合いらしく、さあやたちに「シャインヒル学園のエリちゃんで、わたしとクラスメイトだったの」と説明する。懐かしい旧友との再会にもかかわらずエリをを見た途端はなは挙動不審になりその場を立ち去ってしまい、さあやたちに疑念を抱かれる。その後さあやとほまれが街でエリに遭遇し「はなはわたしを庇っていじめられるようになった」と真相を知る。それを聞いた2人ははなをハグしながら「はなは間違っていない!はなにはわたしたちがいるから!」と励ます。そしてえみるとルールーも「はなが落ち込む姿は似合わない!」と指摘し「キミとともだち」を捧げる。はなは4人のコーラスを聴いて「みんなのエール、受け取ったよ!」と感涙し、エリと正面から向き合うことを決めシャインヒル学園へ赴く。はなとエリが仲を修復しそうになったその時、ジェロスに三行半をつけられ自暴自棄になったジンジンとタクミが現れ強大な怪物へと変貌、5人は応戦するも苦戦を強いられる。しかし5人はめげずにお互いの絆を再確認したその時、みたび不思議なことが起こった。ミライパッドが5人の絆に呼応しメモリアルキュアクロックへと変化し、5人とはぐたんもその力でチアフルスタイルに変身する。6人は合体必殺技を2人に放ち元の姿へと戻した。戦闘後はなは改めてエリと仲を修復し、そして「『今』は二度と来ない、だから大事にしないと!」と述べ、さあやたちと「今」を記念撮影する。新たな力を手に入れた5人とはぐたん…、だがそれはクライアス社が本腰を入れてきた証拠でもあった。
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムールの5人ははぐたんとミライクリスタル、そしてみんなの未来を守るためクライアス社と対峙する。
全員「ラヴェニール学園」に在籍。はな、さあや、ほまれ、ルールーは中等部2年生でクラスメイト。はなは第1話で「シャインヒル学園」から転校し、ルールーは第13話で編入している。またルールーはクライアス社製のアンドロイド(ガイノイド)であり、のちに改心している(詳細は記事参照)。席は、はなを基準に隣同士(さあやは、はなの右隣、ほまれは同後ろ、ルールーは同右斜め後ろ)。えみるは初等部6年生[7]。
一人称は全員「わたし」。
テンプレート:Anchor(のの はな) / キュアエール声 - 引坂理絵1月20日生まれ[8][ep 1]。本作品の主人公である13歳の少女。オムレツなどの卵料理が好物である反面、キュウリが苦手[注 2][ep 2][ep 3]。元気のプリキュア「キュアエール」に変身する。口癖は「フレフレ○○!」「めちょっく!」[注 3][ep 4]で、張り切ると腕を大きく振り回すのが癖[ep 5][ep 6]。さあやから「マウンテンブルーバードに似ていて可愛い」と絶賛されている[注 4][ep 5]。さあやとほまれを転校当初は「薬師寺さん」「(輝木)ほまれさん」と呼んでいたが顔見知りとなった後は「ちゃん」付け[ep 4][注 5]、ほまれがエトワール覚醒後は呼び捨てで呼ぶようになり[ep 7]、えみるを初対面から、ルールーを敵対時から呼び捨てで呼んでいる。髪は濃いピンクのミディアムヘアで、両サイドに緑のピンをしている。転校前は前髪が右目を隠すほど長かった[ep 8]。制服はピンクのシャツに、ピンクのラインが2本入った後ろがYのサスペンダー付きの灰色のスカート。白いソックスに茶色のローファー。ちなみに、スカートのラインカラーはプリキュアのイメージカラーと同色である(後述の3人も該当)。私服は白いパフスリーブのシャツの上にピンクのキャミソールのような上着とフリルのある水色のスカート、ミントグリーンの靴下にピンクのスニーカー。ヘアピンと靴下のミントグリーンはプリキュアの衣装にもあしらわれている。「超イケてる大人のお姉さん」になることが将来の夢であるが、どのような職業を目指すのかについては明白ではないため、人一倍他職種への憧れが強い[ep 9]。何にでも興味をもってチャレンジするが、転校に際して心機一転を図るべく前髪を切ろうとして切り過ぎたりするなどドジをして失敗することもある。またこうした志向とは裏腹に子供っぽさの残る言動や小学生に間違えられる程の低身長[ep 4]などもあって妹のことりにいじられることもしばしばであるが、一方で初変身に際しての反応など物怖じしない冷静な一面を垣間見せることもある[ep 8]。さらに社交的でもあり、初対面の人物でも臆することなく積極的に話しかける。しかし、えみるのように「馴れ馴れしいのです!」と敬遠されることもある(えみるの項目も参照)。加えて頑固な面もありハリーから「ルールーに騙された」と言われるも「騙されていない!」と頑なに否定、その考えをルールーにもぶつけその結果彼女をクライアス社から離反させ改心させることに成功する(ルールーの項目も参照)[ep 1]。時たま自己陶酔(ナルシスト)な面を出すこともあり、その都度突っ込まれ「めちょっく!」と落胆する[注 6][ep 6][ep 10][ep 11]。学業や運動に関してはルールーに「特に優れた点はない」と分析されている[ep 3]。寝るのは早く、こちらもルールーに「12秒、赤ちゃんより早い」と分析されている[ep 12]。転校初日学校へ向かっていたら突然空から赤ちゃんの泣き声が聞こえ、次の瞬間辺りの時間が止まる怪現象に遭遇する。その夜ベランダへ出ると光輝く物が向かってくるのに気づき、次の瞬間女の子の赤ちゃんを抱いていた。突然のことで驚くが彼女の笑顔を見て吹っ飛び「はぐたん」と名付ける。その後、クライアス社のチャラリートに襲われている彼女を見て立ちはだかり「わたしがはぐたんを守る!」と決意しプリキュアに覚醒した[ep 8]。一時期、仕事が失敗した不安な気持ちに加え、自身に何の取り柄もないというショックから変身出来なくなるも[ep 13]、さあや・ほまれからの励ましや、はぐたんの回復による安心感に後押しされる形で再度変身能力と、新たな力を手にしている[ep 14]。さあやとほまれの夢を応援しており、そのエピソードとしてさあやはCMのオーディション、ほまれはフィギュアスケート の予選会に参加していた最中オシマイダーが現れた時は、2人の夢を叶えるべくあえて単身で挑む[ep 15][注 7]。またこれはえみるとルールーも例外ではなく、2人の夢が「一緒にプリキュアになること」と聞いて自身が風邪をひくほど一晩中流れ星を待ち続けたことからも伺える[ep 15]。シャインヒル学園在籍時、クラスメイトのエリをいじめっ子から助けたことで自身もいじめの対象として目を付けられ、仲間外れにされた過去を持つ[ep 9]。夏休み明けにエリと再会するがしどろもどろになってしまい、それを見ていたさあやとほまれに疑念を持たれる。そんな2人の前にエリが現れ前述の真相を明かされてしまう。その後さあやとほまれに黙っていたことを謝罪するが、2人からは「はなの行為は間違っていない!」と擁護される。そして2人から「エリちゃんと何があっても、はなにはわたしたちがいるから!」と励まされ奮起し、またえみるとルールーから「キミとともだち」でエールを送られ、さらに4人のコーラスを聴いて感涙する。そして4人の後押しによりエリと正面から向き合うことを決め、エリに「謝らないで、だって友達だもん!」と本音をぶつけ、長年に及ぶわだかまりを解いた[ep 16]。番組開始に先駆け、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の最終回(第49話)にもゲストとして登場した。詳細は当該項目を参照。テンプレート:Anchor(やくしじ さあや) / キュアアンジュ声 - 本泉莉奈6月10日生まれ[9][ep 1]。クラスの学級委員長を務める心優しき少女。好きな食べ物は甘辛カレーなどの辛い物。マザー・テレサを尊敬している。プリキュアとして戦うはなを見て「わたしにも勇気がある。強くなってはなちゃんを助けたい!」という強い気持ちが芽生え、知恵のプリキュア「キュアアンジュ」に変身する能力を得た[ep 5]。はなとほまれを当初「野乃さん」「輝木さん」と呼んでいたが自身がアンジュ覚醒後ははなを「はなちゃん」[ep 5]、ほまれがエトワール覚醒後は2人を呼び捨てで呼ぶようになり[ep 7]、ルールーを敵対時から呼び捨てで呼んでいる。えみるを「えみるちゃん」と呼んでいる。髪は青いロングヘアで、向かって右側の側頭部をお団子頭にしている。制服は水色のシャツに、青のベストを着用。赤縁のメガネを着用することも。私服は水色と白を基調とし、腰に紫色の布を巻いた七分袖のワンピース、白いソックスと青のヒール。成績もトップクラスである上、誰にでも優しくて人当たりが良いことから「学園の天使」と評されており[ep 5]、クラスメイトや担任の内富士からも信頼を寄せられている。また冷静に物事を分析するなどはなと比べると大人っぽいが、はぐたんには前述の性格とはうって変わってメロメロになる[ep 17]。さらに恥ずかしがり屋でもある[ep 5]。加えてホラー映画を観てもまったく怖がらず、後述の子役経験もあり演出を冷静に分析している[ep 18]。むしろ怪奇現象に興味津々で、見聞きすると目を輝かせる[ep 19][ep 20]。天然なところもある[注 8]。一方で負けず嫌いな面もあり、言葉もお嬢様口調に豹変する。保育園のお仕事体験でルールーに知識を煽られた際その口調に入り張り合いとなり、制止しようとしたはなに「少し黙ってて下さる?」と一蹴したことで逆に萎縮させ「よろしくてよ」と釘を刺した[ep 12]。後日、ルールーが改心したあとは心について悩んでいた彼女に対し「自分で止めようとしても溢れ出るのが『心』だから」と助言する[ep 6]など「ライバル」から「親友」へとシフトしている(ルールー・アムールの項目も参照)。調べることを特技としており、作中でも「知らないことを調べて考えて分かるのが楽しい」と語っている。そのためすぐ調べられるよう青いパソコンを常時携帯している。また調べもの以外にも「ホームセンターHUGMAN」に出かけた際、電気ドリルを手に取ってときめく仕草を見せるなどDIYに興味があるような描写も見られる[ep 17]。これらを生かしてプリハートを自作しようと試みるが力及ばずに終わる(詳細はえみるおよびルールー・アムールの項目を参照)[ep 15]。はなが転校してきた当初は委員長として学校案内するなど手助けしている。その後彼女から学級新聞のアイデアをもらい一気に距離を縮め、なぜかハリーの家へ向かいはぐたんとも会う。そこではなから「はぐたん見て驚かないの?」と尋ねられ、その問いに「空から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて、そしたら辺りの時間が止まったの」と答え、はなと同じ現象に遭遇したことを告白する。そしてはなを見て「野乃さんは自由な発想や勇気があってすごい」と羨望し、続けて「わたしは何もないから」と自分を悲観する。それを聞いたはなから「委員長、いや薬師寺さん…じゃない、さあやちゃん!さあやちゃんも勇気あるよ!」と励まされ、自分を「委員長」としてではなく「さあや」として接してくれた彼女に感銘を受け前述の通りアンジュに覚醒しバディとなる[ep 5]。ほまれとは似た境遇(夢を諦めていたが、はなとの出会いを機に再起)のため一緒にいることが多く[ep 21][ep 15][ep 16]、また2人ではなを助けることもある[ep 14][ep 16]。母親のれいらは有名な女優で自身も幼い頃は「野菜少女」のCMに出演するなど人気子役として活躍していたが、後述の事情によりはなとほまれに黙っていた。しかし前者は一条蘭世[ep 22]に、後者はすみれによって明るみになった[ep 17]。はなをして「(演じている)天使の羽根が見える」と評するほどの演技力を備えているが、もっとも周囲から「薬師寺れいらの娘」という目で見られるが故の演技の行き詰まりや、自分が本当にやりたいのは女優なのかという悩みから人前に出ると全く演技が出来なくなるという欠点を抱えるようになっており、そのためオーディションにも落ち続けていた。それでもオーディションを受け続けていた理由は「自分の気持ちを分かりたいから」とのこと。その後2人から励ましを受けて奮起、そして自らの進むべき道に改めて向き合うようになる。その後蘭世と同じオーディションを受けるが不合格になってしまい2人に謝罪する。しかし「自分を見つめることができたから、オーディション受けてよかった」と前向きな発言をする[ep 22]。だが長期離脱のブランクは否めずこれ以降もオーディションに落ちていた[ep 21]が、次第に生来の才能が開花しついにCMのオーディションをもぎ取る[ep 15]。その後れいらの演技を見て彼女に「まだ女優になりたいかはわからないけど、お母さんと共演するのがわたしの夢」と吐露し、一筋の目標を見いだす[ep 23]。テンプレート:Anchor(かがやき ほまれ) / キュアエトワール声 - 小倉唯4月8日生まれ[10][ep 1]、身長163cm[ep 1]。長身で脚が長く、顔立ちの整った美少女。好きな食べ物はアイスクリーム。特技はフィギュアスケート。力のプリキュア「キュアエトワール」に変身する。口癖は「イケてんじゃん」「きゃわたん」。