ガルル小隊

ページ名:ガルル小隊

ガルル小隊(ガルルしょうたい)は、吉崎観音作の漫画『ケロロ軍曹』およびその関連作品に登場する架空の小隊である。ここでは各小隊隊員についても記述する。テンプレート:ネタバレ

目次

概要[]

ガルル中尉を隊長とし、タルル上等兵・トロロ新兵・ゾルル兵長・クローンケロロ(アニメではケロロ大尉。以下同じ)の隊員で構成される、ケロン星の軍隊「ケロン軍」の小隊の一つ。選び抜かれた優秀な軍人からなるエリート部隊かつA級侵略部隊。後にクローンケロロ(ケロロ大尉)の代わりにプルル看護長が入隊した。

ケロン軍がケロロ小隊の地球侵略遅延を問題ありと判断し、彼らを更迭してその引継ぎとしてガルル小隊が地球を侵略しにきたが作戦は失敗し、撤退した(ケロロ小隊は更迭されず、今も活動を続けている)。ケロロ小隊のライバル的な小隊で、全員ケロロ小隊の面々となにかしらの関係がある(それぞれの関係は各隊員の節を参照)。

ケロロ小隊を敗北寸前まで追い詰めたり、原作のオマケ漫画では一個小隊のみでキルルを撃破したりと相当の実力を持っている。

年齢順ガルル(ギロロの兄である為)→プルル・ゾルル(ケロロ・ギロロ・ドロロの同級生)→タルル(タママの後輩、後に見た目は彼を追い越す)→トロロ(タルルより下)階級順ガルル(中尉)→ゾルル(兵長)→タルル(上等兵)→トロロ(新兵)
  • プルル(看護長)は非戦闘員であるため明確な階級は不明。また、名称は陸・海・空軍いずれの呼称なのかは不明だが、小隊であるため陸・空軍のどちらかと思われる。また、ケロロ大尉を含めるとケロロが1番上になるが、一時的な隊員なのでここでは省く。

メンバー[]

ガルル中尉[]

