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テンプレート:Otheruseslistテンプレート:継続中の作品テンプレート:雑多な内容の箇条書きテンプレート:出典の明記テンプレート:Infobox animanga/Headerテンプレート:Infobox animanga/Mangaテンプレート:Infobox animanga/Mangaテンプレート:Infobox animanga/Footerテンプレート:漫画『ケロロ軍曹』(ケロロぐんそう)は、吉崎観音による日本の漫画作品、およびこれを原作とする一連の作品群の総称。またこれらに登場する主人公の名前。略称は「ケロロ」。
『月刊少年エース』(角川書店、以下『少年エース』)にて現在連載中。1998年に読み切り「ケロロぐんそー」を発表。同誌1999年4月号より連載が開始。単行本は2010年4月現在、20巻まで発刊されている。累計発行部数は1000万部。
また、『ケロロランド』・『ケロケロエース』(どちらも角川書店)には過去の『少年エース』掲載分が再録という形で収録されている(前者には再録分とは別に、描き下ろしの漫画も掲載されている)。
本作品は第50回(平成16年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞し、角川書店の作品では史上初にして現時点で唯一の受賞作となっている。
テンプレート:要出典範囲。
テンプレート:ネタバレ
作品のテーマは「家族」である[1]。地球侵略をしに来たカエルをモチーフとした宇宙人(ケロン人)・ケロロ軍曹が日向家に居候することによる日常と非日常の融合とそのギャップが生み出すおかしさが話のベースとなっている。その一方で魅力的な女性キャラクターが多数登場するなど近年の萌え漫画的な要素もふんだんに盛り込まれており、子供だけでなく幅広い層を取り込んでいる。
ストーリーが進むとケロロの部下が集まり、彼らで地球侵略作戦を練っては試みるも居候先の少女・夏美に懲らしめられたり作戦の詰めの甘さによって自滅したりしてオチがつく、というのがこの漫画の基本パターンとなっている。連載が進むにつれてケロン人と地球人達との間にも友情が芽生え、侵略する側とされる側という対立の構図とのギャップも漫画の展開に絡んでくるようになってきている。基本的には毎回一話完結型で描かれるが例外的に2-4話に分けられたストーリーがあり、単行本化のときに巻をまたぐものもある。
作風は「デフォルメされた、魅力あるキャラクター」「太く、はっきりした線」を基本とし、そして伝統的な漫画のスタイルを踏襲している。その一方で「デザイン的な絵文字、漫符」「コマの構成をぶち抜く画の配置」等イラストデザイン面でも優れており、イラストレーターとしても活躍する作者・吉崎の持ち味が十分に発揮されている。
サザエさん方式で物語が進められており「地球とケロン星では日付のカウント法が違う」という「サザエさん方式」をネタにした発言がある。
本作では他の作品からのパロディが多用されていることも特徴的で、セリフや演出が他の著名な漫画やアニメ・ゲーム作品・テレビドラマ(特に刑事もの)・有名な歌謡曲のタイトルや歌詞などから引用されているのを見ることができる。アニメでは特に顕著で、中には一話丸々パロディというケースもある。
特に、吉崎が漫画家になりたいと思ったきっかけとなった作品『ドラえもん』に関してはその特有の演出がパロディとしてかなり多く使われている(後述)。
それらの元ネタがどこから引用されたものなのかが分かる者はさらに作品を楽しむことができるが、一方でその元ネタを知らない、あるいは興味がない者たちにはわかりづらいところもある。
以下は本作に登場する主なパロディの元ネタである。
仮面ライダー電王怪物君ゴリラキングさらにサブタイトルにパロディが使われることもある。
また、ケロロたちの階級や部隊名や衣装は大日本帝国陸軍をモチーフにしている。ケロロ軍曹の「軍曹」がその典型。
本作に始まったことではないが、現在原作とテレビアニメ版ではストーリーが大きく異なってしまっており(詳細はケロロ軍曹 (アニメ)を参照)、本来はアニメが原作の設定を受け継ぐはずだが逆にアニメオリジナルであった設定を原作が取り入れる面がある。以下に例を挙げる。
ガマ星雲第58番惑星「ケロン星」から地球(地球外の全宇宙人の呼称は「ポコペン」)の侵略を目的に軍隊が派遣された。その先発隊として隊長・ケロロ軍曹、突撃兵・タママ二等兵、機動歩兵・ギロロ伍長、作戦通信参謀・クルル曹長、暗殺兵・ゼロロ兵長(後にドロロと改名)の5名の兵士からなる宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊・ケロロ小隊が地球に降り立った。
しかし地球に降り立つ際に隊員5名は散り散りになってしまい、小隊長であるケロロは一軒の民家に潜伏するが、そこに住むポコペン(地球)人の日向夏美と弟の冬樹にあっさりと発見・捕獲されてしまう。本隊はこの状況を危険と判断し、彼ら先発隊5名を残して緊急撤退。地球に取り残されたケロロは、日向家の居候として家の掃除をさせられたり、趣味のガンプラを作ったりして毎日を過ごす生活を始める。