はなを当初「あんた」と呼んでいたが自身がエトワール覚醒後は「はな」[注 9]と呼ぶようになり、さあやを「さあや」と呼ぶようになる[ep 7]。またえみるを初対面から、ルールーを敵対時から呼び捨てで呼んでいる。髪は黄色のショートヘア[注 10]で、頭頂部にアホ毛がある。制服は白いシャツに、星マークがある黄色のパーカーを羽織っている。私服はフリルの入った黄色のオフショルダーのトップスに、腰に青いリボンが付いた白いタイトスカート、ベージュのスニーカーサンダルを履き、首にタトゥーチョーカーを付けている。クールかつドライな性格の持ち主で、またコンセプトに迷走していたハリーのファッションショップ「ビューティーハリー」を軌道修正するなど、ファッションセンスや冷静な判断力も人並み以上に持ち合わせている[ep 7]。さらに道理に合わぬ振る舞いを見せる者に対しても物怖じせず相対するなど、正義感の強い一面を見せることもある[ep 24][ep 4]。このようにどちらかと言えば大人っぽく硬派な立ち居振る舞いが目立つ一方、はぐたんなどに対しての反応からも窺えるよう可愛いものに対して目がなかったり[ep 4]、前述とは逆に自身が「ちゃん」付けで可愛く呼ばれるのを恥ずかしがったり[ep 7]、ホラー映画などの怖いものを苦手としたり[注 11]、愛用のぬいぐるみがないと眠れないなど[ep 18]、はなたちと関係を深めていくのと前後して平時とのギャップの大きい様子を垣間見せるようになる。トラックにひかれそうになった犬を助ける勇敢さも兼ね備えている。そこではなとさあやが経験した時間停止の現象に遭遇する。その犬を「もぐもぐ(声 - 川井田夏海)」と仮に名付け「飼い主が見つかるまで動物病院に預けてもらっている」と述べていた[ep 4]が、結局飼い主は見つからなかったらしく輝木家で飼われることに(名前はそのまま)[ep 25]。元フィギュアスケートのスター選手であり、その演技はさあやと同じく天使の羽が見え、滑る姿は流れ星に見えるほど[ep 26]のものを備えていたが、過去のジャンプの失敗による負傷でトラウマを負ったこと、さらに身長が伸びたことによりジャンプが一度も成功しなくなったことを理由にスケートから距離を置いていた[ep 4]。その影響は学業の方にも及んでおり、元々所属していたスポーツ特進クラスから2年生からはなたちのクラスに移るのみならず、その頃を境に不登校や遅刻も日常茶飯事となり先生からの注意も受け流すことも多くなるなどクラスメイトからは不良扱いされている[ep 4]。このような背景から、自身をプリキュアにスカウトしてきたはなに対しても当初はよそよそしい態度を取っていたが「プリキュアとか関係なく、ほまれちゃんと親友になりたい!」とめげることなく接してくる彼女の熱意を感じ、これをきっかけにはなやさあやと急速に距離感を縮めていくこととなる[ep 4]。ほまれ自身も2人との出会いが自分を変えるきっかけになったこと、そして2人と過ごす時間が大好きであると認識しており、後にアンリと再会しモスクワ行きを強く勧められた際も、迷いながらもこれを断っている[ep 26]。エールが戦う時に見せた高く跳ぶ様[ep 24]、そしてエールとアンジュの決して諦めない姿勢を前にして「また跳びたい」と思いを強くしたのに呼応しミライクリスタル・イエローが出現する。しかしトラウマがフラッシュバックしてプリキュア覚醒に失敗[ep 4]し、そこをチャラリートに利用され「スケーターオシマイダー」を誕生させられてしまう。だが、2人の言葉を思い出し「わたしのなりたい自分はあの頃みたいにもう一度跳んで輝くこと!やっぱり、もう一度跳びたい!」と強く願ったことでトラウマを乗り越えプリキュアへの変身能力を獲得し、チャラリートを返り討ちにした[ep 7]。エトワール覚醒を機にもう一度スケーターとして戻ることを決め、のちに「はなとさあやに出会い、2人に後押しされたのがわたしの奇跡」と回顧している[ep 15]。だが、さあや同様長期離脱のブランクは否めずなかなか新しいスピンを習得できずにいた[ep 21]が、猛練習の末ついに会得し予選会で優勝を果たす[ep 15]。これを機に練習を休んでても何も言わなかった母・ちとせのため「早く結果を出して安心させたい」という目標を立てる[ep 25]。ハリーと行動を共にするにつれ次第に彼の素性を気になるようになり、意を決して問いただし未来から来た[ep 18]孤児[ep 25]であることを知る。しかしまだ重大な隠し事しているのではないかと感じ取り、事あるごとに問い詰めるもその都度はぐらかせられ聞けずじまい[ep 15][ep 27]。それゆえ自ずと彼を目で追うことが多くなっていき、共に過ごしていく内にそのさりげない優しさに触れ、何かを秘めて一人で苦悩している彼を本気で心配するようになり、いつしか複雑な感情が芽生えていく。それを敵対時のルールー[ep 28]と改心後のチャラリート[ep 27]に指摘されたあと、さあやとアンリにも察せられている[ep 25]。その後ビシンの手によってハリーの正体が暴かれた際は理性を失った彼に必死に呼びかけ、素性や本当の姿も関係なく彼の全てを受け入れ救い出した[ep 25]。テンプレート:Anchor(あいさき えみる) / キュアマシェリ声 - 田村奈央7月15日生まれ[11]。はなの妹・ことりの友人でクラスメイトの女子児童。6年1組所属。好きな食べ物はサクランボ[注 12]。特技は歌うことと楽器の演奏で、絶対音感の持ち主[ep 6]。愛のプリキュア「キュアマシェリ」に変身する。誰にでも丁寧語で喋り、言葉の語尾に「のです」「なのです」と付けるのが特徴[注 13]。当初はなのことを「あなた」と呼び彼女から自分の名前を呼ばれるのを嫌っていた[注 14]が、キュアエールたちの戦い振りを見てからは「はな先輩」と呼ぶようになり[ep 2]、さあやとほまれを「さん」付け、ルールーを敵対時から呼び捨てで呼んでいる。家族には「お父様」「お母様」「お兄様」と「様」付けで呼ぶ。髪は明るい茶髪で赤いリボンで留めたツインテール。私服はダイヤとハートの柄がついたピンクのワンピースドレスで首と後ろ腰に赤いリボンをつけ、赤いダイヤがついた白のタイツに赤のパンプス。周囲が困惑するほどの極度な心配性であり、ネガティブな発言や思考が多くなることもしばしば。おバカかつドジな面も多い。通常のハイキングなのに過剰な大荷物を用意したり、安易に花に触ろうとするクラスメイトを制止する。学校でもプールの水を抜いたり、キャンプファイアーの火を消してしまうなどしてクラスメイトを困惑させる。しかしその花がアザミの花であり、トゲに触って怪我をしないようにしようとしていたなど、一連の行動は友達の事を思うが故のことであった[ep 2]。だが、心配しすぎて空回りすることもしばしば(詳細は後述)。その反面乗りやすい性格でもあり[ep 21][ep 29]、またプリキュアの中では最年少ゆえにわがままな面も垣間見せる[注 15]。「みんなを影から守り最高のハイキングにしたいのです」との一心で行動するが空回りしてしまい自分を責めていたが、はなから「隠れてみんなを守るヒーロー、かっこいいね!」と賞賛され再起する。その後オシマイダーと対峙するエールたちを見て「プリキュア、かっこいいのです」とヒーローとして憧れるようになり、これが後述の「キュアえみ~る」誕生のきっかけとなった[ep 2]。自宅は城のような豪邸。昔から音楽が好きで、ピアノやバイオリンを習っているが、家族、中でも兄の正人に内緒でエレキギターを弾くのが好き。えみる曰く「ギターは自由なのです、乗れるのです、格好いいのです、ギュイーンとソウルがシャウトするのです」とのこと[ep 21]。そのため屋敷内、特にギターの使用を禁止する正人の前では弾くのを控えていたが「ルールーを元気にしたい」との思いとはなの後押しにより屋敷以外でも徐々に再開[ep 6]し、その後正人がアンリの説得を聞いて理解を示した後は屋敷内でも弾くことが可能となった[ep 15]。ルールーがギターを弾くところを目撃し、うまくなかったため「下手」と評している[注 16]。オシマイダーにギターを壊された[ep 29]のを機にルールーとの仲が一時的に悪化するが、彼女とお揃いの新たなギター[注 17]を得て修復する(詳細は後述)[ep 30]。ルールーとは後述の「キュアえみ~る」時に初対面し、自身がHUGMANの食料品売場および戦闘時に取った行動に賛同してくれた彼女をえらく気に入り執拗に「友達」と迫るが「他人」と否定されてしまう(詳細は後述)。その後プリキュアたちとルールーの対決を自宅から双眼鏡で見て現場へ駆けつけたところはなたちがプリキュアの正体であることを目撃[ep 1]し、後述の通り3人に直接問いただしている。また、3人と一緒にいるルールーを見て「プリキュアになることを隠しても無駄なのですよ。だって親友なのですから!」と告げるも彼女に「そうなんですか?」と薄い反応され困惑する。その後ルールーが歌の練習中に突然倒れた(詳細はルールー・アムールの項目を参照)のがきっかけで彼女がアンドロイドであるとはなから知らされ驚愕するが、それを受け入れ黙っていたルールーに「親友同士に隠し事はなしなのです!」と咎める。そして、敵対時に続いて「ルールーも心を持っています。一緒にプリキュアになりましょう!」と誘うもまた断られてしまう。その後パップルに「お前は心がない機械人形」と侮辱されたルールーを見て「心があるから悩み、そして音楽を素敵と言ってくれました!」と反論し彼女を擁護する。戦闘後、ルールーに元気を取り戻させ一緒に歌うべく以前彼女の前で弾いた曲に歌詞をつけた「キミとともだち」を贈り彼女と一緒にデュエットし晴れて親友同士となる[ep 6]。その後デュエットを見ていたアンリからリタ主催のファッションショーに「でこぼこコンビのモデル」としてルールーと共に出演依頼されるが、生来の心配性が出てしまい消極的だった。しかしルールーから「えみるはなんでもできますし、なんでもなれます」と応援されたことで奮起しオファーを受ける。ところが「女の子でもヒーローになれる」というテーマを知った正人の反対により辞退させられそうになるが、はなやアンリの反論によって無事出演を果たす。こうした経験を経て「ルールーとなら一緒にプリキュアになれる」と強く思うようになり、改めてルールーと2人でプリキュアを目指すことを決める[ep 10]。しかしハリーからプリハートが残りあと1個しかないということを知らされ、ルールーか自分、どちらかしかプリキュアになれない事を知ってしまう。その事で、自身の夢と友情のジレンマからルールーと気まずい関係になってしまうが、ほまれから「奇跡は目に見えないけど信じることが大切」とアドバイスを受け自分の問題と向き合うことを決める。その後前述したギター解禁をルールーと分かち合い、正人からもらったチケットで彼女と共にライブへ行くが突然パップルとオシマイダーに襲われる。エールが助けに来るが、本調子ではないためすぐにピンチとなってしまう。ほまれとさあやの分まで頑張ろうとするエールの姿を見て「エールを助けたい」とルールーと共に強く思った時、ミライクリスタル・レッドが生まれる。だがプリハートは1個しかなくルールーに覚醒を促すが、彼女の返事を聞いて我に返り「わたしも一緒にプリキュアになりたい!」と吐露する。その瞬間、金色の女神が現れ2人を抱きしめるとプリハートが分裂し晴れて2人一緒にプリキュアへの変身能力を獲得する[ep 15]。前述の通り紆余曲折を経てルールーと晴れて親友となりプリキュアになる夢も一緒に成就させたが、オシマイダーに愛用のギターを壊されたのが原因で友情に暗雲が立ち込める。ギターを失った絶望さをルールーに見せまいと「ルールーが無事だから平気なのです」と平然を装うが、彼女に嘘をついていると見透かされ、思わず「ルールーには言いたくないのです!」と吐いてしまい軋轢が生じてしまう。その後ルールーから距離をおいていたところはぐたんの力によって異世界から来た美墨なぎさ(キュアブラック)から「親友だからこそ本音を話すべき」とアドバイスを聞き、そしてルールーとの話し合いに臨んだ結果、内に秘めた本音をぶつけ、仲直りの印として彼女に自分とお揃いのお手製ブレスレットをプレゼントする[ep 30]。またルールーからもお手製のギターをもらい、これをひっさげて彼女と音楽ユニット「ツインラブ」を結成する(詳細は「作中用語」を参照)[ep 27]。ドッグオーディションに出場するもぐもぐのため怪獣の着ぐるみを着て特訓[注 18]させようとするも、もぐもぐが怯えてしまい失敗に終わる。幼少期にこれを着て兄を脅かせて泣かせてしまい、その後兄に殴られ説教[注 19]された過去がある[ep 31]。リストルがアンリをスカウトする場面を目撃してしまい、アンリにバレて「立ち聞き、よくないよ」と一蹴されてしまう[ep 32]。キュアえみ〜るえみるがプリキュアの活躍を見て憧れ、プリキュアの格好を真似た姿[注 20]。英字表記は『Cure Emile』。花のモチーフとピンク基調の衣装からキュアエールをコスプレしたと思われる。名乗りは『事故が起こる前に、みんなを守る!キュアえみ~る!』、決めポーズで『え』の字を体で表現する[注 21]。髪型はえみると同じくツインテールでリボンがピンクになり、ピンクの花飾りがついたピンクのカチューシャが加わる。