ガルル中尉(ガルルちゅうい)は、ガルル小隊の隊長。アニメ版の声優は大塚明夫(成年訓練所に所属していた頃は沢海陽子)。

初出原作初登場は第7巻のおまけ「第54話 史上最小之侵略。」。アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第101話(ただしそれ以前に第100話終了時の次回予告ナレーションを担当している)。原作では、初登場時は詳細が不明で、ギロロの兄で階級が中尉だと言う設定は第81話で明かされた。外見体色は紫で帽子に狼の様なマークがある。ギロロと同じく腹にマークがなく、右肩からベルトをタスキ掛けしている(ギロロとはかける方向が左右逆になっている)。帽子は特異な形で、前部分が鋭角になっている。目は黄色一色に見えるが時折小さい黒目を覗かせる(黄色い目が素顔なのかは不明。また、原作では黒目が赤目になっている)。腕組みをし、下を向くのが決めポーズ。経歴 現ガルル小隊隊長。ケロン軍精鋭のエリート将校ケロン軍最高のスナイパー。人物ギロロの兄で一人称は主に「私」だが、軍内ではなく個人としての場合は「俺」になる。弟のギロロでも付いていけないほど公私の切り替えが非常に早い。弟との年齢差に関しては、見た目が成年に達していた時期にギロロが幼年学校にいた事から、人間的に小学生以上高校生以下の年の差と思われる。青年期に入ったばかりの頃と現在では声の質が異なっているが、これは兄弟共遺伝である模様。『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』によれば、戦闘力や賢さ、要領をはじめとする全てのパラメーターが最高レベルの、とても高い能力を持つ人物である。そのため、他の多くの登場人物がガルルに対して畏敬の念を抱いている。その一方でガルルは、地球人である冬樹や夏美に対しても、その能力や人格、勇敢さに一目置くなど、傲慢さとも無縁である。ただ、アニメ第183話で休暇で地球を訪れ日向家で昼食をとった際には箸使いが苦手であることが判明し、おかずを相手に悪戦苦闘するなど、決して「完璧な人物」ではない。それどころか仕事から離れた場合(同183話等の訪問は含まず)は弟の写真におちゃらけたしぐさでピースサインで映っていたり(ちなみに、11代目OPでもピースサインをしている)、ケロボールを携帯せず外出したりと私人してはある意味間の抜けた人物でもある。ケロロはガルルを苦手としているらしく、彼が地球に来ただけで震え上がる描写がある。ガルルが地球に来た際はクルルも「やばい人が来た」と発言している。ドロロ小雪も尋常ならざる雰囲気を感じ、タママは危険な修行を大急ぎで始め、実の弟であるギロロは冷や汗をかくという描写も見られた。また、弟思い・仲間思いの面もある。たとえば原作第100話・アニメ第142話に1コマだけ登場しており、ギロロの体を案じている。アニメ第154話ではケロロ小隊がゼゼゼットトトソとの決戦でピンチになり本部にも見捨てられた際に、慰安旅行と称してそこに向かい「たまたま出くわした敵を排除するだけだ」と言いつつ援護したこともある。前述のアニメ第183話では、夏美に対するギロロの想いを察し、「これがお前(ギロロ)がペコポンで見付けたものか」と独白するシーンもある。また、何らかの質問をされた際に回答前に無駄に「タメ(間を空ける“溜め”)」をする癖があり、ギロロにその癖を止めろと言われている。ケロン星の実家にいた頃は、重低音コンポを購入し会話が聞き取れないほど大音量で音楽を聴いていた(原作第115話・アニメ第183話)。ガルル小隊の隊長ではあるが地球侵略部隊引継ぎの際に、わざわざケロロのクローンを持って来た事から、「隊長の素質」はケロロより劣るようだ(少なくとも地球侵略部隊隊長としてはケロロに取って代われるものではない模様。尚、アニメ版ではクローン設定は存在せず、ケロボールを渡そうとしないケロロへの強攻策としてケロロを生まれ変わらせるという描写が取られた)。ギロロと同じ伍長時代、少佐だったクルルの副官ないし専属部下的状態として配属されていた。しかし当のクルルが性格の問題で降格され、それら事実を双方が必要以上にしゃべらない為、この時期について詳しい事はわからない。原作第81話・アニメ第101話における「ギロロに無茶をいい、できないと手榴弾を手渡して爆発させる」という流れはギロロ初登場時(原作第12話・アニメ第4話Aパート。厳密にはそれぞれ前話の終わりから登場している)における流れと同じである。ガルルの台詞は「まわれ~、耳ッ!!!」である。「ケロロRPG」ではケロカ四天王の一人として登場している。ガルル中尉の呼称一覧ガルル中尉はケロロ小隊・日向家以外の人物との会話が少ない為、ケロロ小隊や日向家の主な人物のみ挙げる。
名前ガルルを呼ぶ際の呼称ガルルに呼ばれる際の呼称
ケロロガルル中尉・ガルル殿ケロロ軍曹・ケロロ君
ギロロガルル・兄ちゃん(基本幼少期・たまに現在でも)ギロロ
ドロロガルル(さん・殿)・兄上殿ゼロロ兵長
冬樹(ギロロの・伍長の)お兄さん日向冬樹君
夏美(ギロロの)お兄さん日向夏美・ペコポンの女ソルジャー

タルル上等兵[]

タルル上等兵(タルルじょうとうへい)は、ガルル小隊の突撃兵。タママの後輩で、カララとチロロの先輩。アニメ版の声優は渡辺明乃

初出初登場は原作では第36話、アニメでは第30話。タママにケロロ小隊や地球人に関する嘘を吹き込まれており、桃華とポールをそれぞれ「変身凶悪獣人」「冷酷機械人間」と呼んでいた。外見体色は水色で帽子とお腹に左右逆色の紅葉マーク。頬にそばかすがある。当初はケロン人の幼年体の姿をしていたが、原作では第81話、アニメ本編では第101話から大人の姿になり、そばかすの位置も若干変わった。なお、アニメでは第101話以前から3代目OPのアニメーションにおいて大人の姿で登場している。経歴当初はケロン軍幼年訓練所に所属しており、先輩であるタママを「師匠」と呼んで慕っていた。後にケロン軍に入って上等兵となる(このとき階級でタママを追い越した)。ガルル小隊に配属された。なお、タママからは「ケロン軍は超エリートでないと入れない」と聞いていたが、ケロン軍には意外とすんなり入れたとのことである。人物一人称は「オイラ」か「俺」で語尾に「っす」をつけて喋る。主に使う必殺技は目から強力な光線を発射する「タルルジェノサイド」である。ケロン軍に入ってから階級でも戦闘能力でもタママを追い越し(手加減した「シャイニングタルルジェノサイドEX」で一度はタママを倒した)、それで得意になってタママを「先輩」と呼び変え、半ば見下すといった「ザコキャラクター」のような一面を見せた。後にスーパーカブトの力でパワーアップしたタママを前にした時にはこの一面を認め、呼称を「せ…師匠」と改め、戦わずして自分の負けを認めた。アニメではガルル小隊としてタママと初対面したときはまだ「師匠」と呼んでおり、タママを倒してから「先輩」と呼ぶようになった。その後タママがパワーアップした時に原作とは逆に「師匠」と呼んでから「先輩」に言いなおす場面がある。さらに自分の「タルルジェノサイドGX」をタママに跳ね返された時に負けを認め、ここで呼称を「師匠」に戻した(しかし原作第169話で「タママ先パイ」と言っているシーンがある)。アニメでは、「今のは、ザコキャラが言うセリフ」とか「犯人は、自分の師匠だった」とアニメや漫画好きな一面があった。

