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この記事では草神について説明しています。NPCについては、ナヒーダをご覧ください。
クラクサナリデビ
知恵の神
クサナリ、ナヒーダとして輪廻の中に現れる。 クサナリ、ナヒーダとして輪廻の中に現れる。- プロフィール
- その他の肩書き
- カテゴリ
- Lesser Lord
- The First Akasha Terminal
500年前の大災害で先代草神マハールッカデヴァタが死亡した後、この地位に就いたため七人の中では最も若く最も新しい神と思われる[2][3]。
誕生後すぐにスメールの賢者によってスラサタンナ聖処に運ばれ、そこで肉体を持ち、世界と交流することができない。しかし彼女は人々の夢の中に現れることが可能でナヒーダという名で呼ばれている[4]。
目次
プロフィール[]
紹介[]
長い長い夢を見ていたわ…
人々は手をつなぎ、円を描くようにくるくると回っていた。賢者と愚者、舞人と勇士、人形と神像…
みんなの喜びの踊りの中には、宇宙のすべてが秘められている。『命』はいつも目的で、『知恵』こそが手段なの。
—クラクサナリデビ[5]
スメールの七神でありながら、クラクサナリデビはスメールの国政に対してほとんど権力を持たない。スラサタンナ聖処に隔離されているため、500年前に誕生してから教令院の賢者を除きスメールの誰も彼女に会ったことがない。賢者たちはクラクサナリデビとはほとんど会話することはなく彼女に代わってスメールを統治している[4]。
クラクサナリデビは外界から隔離されているが、限定的に外界と接触することは可能である。彼女の意識は「アーカーシャ」とリンクしており、アーカーシャの知識の蓄積にアクセスできるだけでなく、人々の意識を占有することで一時的に憑依することも可能だが、人々の自由意志を尊重してスメールの冒険者協会の「キャサリン」にのみ憑依することを選択した[4]。またスメール内の人々の夢の中に現れることができる[6]。
そのため、クラクサナリデビについては、彼女の国の中でさえほとんどの人が知らない。スメール教令院はクラクサナリデビよりも亡くなったマハールッカデヴァタの崇拝を推進しており、ほとんどの人々が彼女に無関心で、代わりにマハールッカデヴァタを崇拝しているのがそもそもの原因になっている。とはいってもクラクサナリデビには少数の信奉者がおり特にスメールシティの地下にあるグランドバザールでは、彼女の誕生日を祝う花神誕祭が毎年開催されている[7]。「クラクサナリデビ」は彼らの愛称ともされる[8]。
性格[]
知恵は知恵の神の敵、知恵は無知の海に浮かぶ餌。学上の学士が成した愚行に、神の知恵は異論を唱えなかった。
知恵の神の性格については、ほとんど知られていない。しかし、テイワット編のストーリーPVでダインスレイヴが彼女について述べたセリフでは、自らの不作為によって「学士が成した愚行」を許したと批判している[9]。スメール教令院での2年間の留学でリサは「学問に対する奔放さ」に幻滅し、200年に一人の逸材と認められながらも、モンドに戻って図書館司書になることを選んだ[10]。八重神子も同様に、知識を資源として扱うスメールを「誠に不可解」とした上で、これがクラクサナリデビによるものか、それとも賢者たちによるものかを考えている[8]。旅人がホッセイニの長期にわたる学生生活を疑問視した際に、スメール教令院の一部の学生が「知恵の神による長期間の審査」を受けることに言及しているが、これは盈珠が推理するように、スメール教令院で余計な年月を過ごさなければならないという比喩的な言葉である[11]。
旅人との出会いでスラサタンナ聖処から出ることもなく自分の正体を明かすこともないつかみどころのない秘密主義者。その代わり、テレパシーや憑依といった方法で人間とコミュニケーションをとることを選ぶ。人付き合いが苦手なため、少し偏屈でよそよそしい印象を受ける。「もっと人間の感情を研究する必要がある」と自ら自認している。また、「類語が好き」であることを告白しておりスピーチや質疑応答で頻繁に使っている。スメールの多くの人々と同様に直接的な答えを与えることを嫌い人々が自分で答えを見つけることを好みそれがより良い知恵への道だと信じている。
クラクサナリデビもまた民衆、特に賢者たちから受けた仕打ちのせいで自尊心が低く彼らと同様に自分はマハールッカデヴァタに大きく劣っていると考え国が自分に対して失望し無関心であることを自分のせいにしている。その結果、彼女は秘密を守りより良い神になるために努力し当分の間賢者に物事を任せようと決心する。ただし一歩でも踏み外した場合は対処するとしている。
