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ファミコンミニ (FAMICOM MINI) は、過去にファミリーコンピュータ用として発売されたゲームソフトを、任天堂がゲームボーイアドバンス用ソフトに移植し、発売したシリーズである。
第1弾および第2弾のカートリッジはツートンカラー。写真は『エキサイトバイク』
ファミコンミニは、ファミリーコンピュータの20周年を記念して発売された。細かい部分を除き、基本的にはオリジナルを純粋に移植しており、アレンジなどはなされていない。恐らくはエミュレータを使用していると思われる(一部マイクを使用する作品が存在するが、ファミコンミニではSELECTボタンを押している間は「マイクに声が入っている」ものとして扱われる)。オリジナルが2人用プレイに対応している場合、ファミコンミニでもゲームボーイアドバンスを2台使用しての交互もしくは同時プレイが可能である。ワイヤレスアダプタも使用可能。1カートリッジでも2カートリッジでも通信プレイが可能であるほか、1カートリッジで通信プレイを行った場合も通信モードを解除することで両プレイヤーが個別に1人プレイ可能であるという特徴を持つ。
変更された部分としては、ハード間の仕様の違いによる画面解像度の微妙な調整や、ハイスコアとエディットしたステージのセーブが可能になった点などが上げられる。
発売日前後に放送されたテレビCMでは、恐らく子供時代にファミコンをプレイしていたとおぼしき年代の人々が、コインランドリーや駅のホームなどの日常生活の中でファミコンミニをプレイする姿が描かれていた(佐藤隆太、PUFFYなど有名人も出演)。
第一弾の発売日は2004年2月14日(GBASPファミコンカラーと同時発売)、第二弾の発売日は5月21日。赤と白のツートンカラーのカートリッジと、小型のプラスチックケースに当時のカートリッジの箱を縮小した箱を収めたパッケージが特徴。また、同年8月10日にはディスクシステムの作品を同様に移植、ディスクカードを模した黄色1色のカートリッジの"ディスクシステムセレクション"が発売された。なお、ディスクシステム版リリース時に前後編の2枚構成であったものは、前後編まとめて1本のカートリッジに移植されている(ロード画面も再現された。詳しくは後述)。定価は第1弾が消費税抜きで2,000円、第2弾およびディスクシステムセレクションは消費税込みで2,000円である。また、このほかに景品用の非売品も存在する。
北米ではClassic NES Series、ヨーロッパではNES Classicsという名称で同様のシリーズが発売されている。タイトルは以下の通り。
また、これ以外にもカードeでファミコンソフトを供給するNES カードeというシリーズが出ていた。
ディスクシステムセレクションでは、ディスクシステムの起動画面、ロード画面等が再現された。
これは、ゲームボーイ本体の電源を入れる際に、AまたはBボタンを押したまま電源を入れ、Nintendoのロゴが消えて本来タイトル画面が出てくるタイミングまで押し続けることで見ることができる。
ロード画面は、ディスクシステムドライブのもの(中央の大きなパネルにNintendoと出ている)で、ファミコンにて発売されたマリオブラザーズを髣髴とさせる、POWブロックに見立てたスイッチをめぐるマリオとルイージの追いかけっこ(ルイージは画面を暗くし、マリオは画面を明るくしようとする)である。
また、このロード画面表示中、さらにBボタンを押すと、当時のドライブ実機においてディスクを挿入した直後の「NOW LOADING...」表示・コピーライト画面が表示されてから本編のゲームがスタートするという、とても手の込んだ作りになっている(ロード画面でAを押すとコピーライト表示をスキップし、ゲームタイトルがすぐ出てくる)。
公式サイト
執筆の途中です | この「ファミコンミニ」はコンピュータゲームに関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。 |
fi:NES Classicsko:패미컴 미니ro:Listă de jocuri video Classic NESsv:NES Classics
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