服装は白いブラウスに黒いサスペンダー、ピンクのスカートに黒いスパッツ、白とピンクのツートンスニーカー。装飾品は首とスニーカーに赤いリボン、袖にピンクのリボン、後ろ腰に黄色いリボン、肘当てと膝当て。腹部と両膝にはピンクの花飾りがある。おつかいに向かうルールーの前に現れ付き纏う。買い物客を助けようとするもうまくいかずに空回りするが、ルールーから「みんな笑顔になっていました」との言葉を聞いて奮起する。その後、オシマイダーが現れ駆けつけるがルールーに「あなたはプリキュアではないでしょう?危険です」と制止される。しかし「偽物でも街の危機を放ってはおけないのです!」と一蹴し少年を助け、それを見ていたエールに感謝される。戦闘後脱力し自ら危険を冒してしまった事に取り乱してしまうが、またもルールーから「わたしも同じことをしました」と賛同を得る。それを聞いて彼女と通じるものを感じ(新番組『えルっと!プリキュア』として)「一緒にプリキュアになりましょう!」と誘うも「お断りします」と拒否、『キュアらりるれルールー』(後述)と名付けるも、またしても拒否されてしまう[ep 21] 。はなたちがプリキュアであることを知った後、新たなステッキを手に学園の中庭に現れ3人の秘密を生徒たちに明かそうとするもルールーに口止めされ未遂に終わり[注 22]、その後ビューティーハリーに連行される[注 23][ep 6]。プリキュアへの加入にいたる経緯について、ルールーとリンクする内容もあるので、次項「ルールー・アムール」も参照。テンプレート:Anchor / キュアアムール声 - 田村ゆかり9月23日生まれ[12]。クライアス社製の少女型アンドロイドで、製造型番は「RUR-9500」[ep 1]。英字表記は「Ruru Amour」[ep 3]。好きな食べ物はビターチョコ。当初はプリキュアの情報を得るため野乃家に潜入したスパイであったが、はなたちによって改心(詳細は後述のリンク参照)しプリキュアにも覚醒した。もう一人の愛のプリキュア「キュアアムール」に変身する。敵対時と同じく丁寧語で喋る。クライアス社離反直後は生来の淡々とした喋りだったが、4人から感情を教えてもらう(詳細は後述)につれ喜怒哀楽がある喋りになる。また「想定外」「○○不能」も健在。さらに感受性も鋭く、ほまれの「きゃわたん」[ep 15]やえみるの「のです」[ep 30]を使うことも。当初はなのことを「野乃はな」と呼んでいたが、潜入後は「はな」と呼んでいる。さあや、ほまれ、えみるを呼び捨てで呼んでいる。髪型・髪色・服装は敵対時・改心後で共通だが、ショートパンツとパンプス以外は色に違いがあるため敵対時を(色)と表記する。髪は青紫色で後ろを黄色い(黒の)髪留めで二つ結びにしており、頭に黄色い(黒の)カチューシャを着けている。ちなみに、黒のカチューシャにはデジタル時計があった[注 24][ep 21]。制服は淡い紫色(濃い灰色)のカーディガンを羽織り、白(藍色)のニーソックスを履いている。私服は紫色がかかった白(淡い灰色)の肩出しトップスに濃い紫色のショートパンツ、白(藍色)のニーソックスに紫色のパンプスを履き、首に赤い(紫色の)ダイヤがついたチョーカーを付けている。当初は「はなの母・すみれの知り合いの娘で、はなの家にホームステイ」という設定(実際は記憶の書き換え)で野乃家に住んでいたが、彼女の記憶を元に戻した後も家族として受け入れられている[ep 6]。ほまれと同じくクールな性格であるが、アンドロイドなので言わば「無」のクールである。それゆえ敵対時は何事にも無表情・無反応だった[注 25]がえみるから音楽を教えられ[ep 21]、またエールとの一騎討ちのさなかに生まれたバグが「心」だと聞かされたあと[ep 1]は自主的に心を探求するようになる[ep 6]。 その努力が成就し次第に優しく穏やかな性格になり、えみるから「ルールーが優しく笑う顔が好き」と言われるほど表情も豊かになる[ep 15]。また自分がアンドロイドであることに対してコンプレックスが強く、それゆえ純粋でかなり涙脆い[ep 6][ep 15]。さらにかなり大食いでもあり[ep 9][ep 25][ep 23]、海外旅行した時にその食欲を遺憾なく発揮している[注 26][ep 20]。瞳も敵対時は虚ろであったが、改心後はハイライトが入る[ep 1]。ラヴェニール学園にははなたちのクラスに編入し、そこで「効率が悪い」との理由から自身を敬称略で呼ぶよう促している[ep 3]。アンドロイドゆえ人間の能力を上回る数多くの特殊な機能が内蔵されている。頭脳は教科書などを1回読んだだけで内容を把握し暗記できるほどの記憶力を誇り、体力はテニスボールを打ち返した勢いで破裂させたり、パンチ一つで柱にヒビを入れられたり[ep 3]、ベッドを立てられる[ep 12]ほどの怪力を誇る。さらに人間時のハリーを宇宙まで投げ飛ばしたこともある[ep 12]。加えて瞬発力にも長けている[ep 6]。目にはサーモグラフィーの機能がある[ep 29]ほか、相手の心拍数・脈拍なども計測することができる[ep 31]。指先には金属板を溶かして加工できるほどの熱を発する機能がある[ep 30]。だが改心後はプールに何ら抵抗なく入ったり[ep 27]、食やドラマに興味を持つ[注 27]など人間と変わらない仕草を見せるようになる。しかし、アンドロイドゆえの制約もある。敵対時にUFOを操縦したことはある[ep 22]が、飛行機には乗ったことがなかった。その理由は「アンドロイドのため金属探知機に引っ掛かるから」とのこと。改心後、愛崎家のプライベートジェット機に乗った際は窓の景色を見て感動する。また硫黄が身体に悪影響を与えるとの理由で温泉に入れなかったが、のちに「あざばぶ支社社員のでっち上げ」とわかり入れることが判明する。そのため温泉に強い憧れを持っており手始めに足湯に浸かった途端「素晴らしい!」と開眼し、その後行った宿で食事をも差し置いて入るほど。入浴後「あまりの気持ちよさに効能の測定を忘れました…」と呟くほどの放心状態に陥る[ep 20]。アルバイトながらもクライアス社に所属していたためハリーから社の機密情報を聞かれるが、パップルにはなたちとの記憶とともに消去されたため覚えていなかった。また前述の通りすみれの記憶を書き換えていたため「野乃すみれの記憶は戻します。なのでわたしは野乃家から追い出されるでしょう」とはなたちに忠告する。そしてすみれの記憶を戻し覚悟を決めるが、自分を拒絶せず接してくれた彼女に戸惑う。その理由をはなに問うと「みんなルールーが好きだから」と返されるが、自身にはまだわからないらしい[ep 6]。さあやとは同じ頭脳明晰ということもあり敵対時は張り合っていた(詳細はさあやの項目を参照)が、改心後は自身の性格変化も相まって歌えない悩みやえみるとの関係(いずれも後述)について相談したり、屋台の射的で景品を獲得できる確率を分析しあって答えを導く[ep 25]など敵対時とは一変して頼もしいバディとなる。えみるとの人間関係は当初「友達」と称ししつこく付き纏われたため「他人」と否定し迷惑がる素振りを見せることが多かったが、彼女から音楽を教えられたあとは一変する。えみるがギターの演奏した際には正体のわからない胸の苦しみを感じつつも「もっと聴きたい」と彼女にお願いするがギターの使用を禁止する彼女の兄・正人と衝突、その際初めて「怒り」の感情が芽生える[ep 21]。改心後えみるから歌うことも教えられ、それが彼女との関係にさらなる転機をもたらす。えみるの「音楽は心を自由に羽ばたかせてくれる」との言葉に感銘を受け、それに気づいたはなとさあやに歌の練習を促される。ところが淡々としか歌えなかったためえみるに「心に響かない」と言われてしまい、そのショックでシステムエラー(気絶)となり倒れてしまう。このような醜態を見せ、またはなたちから自分の素性を明かされたにもかかわらず悩みを親身になって聞いてくれるえみるに対し次第に心を開くようになり、さらに彼女が「ルールーを思って書いた曲、一緒に歌いたいのです」と打ち明けた際には歌詞の内容と彼女の真摯な態度に感涙し、デュエットで見事に歌いきることでその思いに応え晴れて親友同士となる[ep 6]。その時の心境は「えみるといると制御不能」とのこと[ep 15]。一時えみるの理不尽な態度を見て怒りを覚え「えみるは敵になったのでしょうか?」とはなとさあやに問い、2人から「えみるを心の底から考えている証拠」と説明を受け納得し事なきを得る[ep 29]。その後アンリからリタ主催のファッションショーにえみると共に出演を誘われ、最初自信がなく断っていた彼女に対し「えみると一緒だから出演を引き受けました」と語り彼女を励ます[ep 10]。その反面、えみるからプリキュア覚醒を誘われた際は自身が人間のような感受性豊かな心を持っていないと感じていたため断ってしまう[ep 6]。しかしプリキュアたちの勇姿やえみるの心持ちに感化され次第に「えみるとならプリキュアになれる」と考えを改め、彼女と共にプリキュアになることを目指す[ep 10]。しかしプリハートが残りあと1個しかないということを知らされ、えみるか自分、どちらかしかプリキュアになれない事を知ってしまう。その事でえみると気まずい関係になってしまったため、さあやに複雑な胸の内を伝える。すると彼女から「全力でぶつかったライバルは親友にもなれる」とアドバイスを受け自分の問題と向き合うことを決める。その後えみると共にライブへ行くが突然パップルとオシマイダーに襲われる。ほまれとさあやの分まで頑張ろうとするエールの姿を見て「エールを助けたい」とえみると共に強く思った時、ミライクリスタル・パープルが生まれる。だがプリハートは1個しかなくえみるから覚醒を促されるが彼女を抱きしめ「えみると一緒にプリキュアになりたい!」と訴える。その瞬間、金色の女神が現れ2人を抱きしめるとプリハートが分裂し晴れて2人一緒にプリキュアへの変身能力を獲得する[ep 15]。前述の通り紆余曲折を経てえみると晴れて親友となりプリキュアになる夢も一緒に成就させたが、オシマイダーに彼女のギターを壊されたのが原因で友情に暗雲が立ち込める。自分のせいでえみる愛用のギターを壊したと慚愧の念にかられ彼女に本音を問いただすも、えみるが平然を装い嘘をついていると見抜き、そこで「壊れたからギターを諦めるのですか?」と追及したところ彼女から驚愕な言葉を返され軋轢が生じてしまう。どうすればいいか悩んでいたところはぐたんの力によって異世界から来た雪城ほのか(キュアホワイト)から「自分がどうしたいかってことが大事」とアドバイスを聞き、えみるとの話し合いに臨む。結果的に、自身の胸の内に秘めた本音をぶつけ、仲直りの印としてさあやとほのかに手伝ってもらった自分とお揃いのお手製ギターをプレゼントしている。自分用も作ったのは「えみると一緒に弾いてみたい」との思いから[ep 30]。のちにそれが成就し彼女と音楽ユニット「ツインラブ」を結成する(詳細は「作中用語」を参照)[ep 27]。もぐもぐが猫のリリーに恋をした際には「種族が違うから叶いません」と否定的な分析を出す。そしてこの分析を自分に当てはめ「4人とはぐたんは人間で、わたしはアンドロイド…」と悲観的になり「寂しさ」の感情が芽生える。それを聞いていたえみるから前述の歌の感想を問われ「心温まる歌声でした」と答え、すると彼女から「好きや楽しさの気持ちに種族は関係ありません」と返され、その言葉に感銘を受け笑顔を取り戻す[ep 31]。キュアらりるれルールーえみるが『えルっと!プリキュア』としてコンビを組む際にルールーに命名したプリキュアの名称。紫を基調とした衣装に蝶をモチーフ。しかし、「お断りします」と拒否した[ep 21]。プリキュアへの加入にいたる経緯について、えみるとリンクする内容もあるので、前項「愛崎えみる」も参照。敵対時の詳細はルールーを参照。本作品におけるプリキュアの敵対勢力。ジョージ・クライが率いる企業組織であり、手下たちはいずれも「社員」と呼ばれている。また、本拠地である本社のほかにも複数の支社が存在しており、それに伴い従業員も多数存在する[13]。
人々から未来を奪うことを企業理念に掲げており、その目的を達成させるために必要な「ミライクリスタル」を奪取しようと目論む。そのミライクリスタルはプリキュア及びはぐたんが所有しており、自分たちの野望を阻止してくるプリキュアたちを始末しようと怪物の「オシマイダー」を生みだして襲撃してくる。
すでにハリーやはぐたんが住んでいた世界を滅ぼしており、そこの世界を守護していたプリキュアたちを窮地に追い込んだ経緯をもつ。また、クライアス社に侵略された世界はすべての時間が静止される。