やがてバラバラにはぐれてしまった隊員たちが段々とケロロの元へ集結し遂に5人全員が揃う。その途中、アンゴル族のヒト型宇宙人の少女・アンゴル=モアまでもが日向家に居候し始め、日向家はますます大混乱。変わりに変わった日向家でのさらにへっぽこな日々が続くことになる。
テンプレート:See
以下の人物は個別項目を参照。
サブタイトルはほとんどが漢字表記であり、最後に「…の巻」とつく。ケロロランドに再録される際はすべて平仮名に変更される。
話数は大字表記であり、単行本化の際に初めて付けられる。この話数は少年エース掲載分・ケロロランド掲載分で通しになっている。おまけの場合話数は「○○.5話」となり、この場合のみ算用数字表記になる。
2010年4月現在、既刊20巻。限定版が発売されることもある。
18巻からはカバーのデザインが大幅に変更されており、18巻発売以降に増刷された1巻から17巻についてもこれに準じたデザインに順次変更されている。
1巻あたりの構成は以下の通り。
巻 | 話 | ISBN | 発売日 |
---|---|---|---|
1 | 第壱話 - 第拾話+おまけ | ISBN 4-04-713307-8 | 1999年12月1日 |
2 | 第拾壱話 - 第弐拾話+おまけ | ISBN 4-04-713344-2 | 2000年7月1日 |
3 | 第弐拾壱話 - 第弐拾九話+番外編・おまけ | ISBN 4-04-713396-5 | 2001年3月1日 |
4 | 第参拾話 - 第参拾七話+おまけ | ISBN 4-04-713455-4 | 2001年10月1日 |
5 | 第参拾八話 - 第四拾伍話+おまけ | ISBN 4-04-713496-1 | 2002年6月1日 |
6 | 第四拾六話 - 第五拾参話+おまけ | ISBN 4-04-713532-1 | 2003年2月1日 |
7 | 第五拾四話 - 第六拾壱話+おまけ(初回限定版あり) | ISBN 4-04-713574-7 | 2003年10月1日 |
8 | 第六拾弐話 - 第六拾九話+おまけ | ISBN 4-04-713613-1 | 2004年3月27日 |
9 | 第七拾話 - 第七拾六話+おまけ(初回限定版あり) | ISBN 4-04-713651-4 | 2004年8月10日 |
10 | 第七拾七話 - 第八拾参話+おまけ(初回限定版あり) | ISBN 4-04-713705-7 | 2005年2月26日 |
11 | 第八拾四話 - 第九拾壱話(初回限定版あり) | ISBN 4-04-713762-6 | 2005年10月8日 |
12 | 第九拾弐話 - 第百話+おまけ(初回限定版あり) | ISBN 4-04-713791-X | 2006年2月25日 |
13 | 第百壱話 - 第百九話+おまけ | ISBN 4-04-713837-1 | 2006年7月26日 |
14 | 第百拾話 - 第百拾七話+おまけ(初回限定版あり) | ISBN 978-4-04-713903-9 | 2007年2月26日 |
15 | 第百拾八話 - 第百弐拾伍話 | ISBN 978-4-04-713939-8 | 2007年7月26日 |
16 | 第百弐拾六話 - 第百参拾伍話(初回限定版あり) | ISBN 978-4-04-715021-8 | 2008年2月26日 |
17 | 第百参拾六話 - 第百四拾伍話(初回限定版あり) | ISBN 978-4-04-715092-8 | 2008年7月26日 |
18 | 第百四拾六話 - 第百伍拾参話+第零話(初回限定版あり) | ISBN 978-4-04-715179-6 | 2009年2月26日 |
19 | 第百伍拾四話 - 第百六拾参話 | ISBN 978-4-04-715295-3 | 2009年7月25日 |
20 | 第百六拾四話(長編「深海の迷子たち」) | ISBN 978-4-04-715386-8 | 2010年2月26日 |
テンプレート:See
この節では作品中によく登場する特殊な用語について解説する。
地球(ポコペン)作品中に登場する宇宙人が使う、「地球」を指す言葉。アニメや小説版を始めとする多くの派生作品では「ポコペン」が差別用語に該当するため、マスコミの自主規制によって「ペコポン」に変更されている。ケロン人を始めとした宇宙人からは田舎という認識がなされており、地球人を見下す者も多い。しかし文化風俗の面では評価されている面もあり、古来より宇宙人の活動する場所が多く存在し、古代遺跡などにもその痕跡が見られる。現代においても、各地に宇宙人街や宇宙鉄道の駅などの施設が隠されており、観光客も多く訪れている。ケロン星(ケロンせい・ケロンスター)「ガマ星雲」とよばれる星雲の第58番惑星。緑色に黄色い星形の模様(陸地)がある、ケロロ達ケロン人の故郷。文明レベルはかなり高く、天候が人工的に管理されている。湿度は地球よりも高い。