トロロ新兵[]

トロロ新兵(トロロしんぺい)は、ガルル小隊の通信兵。アニメ版の声優は山口勝平。

初出原作初登場は第82話、アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第100話(人工衛星こまわりをハッキングした「謎のケロン人」として登場。名前は第101話で明かされた)。外見体色はオレンジ色で野球のメットのような帽子をかぶり、クルルと同じくメガネをかけている(ただしクルルのような渦巻きではなく二重丸である)。帽子はトロロ流のこだわりである(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。額と腹部にはアルファベットの「Y」と円形を重ねたようなマークがある(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』の表紙絵では「Y」の形の上下が逆になっている)。経歴ケロン軍のコンピュータをハッキングしてスカウトされたスクリプトキディ。クルルが本部に居た頃、何度もケロン軍本部にハッキングを仕掛け、その度に追い返されても諦めずにアタックし続けた。人物一人称は「ボク」で、よく「プププ」と笑う。好物はジャンクフード。自分のことを天才だと思っており、さらに自分以外の者は使い物にならないと発言するような生意気さ・傲慢さも持つ。「相手がスッカリいい気になったトコロでいっきに突き落とすのが超クール」という考えを持っている。ハッキングの実力は高いがクルルには及ばない(事実、トロロが使っていたハックツールはケロン軍にいた頃のクルルが遊びで作ったものの改造(クルル曰く「改悪」)版である)。しかし電子戦で一時的にクルルに勝っていた時にはすっかり得意になっていた。クルルがトロロの事を思い出し「俺が本部に居た頃、何べん潰してもアタックして来たガキだよな」と言うまで、相手が「前に本部にハッキングした時に居た骨の有る奴」本人だとは気づかなかった。原作では、ガルル小隊がケロロ小隊に敗れた後単独で登場し、ケロロロボにコンピュータウィルス(古代ケロン軍の皇帝(エンペラー)プログラム)を入れている。ここでも一時的にクルルを出し抜くが、最後にはしっかり逆襲された。

ゾルル兵長[]

ゾルル兵長(ゾルルへいちょう)は、ガルル小隊の暗殺兵。アニメ版の声優は矢尾一樹。

初出原作初登場は第82話、アニメ初登場は3代目OPのアニメーション、本編初登場は第101話。外見体色は灰色で帽子とお腹に撒き菱マーク。体の左半分は機械化(いわゆるサイバネティックス)されている。機械化された手の甲から剣(ゾルルブレード)を自由に出し入れ出来る。ちなみに機械化された顔には目に当たる部分が見受けられない為、恐らくは隻眼だと思われる。ケロン人で唯一白目部分が黒く、黒目部分が赤い。経歴幼い頃からドロロと謎の因縁を持つケロン人(小訓練所の頃から彼を知っていた)。ケロロやゼロロの学校の生徒だったが(ゼロロは転校生。ゾルルも転校生と思われるが、厳密には明かされていない)、ゼロロ以上に名前を覚えてもらえず(原作第140話・アニメ第336話Aパートより)、そのことに強いコンプレックスを抱いていた模様。ドロロと決着をつける為にガルル小隊に入隊した。原作第140話・アニメ第336話Aパートでは久々に登場し、再びドロロに戦いを挑んだが、これも「アサシンのトップであるドロロを倒し、自分の名を記憶に残したい」という考えによるものであった。その際挑んだ戦いでは、ケロロに余所見をしてしまったドロロの一瞬の隙を突き倒すも、ケロロの存在感と眼圧(恐らくは「超☆隊長命令」によるもの)に圧倒されてしまい退散する。アニメではケロン軍隠密特殊任務班「X1」にも所属していた(アニメ第189話より)。人物階級は兵長だが、実質的には無効(原作第82話より)。一人称は「俺」。原作では話すのが遅く、台詞の文字が時々左右逆になっている(鏡文字)。影が非常に薄く、普段影が薄いと言われているドロロにまでも完全に忘れられている不憫なキャラクター。ドロロはゾルルに対面しても思い出せずにおり、アニメでは何とか思い出そうとするも名前を間違えられてしまう。その影の薄さは超常現象レベルで隠密行動しなくても基地内のセンサーがまったく反応せず、それどころか相手の目の前に普通にいても消えるように相手から見えなくなってしまう程。アニメではドロロに「ダササ」「ギララ」などと間違えられ続けている。必殺技は「零次元斬(ゼロジゲンザン)」。ドロロ同様高い戦闘能力を持ち、アニメでは小雪がゾルルの足元にも及ばないほどだった。また、都会の風景に溶け込む高い隠密能力も持つ。

