「えっと、帰る前に買い物行って、帰ったら明日の発表の準備もして……」 「はぁ……頑張らないとなぁ……」 |
名前:寒橋 直
年齢:16
身長:161cm
性別:女
瞳の色:深緑
髪の色:黒
外見・服装:制服
職業:学生(高校1年生)
専門:家事
好きなもの:弟(寒橋尚人)、妹(灯基のこ)、少女アニメ/少女漫画、可愛いもの、甘いもの
苦手なもの:綺麗な言葉だけ並べてくる大人、弱みを見せること、気持ち悪いもの(虫など)、怖いもの(お化け、バケモノなど)、苦いもの(特にピーマン)、歯医者、注射
一人称:「私」
詳細な設定:
エルドラド学園の1年生女子。帰宅部。
家族構成と血縁
両親と弟1人(寒橋尚人)、そして親戚の灯基家の葬儀の際に預かった義妹1人(灯基のこ)が家族。同級生の樹熊黒愛は従姉妹に当たる。
両親は多忙でほとんど家にいないため、家庭のことはほとんど直がやっている。
人格形成
幼少期からとにかく真面目で、ルールを忠実に守る子供だった。おかげで周りの大人からのウケはよく、いわゆる模範的な存在として褒められることが多かった。褒められることが好きだった直は、そうすることが正しいんだと学んだ……というか、真面目すぎてそうあるべきだと思い込みすぎてしまった。自分だけじゃなくて、周りもそうした方がいいんだと。
それは大人からのウケはよくても、同級生にとっては非常な窮屈なことであり、話せるようになっても時間が経つと距離を置かれるという体験が続いた。ただ、そこが自分の長所だと強く思いすぎていた直には、何故周りが離れていくのか理解できなかった。
気が付けば自分を褒めてくれる存在はいなくなって、「自分の性格の何かが間違ってるんだろうけど、それが何か分からない」状態に陥る。そして、こうなることを止めずに無責任に自分を褒めてきた大人たちに不信感を抱くようになってしまった。
性格
先述の通り真面目なのはいいがそれを他人にも強いる言わば「厄介な委員長」タイプ。
そのスタンスは周りだけでなく、弟相手にも変わっていない。悪いことをしたらしっかり叱る。ただ、本人は気付いていないがそれ以外はかなり甘やかしている。
また、人前に出るときは「しっかりとした自分でありたい」という意思が強く、弱みを見せることを極端に嫌う。そのためにやりたいことや本来必要なこと(睡眠不足を補うための昼寝など)を犠牲にして体力的にも精神的にも追いつめられることが多く、人目に付かないところでぐったりしていることがよくある。
これだけ頑張っているのに誰にも褒められないせいで膨らみ続ける承認欲求と上手くいかないことたちのせいで理想と現実が盛大に乖離している。そのため、内心かなり歪んだ部分がある。本人もそれが悪いものであることを自覚しており口に出さないようにしているが、いつか口を滑らせそうで常にびくびくしている。
ちなみに声がデカいのは人格形成の影響とかではなく元からそうだった。
その他
・身長は平均以上だが、本当は「かわいい」と思ってもらいたいため、もっと小さかったらよかったと思っている。ていうか、身長が高くなるならもうちょっとあってもいいでしょ……って思ってる。どこがとは言わないけど。
・地頭はまあ馬鹿ではないが賢くもない。定期テストで提出物に四苦八苦してテストでギリ赤点回避したり、調子よかったら7,80点台が出せるときもあるくらい。
・叱られた経験があまりないため苦手なことを克服しようという機会がなく、色々なことが苦手なまま残っている。寒橋家の食卓にピーマンとかがあまり出ないのはそのせい。
・過保護な妖精の人格の影響で食欲が増幅している。頑張って理性で抑え込んでいるが明らかにストレスの一因になっている。
・生徒会に入るか考えたことがあるが環境が終わってるのを見てやめた。
裏話
☆キャラ作成の経緯とか
弟がいることが確定していたのでしっかりもののお姉ちゃんやるかってなった。割とちゃんとお姉ちゃんできてるとは思ってて好きなキャラではあるのだが、ありふれた目覚めと眠りが終わった時点ではもうちょいキャラ練りたいなーって思ってた。
そして設定見返して色々考えてたら「内心絶対拗れてんなこれ……」ってなって今の形になった。
☆名前の由来
「寒橋」:特になし。現実にあまりいなさそうな名前にはした。
「直」:実直の「直」。
「おらー!もっとあたしに構えよー!」 |
夢の姿:人形ちゃん
身長:133cm
性別:女
瞳の色:桃色
髪の色:白と赤
外見・服装:傘を持ったゴスロリ幼女、ちょっと浮遊してる
所属:リングホルダー
一人称:「あたし」
詳細な設定:
ダイバーとしての姿。親と弟に隠れて夜遅くに見ていたアニメのキャラクターに似た、直が墓まで持っていくはずだった趣味の姿。姿に合わせて声も幼女のそれになっており、喋り方や一人称まで幼いものに変わる(後ろ2つは意図的に変えている)。