上層部[]ジョージ・クライ[注 33]声 - 森田順平クライアス社を支配する謎の中年男性。社内での肩書きは代表取締役社長[13]。黒色のセミロングヘアに痩身の体格が特徴。配下の社員たちからは社長と名前を合わせた「プレジデント・クライ」という敬称で呼ばれている[注 34]。一人称は「ボク」。白色の奇怪なロングコートに同じく白色のシャツを着用し、黒色のズボンと奇怪な靴を履いているが、一般人として外出する際には胸元を開けた白いシャツといったラフの格好をする。また、美しい模様が書かれた本を所持している。表向きは悪意のない人物として振る舞い、常に暗く寂しげな表情を見せているが、目的のためならば手段を選ばない冷徹な一面をもつ。また、興味を抱いた相手を徹底的に執着する傾向にある。人々が笑顔で暮らし続けられる世界を作るため、新たな苦しみが永遠に生まれぬよう、時間を止めることで未来を消滅させるという目的の下、社員たちに明日をつくる力「アスパワワ」の結晶である「ミライクリスタル」を奪うよう命じている。詳細な経緯は不明だが、ある日強大な力を手に入れ、その力をもってハリーたちが住んでいた世界の未来を消滅させた経緯をもつ。クライアス社に不在中は、漆黒の身体に禍々しい赤い目をしたシルエットの映像を通して社員たちの前に登場し、社員たちが提出した稟議書に直接許可を下す役割を担い、その際には口から巨大なハンコを出して稟議書に判を押すという仕組みになっていた[ep 8][ep 14]。また、このシルエット映像の際には凶暴な化け物として振る舞うなど、本来の性格とはかけ離れたものとして設定されている。しばらくの間は一般の人間として人間界に出向き、その頃は出会ったはなと交流をする行動に出ていたが、プリキュアたちがすべてのミライクリスタルを入手したことで自分の正体を露わにし、奪ったミライクリスタルの力で世界の時間を止めるという暴挙に出る。しかし、キュアエールの奮闘によってミライクリスタルを奪還されたことで失敗に終わり、今度は自分のやり方とプリキュアたちのやり方どちらが正しいのか見定めようと目論むようになる。名前の由来は、「常時、暗い」をもじったもの[14]。ドクター・トラウム声 - 土師孝也クライアス社に所属する初老の男性社員。社内では相談役の肩書きを持ち、公私ともに代表取締役であるジョージ・クライとは対等の関係にある[ep 9]。白髪の短髪が特徴。一人称は「わたし」。貴族を彷彿させる緑色のロングコートに紫色の服を着用し、頭部にはネジが施された黒色のシルクハットをかぶり、首元にはスカーフを身に付け、茶色のショートブーツを履いている。表向きは紳士的かつ陽気な人物として振る舞う一方で、同僚にあたるダイガンを「我が社のお荷物」と蔑視して粛清するなど、冷酷かつ狂気染みた本性を隠しもつが、「自分にも親の気持ちは理解できる」趣旨の発言をしており、戦闘中に赤ちゃんがいる場合は一定の配慮したこともある。オシマイダーを召喚する際には小型のオシマイダーと社交ダンスを踊り、その間は周囲が機械染みた空間になる[ep 9]。初出撃したダイガンを粛清する形で初登場し、正体を明かしたジョージと同時期に活動を本格化させ、同時に組織改編した「あざばぶ支社」の所属となる[ep 9]。リストル声 - 三木眞一郎クライアス社に所属する壮年の男性社員。社内ではジョージ・クライの秘書を務める[13]。色白で、オールバックにした青色の髪を後に束ねる髪型が特徴。普段の一人称は「わたし」であるが、激高すると一人称が「オレ」に変わることもある。青が基調の奇怪な衣装を着用し、左肩には長い黒色のマントを身につけ、黒いロングブーツを履いている。基本的には自他に厳しく、格下の相手にも敬語で接する礼儀正しく振る舞う一方で、失態を犯した仲間に対して嫌みを言い放つなど慇懃無礼な言動も散見される。しかし、卑怯な手段を行う人間を露骨に嫌悪したり、後述にあるように同胞だったビシンに対しては温厚に接する姿も見せている。現在は「あざばぶ支社」に出向中であり、そこでは社員たちを統括する中間管理職的な地位に就き、主にプリキュアを襲撃させる社員を選抜したり、失態を犯した社員を処分する役割を担う。また、ジョージが留守にしていた間は「あざばぶ支社」の事実上のトップとして君臨し、ジョージを模したシルエット映像を操作しながら社員たちを統率していた。本来の姿はリスのような形態の小動物であり、かつてはハリーやビシンとともに「ハリハリ地区」という場所で同居していたが[ep 33]、誰よりも先にクライアス社へと寝返った経緯をもつため、ビシンからは非難されることもある[ep 32]。名前の由来は、解雇に関連した社会用語である「リストラ」をもじったもの[15]。あざばぶ支社[]人間界の「あざばぶ市」に拠点を置くクライアス社の支社のひとつ。設立日は2018年[13]。複数の高層ビルが立ち並ぶ街中に建設された巨大なオフィスビルを拠点にしており、その拠点の屋上にはパラボナアンテナのようなものが設置されている。
支社の内部は円筒状の未来的な内装になっており、下部の階層ほど薄暗く、上部の階層ほど明るい光に照らされるほか、最上部にはジョージのシルエットを模したホログラムが映し出される。また、社員たちの仕事机は浮遊式で、社内での役職が上がるほど仕事机も高所に置かれる。
下記の6名は「アスパワワ」並びに「トゲパワワ」を感知する機械が支給されており、ノルマを無事に達成できれば組織内での昇進を約束されているが、成果を果たせない場合は始末書を提出しなければならず、本社に帰還することすら許されない状況下に置かれ、任務の失敗を犯し続けると「左遷部屋」という真っ暗な部屋に監禁されるという処分を下される。また、重要な案件を実行するにはリストルに稟議書を提出し、プレジデント・クライから出撃の許可を得る必要がある。
以下に挙げる人物はいずれも「あざばぶ支社」に配属された者である。
旧体制[]番組放送開始当初のあざばぶ支社に配属されていたメンバー。現在は4名とも退職している。
ルールー[注 35]声 - 田村ゆかりクライアス社に所属する少女型のアンドロイドで、未来を奪われた人間を管理するために製造された経緯を持つ[ep 1]。製造型番は「RUR-9500」。社内での肩書きはアルバイト[13]。一人称は「わたし」。頭部にまとめ上げた青紫色のロングヘアが特徴。黒と紫が基調の奇怪な衣装を着用し、背中には灰色のマントを身につけ、黒いロングブーツを履いている(スパイ時の格好は後述のリンク参照)。感情を表に出さない寡黙な性格で、常に虚ろな表情をし淡々と丁寧語で喋る。また「想定外」「○○不能」を多用している。組織で定められた規約には忠実に従って行動し、上層部に報告書を提出しない同僚には何度も注意を託すなど、だれに対しても事務的な態度で接する[ep 24]。その仕事に対する忠実さもあって多くの上司から信頼を得ているが、一方では上司の残業を押しつけられることも多い[ep 22]。データを分析・計算する分野に長けており、自分で思考した確率を導き出す能力をもつ[ep 24]。データを分析する際やネガティブウェーブを照射する時に、顔部に電子基坂のような線が映る描写がある[ep 8][ep 24]。また、戦闘の際にはUFOに乗り、プリキュアの弱点を的確に分析して追い詰めるなど近代的な戦術を多く取り入れたり[ep 22]、オシマイダーを発注する際にはダンスのように足でパネルを踏み、出したデータをつかんでディスプレイ状に展開する[ep 22]。チャラリートが浄化された後さらなる力を得たプリキュアの情報を得ようと考え現在の人間界へ赴き、そしてはなの母・すみれの記憶を特殊な能力で改竄し「知り合いの娘のルールー・アムール」と認識させ野乃家への潜入に成功する。そこではなと接触することに成功しスパイ活動を始めるが[ep 18][注 36]、はなたちと生活を送るにつれ彼女たちに対して親近感を覚えたり[ep 3]、えみるとの出会いを境に様々な感情が芽生えるなど[ep 21]、次第に自身の心境に変化が生じ始める。そんな矢先、パップルの攻撃からキュアエールを庇うという行動に出たことで重傷を負い、その後パップルにより修理と記憶消去のためクライアス社へ強制連行される[ep 28]。修理と記憶消去の過程でリストルの提案により戦闘用プログラムを追加された上で試作品のパワードスーツを装着することになり、その姿でプリキュアたちとの決戦を挑み、強力な能力によってプリキュアたちを圧倒する。しかし、より詳細なデータの分析を必要とし始めたことが原因となって以前の記憶を徐々に取り戻し、本来持ち合わせないはずの心を得たことで自責の念にかられるも、キュアアンジュとキュアエトワールの連係攻撃によりパワードスーツが破壊される形で理性を取り戻す。その直後、はなたちとの思い出が原因で胸が苦しみ出したことでエールとの一騎討ちになるが、彼女の説得によって号泣するほどの改心に至り、クライアス社に対して反旗を起こした後、はなと抱き合い契りを交わした[ep 1]。改心後の詳細はルールー・アムールを参照。最終形態ルールーがクライアス社によって大幅な改造を受けて得た姿。白色と紫色が基調のパイロットスーツを着用し、その上にロボットのようなアンドロイド専用のパワードスーツを実装している[ep 1]。ルールーの髪型に酷似した頭部に、大きめの胸部装甲と両肩が特徴。パワードスーツ装着時は見た目に反して機動性に優れており、額から強力な光線、右肩から機関砲、左肩からミサイルや戦術高エネルギーレーザーを放つことが可能で、ルールー単体でも腕を変形することで重砲を放つことができる[ep 1]。チャラリート声 - 落合福嗣クライアス社に所属する若い男性社員。社内での肩書きは係長[13]。金色のセミロングヘアに褐色の肌が特徴。一人称は「オレちゃん」。黄色のベストに黒色のタンクトップを着用し、首元にはネックレスを身につけ、ぶかぶかの灰色のズボンに白い靴を履いている。チャラ男のように言動が非常に緩く、目上の存在に対しても馴れ馴れしい態度で振る舞い、自分の出世のために同僚を出し抜くずる賢さや、赤ちゃんの泣き声を聞くだげで不快感をおぼえる粗暴な一面をもつ。また、学校などの青春や明日への希望に満ち溢れている場所を露骨に嫌う傾向にある。紫色のリング状のエネルギーで相手を拘束する能力をもつ。また、オシマイダーを発注する際にはパラパラダンスを踊る[ep 8]。自ら「ミライクリスタル」の捜索及びプリキュアの打倒を具申しその任務に就くが[ep 8]、初出撃の際にはながキュアエールへと覚醒し、続く出撃でもさあやがキュアアンジュに覚醒するという事態に陥る[ep 5]。この不測の事態に対し、上層部からの評価を恐れて一切組織に報告せず、覚醒した2人のプリキュアをまとめて始末することで自分の成果を上げようと目論む。だが、同僚のルールーによって前述の失態を上層部に報告されるに及び、ジョージやリストルから最後のチャンスを与えられる形で決死の覚悟を決め、ほまれを誘拐する形でキュアエールたちを倒そうとするが、結果的にはほまれがキュアエトワールに覚醒したことで失敗に終わる[ep 7]。任務失敗後は自分の仕事机を没収された上、任されていた任務もパップルによって奪われることになり、自身は「左遷部屋」へと異動させられる[ep 17]。その後、左遷部屋で恐怖に怯えていたところをジョージから「トゲパワワ」を注入されてオシマイダーへと成り果て、パップルの指揮の下で人間界の街を破壊し尽くし、プリキュアを襲撃してミライクリスタルを奪おうと暴走する。しかし、オシマイダーになった影響で精神に異常をきたし、今まで自身が抱いていた「自分には才能がない」というコンプレックスを暴露した結果、それを聞いていたキュアエールから同情されることになり、最終的にはキュアエールからの救いの言葉を受けて穏やかな表情に変わりながらプリキュアたちの新しい必殺技である「プリキュア・トリニティ・コンサート」を受けて浄化された[ep 14]。浄化された後は元の姿に戻った上でクライアス社から離脱して改心し、とある動画サイトの「チャラチャラチャンネル」というチャンネル内で動画を投稿する生活を送るようになる[ep 18]。また、同じくクライアス社を離脱したパップルやダイガンと共に芸能事務所の「まえむきあしたエージェンシー(MAA)」を起ち上げている[ep 27]。HUGMANで女性客の「イケメン」の声に反応し、ハリーと張り合いになる。この時、はぐたんを抱いて好きになった結果、現在では前述の赤ちゃん嫌いを克服した[ep 11]。名前の由来は、社会人に関連した社会用語である「チャラ男」と「サラリーマン」をもじったもの[15]。最終形態大量の「トゲパワワ」を注入されてオシマイダーへと変貌した姿[ep 14]。服装に変化はないが、身体は黒色の巨大な怪物へと変化し、理性もほとんど失われている。また、一人称は「オレ」になる。キュアエール、キュアアンジュ、キュアエトワールを同時に相手にしても圧倒できるほどの戦闘能力を得ており、手や足を伸ばすトリッキーな動きで攻撃や防御を行う。しかし、精神状態が弱まると身長が縮んで弱体化するという欠点をもつ。また、この状態になると周囲一帯の空が黄色一色に染まる。パップル声 - 大原さやかクライアス社に所属する壮年の女性社員。社内での肩書きは課長[13]。紫系のメッシュが施された青黒色のロングヘアが特徴。一人称は「わたし」で、「しもしも~」と「ぶっとび~」が口癖。黒色のロングコートに露出度の高い紫色のボディコンを着用し、網タイツに黒いヒールを履いている。また、手元にはジュリ扇を携帯し、両耳には黄色のイヤリング、首元にはネックレスを身につけている。女性の色気を全面に醸しだすグラマラスな人物として振る舞うが、気に入らない状況になると露骨に不快感を示したり、1人のプリキュア相手なら勝てると豪語する自信家かつ高飛車な一面をもつ。また、仕事におけるプロ意識は高く、報告、連絡、相談は組織にとって必要不可欠なものと心得ているが、彼氏(後述のジョージであると思われる)とのデートを優先して部下のルールーに仕事を押しつけることもある[ep 22]。