がんばれゴエモン

ページ名:がんばれゴエモン

『がんばれゴエモン』は、コナミ株式会社が開発した、義賊ゴエモンを主人公とするコンピューターゲームである。シリーズ化されており、以下の作品が存在する。

目次

作品一覧[]

Mr.五右衛門[]

シリーズの礎となった作品。その後のシリーズとは設定が異なる。

がんばれゴエモンシリーズ[]

がんばれゴエモンの基本シリーズ。「がんばれゴエモン」という場合、基本的にこれらの作品を指すことが多い。

冒険時代活劇 ゴエモン[]

キャラクターをそのままに設定を一新した作品。

  • 冒険時代活劇 ゴエモン (PS2) 2000年12月21日

新世代シリーズ[]

キャラデザインから一新した新シリーズ。

移植作など[]

  • がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜(ザ・ベスト) (PS) 1997年3月20日
  • がんばれゴエモン〜来るなら恋! 綾繁一家の黒い影〜(コナミ・ザ・ベスト) (PS) 2000年7月6日
  • 冒険時代活劇 ゴエモン(コナミ・ザ・ベスト) (PS2) 2001年11月22日
  • がんばれゴエモン〜大江戸大回転〜(コナミ・ザ・ベスト) (PS) 2001年11月22日
  • がんばれゴエモン〜大江戸大回転〜(PS One Books) (PS) 2002年12月12日
  • ゴエモン 新世代襲名!(PS One Books) (PS) 2002年12月12日
  • がんばれゴエモン〜宇宙海賊アコギング〜(PS One Books) (PS) 2003年11月20日
  • ファミコンミニ がんばれゴエモン! からくり道中 (GBA) 2004年5月21日
  • 冒険時代活劇 ゴエモン(コナミ殿堂セレクション) (PS2) 2004年7月8日
  • 傑作選!がんばれゴエモン ゆき姫とマッギネス (GBA)
  • 傑作選!がんばれゴエモン ゆき姫とマッギネス(コナミ・ザ・ベスト) (GBA)

その他のゲーム[]

コナミゲームの代表的キャラクターとして、以下のゲームにも出演している。

  • コナミワイワイワールド
  • ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城
  • コナミワイワイレーシングアドバンス
  • パロディウス(MSX)
  • 極上パロディウス(SFC版) - 2P側はエビス丸。
  • 実況おしゃべりパロディウス - 4面がゴエモンシリーズをテーマにしたステージ。
  • オトメディウス - ゴエモンが元になったと思われるキャラ「エモン=5」が登場する。
  • 遊戯王デュエルモンスターズ World Championship 2008 - ゴエモンとヤエをモデルにしたキャラ&カ-ドが存在する。

ゲームサントラ[]

評判の良いサントラ。入手が困難なのでネットオークションなどで高値で取引されている。

  • がんばれゴエモン2 サウンドトラック
  • がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり オリジナル・ゲーム・サントラ(キングレコード)1997年10月3日

漫画[]

帯ひろ志長年コミックボンボンにおいて、漫画を連載していた。原作のゲーム版にはあまり見られないお色気要素が強く、特にヤエは服装が異常にセクシーかつ、ヌードを披露するシーンまであるほどであった。そのほとんどは手や布等でギリギリまで隠れた作画であったが、往年のボンボン読者の密かな楽しみとして現在も語り草になっている。余談だが、その当時のPTAは漫画版ゴエモンをほとんど認知していなかった。コミックは「〜ネオ桃山幕府のおどり〜」で連載終了となった。以下に刊行された作品のコミックスを記載する。津島直人帯ひろ志に代わり、コミックボンボンにてゴエモン 新世代襲名!のコミカライズを手がけた。帯ひろ志版に比べると比較的、原作に忠実な作品となっている。全4巻。

アニメ[]

主な登場人物[]