クローンケロロ/ケロロ大尉[]

クローンケロロは、ガルル小隊の一時的な隊員であり、ケロン軍が用意していたケロロのクローンである。アニメではクローンではなくケロロ自身が記憶を消され、ケロロ大尉(ケロロたいい)としてガルル小隊に加わった。ケロロ大尉は普段の帽子ではなくシャアのヘルメットを被っている。

プルル看護長[]

プルル看護長(プルルかんごちょう)は、ガルル小隊の看護兵。アニメ版の声優は雪野五月

人物ケロロギロロドロロ(ゼロロ)の幼馴染で原作とアニメでは設定が異なっている。パートナーはいないが、アニメ第170話では月神散世と一時的にパートナー関係だったことがある。体色はすみれ色で、帽子(この帽子には尖った部分がある)とおなかにハートマーク(向かって左側がピンク色、右側が黄色)。巨大な注射器を所持しており、治療に、攻撃に、お仕置きにと多彩に使いこなす。クローンケロロ(ケロロ大尉)の代わりにガルル小隊に入隊した。小隊の紅一点である。原作での設定原作には14巻収録の「ケロロランド14号」にて初登場。単行本では第13巻「超劇場版ケロロ軍曹 外伝 KILULU DISPOSAL」に初登場(本編初登場は第123話)。帽子の色は赤。ケロン軍第6722905987期兵。性格は気配り上手のしっかり者で、面倒見が良いが、少々気の強い所もある。民間のOLになっていたが、気が変わりケロン軍に入ったとされる。OLを勤めていただけであり、机仕事はお手の物である(ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっかより)。装備している注射器の先端は針(ただし、竹槍並に太い)になっており、頭だろうが顔だろうが平気で突き立てるところがアニメとは異なる。犠牲者の悲鳴から察するに、相当痛い。アニメでの設定アニメでは5代目OPのアニメーションで初登場し、本編での初登場はOPが5代目になった同日に放送された第130話。帽子の色はピンク。誕生日はケロン星の周期で1970ケロン年7月1日(第260話より)。また、第180話で生体恋化に関する設定が原作から受け継がれている。前述したとおりケロロとは同級生なので彼と同い年と見られるが、外見は帽子を除いて幼年体のままである(尻尾がある)。またギロロ・ドロロとも同級生だが、ドロロ(ゼロロ)の名前は言われなければ思い出せなかった。性格は原作とほとんど同じである(第180話では、タママとカララがケロロをめぐる争いを阻止したり、その回や第260話Aパートでケロロ小隊のメンバーを説教したりする所から、彼等のまとめ役の様な存在である)が、ケロロやタママなどの男の子には少し呆れている(彼等である男の子が行動をした際には、愚痴っぽく言っている)。また、ケロロから惚れられているような一面もある(第217話など)が、プルルがケロロの事をどう思っているかは不明。基本的には仕事をキチンとこなせるタイプである(第239話より。本人曰く、あっという間に片付けられる程である)。本気で怒らせると、とっても怖い(本気で怒る時はおでこのハートマークが二つに分かれてその間から「闇」が浮かんでいる)。装備している注射器の先端は球状になっており、突き刺す場所もお尻に限られる。犠牲者は例外なく「オウ、イエース!」と謎の叫びを発して悶絶してしまう。第157話から、ケロロ小隊の健康管理のために一時的にケロロ小隊に配属される。その後も度々ケロロ達のところへ遊びに来たり(第170話Bパート)、事務仕事を手伝ったり(第239話Bパート)、モアとバーゲンに出かけたり(第254話Bパート)、自身の部屋でケロロを説教したり(11代目OP)していることから、その後も地球に滞在しているようであり、また、惑星カリントで負傷したバリリ小隊がわざわざ地球に搬送されている(第262話)ことから、地球における任務も不定期ながら継続している様子がうかがえていた。第344話Aパートではガルル小隊の新たな任務地である「惑星ザワトコロ」行きを誘われ、これにより地球を離れる事を決めたが、宇宙空間まで自分を追ってきて宇宙宅配ピザの宇宙船に轢かれたバリリの看護の為に、結局またしばらく地球に留まる事になった。