基本的に仲間意識は皆無であり、失態続きのチャラリートに対して「無能な男」と罵倒したり、アンドロイドのルールーを完全に物扱いするなど、仲間を平然と利用する傾向にある。一方で、チャラリートが作成したプリキュアに関するデータを素直に評価したり、ルールーを強引に改造するリストルに対して困惑する表情を見せることもある[ep 1]。ショルダーフォンを掛けており、それでオシマイダーを発注したり、出撃する時や撤退する時に利用するタクシーを呼び寄せたりする。また、オシマイダーを発注する際には扇を振りつつ「煽って、煽って、フウッフウッ」と言いながらバブリーダンスを踊り、タクシーを利用する際には運転手に領収書を要求する[ep 17]。携帯している扇子を駆使して突風を引き起こしたり、空から強力な光線を放つこともできる。また、一度ラヴェニール学園に潜入するために無理矢理学生に変装したことがある[注 37][ep 28]。なお、「トゲパワワ」を増幅させてオシマイダーを強化することもできる。任務から外されたチャラリートに代わり、自ら「ミライクリスタル」の捜索およびプリキュア打倒の任務に就く[ep 17]。しかし、その後は自身も度重なる失態を犯すことになり、自分の名誉を挽回するためにもチャラリートをオシマイダー化するという計画を発案するが、結果的にチャラリートが浄化されたことで失敗に終わる[ep 14]。そして、リストルやダイガンからこれらの責任を追及されるほどに失墜し[ep 18]、自身は残業続きの日々を送るようになる[ep 3]。前述のことで鬱憤が溜まっていく一方、潜入任務に就いているルールーがプリキュアとの交流を深めていく様を静観する中、ルールーがプリキュアに加担する瞬間を目撃したことで彼女を裏切り者と判断し、ルールーの記憶を強制的に操作した上でプリキュアたちに襲わさせる行動に出るが、結果的にルールーが完全にプリキュア側へと寝返ったことで失敗に終わる[ep 1]。その後は名誉挽回の傍ら、自分を裏切ったルールーを始末することにも重点を置くようになる。そのような中、心の拠り所であった彼氏を後輩のジェロスに奪われたことで深い絶望に陥り、自身に大量のトゲパワワを注入してオシマイダーへと変貌し、自暴自棄になる形で街中を破壊しながら暴走する。その最中に、自身の心の内側に入り込んだキュアマシェリとキュアアムールに「愛してたのに、すてられた」という本音を打ち明けながら攻撃するも、それを聞いたキュアマシェリたちの必死の励ましによって徐々に沈静化し、最後は彼女たちの新たな必殺技である「ツインラブ・ロックビート」を受けて浄化され、安心した表情を見せながら元の姿に戻った[ep 30]。現在はクライアス社から離脱しており、チャラリートやダイガンと共に芸能事務所の「まえむきあしたエージェンシー(MAA)」を起ち上げ、社長業についている[ep 27]。えみるとルールーがやっているアイドルユニット「ツインラブ」を事務所に所属させようとスカウトしている。名前の由来は、経済に関連した社会用語である「バブル経済(バブル景気)」をもじったもの[15]。最終形態パップルが自身のトゲパワワを増幅させ、オシマイダーへと変貌した姿[ep 30]。外見上の特徴はチャラリートの時と同様、黒い怪物の姿をしている。紫色のボディコンを着用するところは変わらないが、髪色は薄い水色に変化している。戦闘時は口からビーム砲のような光線を放つほか、キュアアンジュの「フェザーブラスト」やキュアエトワールの「スタースラッシュ」を容易に防ぐほどの防御力を誇る。ダイガン声 - 町田政則クライアス社に所属する中年の男性社員。社内での肩書きは部長[13]。口髭に肥満型の身体が特徴で、眼鏡をかけている。一人称は「わたし」。緑と黄緑が基調の奇怪な衣装を着用し、背中には短い黄緑色のマントを身につけている。また、あごヒゲを小さな赤いリボンで結んでいる。格下の相手には強気な態度で接する横暴な人物として振る舞い、任務を果たせない部下に対しては冷徹に切り捨てるなど、恩情や仲間意識といったものは一切もたない。また、自分なら任務を5分で終えると豪語したり、本社に戻れない現在の状況にいつも憤慨するなど、自信家かつ堅苦しい一面をもつが、ドクター・トラウムの口からクライアス社内では「お荷物」の存在であったことが語られている。オシマイダーを召喚する際にはモンキーダンスを躍り、最後にはサタデー・ナイト・フィーバーのような決めポーズをする。また、「ネガティブウェーブ」を発動する際には「ネガテブウェーブ!」という少し訛った発音をする。なお、長らく出撃の機会がなかったためか、発注の際の手順にうろ覚えの様子を見せていた。パップルの退職後、自信に満ちた表情で初出撃することになったが、ドクター・トラウムによって5分どころか5秒でプリキュアと戦うことなく粛清され、彼から受けた傷を治癒しようとしたキュアアンジュに感謝の言葉を述べながら撤退した[ep 9]。部下だったチャラリートやパップル共々奇跡的に生存していたものの、現在は改心してクライアス社から離脱しており、チャラリートやパップルが起ち上げた芸能事務所の「まえむきあしたエージェンシー(MAA)」に就職している[ep 27]。クライアス社に所属していた時はパップルの上司であったが、MAAでは部下の立場であり、パップルに「給料下げるわよ」と言われる立場にいる。名前の由来は、世代に関連した社会用語である「団塊の世代」をもじったもの[15]。新体制[]上記の4名が退職、失脚後に配属された新たな社員たち。代表取締役社長のジョージ・クライや相談役のドクター・トラウムの下、社長秘書のリストルと共に任務に徹する。なお、任務や拠点などに変化はないが、第31話にて、ジンジンとタクミが退職している。
ジェロス声 - 甲斐田裕子クライアス社に所属する若い女性社員。社内での肩書きはジェネラルマネージャー。赤系のメッシュが施された緑色のボブカットヘアが特徴。一人称は「わたし」で、英語交じりの口調で話すが[ep 10]、言葉使いが荒っぽくなることもある[ep 23]。黄色のロングコートに赤と黒が基調のチャイナドレスのような衣装を着用し、赤色の厚底ヒールを履いている。後輩社員のジンジンとタクミを常に両脇に引き連れており、ネガティブウェーブを発動させる際も2人を脇に構えさせている。また、猛オシマイダーの指揮をジンジンとタクミに任せることもある。表面上は敵対する者に対しても常に余裕かつフランクな態度で接する一方で、友情や愛情といった感情については徹底的に憎悪したり、先輩にあたるパップルに対しても低姿勢で接しつつ内心では失態を犯し続ける彼女を軽蔑しており、パップルの彼氏を横取りする形で彼女をオシマイダーにさせる原因を作り出したり[ep 30]、自身の不始末をジンジンとタクミに押しつけたりする[ep 16]など、したたかで冷徹な本性を持ち合わせる。オシマイダーを召喚する際には手をハートの形にして「ネガティブウェーブ」を放ち、色気を全面に出した豪華なダンスを踊りながら、相手に自分の名刺を差し出す。ジンジンとタクミという後輩の社員を常に両脇に引き連れており、ネガティブウェーブを発動させる際も2人を脇に構えさせている。また、猛オシマイダーの指揮をジンジンとタクミに任せることもある。クライアス社を離反したルールーと入れ替わる形で初登場し[ep 29]、当時は自身の素性を明かさずに行動していたが[ep 10]、あざばぶ支社が組織改編されてからは活動を本格化させる。しかし、部下のジンジンとタクミがクライアス社を離脱したことで孤独の身になり、彼氏さえ自分から離れていく恐怖心から感情が不安定になるが、その負の感情を力にすることで強化形態へと変貌する。強化形態ジンジンとタクミを失ったジェロスが、自暴自棄の末に得た姿。逆立った髪に目元のメイクが特徴で、服装なども荒々しいものに変化している。自身から溢れだす大量の「トゲパワワ」で猛オシマイダーを強化する能力をもつ。ジンジン、タクミ声 - 小島よしお[16](ジンジン)、山田ルイ53世[16](タクミ)クライアス社に所属する若手男性社員の2人組。両者とも執事のような身なりが特徴。社内ではジェロスの部下を務めており、戦闘の際でも彼女に付き添い、ジェロスが猛オシマイダーを発注する際も傍らに立っている。正面から見てジェロスの左側に立ち、ピンク色で襟足の長い髪が特徴で逆ナイロールタイプの眼鏡をしている若い男性社員がジンジンで、正面から見てジェロスの右側に立ち、グレーの短髪でハーフリムタイプの眼鏡をしている若い男性社員がタクミである。整った容姿とは裏腹にコミカルな言動が目立ち、それぞれのキャストである小島や山田の持ちギャグを踏まえた台詞を発することもある[ep 23]。上司のジェロスに対しては本心から慕っており、彼女からも時折猛オシマイダーの指揮を任されてはいるが、当のジェロスからは実質的に自身の不始末を押しつけられるための対象としか見られていない。登場当初からジェロスの部下として勤しんでいたが、連敗続きのためにジェロスから解雇を言い渡されそうになり、その焦りからドクター・トラウムが開発した試作品を盗み出し、その試作品を用いてはなたちの世界の時間を止めようと目論む。しかし、使用していた試作品が暴走する形で自分たちが猛オシマイダーへと変貌化し、ジェロスから「自業自得」として愛想を尽かされながらもプリキュアに襲いかかるが、結果的にはプリキュアの新しい浄化技である「プリキュア・チアフル・アタック」を受けて元の姿に戻り、本心からジェロスに尽くしていた日々を思い出しながら改心する[ep 16]。現在は両者ともクライアス社を離脱しており、ジンジンは工事現場、タクミは屋台のアルバイトをしてそれぞれ生活している。最終形態ドクター・トラウムが開発した試作品の暴走によってジンジンとタクミが合体し、オシマイダーへと変貌した姿。黒色の巨大な身体に、2つの顔と4本の腕が特徴で、服装などもボロボロになっている。戦闘の際には4本の腕を駆使して攻撃するが、4人のプリキュアに動きを制止されるなど、戦闘能力自体はあまり高くない。ビシン声 - 新井里美クライアス社に所属する中性的な容姿の少年社員[17]。社内での肩書きはカスタマースペシャリスト。白色のボブカットヘアが特徴。一人称は「ボク」。赤色の肩掛けに青色の服を着用し、首元には毛皮のようなマフラーを身に付け、黒色のロングブーツを履いている。また、服装にはチャックが施されており、両腕には包帯のようなものを身に付けている。無邪気な口調ながら凶暴な性格で、他者を攻撃する際には狂気染みた笑みを見せたり、気に入らない事態になると感情をむき出しにするなど、直情的になりやすい傾向にある。元々は、ハリーと同様に人間の言葉を操る小動物であり[ep 16]、ハリーとともに未来の世界の「ハリハリ地区」という場所で肩身の狭い暮らしをしていたが、ある日クライアス社からスカウトされたことで彼らの配下になり、組織から超人的な力を与えられて現在に至る。そのため、自分に居場所を与えたクライアス社に対する忠誠心は非常に高い。また、クライアス社から離脱したハリーを今もなお仲間として執着しており、現在は彼をクライアス社に戻すため躍起になっている。戦闘の際には手から紫色の光弾を放つことができる他、猛オシマイダーを強化することもできる。その凶暴性からクライアス社内で長らく幽閉されていたが、リストルに解放される形で活動を本格化させる[ep 9]。また、前述のように因縁があるハリーと再会した際には、ハリーのネックレスを破壊して彼を凶暴化させる暴挙に出た[ep 25]。新入社員[]パリピーノ声 - 田中健大[18]本編の派生作品にあたるミュージカル『ドリームステージ〜フレフレ!メチャLOVE♥レビュー〜』にて登場するオリジナルのキャラクター。クライアス社に所属する若手の男性新入社員。ヒップホップDJ風の服装が特徴で、レコードプレーヤーを身に着けている。最終的にはプリキュアたちの活躍によって改心している。元社員[]下記のほかにも、過去にはハリハム・ハリーがクライアス社の社員として在籍していた。