  • ゴエモン:太田真一郎(『きらきら道中』『ネオ桃山幕府』)→松本保典主人公。石川五右衛門がモデル。散切り頭と赤い衣がトレードマーク。『外伝』以降は一部が青い髪になっている。大江戸はぐれ町に住む、正義の義賊。喧嘩っ早いちゃきちゃきの江戸っ子で、お人好しで困っている人を見ると黙ってはいられない性格。また結構、女好き。主な武器はキセルと小判投げ。『マッギネス』以降はチェーンキセルも定着する。『ワイワイワールド2』では「イシカワ」という苗字が設定されている。帯ひろ志の漫画版では、興奮(ヤエにおだてられたりババンにアピールする時など)すると美形顔に変身し、めちゃくちゃ強くなる。また、髪の方もカツラ。(「ふぃーばぁ」での単なるネタとういうこともあるかもしれないが)また、誤ってエビス丸とキスしてしまった事がある。
  • エビス丸:緒方賢一ゴエモンの相棒。鼠小僧次郎吉がモデル。ほっかむりと青い忍者服(『外伝』シリーズでは白)がトレードマーク。関西弁で話す自称「正義の忍者」。性格はひたすらマイペースで、緊迫した場面でも平気でボケ倒す。かなりの大食らいで、好物は団子。FC版2で2Pの操作キャラとして初登場。エンディングで女性である事が明らかになるが、以降のシリーズでは無かった事にされている(ファミコン版はパラレル扱い、または『外伝』以降の現在のエビス丸とは別人ではないかとする説もあり)。『でろでろ道中』エンディングではマオというそっくりの娘がいることも判明するが、以後にどうなっているのか不明。『それいけエビス丸』においては主役に抜擢された。シリーズごとに武器を持ち替える。笛(FC時代、『ゆき姫』)、なにわのハリセン(『マッギネス』、『大江戸大回転』)、フラフープ(『獅子重禄兵衛』、『もののけ双六』)、魅惑のリボン(『きらきら道中』)、こづち(『ネオ桃山幕府』)、しゃもじ&羽子板(『でろでろ道中』)、マジックハンド(『宇宙海賊アコギング』)、フライパン(『綾重一家』)、ピコピコハンマー(『もののけ道中』)、まんぷくコテ(『星空士ダイナマイッツ』)、おでん(『大江戸天狗り返し』)など多種多様。サブウェポンは手裏剣であることが多い。その他、怪しげなアイテムや技・術を多数使いこなす。漫画版では、ゴエモンを溺愛(要するにホモ)している。また、頭巾にはかなりの謎が秘められている。(ゴエモンが気になって取ったが、何回取っても同じ頭巾であったり、キノコが生えている)
  • サスケ:堀絢子(『きらきら道中』『ネオ桃山幕府』『でろでろ道中』)→坂本千夏伊賀の物知り爺さんが作った「からくり忍者」。ござる口調。性格は真面目で硬派(しかし『きらきら道中』のオープニングでは女装姿に変身していたりする)。スイッチ一つで善悪が入れ替わる無意味な機能を搭載。好物は風呂と日本茶。『もののけ双六』では密かに羊羹にも目覚めている。『ゆき姫』のステージ5・忍者屋敷のボスキャラとして初登場。『マッギネス』で3人目のプレイヤーキャラとして抜擢され、以後レギュラーとなる。漫画版ではちょんまげを利用されたり遊ばれたりする、「ふぃーばぁ」でゴエモンとエビス丸によって読者からの投稿で勝手に改造させられるなど、不幸な目に遭うことが多く気苦労が絶えないキャラである。しかし、読者からの人気は高く人気投票で1位になった(2位ヤエ、3位ゴエモン、4位エビス丸)。また、ボスキャラとして登場した時と仲間として登場した時とではまったく別のキャラである。主な武器はくない、花火爆弾。ちょんまげを伸ばして攻撃することも可能。
  • ヤエ:小野綾子(『きらきら道中』)→笠原留美(アニメ版では久川綾)世間を騒がす怪事件を隠密捜査・解決する「秘密特捜忍者」。ゴエモン一行のお姉さん的存在。趣味はあんドーナツ作り。『もののけ双六』ではそれを極め、クロワッサン作りに凝りだす。ヒトエという姉、おゆきという従姉妹がいる。『外伝』で4人目の仲間として初登場。その後『ゆき姫』、『マッギネス』とゴエモン達を影からサポートする役割を担う。『獅子重禄兵衛』にて4人目の正式なプレイヤーキャラになり、以後定着。髪の色は『外伝』では黒、『ゆき姫』では青、『マッギネス』以降では緑である。『もののけ双六』で忍者服のデザインが変更された。主な武器は刀、バズーカ。また人魚変化の術で水中を自在に移動できる。ヒロインとしての人気も高く、真のヒロインはおみっちゃんではなく彼女だと推すファンも多く、お色気シーンの描写も少なくなかった。漫画版ではメインヒロイン的存在である。(後述)