容姿[]
クラクサナリデビは、エルフのような耳を持つ、背の低い子供のような少女ナヒーダとして登場する。髪の先が他の七神と異なる色に染まっており、彼女の髪はライトグレーから草を象徴するグリーンに変化している。
また、クラクサナリデビは様々なアバターとして登場し、アーカーシャを装着した者の意識を煽ることができ、キャサリンなどの非人間的な存在も含まれる。
物語[]
歴史[]
500年前の大災害の影響で先代の草神であるマハールッカデヴァタはキングデシェレトによる禁忌の知識の根絶で力を使い果たし子供の姿になった。その後、世界樹の完全汚染を防ぐために世界樹の枝を折り自分の分身であるクラクサナリデビを誕生させる。彼女の誕生と同時にマハールッカデヴァータは息を引き取り力の一部を世界樹に残した。その後、彼女は新たな七神としてテイワットに降臨した。
クラクサナリデビの誕生日にはスメールで花神誕祭として祝われる[12]
魔人任務[]
クラクサナリデビは第一章で鍾離と甘雨が草神として初めて言及しそこで旅人は彼女が七神の中で最も若いことを知る。第二章の後 八重神子は旅人に次にスメールに行きクラクサナリデビを探した方がいいのではないかと提案する[8]。
クラクサナリデビをスメールで旅人が探したが見つからず最初の魔神任務の章に姿を現さなかった。
旅人が教令院の賢者によって作られた輪廻から抜け出せないでいるところを魔神任務第三章 第二幕: 「黎明を告げる千の薔薇」で初めてまともに登場することになる。輪廻を払うことに成功した後もクラクサナリデビはアーカーシャシステムに残り賢者たちが最新の実験で踏み外した原因を突き止めようとした。
イベント任務[]
サマータイムオデッセイでクラクサナリデビが旅人とパイモンと会話したことはドドコ通信を傍受、旅人の心に直接語りかけることで大いに示唆されている。旅人に興味があり、将来出会えるかもしれないと言う。
キャラクターへの言及[]
キャラクターストーリー
キャラクターボイス
| キャラクター | ボイス |
|---|---|
|
メール
豆知識[]
- 幽夜の黙示録 (Part 3)と夏の夢、詩歌の如しでは、旅人がドドコミュニケーション装置を通してテレパシーで話す未知の存在が、草神クラクサナリデビと強く示唆されている。
- 近い将来、プレイヤーが彼らに出会うことを示唆する存在。
- 旅人との会話を終えると、旅人の前に草の元素記号が一瞬だけ現れる。
- この実体は、新地域試写会の際にVer2.8 予告番組の最後に予告されたものと同じ声のようだ。(これは、特別番組がある唯一の音声付き言語である中国語、英語、韓国語に共通するもの)。
- 新地域プレビュー（歴史的に正式リリース直前）と『テイワット』メインストーリーチャプターPV-「足跡」の両方に基づき、草の国「スメール」が次のプレイアブル地域となる (バージョン2.8時点では、旅人は稲妻で探索を終え、層岩巨淵でダインスレイヴに遭遇し、第二章は終了している)。
- ドドコ通信はアリスが作ったもので、旅人とウェンティの間でしか通信できないにもかかわらず、なぜかそのリンクを切断するばかりか、それを徴用するのである。
- ペルシーコフのレポートでは、パーティやファデュイが体験した蜃気楼や幻覚を引き起こすファデュイの機械が、神（魔神）の力を模したものであることが明らかにされた。
- その実体は、旅人と友人のために「ちょっとしたデザイン」を手伝ったことを認めており、機械と蜃気楼のどちらか一方に言及している。
- 直接的ではない追加的な接続。
- 『テイワット』メインストーリーPVで知識の「蜃気楼」が出てき。しかし、中国語の原文では "mirage "ではなく "bait "という単語が使われている。
- バージョン2.8特別番組では、子供を描いたと思われる七天神像が映し出された。七神の像が現在の七神か過去の七神かは不明だが、金リンゴ群島で旅人に話しかける声は幼く聞こえる（これは4つの音声言語すべてで同じ）。
語源[]
- クサナリという名前は、釈迦の過去の出生を詳述した547の仏教詩のシリーズであるJātakaの中の詩の一つであるKusanali-Jātakaに由来すると思われる。usanali-Jātaka』には、特に木の精との出会いが詳しく書かれている。
- 「クサナリ」は、サンスクリット語の「クサ」（ヒンドゥー教の儀式に用いられる神聖な植物kusa-grass）とnāḷi（中空の茎や管）に由来している。