HATE-900(えいちえーてぃーいーきゅうひゃく)テレビシリーズの派生作品である漫画版『HUGっと!プリキュア1』に登場する、同作品オリジナルのキャラクター。クライアス社が製造した初期型のアンドロイド。黒色のセミロングヘアをした中性的な少年の姿をしている。一人称は「ボク」。黒色と白色が基調の洋服を着用し、首元には奇怪な形をしたネクタイを身に付け、セミロングのソックスと黒色の靴を履いている。表向きは愛情に溢れた好少年な人物として振舞うが、内心では人間を愚かで利己的かつ価値のない存在として蔑視しており、愛情や友情そのものを憎悪する傾向にある。また、後継型のアンドロイドであるルールーとは異なり、初期型のアンドロイドは深層学習により人工知能が飛躍的に進化しており、その高い性能によって人間と同じような創造心、探求心、好奇心などを持ち合わせている。元々はクライアス社のアンドロイドとして開発されたが、その飛躍的な進化を続ける初期型のアンドロイドがいずれ反乱や暴走をする可能性もあり、そのことに危惧したクライアス社からほかの初期型のアンドロイド共々廃棄されそうになったことで逃亡した経緯をもつ。また、自分と同じく初期型のアンドロイドだった両親はクライアス社によって廃棄されている。劇中では人間に愛情の無意味さを知らしめようと目論み、手始めにえみるに接近して彼女を言葉巧みに洗脳する行動に出る。しかし、そのえみるがルールーたちの奮闘によって救出されたことで失敗に終わり、更にはルールーに家族を失った寂しさを抱いていたことを指摘され、遂には怒りに任せて暴走するが、最終的にはキュアマシェリとキュアアムールの説得によって沈静化し、現在は愛を探求する人物として改心した。怪物[]オシマイダー声 - 吉田ウーロン太[注 38]クライアス社の社員たちが使役する怪物。鋭い黄色の目にギザギザ形の大きな口を開けた黒い素体が特徴。首元には社員証のようなものを身に付けている。基本的には「オシマイダー!」と発声する。主に人間に宿る負の感情に満ちた力「トゲパワワ」[注 39]をクライアス社の社員が「ネガティブウェーブ」という能力で取出し、そのトゲパワワを暗黒の雲のようなエネルギーに変えながら、「発注! オシマイダー!」という掛け声を唱えることでその暗黒の雲が周辺にある物体に憑りつく形で誕生する。オシマイダーが誕生すると周囲一帯が桃色または紫色に染まった空間へと変わり、辺りには無数のトゲパワワが浮遊するようになる。これらの状況になると周囲にあった「アスパワワ」の力が減衰し、周囲にいた人間も無気力な状態になる。また、オシマイダーの素体にされた人間の心の声を発露することがある。なお、素体にされた人間だけが元の状態に戻っても、オシマイダー自体は行動を継続することができている。プリキュアの浄化技を用いながらオシマイダーを浄化することで無気力になっていた人間の元気を取り戻すことができる。また、プリキュアの技で浄化されると「ヤメサセテモライマース」と言いながら消滅する。猛オシマイダー(もうオシマイダー)声 - 吉田ウーロン太第23話から登場したオシマイダーの強化版。やつれた顔が特徴。基本的には「猛オシマイダー!」と発声する。主にドクター・トラウムとジェロスが使役しており、ドクター・トラウムの場合は自身の顔を模した「ビックリドンドンメカ」という機械に「猛」の文字が書かれたチップを注入し、「今週のビックリドンドンメ〜カ〜」と歌いながら小型なオシマイダーと共にダンスを踊った後、「発注! 猛オシマイダー!」と叫んでビックリドンドンメカに挿入し、小型のオシマイダーの持つスイッチを押して猛オシマイダーを生み出す。初登場時はダイガンにより既に発注されたオシマイダーをビックリドンドンメカに注入し、「発注! オシマイダー!」の口上と共に生み出していた。ジェロスやビシンの場合は通常のオシマイダーと同じプロセスで生み出しているが、発注時の口上は「発注!猛オシマイダー!」となっている。通常のオシマイダーよりもパワーアップしており、プリキュアをかなり苦戦させている。プリキュアに浄化された際は、「モウヤメサセテモライマース」と言いながら消滅する。はなたちが通う学校で、普通科のほかスポーツ特進クラスもある。ルールーも第13話から通っている。
中等部の制服は上衣はブレザーだが、はなのように着なかったり、ルールーのように学校指定のカーディガン、さあややアンリのように学校指定のベスト、ほまれのように私物のパーカーを着る生徒もいる。その下に男子はワイシャツ、女子はブラウスを着用、男女共通で左側の襟の先に校章をつけ、赤くブレード部に白いラインが交差して入っているネクタイを結ぶ。下衣はともに灰色で男子がスラックスを着用、女子は裾にラインが2本入ったスカートをサスペンダーで止めている。えみる・ことりが通う初等部は制服はなく私服通学となっているが、体操着は中等部と共通のもの(左胸に校章、左右に青いラインの入ったTシャツと左右に白いラインが入った黒いハーフパンツ)を着用している。
教員[]内富士(うちふじ)声 - 浪川大輔ラヴェニール学園の教員を務めている男性教師。はなたちの担任。温厚な性格の持ち主ではあるが、転校初日に遅刻したはなに注意を与えている[ep 8]。その反面そそっかしい面もあり妻・ゆかの妊娠中にあたふたしていたが、立派な父親になるべく森太郎に弟子入りを志願し、HUGMANでアルバイトすることとなった。そこで森太郎、ハリー、チャラリートから抱っこのアドバイスを受ける[ep 11]。また紙おむつを押入れいっぱいに買いだめするほどの心配性でもあり、ゆかに呆れられている[ep 11]。内富士 ゆか(うちふじ ゆか)声 - 名塚佳織内富士の妻。ナイトプール回で初登場。後に息子を出産した[ep 11]。梅橋(うめはし)声 - 玉木雅士ラヴェニール学園の男性教師。常時ジャージを着用している。ほまれがスポーツ特進クラスにいた頃は、彼がほまれを指導していたようで、初めてほまれのスケートを見た時は感動を覚え、教師としてよりも一人の応援するファンとして、ほまれにはスケートに復帰してほしいと願っている[ep 4]。このような経緯もあり、学校をサボりがちであった頃のほまれに対しても、私的に気にかけ説教をしているが、過去の怪我のトラウマにより心を閉ざすほまれには拒絶されており、教師としての自分の力不足を嘆く内に、心に生まれたトゲパワワに目を付けたチャラリートによって、オシマイダーの素体にされてしまったこともあった[ep 4]。後にほまれがスケートの練習を再開してからは、学園内のスケートリンクにてその指導に当たっている。この時も必死に彼女を応援しており、後にほまれがはな達やアンリを引き連れて演技を披露し、ジャンプを成功させた際には感激した様子を見せた[ep 26]。生徒[]若宮 アンリ(わかみや アンリ)声 - 染谷俊之、依田菜津(幼少期)フィギュアスケーターで、幼い頃からのほまれのスケート仲間の少年。フランス人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ[注 41]でその美形から通称「王子」と呼ばれており、ハリーの店の女性物のワンピースを試着しても似合ってしまうほど[ep 26]。強引な性格で突如ほまれの前に現れ、彼女に再度フィギュアスケーターとして活躍してほしいと、無理矢理モスクワへ連れて行こうとする。海外生活が長いせいか、ほまれに挨拶代わりのハグをする。ほまれの事を思う余り、ほまれに安易に「がんばれ」と言ってしまうはなを「応援なんて誰でもできる」と厳しく叱責してしまう。はなとさあやと一緒にいて生き生きする姿を見てモスクワ行きを諦めるが、その後ラヴェニール学園のスポーツ特進クラス3年へ転入しほまれを呆れさせた[ep 26]。スケート出場時の衣装提供の縁で、吉見リタ主催のファッションショーにて白いドレスを着て出演、その際えみるとルールーに興味を持ち2人も出演するよう誘っている[ep 10]。海外生活が長く、中性的な容姿やハーフであるという出自であるゆえに、古いしきたりやジェンダー差に囚われない、自分を主体にした考えを持ち合わせており、制服の着こなしも自己流(ネクタイをリボン状に結び、シャツの袖口もひらひらしたフリル状のものを着用する、など)を貫いている。そのため、正人とは考えがあわない面もあるが、ファッションショーの際に正人がオシマイダーの素体になった事を知った時には、彼の心の辛さを慮る一面も見せている[ep 10]。正人とは互いに和解し合い、「アンリ」と呼ぶように頼んだ[ep 15]。正人には「正人」と呼ぶようになる。その一方でプリキュアの戦闘を目撃し、その際の彼女たちの言動やエトワールの跳躍がほまれのそれであると見抜いたことなどから、プリキュアの正体がはなたちだと気づいている節もあり、そのことではなたちに水を向けることもある[ep 26][ep 10]。リストルにクライアス社へのスカウトを受けるが、断る[注 42]。しかし、周囲には隠しているが何らかの理由で体調不良に陥っている[ep 32]。十倉 じゅんな(とくら じゅんな)声 - 長縄まりあラヴェニール学園に通学する少女で、はな、さあや、ほまれのクラスメイト。風紀委員長で、眼鏡をかける。あきがほまれに弟子入りすることに、「あきはそのままでいい」と反対してケンカになり、その険悪な感情をパップルに付け込まれてあきと共にオシマイダーの素体にされる。しかしそのさなかに、あきにほまれへの嫉妬と、「自分の考えがあきのチャレンジの邪魔をしていたのかもしれない」という想いを吐露し、和解した[ep 28]。百井 あき(ももい あき)声 - 土師亜文ラヴェニール学園に通学する少女で、はな、さあや、ほまれのクラスメイト。茶色のツーサイドアップヘアが特徴。また、ローラースケートをたしなむ。ことわざや慣用句の言い回しを間違えることが多い[注 43]。ほまれに憧れ弟子入りを志願、ほまれを「師匠」と呼ぶ。前述のとおりほまれへの弟子入りの件を巡ってじゅんなとケンカになり、共にオシマイダーの素体にされるも、後に和解している[ep 28]。阿万野 ひなせ(あまの ひなせ)声 - 山谷祥生ラヴェニール学園に通学する少年で、はな、さあや、ほまれのクラスメイト。所属する吹奏楽部ではトランペットを担当しており、作中のハイキング回でも演奏を披露したことがある[ep 2]。はなのことが気になるようであり、パップルの屋台にあったぬいぐるみを全財産使って見事ゲット、彼女にプレゼントする[ep 25][注 44]。千瀬 ふみと(ちせ ふみと)声 - 福原かつみラヴェニール学園に通学する少年で、はな、さあや、ほまれのクラスメイト。課題の提出期限を守らなかったことで、内富士先生から叱られ、ふてくされていたところあふれ出したトゲパワワをチャラリートがオシマイダーにしてしまうが[ep 8]、その時救ってくれたキュアエールの大ファンとなり、自ら勝手に「キュアエールさんファンクラブ」を結成するほどになった[ep 34]。奥様狐とドーソンとけろっぴのお父さんとファイベルのパパとファイベルの場合は最高時速40km、一度に50kmまで飛べる)。
下記以外にも、作中にてクライアス社の作戦に巻き込まれる形で、第36話では他作品のプリキュアメンバーの一部が登場し、第37話では他作品のプリキュアメンバーの全員をはじめ、レギュラー以外のプリキュア、主だったサブキャラが登場している[ep 36][ep 37]。
ふたりはプリキュア / ふたりはプリキュア Max Heart[]美墨 なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック声 - 本名陽子雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト声 - ゆかな『ふたりはプリキュア』および『ふたりはプリキュア Max Heart』の主人公たち。はぐたんの不思議な力によって、突如2人揃ってエールたちのいる世界に呼び出された[ep 29]。2人を見たエールは取り乱し、マシェリは「メロディソードを授けに来た天の使い」だと思っていた。エールたちと見慣れない風景を見たブラックは「ここどこなの?ありえな~い!」と言いながらうろたえ、ホワイトはそんな彼女を落ち着かせ「別の世界に迷いこんだ?」と冷静に分析している。えみるのギター(詳細はえみるとルールーの項目を参照)を巡って軋轢が生まれたえみるとルールーに対して「自分はどうしたいのか、そして親友だからこそ本音をぶつけるべき」と諭し2人の仲を修復させる。その後の戦闘でも苦戦するエールたちに加勢し、戦闘後は再びはぐたんの力によって元の世界へと帰っていった[ep 30]。なお、コスチュームはクロスオーバー映画と同じく『Max Heart』の姿である。九条 ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス声 - 田中理恵メップルポルンふたりはプリキュア Splash Star[]日向 咲(ひゅうが さき) / キュアブルーム・キュアブライト美翔 舞(みしょう まい) / キュアイーグレット・キュアウィンディ霧生 満(きりゅう みちる)霧生 薫(きりゅう かおる)Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo![]『Yes!プリキュア5』及び『 Yes!プリキュア5GoGo!』の登場人物。二手に分かれたプリキュアチームのうち、はなとさあや、アラモードの6人と対面を果たす。またブンビーは一時期クライアス社に勤めていたことも、作中にて言及されている。
夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム声 - 三瓶由布子夏木 りん(なつき りん) / キュアルージュ春日野 うらら(かすがの うらら) / キュアレモネード秋元 こまち(あきもと こまち) / キュアミント水無月 かれん(みなづき かれん) / キュアアクア美々野 くるみ(みみの くるみ) / ミルキィローズブンビー声 - 高木渉フレッシュプリキュア![]『フレッシュプリキュア!』の主人公たち。二手に分かれたプリキュアチームのうち、ほまれ達3人と魔法つかいの3人と出会っている。