  • ゴエモンインパクト松本保典『マッギネス』で初登場。ゴエモンを模して造られたからくりロボ。ほら貝を吹くとやってくる(『もののけ道中』では携帯電話で呼び出す)。『獅子重禄兵衛』で2代目は獅子重禄兵衛に呼び出されるが、ゴエモンたちが操っていた過去の自分に破壊された。『きらきら道中』でインパクト星(つまり、3代目)から来た宇宙人である事が明らかになち、その後、ダンサーになる。調子に乗って映画を作るが大コケする。なお、ミスインパクトというからくりメカに恋をするが、その後ミスインパクト消息不明。東海道中では、リモコン操作になる。
  • おみっちゃん:丹下桜→小林沙苗(『大江戸天狗り返し』)ゴエモンの隣の家に住む茶店の娘で、はぐれ町のアイドル。あまり目立たない印象だが、本作のヒロインのため、敵にさらわれることが多い。その一方で、江戸から九州まで徒歩で無傷のまま団子の出前に向かったり、『もののけ道中』にてラスボスを一蹴したりなど、実は最強ではないかとの疑いも。FC版1、2では町娘キャラとして登場、接触すると得点が加算された。『ゆき姫』では「おはなちゃん」という別人にその立場を譲っている(本人はゴエモンの隣の家で登場、現在のポジションを確立した)。なお彼女の父親らしき人も『マッギネス』『アコギング』に登場している。漫画版ではかなり自己顕示欲の強い女性として描かれていて、力のほうもかなりある。(例:クリスマスの出し物で本物のバーベルを持ち上げるなど)また、ゴエモンに浮気をするなと言っておきながら自分は平気で浮気をしたりする性悪な一面も。
  • 物知り爺さん:菅原淳一伊賀の山奥の忍者屋敷に住む、自称「天才からくり発明家」の爺さん。サスケやゴエモンインパクトをはじめさまざまな発明をしたり、ゴエモンたちにアドバイスをくれる。彼の作ったすごい発明品が、騒動の引き金となることもしばしば。科学力の面では非常に優れている。とにかくギャル好きで、スケベ。アニメ版では、本名は百地物知介とされている。
  • 殿様:茶風林大江戸城の殿様。城を乗っ取られたり破壊されたりと、毎回災難に見舞われるが、身分やおおらかな性格のためか、本人はあまり気にしていない様子。日本の一大事も、ゴエモン達に任せきり。
  • ゆき姫大江戸城のお姫様。『ゆき姫』ではヒロインとして、般若大将軍に攫われる。以後、殿様と一緒に災難に見舞われており『大江戸大回転』では久々にヒロインに。喋り方がエビス丸をイラつかせるほどスローペース。『大江戸大回転』では、性格がやや強気になっている。
  • クロベエ:冨永み~な(『もののけ双六』)四国を拠点に活動する「忍者猫」の一員。普段はゆき姫のペットとして、彼女を護衛する。〜でろでろ道中〜では、外見の色が変わっている(「クロベー」として)。『ゆき姫』では、彼の化けた女幽霊退治から冒険が始まった。『実況おしゃべりパロディウス』にもゲスト出演している。大江戸天狗り返し』では隠れキャラとして少しだけ登場。
  • カブキ打倒ゴエモンに執念を燃やして、シリーズ最多出場を誇る敵キャラクター。『ゆき姫救出絵巻』鞍馬山のボス『つづら助六』として初登場し、『マッギネス』ではマーブルブルーの手でサイボーグに改造されて『かぶき・りたーんず』に。『獅子重禄兵衛』では『からくり用心棒』、さらに隠し最終ボス『かぶき・ふぉーえばー』として登場。その後も『でろでろ道中』でカブキ64、巨大メカカブキファイナルとして、『もののけ双六』ではインパクトデッキで登場、なぜが敬語で話しゴエモンにもさん付けで話す。『大江戸大回転』でカブキリサイクルとして復活。今では、カブキがどのように復活を果たしてくるのかがゲームの一つの楽しみともなっている。
  • プラズマ:緒方賢一(『大江戸天狗り返し』)覆面をかぶった姿で「ぷらずま〜」と叫びながら登場する謎のオヤジ。『ネオ桃山幕府』の占い屋で、次に進むためのヒントをくれるお助けキャラとして登場。以降『でろでろ道中』でも手形のありかのヒントをくれ、『大江戸大回転』や『もののけ道中』ではボス敵として登場するも、『大江戸天狗り返し』は原点に返り先に進むヒント(隠しキャラの居場所のみ)をくれるキャラとなった。
  • タイサンバ:緒方賢一(『もののけ双六』)『ネオ桃山幕府』から登場した、魚型の代表的ボスキャラ。おもにインパクト戦で対戦する。最初は色が赤かったが、後に青色になり、さらに水中での戦いとなるので姿が見づらくなる。攻撃はシリーズ通してあまり変わらない。『もののけ双六』では言葉を話す(なんと言っているかはエビス丸にだけ分かる)。『もののけ道中』では水の遺跡のボスとして登場、普通に言葉を話す。漫画版では、エビス丸曰く美しいらしく、とても小さい兄がいる(インパクトに潰された)。