- 中国語で「クラクサナリデビ」は小吉祥草王 Xiǎo Jíxiángcǎo Wáng, "Little Lucky-Grass Monarch"である。吉祥草の語源は、Jātakaの詩「"Yathā ahaṁ Kusanāḷī rucāyaṁ" (英語: Just as (the reed-god) Kusanāḷi did to this tree; 中国語: 于此鲁伽树，吉祥草助我 "As to the ruca-tree will the lucky-grass help me")である。また、クサノオウを指す言葉としても使われる。
- 韓国語では쿠사나리 데비 Kusanari Debiと表記される。サンスクリット語のdevī（「女神」または「女王」）に由来する데비 Debiという言葉がある。
- 日本語ではクラクサナリデビ Kura Kusanari Debiとなり、デビ Debiは上記と同じ由来である可能性がある。とクラ Kuraはパーリ語の khudda （「小さい」「劣る」「低い」）に由来している可能性がある。また、Kuraはペルシャ語の خدا Khudaに由来する可能性もある。(「主」または「神」) に由来するとも考えられる。
注釈[]
その他の言語[]
| 言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
|---|---|---|
| 日本語 | クラクサナリデビ Kura Kusanari Debi | Little Kusanali Devi |
| 中国語 (簡体字) | 小吉祥草王 Xiǎo Jíxiángcǎo Wáng | Little Lucky-Grass Monarch |
| 中国語 (繁体字) | 小吉祥草王 Xiǎo Jíxiángcǎo Wáng | |
| 英語 | Lesser Lord Kusanali | — |
| 韓国語 | 쿠사나리 데비 Kusanari Debi | Kusanali Devi |
| スペイン語 | Reina Menor Kusanali | Lesser Queen Kusanali |
| フランス語 | Rani Kusanali | Rani Kusanali |
| ロシア語 | Малая властительница Кусанали Malaya vlastitel'nitsa Kusanali | Little Ruler Kusanali[• 1] |
| タイ語 | ท่านหญิงน้อย Kusanali Than Yang Noi Kusanali | Little Lady Kusanali |
| ベトナム語 | Tiểu Vương Kusanali | Little Lord Kusanali |
| ドイツ語 | Niedere Herrin Kusanali | Lesser Lady Kusanali |
| インドネシア語 | Lesser Lord Kusanali | — |
| ポルトガル語 | Lorde Menor Kusanali | Lesser Lord Kusanali |
- ↑ ロシア語: Малая властительница Malaya vlastitel'nitsa is a feminine term.
変更履歴[]
バージョン1.1でリリース
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脚注[]
- ↑ 魔神任務、第三章、第一幕【煙霧のベールと暗き森を抜けて】、パート2: 療養と観察
- ↑ 魔神任務、第一章、第三幕【迫る客星】、パート3: 孤高
- ↑ 聖遺物セット: 翠緑の影
- ↑ 4.04.14.2 任務: 黎明 (任務)
- ↑ キャラクター突破素材：成長のエメラルド
- ↑ 魔神任務、第三章、第一幕【煙霧のベールと暗き森を抜けて】、パート5: 知恵の神の軌跡
- ↑ YouTube: Version 3.0 "The Morn a Thousand Roses Brings" Trailer | Genshin Impact
- ↑ 8.08.18.2 魔神任務、第二章、第三幕【千手百目の浮世】、パート9: 願い
- ↑ 9.09.1 YouTube: 『テイワット』メインストーリーチャプターPV「足跡」
- ↑ リサのキャラクターストーリー：キャラクターストーリー5
- ↑ 任務: 憂鬱さん
- ↑ イベント「風花の招待」の世界任務: 風花祭研究報告
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