地上は地球とほぼ同じで、星型の雲がある。ケロン人(ケロンじん)ケロロら、ケロン星における人類にあたる種族。小柄で、総じて地球のカエルに似る。体は弾力性に富み、高湿度を好む。運動能力は地球人とそれほど変わらないが、潜在能力は高い。その他の特長については、ケロン人を参照のこと。ケロン軍(ケロンぐん)ケロロ小隊の隊員が所属している軍隊。中央母艦「グランド☆スター」が本部で、ケロン星から本部行きの宇宙船が出ている。階級制度があり、日本の陸軍とほぼ同じ。養成学校があり、ケロロ達が軍人としての教育を受けていた。侵略活動や元始星制圧用の単独活動兵器「キルル」の製作など軍隊として機能している一方で、指令文に趣向を凝らしたり、見た目は小学生の宿題のような隊長の宿題を出すなどおちゃらけた一面もある。小隊にランク付けをしており、支給品などに差がある。ケロン人が全員所属している(していた)わけではない。ケロン人#ケロン軍も参照。共鳴(きょうめい)ケロロ達が士気を高めるために行う。プルルによるとなにやら秘めたパワーがあるらしいが、ケロロ達はそれを知らず使えなかった。冬樹や夏美も(アニメではモアも)加わったことがある。ちなみに、原作でドロロ兵長は初登場の55話(7巻)から164話(20巻)まで一度も共鳴した事がなかった。アンチバリア宇宙人が使用する装置。使用する事で不可視状態となり視認できなくする。作中ではもっぱら地球人に対して使用されており、調節する事で任意の相手に対してのみ視認できるようにする事ができる。好奇心が強い相手に対しては効果がない。ちなみに、“Anti-barrier”ではなく、「安全地帯バリア」の略である。ケロボールケロン軍所属部隊の隊長にのみ支給される万能装置。通信機能をはじめとした様々な機能を持つ。隊長に支給されるが所持・保管や使用は隊長に限られていない。使用料金は後払い制。ケロロ軍曹に支給されたケロボールは現在冬樹が保管している(しかしケロロが無断で持ち出したり、冬樹も断りなく使用している)。☆(ケロンスター)ケロロ軍曹の腹部についている星形のこと。隊長の証であり、身につけるだけで誰にでも隊長の資格と威厳が備わる重要アイテム。テンプレート:Rellink地下秘密基地ケロロ小隊の本拠地。日向家の真下にあり、ケロロの部屋の冷蔵庫型のワープ装置から出入りする(真下にあるため地上から無理矢理進入する事も可能)。無計画に増改築しているため、さながら蟻の巣のような有様になっている。秘密基地でありながら他の宇宙人や地球人ですら侵入が容易であり、罠や防衛システムもあまり意味を成していない。宇宙警察(うちゅうけいさつ)宇宙空間や惑星内での宇宙人の活動を監視し取り締まる機関。その権力は絶大で、横暴な取り締まりや実力行使も厭わない(というよりそういった手段しか使わない)。作中で確認出来る警察官はポヨンとポヤンのみ。宇宙○○(うちゅう○○)名詞について、地球外の存在であることを示す接頭語。「宇宙いきなり団子」のように、地球産のものとほぼ変わらないものもあれば、「宇宙お好み焼きFx」のように、まったく異質の存在もあり、類似性は一定しない。なお、名詞が略され「宇宙」だけで使われることもある。この場合は主に「怪しいもの、得体の知れないもの」というニュアンスを伴う。テンプレート:節stub
「武者ケロ」(むしゃケロ)とは、本作品のメディアミックス作品のうち武者や戦国時代・武者ガンダムがモチーフとなっている作品群の総称。テンプレート:Rellink
「ケロロパイレーツ」とは、本作品のメディアミックス作品のうち海賊がモチーフとなっている作品群の総称。
「ケロロクエスト」とは、本作品のメディアミックス作品のうちRPG風の西洋騎士がモチーフとなっている作品群の総称。なお、上記の「武者ケロ」や「ケロロパイレーツ」とともに、『晴レルヤ!!』(2009年10月3日からのテレビアニメED)の背景に使用されている。
本作品を専門に取り扱う子供向け雑誌。『月刊少年エース』の増刊誌となっている。テンプレート:Rellink
2004年4月から、テレビ東京系列 (TXN) でアニメ『ケロロ軍曹』が放送されている。2010年4月からはテレビ東京のみでアニメ『ケロロ軍曹乙』が放送されている。いずれもサンライズ制作。テンプレート:Rellink
2010年現在、長編5本・短編3本が公開されている。テンプレート:Rellink
テンプレート:Rellink
※原作漫画に関することを記述する。アニメのみに関連することはアニメ版に関する補足・余談を参照。
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テンプレート:ケロロ軍曹テンプレート:月刊少年エース連載中テンプレート:小学館漫画賞児童向け部門fi:Keroro gunsōko:케로로 중사ms:Kerorosv:Keroro - grodan från rymdenth:เคโรโระ ขบวนการอ๊บอ๊บป่วนโลกzh:Keroro軍曹zh-yue:Keroro軍曹
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