桃園 ラブ(ももぞの ラブ) / キュアピーチ声 - 沖佳苗蒼乃 美希(あおの みき) / キュアベリー山吹 祈里(やまぶき いのり) / キュアパイン東 せつな(ひがし せつな) / キュアパッションタルト声 - 松野太紀シフォン声 - こおろぎさとみカオルちゃんウエスターサウラーハートキャッチプリキュア![]花咲 つぼみ(はなさき つぼみ) / キュアブロッサム来海 えりか(くるみ えりか) / キュアマリン明堂院 いつき(みょうどういん いつき) / キュアサンシャイン月影 ゆり(つきかげ ゆり) / キュアムーンライト花咲 薫子(はなさき かおるこ) / キュアフラワースイートプリキュア♪[]北条 響(ほうじょう ひびき) / キュアメロディ南野 奏(みなみの かなで) / キュアリズム黒川 エレン(くろかわ エレン) / キュアビート調辺 アコ(しらべ アコ) / キュアミューズ調辺音吉(しらべ おときち)スマイルプリキュア![]星空 みゆき(ほしぞら みゆき) / キュアハッピー日野 あかね(ひの あかね) / キュアサニー黄瀬 やよい(きせ やよい) / キュアピース緑川 なお(みどりかわ なお) / キュアマーチ青木 れいか(あおき れいか) / キュアビューティキャンディ / ロイヤルキャンディドキドキ!プリキュア[]相田 マナ(あいだ マナ) / キュアハート菱川 六花(ひしかわ りっか) / キュアダイヤモンド四葉 ありす(よつば ありす) / キュアロゼッタ剣崎 真琴(けんざき まこと) / キュアソード円 亜久里(まどか あぐり) / キュアエースレジーナハピネスチャージプリキュア![]愛乃 めぐみ(あいの めぐみ) / キュアラブリー声 - 中島愛白雪 ひめ(しらゆき ひめ) / キュアプリンセス大森 ゆうこ(おおもり ゆうこ) / キュアハニー氷川 いおな(ひかわ いおな) / キュアフォーチュン氷川 まりあ(ひかわ まりあ) / キュアテンダーオハナ / キュアサンセットオリナ / キュアウェーブGo!プリンセスプリキュア[]春野 はるか(はるの はるか) / キュアフローラ声 - 嶋村侑海藤 みなみ(かいどう みなみ) / キュアマーメイド天ノ川 きらら(あまのがわ きらら) / キュアトゥインクル紅城 トワ(あかぎ トワ) / キュアスカーレット七瀬 ゆい(ななせ ゆい)魔法つかいプリキュア![]『魔法つかいプリキュア!』の主人公たち。ドクター・トラウムを追って魔法界よりはぐくみ市に飛来。当初は大人の姿だったが、時間操作ビームを浴びて中学生の姿に戻った後、二手に分かれた際には魔法学校の制服を着用している。
朝日奈 みらい(あさひな みらい) / キュアミラクル声 - 高橋李依十六夜 リコ(いざよい リコ) / キュアマジカル声 - 堀江由衣花海 ことは(はなみ ことは) / キュアフェリーチェ声 - 早見沙織モフルン / キュアモフルン声 - 齋藤彩夏キュアモフルンとしては第37話終盤で下半身のみ姿を現す。魔法学校の校長キラキラ☆プリキュアアラモード[]『キラキラ☆プリキュアアラモード』の主人公たちで、ドクター・トラウムの時間停止攻撃に巻き込まれ、はぐくみ市へ転移した後本作品のプリキュアと出会う。登場当初は全員前作の最終回に近い設定の格好[注 48]であったが、その後変身に際して全員キラキラパティスリーのパティシエ衣装に変わっている[ep 36]。
宇佐美 いちか(うさみ いちか) / キュアホイップ声 - 美山加恋有栖川 ひまり(ありすがわ ひまり) / キュアカスタード声 - 福原遥立神 あおい(たてがみ あおい) / キュアジェラート声 - 村中知琴爪 ゆかり(ことづめ ゆかり) / キュアマカロン声 - 藤田咲剣城 あきら(けんじょう あきら) / キュアショコラ声 - 森なな子キラ星 シエル(キラほし シエル) / キュアパルフェ声 - 水瀬いのりペコリン / キュアペコリン声 - かないみか第37話終盤で変身する。いちご山の長老声 - 水島裕リオビブリープリキュアオールスターズNewStageシリーズ[]坂上 あゆみ(さかがみ あゆみ) / キュアエコー変身時の掛け声は「ミライクリスタル!ハート、キラっと!」。プリハート下部の赤いハートを押して温めながら「は〜ぎゅ〜」「ぎゅ〜」と言いつつ変身する。変身後の姿では全員口紅を塗るなどメイクをしている。回によっては変身シーンが存在しないこともある[ep 6]。
本作品ではエールの初めての戦闘を一般人に目撃されたこともあり、一般人にもプリキュアの存在自体は認知されているが、ハリーからは「ヒーローは正体を隠すもの」として他人には正体を明かさないよう指示されている。もっともその理由は単に「ヒーローは正体を隠す方がミステリアスでかっこいいから」というものに過ぎず、「正体を明かすと周囲の人間にも被害が及ぶ恐れがある」などの特別な理由があるわけではない[ep 5]。
変身終了後の全員での名乗りは初期メンバーだけでは行われておらず、マシェリとアムール加入後の第22話からとなり全員で「HUGっと!プリキュア」と名乗る。その際の立ち位置は、向かって左からアンジュ・マシェリ・エール・アムール・エトワールの順となり、マシェリとアムールは立てひざになる。
本作品に登場するプリキュアの名称は基本的にフランス語[注 49]から命名されているが、キュアエールのみ「応援」を意味する英語の「Yell」と「翼」を意味するフランス語の「Aile」のダブルミーニングとなっている[23]。
第20話からマシェリとアムールが追加登場しているが、2人同時登場はシリーズ初となる[24]。
野乃はなが変身する元気のプリキュア。変身時の名乗りは「輝く未来を抱きしめて!!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」。
イメージカラーはピンク。髪色はウェーブがかった薄いピンクのロングヘアで、サイドでまとめたシニヨンに赤いリボンと白い花が付けている。衣装はチアリーダーと花屋がモチーフとなっており[23]、濃いピンク色を基調としたワンピースで、臍部が開いたデザインとなっている。両手首に小さなポンポンのような黄色の装飾を装着しており、腰に桜色の大きなリボンが付いたシースルーのピンク色のスカート、その上から緑のフリル、二の腕にもシースルーの袖カバーを着用し、白いニーハイソックスとピンクのブーツを履いている。耳にはクローバーのようなピアスが付いている。
相手に接近してからの格闘技を得意としているが、動きが直線的で敵に読まれやすい[ep 22]。
個人技ハート・フォー・ユープリハートのハート部分をタッチし手を画面にかざした後、 両手首に付いている装飾をポンポンに変えて「フレフレ!ハート・フォー・ユー!」の掛け声とともにハートを描き、ピンクのハート型エネルギーを敵にぶつけて浄化する。フラワーシュートエールタクトのピンクと赤のボタンを交互に押し、タクトのように振って花の力を先端のクリスタル部分にチャージしピンク色に輝いた後、「フラワーシュート!」の掛け声とともに薔薇型のエネルギー弾を放つ。薬師寺さあやが変身する知恵のプリキュア。変身時の名乗りは「輝く未来を抱きしめて!!みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」。
イメージカラーは水色。衣装はナースとシスターがモチーフ[23]で、配色は白と水色を基調とする。ボリュームのある水色のロングヘアで、もみあげの先に黄色の飾り、羽飾りが付いた白いカチューシャを付けている。肩は羽をあしらわれた白いワンピースで、スカートはフィッシュテール風。キュアエールよりもボリュームのあるパニエを着けている。インナーはシースルーで、手首にフリルのリストバンド、水色のブーツを履いている。雫型のピアスを付けている。
戦闘能力はチームの中で最も低いと言われるが、戦闘端末で相手の弱点を探ったり、防御技で相手の攻撃を止めるなど、頭脳を活かしたサポート役として活躍する[ep 22]。
個人技ハート・フェザープリハートのハート部分をタッチし手を画面にかざした後、「フレフレ!ハート・フェザー!」と叫びながら手で水色のハートを描き強力なバリアを作り出し、相手に向かって放つ。浄化技ではないので、相手の攻撃を防ぐと同時に消滅する。放出せずに自分の前で盾として使うこともできる。フェザーブラストアンジュハープをハープのように奏でてから、自身の背中に水色の翼を生やし先端のクリスタルが水色に輝いた後に「フェザーブラスト!」と叫びながら生やした翼を無数の水色のエネルギー弾に変えて放ち、対象を包み込んで消滅させる。エネルギー弾を一つにまとめ対象を捕らえて、叩きつけることも可能。輝木ほまれが変身する力のプリキュア。変身時の名乗りは「輝く未来を抱きしめて!!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」。
イメージカラーは黄色。髪型は高く結った明るい黄色のポニーテールで、星飾りがつき、小さな青い帽子を被っている。衣装はキャビンアテンダントとスポーツ選手をモチーフとした[23]、マントのような布を羽織り、黄色の腰布、手首に白いカフスを着用。首に青いリボンが巻かれ、バルーンスカート風のミニ丈のパンツを履いている。左太腿に青いリングがつき、オレンジのハイヒールを履いている。星型のピアスを付けている。
スケートを生かした優れた身体能力による攻撃を得意とするが、不意打ちといった予想外の攻撃に対しては脆い[ep 22]、動きが正確すぎて相手に読まれやすいなどの守りの面での弱点をルールーによって指摘されている。
個人技ハート・スタープリハートのハート部分をタッチし手を画面にかざした後、「フレフレ!ハート・スター!」と叫びながら自分の周りに無数の星をだし回転しながら両手に星を集めハート型にした後、対象に向かって放つと星のチェーンとなり相手を拘束して動きを止める。ウェーブ状にして対象を攻撃したり、自分の周りに纏って相手の攻撃をガードすることも可能だが、敵を浄化することは出来ない。スタースラッシュエトワールフルートをフルートのように吹いてから回転し、星のエネルギーを先端のクリスタルに集め黄色に輝いた後、「スタースラッシュ!」と叫びながらいくつものオレンジ色の星を作り出し、そのうちの一つに自身も乗って対象に向かって突撃する。放った星で対象を切り裂くことも可能。ただし、突撃する技のため敵に通用しない場合はエトワール自身もダメージを受けやすいリスクがある。愛崎えみるが変身する愛のプリキュア。変身はキュアアムールと一緒に行い、名乗りはアムールと共に「(二人)輝く未来を抱きしめて!!みんな大好き!愛のプリキュア!(マシェリ)キュアマシェリ!(アムール)キュアアムール!」。
イメージカラーは赤。衣装のモチーフはアイドルで、アムールと合わせて「双子コーデにしたい」という要望を受けて、2人並んだときに左右対称になるデザインとなっている[25]。髪型は大きなプラチナブロンドのカールが大きく入ったツインテールで、頭部には右に傾く形の白いフリルと大きな赤いリボンが付けられ、コスチュームは赤とピンクを基調色に紫がワンポイントで入り、スカートのフリルや袖が白。手には白い手袋、足には白いニーソックスと厚底の赤い編み上げブーツを履いている。プリハートキャリーは5人のプリキュアで唯一右腰に付けられており、紫のリボンが後ろに配されている。耳には白いポンポンのピアスを付けている。
戦闘ではキュアアムールとの共闘を行なう。
プリキュアシリーズ初の人間界での小学生プリキュアでもある[注 50][26]。
個人技ハート・ソングプリハートのハート部分をタッチし「Are you ready? 」と唱えながら手を画面にかざした後、「フレフレ!ハート・ソング!」と叫びながら手に赤いハート型のエネルギー弾を作り出し、アムールのハート・ダンスと同時に放つことで対象を浄化する。また、ぶつけて相手の動きを止めることも可能。マシェリポップンツインラブギターを短く弾き、赤色のハートの上をジャンプして大きな赤いハートを作り出した後、ウインクしながら「マシェリポップン!」と叫んで対象に向かって放ち攻撃する。対象に食べさせ戦意を喪失させることも可能。ルールー・アムールが変身する愛のプリキュア。変身はキュアマシェリと一緒に行い、名乗りはマシェリと共に「(二人)輝く未来を抱きしめて!!みんな大好き!愛のプリキュア!(マシェリ)キュアマシェリ!(アムール)キュアアムール!」。
イメージカラーは紫。マシェリと同じくアイドルをモチーフとした、マシェリとは対をなす衣装デザインで[25]、髪型は銀髪のロングヘアで左右がリボン状、後頭部をアップにした状態となり、頭部には左に傾く形の白いフリルと大きな紫のリボンが付けられ、コスチュームは紫と薄紫を基調色に赤がワンポイントで入り、スカートのフリルや袖が白。手には白い手袋、足には黒いニーソックスと紫で厚底かつ編み上げのオーバーニーブーツを履いている。左腰のプリハートキャリーは赤いリボンが後ろに配されている。耳には白いポンポンのピアスを付けている。
戦闘ではキュアマシェリとの共闘を行ない、ルールーの頃のような相手を分析する戦法は少なくなった。
個人技ハート・ダンスプリハートのハート部分をタッチし「行きます!」と唱えながら手を画面にかざした後、「フレフレ!ハート・ダンス!」と叫びながら手に紫色のハート型エネルギー弾を作り出し、マシェリのハート・ソングと共に相手に向かって放つことで対象を浄化する。また、ぶつけて相手の動きを止めることも可能。アムールロックンロールツインラブギターを短く弾いた後、回転しながら紫色の大量の小型のハートを作り出し、ウインクしながら「アムールロックンロール!」と叫んで対象に向かってハートを放ち対象を攻撃する。対象に食べさせ戦意を喪失させることも可能。プリキュア5人がミライクリスタル・チアフルの力でパワーアップした姿で、主にプリキュア・チアフルアタック発動時に変身する。メモリアルキュアクロックにミライクリスタル・チアフルをはめることで変身する。