ダイバーという存在がどういうものなのかはショッピングモール火災の後に熟内から聞いているのでぼんやりと知っている。
性格の変化
抑圧し続けた色々な思いが剥き出しになっており、隠していた本心も含めて思っていたことが口をついて出るようになる。普段が常に欲求不満なので、基本的に気性が荒く口が悪い。普段の比にならないレベルで感情の起伏が激しくなっており、キレてたと思った次の瞬間急に泣き出したりする。
この姿になったのも「可愛くありたい」「ちやほやされたい」という思いがあったのが大きい。『ありふれた目覚めと眠り』では状況の緊迫度合もあってあれでも比較的穏やかな方であり、平常時にこの姿になると承認欲求と抑え込んでいる内心のせいでとんでもないことになる。直もそのことはなんとなく察しているため、人がいるときは極力この姿になりたくないと思っている。
その他
・過保護な妖精の人格の影響でダイバー体のくせに空腹の概念がある。食ったエネルギーは質量ごと虚空に消える。怖い。
技構成
切り札:「工房作品」指定【迫撃砲】
スキル:【製作者】【弾丸加工】【堅実派】【名手】【集中】
溜め込んだ感情をそのままエネルギーの塊として出力し、叩きつけることで攻撃する(【迫撃砲】)。このエネルギー塊は攻撃以外にも演出に使ったりできるが、使いすぎると元の姿に戻ってから無気力になる。
自分の攻撃方法については最初にこの姿で戦ったときになんとなく理解している。……自分一人だけでは何もできないことも。
ドリームダイバー事象について:
『ありふれた目覚めと眠り』:
変な指輪もらってうるさいやつが話しかけてくるようになったりダイバー体になれるようになったりのこちゃんが家族になったりした。色々起きすぎじゃない?ついでに当時の人間関係ほぼ全員に自分の趣味がバレた。死にたい……。
ダイバーとして目覚めたがその姿を日常的に使うようになったわけではなく、新たに増えた家族と平穏(?)な日常を過ごしている。ただ、過保護な妖精にいじめられたのとダイバー体の性質を理解したことで自身の人間関係に危機感を抱いている。どこかで頑張って一歩を踏み出そうとしているようだが、上手くいくのだろうか……。
人間関係
寒橋尚人
(呼び方:「尚人」)
弟。奔放だしわがままだし、めっちゃくちゃ手がかかる。水筒とかはすぐ出さないし、急にこれ必要とかって言い出すし、まったく……。
こんなことを言っているが自分のことを頼ってくれる数少ない存在なので直にとって一番の心の支えになっている。意識の淵に落ちたときに尚人が自分のことをめちゃくちゃ信頼していたと分かったときは本当に泣くほど嬉しかったし、今でも定期的に思い返している。
直が今のメンタルのままだと尚人が反抗期に入ったタイミングで一回心が折れる。
灯基のこ
(呼び方:「のこちゃん」)
義妹。両親が死亡しており、葬儀の場で預かることを決めた。半分くらい勢いだけど後悔してない。
家に来てからはほぼ実の妹同然に可愛がっている。色んなことを手伝ってくれるめちゃくちゃいい子で別の意味で泣きそうになっている。もう絶対に不幸にはさせないからね。
でも正直もうちょっと甘えてくれてもいいんだよ?とも思ってる。というか甘やかしたい。
樹熊黒愛
(呼び方:「黒愛ちゃん」)
従姉妹。幼少期はたまに遊んでいたが、その後は葬儀までまともに話す機会がなかった(同じ高校なので何度か姿は見かけていたが、黒愛が友人と話していることが多く話しかけられなかった)。
そのため幼少期のカブトムシを見せつけてきた(苦手だって言ってるのに!!)イメージが抜けておらず、再開時はその変わりように驚いた。高校でも火事のときも常に周りに誰かがいて楽しそうにしてるのが羨ましい。妬ましい。黒愛の母とは定期的に喋っているため、機会があったらお話できるかな、したいな、と思っている。
過保護な妖精
(呼び方:ーー※本編では呼んでいない)
指輪を介してインストールされたうるさいやつ。いちいち言い方が鼻につく。でも言ってることはだいたい正論だったりするし無視できない。そこが余計に腹立つ。
『ありふれた目覚めと眠り』のときはこいつの力がなければ大変なことになっていたので、感謝してはいる。一回どん底まで落とされたのはほんとに許さないけど。
質問/偏見寄稿所
Q.両親のことは正直どう思ってるの?
A.嫌いじゃない。仕事で忙しいのは知ってるし、たまにしか連絡取れないとも分かる……けどもうちょっと褒めてほしい。私だって頑張ってるんだよ。
コメント
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