ゲスト出演[]

  • 桂歌丸-「がんばれゴエモン〜東海道中 大江戸天狗り返しの巻〜」の司会進行(笑点の緑色の羽織を着た姿で登場)

テーマ曲[]

  • 『がんばれゴエモンのテーマ』作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:影山ヒロノブ『ネオ桃山幕府』のオープニングテーマ。
  • 『俺はインパクト』作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:水木一郎『ネオ桃山幕府』ゴエモンインパクト発進時のテーマ曲。
  • 『SMILE AGAIN』作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:影山ヒロノブ『でろでろ道中』のオープニングテーマ。
  • 『ダブルインパクトのテーマ』作詞・作曲:ゴエモン制作委員会 歌:水木一郎、丹下桜『でろでろ道中』ゴエモンインパクト発進時のテーマ曲。『俺はインパクト』とは歌詞が少々異なっている。
  • 『ゴエモン音頭』作詞・作曲:コナミ矩形波倶楽部 編曲:丸山雅仁 歌:三橋美智也正式には「ゴエモンおとがしら」と読む。『ゆき姫救出絵巻』のCMソングをはじめ、後の作品でもBGMとして(おもにタイトル画面などで)使われている。

備考[]

  • ファミコン版ゴエモンシリーズは初代を除いて、すべてその年のいちばん最初に発売されたファミコンソフトである。一方、SFC版、N64版もそれぞれ第一弾を除いて多くがその年の最終発売日に発売されており、ゴエモン=年末年始というイメージ戦略に貢献している。

関連項目[]

石川五右衛門駒野友一pop'n music(ポップンミュージック)同作品の12作目『ポップンミュージック12 いろは』の楽曲として「がんばれゴエモンメドレー」が収録された。内容は全て初代「からくり道中」からの曲となっている。ゴエモン本人もプレイヤーキャラクターとして出演し、自分で使用することが出来る。アクションの一部にはエビス丸も登場する。編曲はかまあげうどん。Toy'sMarch(トイズマーチ)この作品の2作目『トイズマーチ2』にも上記の「がんばれゴエモンメドレー」が収録されている。カードゲーム遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズにゲストキャラとして登場している。いわゆる自社パロディである。
  • ゴエモン=「忍者義賊ゴエゴエ」
  • ヤエ=「女忍者ヤエ」「忍法 変化の術」
  • サスケ=「忍者マスター SASUKE」「忍法 空蝉の術」
  • からくり雑兵=「言語道断侍」「大盤振舞侍」「一撃必殺侍」「一刀両断侍」

外部リンク[]

  • がんばれゴエモン総合サイト

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