コスチュームは5人バラバラであるが、頭にグラデーションのかかったリボンがついたウェディングケープのようなものを被る点が共通している。また、はぐたんも5人に合わせる形で専用のコスチュームを身につけている。
キュアエール上半身の衣装が編み上げ状となって臍部の露出が無くなり、腰の薄ピンクのフリルが無くなるかわりに透明な小さめのフリルと白いスカートタイプのフリルが追加され、腕に透明な袖が追加されている。キュアアンジュ全体的に水色の部分が少なくなり肩の羽部分が大きくなる。腕の透明なケープが肩から手首までに伸びスカート部分が白い翼のようになる。ブーツにも翼をイメージした装飾がつく。キュアエトワール半袖から大きめサイズの長袖に変わり髪がボリュームアップする。スカートも二重になる。キュアマシェリスカートがバルーンスカートに変わりスカートの大きめの薄紫のフリルに赤いダイヤが2つついている。胸リボンの下部分が白に変わり、腕の白手袋が肘くらいまで伸びる。キュアアムールメンバーの中で最も衣装に変化があり、スカートがロングスカートに変わり、胸のネクタイがリボンに変わり白いフリルが付く。プリハートキャリーが付いているリボンにも赤いフリルがつく。衣装は肩出しでは無くなり靴もロングブーツからハイヒールに変化する。はぐたんスカートの裾にピンクの縁取りが入った白いドレスを着ており、背中には大きなピンクのリボンがつけられ、左右に少し伸びている髪には髪飾りがつけられている。シリーズディレクターは、かつて本枠において複数作品を生み出した佐藤順一と、『フレッシュプリキュア!』で同職を務めた東映アニメーションの座古明史が担当する。キャラクターデザインは通算4作目となる川村敏江が、シリーズ構成は『魔法つかいプリキュア!』『キラキラ☆プリキュアアラモード』のサブライターや『映画 プリキュアドリームスターズ!』の脚本を手がけた坪田文が担当する。劇伴音楽は前作に引き続き林ゆうきが起用されている。
テンプレート:エピソードリスト/base/headerテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/baseテンプレート:エピソードリスト/base/footer
主題歌は、長らくシリーズに関わっている宮本佳那子が初めてオープニングテーマを担当、エンディングダンス振り付けの振付稼業air:manと共に、前作『キラキラ☆プリキュアアラモード』に引き続いての参加となる。エンディングテーマは、前期は本作品のプリキュア役の引坂理絵(野乃はな / キュアエール 役)、本泉莉奈(薬師寺 さあや / キュアアンジュ 役)、小倉唯(輝木 ほまれ / キュアエトワール 役)が[27]、後期はこの3人に加え田村奈央(愛崎えみる / キュアマシェリ 役)と田村ゆかり(ルールー・アムール / キュアアムール 役)が歌唱を手がける。また、前作に続く形で2018年7月29日に主題歌歌手と声優による作品単独のライブイベントが開催されている[28]。
字幕放送・連動データ放送はテレビ朝日系列フルネット局のみ実施。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本国内[注 59] | 朝日放送テレビ[注 1](制作局)をはじめとする テレビ朝日系列フルネット全24局 | 2018年2月4日 - | 日曜 テンプレート:08:30 - テンプレート:09:00 | テレビ朝日系列 | 同時ネット |
鳥取県・島根県 | 山陰放送 | 2018年2月10日 - | 土曜 11:15 - 11:45[注 60] | TBS系列 | 遅れネット スポンサードネット |
これまでのシリーズ同様、『なかよし』(講談社)にて、上北ふたごによる漫画版が2018年3月号から連載されている。2018年11月号掲載分では『ふたりはプリキュア/Max Heart』からなぎさとほのか、ひかりやベローネ学院ラクロス部のメンバーがゲスト出演している。
いずれも通常版と特装版でカバーイラストやピンナップイラストが異なるほか、特装版には描き下ろし漫画を収録した小冊子が付属する。
キャラクターショーは、第1期では初期メンバー3人とはぐたん、人間体のハリーが、敵側はパップルとオシマイダーが登場する。第2期ではマシェリとアムールが加わり、敵側はビシンと猛オシマイダーが登場する。
上記とは別に『HUGっと!プリキュア ドリームステージ〜フレフレ!メチャLOVE♥レビュー〜』としてミュージカルショー(有料)も7月より開催されている[31]。前年の『キラキラ☆プリキュアアラモード ドリームステージ』同様にミュージカル、ダンスレクチャー、ライブショーの3部構成となっており、ミュージカル本編では敵側からオリジナルキャラのパリピーノが登場するほか、他シリーズからの客演としてキュアホイップとキュアミラクルが登場、さらにライブショーでは『キラキラ☆プリキュアアラモード』『魔法つかいプリキュア!』の全プリキュアも登場する。
いずれもマーベラスより発売。サウンドトラック・ボーカルアルバムの詳細は『HUGっと!プリキュア サウンドアルバム』を参照。
シングル発売元:マーベラス、販売元:ポニーキャニオンで、2018年6月20日よりDVDが発売中。同年9月19日からはBlu-ray Discが発売中。
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日[32] |
---|---|---|---|---|
1 | 1話 - 3話 | キュアエール キュアアンジュ キュアエトワール はぐたん ハリハム・ハリー | 前期ノンテロップOP&ED 前期エンディングダンスレッスンムービー 番組PV集 Blu-ray&DVD告知CM | 2018年6月20日 |
2 | 4話 - 6話 | はな さあや ほまれ はぐたん ハリハム・ハリー | 前期エンディングダンスレッスンムービー | 2018年7月18日 |
3 | 7話 - 9話 | キュアエール はぐたん ハリハム・ハリー | 2018年8月17日 | |
4 | 10話 - 12話 | キュアアンジュ はぐたん ハリハム・ハリー | 2018年9月19日 | |
5 | 2018年10月17日予定 | |||
6 | 2018年11月21日予定 | |||
7 | 2018年12月19日予定 | |||
8 | 2019年1月16日予定 | |||
9 | 2019年2月20日予定 | |||
10 | ||||
11 | 2019年3月20日予定 | |||
12 |
巻数 | 収録話数 | ジャケットイラスト | 映像特典 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
1 | 1話 - 12話 | キュアエール キュアアンジュ キュアエトワール はぐたん ハリハム・ハリー(人間体) | 前期ノンテロップOP&ED 前期エンディングダンスレッスンムービー 変身シーン集 資料ギャラリー PV&CM集 『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア』予告映像 | 2018年9月19日 |
2 | 2019年1月16日予定 | |||
3 | 2019年3月20日予定 |
前作から引き続き「プリキュアプリコーデドール」シリーズのフィギュアが発売されている他、本作品ではプリキュアシリーズ最初期に展開されていた「プリキュアスタイル」シリーズとして、ドール玩具も並行して発売されている。
|放送局= ABC制作・テレビ朝日系列|放送枠= 日曜8時台後半|番組名= ハピネスチャージプリキュア!
(2014年2月2日 - 2015年1月25日)|前番組= ドキドキ!プリキュア
(2013年2月3日 - 2014年1月26日)|次番組= Go!プリンセスプリキュア
(2015年2月1日 - )}}
|
テンプレート:朝日放送テレビ制作日曜朝8時30分枠のアニメテンプレート:東映アニメーションテンプレート:佐藤順一監督作品
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ
引用エラー: 「注」という名前のグループの タグがありますが、対応する
引用エラー: 「ep」という名前のグループの タグがありますが、対応する
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
ニュース ...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優麦人(むぎひと、1944年8月8日 - )は、日本の俳優、声優。ベストポジション所属。東京都武蔵野市出身。本名及び旧名義は寺田 誠(てらだ まこと)[...
テンプレート:半保護テンプレート:BLP unsourcedテンプレート:声優高瀬 右光(たかせ あきみつ、1970年9月1日 - )は、日本の声優。アクセント所属。以前はマウスプロモーションに所属し...
テンプレート:出典の明記テンプレート:ActorActress高木 均(たかぎ ひとし、1925年2月26日[1] - 2004年2月11日[2])は、日本の男性俳優、声優、ナレーター。東京府出身。目...
江戸川コナン工藤ダイキ鬼太郎ムーミン・トロール(2代目)乱太郎キキ(2代目):戸田恵子バク丸(3代目)めざましくん特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能...
Curator特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飯塚 雅弓(いいづか まゆみ、1977年1月3日 - )は、東京都出身の女優、声優、歌手。身長148cm、血液型AB型。法政大学女子高等学校、法政大学...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飯塚 昭三(いいづか しょうぞう、1933年5月23日 - )は、日本の声優、俳優、ナレーター。東京俳優生活協同組合を経て、1988年からシグマ・セブ...
テンプレート:半保護テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優飛田 展男(とびた のぶお、1959年11月6日[1] - )は、日本の声優、ナレーターであり、舞台俳優。アーツビジョン所属。茨城...
テンプレート:混同テンプレート:出典の明記テンプレート:声優青野 武(あおの たけし、1936年6月19日[1] - 2012年4月9日)は、日本の声優、俳優、ナレーター。青二プロダクションに所属して...
テンプレート:半保護テンプレート:存命人物の出典明記太字テンプレート:声優青山 穣(あおやま ゆたか、1965年1月30日 - )は、日本の声優。九プロダクションより移籍し、現在の所属事務所はケンユウ...
W2 雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか)/キュアホワイト声:ゆかな1990年4月4日生まれの牡羊座で、血液型B型。両親は海外でアートディーラーをしており、大きな日本家屋で祖母のさなえ、および飼い犬・忠太...
テンプレート:BLP unsourcedテンプレート:声優雨蘭 咲木子(うらん さきこ、本名:町田 咲子(まちだ さきこ)、1963年9月10日 - )は日本の女優・声優。テアトル・エコー所属。大阪府...
ウィスパーメップルスネ夫(3代目)特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:半保護テンプレート:声優釘宮 理恵(くぎみや りえ、1979年5月30日[1] - )は、日本の女性声優、歌手。所属事務所はアイムエンタープライズ。大阪府生まれの熊本県熊本市育ち。身長1...
曖昧さ回避 この項目では声優について記述しています。報道記者については野田順子 (NHK)をご覧ください。テンプレート:声優野田 順子(のだ じゅんこ、1971年(昭和46年)6月29日 - )は、大...
テンプレート:存命人物の出典明記テンプレート:声優野沢 雅子(のざわ まさこ、1936年10月25日 - )は、日本の声優、女優、ナレーター。本名:塚田 雅子(つかだ まさこ、旧姓名:同じ)。所属事務...
劇場アニメ[]特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。...
テンプレート:ActorActress辻 親八(つじ しんぱち、1956年10月20日 - )は、日本の男性俳優、声優。千葉県(宮城県牡鹿郡女川町説もあり)出身。オフィスPAC所属。テンプレート:VO...