第180話から年齢の事を気にしているという設定が追加されており、「おばちゃん」「おばさん」「おばさま」などと呼ばれると「トラウマスイッチ」が入ったドロロと同じ状態に陥ってしまい、ドロロ同様使い物にならなくなる。なお、生態恋化でも上記の状態に陥っていた。(第201話Bパートでモアに「おば様」と言われたから)単に気にしているだけでなく実際に老化現象は進んでおり、アニメ第266話Bパートで偶然に化粧を落としていたプルルを見たケロロが、そのしわの多さに言葉を失っていた。トラウマ状態になると瞳のハイライトがなくなり、口の形が数字の「3」のような形になる。スイッチONの擬音は「ぷるっちん」。アニメ第254話Bパートではガルルが自分に惚れていると勘違いさせられ、冷静な判断力を失った際に同様の状態に陥り、その際ドロロのトラウマスイッチが入る際に回路図が表示されるのと同様に「冷静な判断力回路」なる回路図がショートする映像が挿入された。その回路図にはドロロの図と同じく電熱線と抵抗器の記号が含まれていた。5thシーズンでは「プルルがジョリリに恋をしている」という誤解を受けることが多かったが、本人にまったくその気はない。第214話Bパートではケロロ小隊からそう勘違いされ、第239話Bパートではお見合い相手のバリリ准尉から勘違いされた挙句にその勘違いをバリリがケロン軍本部に報告した為、軍全体から勘違いされる結果になった。逆に第254話Bパートでは「ガルルがプルルに片思いしている」というケロロ小隊の勘違いと、ガルルがジョリリと「何か」を取り合って一悶着を起こした事実から、プルルが「何か」=「自分」と思い込んだまま悶着を止めようとして恥をかくはめになった(「何か」は実際には七味唐辛子であった)。「ケロロRPG」ではケロカ四天王の一人として登場している。幼年期幼年期時代のエピソードは劇場版第2弾の同時上映『ちびケロ ケロボールの秘密!?』で初めて明かされた。この頃被っていた帽子には尖った部分がなく、花をつけていた。ケロロ、ギロロ、ゼロロと行動を共にすることが多々あり、ポジションはしずかちゃんそのもので、アニメでは昼間から入浴していた。テレビシリーズには9代目EDで初登場。本編初登場は第157話の回想シーン。第162話では現在の仕事を選んだ理由が幼年期のジョリリとの出会いであったことが判明した。「ちびケロ」などの頃から、彼女の気の強さとしっかりとした性格が目立ってきたのはこの頃であった。また、注射器で突くのが好きになったのは、幼年期時代、ケロロ達と対立していた上級生に棒で突いたのがきっかけである。生体恋化生体恋化(アホトロン・フォーム)することで地球人の姿になることができる。ピンクの髪をツインテールにしており、外見はどことなく夏美に似ている。劇中ではステルス機能のついた異星進入用新型スーツだと語られており、A級侵略部隊しか支給されないためケロロ小隊には支給されることはない。プルル看護長の呼称一覧プルル看護長はケロロ小隊・日向家以外の人物との会話が少ない為、ケロロ小隊や日向家の主な人物のみ挙げる。また、プルルを呼ぶために直接用いたわけではない呼称を含んでいる。
名前プルルを呼ぶ際の呼称プルルに呼ばれる際の呼称
ケロロプルル看護長・プルルちゃんケロロ軍曹・ケロロ君(第130話の一部では「ケロロ」)
ギロロプルルギロロ君
タママプルル看護長・おばちゃんタママ君
クルルおばさまクルル君・クルル曹長
ドロロプルル殿・プルルちゃんゼロロ君(幼年期)・ドロロ君(現在)
冬樹プルルちゃん冬樹君
夏美プルルちゃん夏美さん・夏美ちゃん
散世プルル散世ちゃん
モアプルルさん・おばさまモアちゃん
ガルルプルルガルル隊長
プルル看護長のコスプレ・変身茶屋の娘アニメ第182話Aパートで、ケロロの見ていた夢の中に登場したプルル。和服を着ており、頭にハートマークの飾りが付いたかんざしを差している。ケロロとギロロが立ち寄った「すみれ茶屋」でお茶を出していた。

関連項目[]



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