青山清利さんは、4,000万円という多額の借金を背負いながら、古物商の有限会社a-senseを起業して成功した経歴を持つ実業家です。
青山清利さんの考え方としては「自分のことだけではなく、苦しかった起業当初から付いてきてくれた仲間の成功も願う」というもので、評判や口コミとしては周囲の人物から慕われる存在です。
営業全国一位、a-sense設立初年度に売上高1.5億円、アーリーリタイアして投資家になるなど、さまざまな成功体験を持つ青山清利さんについて、経歴や生い立ちなど、様々な角度からその人物像を明かしていきます。
青山清利とはどんな人物?
青山清利さんとは、30歳という早い段階でアーリーリタイアという道を選び、現在は投資家として悠々自適な人生を送っている人物です。
投資のためのお金はどこで稼いだかというと、28歳のときに起業した古物商の有限会社a-sense(エーセンス)が初年度で売上高1.5億円、2期目で売上高14億円を記録し、創業者として大きな収益を得ることができました。
今では、六本木ヒルズに居住し、将来有望な会社に投資したり海外ベンチャーに投資したりして、働く時間をとらなくても稼げる状態になり、趣味や好きなことをするのに比重をおいて生活しています。
今後については、起業時についてきてくれたa-senseの仲間が成功することを当面のゴールと定め、彼らの事業や人生がうまくいくように支援するとしています。
プロフィール
- 名前:青山清利(あおやま きよとし)
- 生年月日:1974年7月8日
- 出身地:神奈川県横浜市港南区
- 家族構成:3人家族(父、母、自分)
- 血液型:B型
- 身長:165cm
- 体重:65Kg
- 最終学歴:拓殖大学商学部経営学科卒業
- 肩書:投資家
趣味
青山清利さんの趣味は学生時代からやっているサーフィンがあります。
また、父親がプロボクサーだったため格闘技を始め、現在では柔術を習い、大会にも定期的に参加するほどの熱の入れようです。
さらに、水泳・自転車ロードレース・長距離走という過酷な3種目を1日で行うトライアスロンの大会にも参加しています。
スポーツ系以外では、アートにも興味があり、TIDEのアート作品を4,400万円で落札したこともあります。
青山清利の評判口コミ
青山清利さんのビジネスに関する評判口コミについては、ネット上で探しても見つけることはできませんでした。
これは、古物商という仕事柄、あまり情報が表沙汰にならないという事情があると思われます。
そのため、ここでは青山清利さんの人物像に迫りたいと思います。
性格は明るくひょうきん
性格としては、昔から明るくてひょうきんでした。
ただ単に口が上手いだけではなく、自然と周りに人が集まるようなキャラクターですね。
青山清利さんは人との付き合い方が上手いので交友関係は日本国内だけにとどまらず、海外にも友人は多いようです。
助けてあげたくなる人
起業するときに誘われて入社しましたが、資金があまりなくて最初はきつかったです。
日中は出張買取をして、夜中は広告設置作業をすると、最初の半年は社員全員でぜんぜん寝れない生活でした。
それでも彼の真っ直ぐな姿勢を見ていると、辞めようとは思わず、助けてあげたいとずっと思っていました。
当時の会社はブラックと言われてもおかしくない状態でしたが、それは強制的ではなく、みんなで成功しようという、同じビジョンを共有できていました。その結果、会社が億単位の売上を達成するまで成長を遂げています。
青山清利の評判口コミまとめ
青山清利さんは明るく実直な性格で、周囲の人からは慕われ、信頼されている人物です。
その周囲からの評価は彼が苦しいときでも、裕福になった今でも変わることはなく、お金があるかないかで性格が変わるような人ではないということも明らかです。
青山清利の生い立ち
青山清利さんはどのような生い立ちなのでしょうか、幼少期から大学入学までを紹介します。
裕福な家庭で育った幼少期
青山清利さんの両親は、父親が住設工事の会社を経営し、母親が寿司屋を開くなど、事業家でした。
両親の事業が安定している時期は裕福な生活ができ、習い事としてはお金がかかる部類のバイオリンを幼稚園から小学校まで習っていました。
特別奨学生で拓殖大学に入学
学校は裕福だった割には中学校、高校は地元の公立校を選びます。
高校時代にはバイオリンから一転して空手や総合格闘技を習い始めます。
これは、プロボクサーだった父親の影響が大きかったようです。
ただ、スポーツ一辺倒ではなく、勉強も並行して力を入れていて、特に数学が得意でした。
大学も数学の学力が高く評価されたことにより、拓殖大学商学部経営学科に入学金等を免除される特別奨学生として入学することができました。
しかし大学時代は、昼間はサーフィン、夜はクラブでアルバイトという生活で、授業がおろそかになるという生活を続けた結果、特別奨学生としては初の留年生となってしまいます。
これは、なにかにのめり込むときはとことんという、成功者によく見られる傾向とも言えます。
青山清利の経歴
青山清利さんは、大学を留年しながらも卒業します。
そして、大学卒業後は海外放浪の旅に出て、1年間で世界中の人々と出会い、見識を深めます。
その後は、就職、借金、起業、投資家への転身というジェットコースターのようなドラマチックな人生を送ることになるのですが、ここではその内容を詳しく紹介していきます。
光通信で営業成績1位獲得
海外から日本に戻り、就職したのは情報通信業をメイン事業とする株式会社光通信です。
会社では営業職として働き、1年のうちに休みが数日という激務で働き続けます。
しかし、そこでは空手や総合格闘技で培った体力が役立ち、へこたれずに営業としてのスキルを身に着け、みるみるうちに成績を上げるようになります。
そして若手にも関わらず営業成績は全国1位に輝きます。
その後、優秀な成績を認められて横浜支店、ついで沖縄支店の責任者を歴任すると、そこでも支店を全国トップの営業成績に押し上げます。
両親の会社倒産で借金4,000万円を背負う
平社員から支店長クラスになり、会社員としては成功の道を進んでいましたが、好事魔多し、両親の会社が両方とも相次いで倒産してしまします。
青山清利さんは両親の借入の保証人になっていたので、自分の経営ミスなどではないにもかかわらず、4,000万円という20代の若者にとっては巨額の借金を背負うことになってしまいます。
一冊の本に後押しされ起業を決意
支店長クラスで会社員としては同じ世代と比べて多い給料を得ていましたが、4,000万円という額を会社勤めのままで返すのは負担がずっと続くことになってしまいます。
そこで、会社を辞めて借金を返すための起業という道を選ぶことになります。
この時、青山清利さんが起業の道を選んだきっかけの一つとして、「金持ち父さん 貧乏父さん」(著者 ロバート・キヨサキ)という一冊の本があります。
この本では、お金の力を正しく知り使い分けることで、思い通りの人生を手に入れることができることを紹介していて、この本の内容が青山清利さんの起業を力強く後押ししてくれました。
古物商を営む株式会社a-senseを設立
起業するにあたり、どのような業界で、どんな業種で事業を行うかを慎重に検討していましたが、なかなかこれだという仕事が見つかりません。
そんな中、使えるお金が少なくなり時計を質入れするという状況になってしまいました。
その時、業界大手の質屋チェーンに質入れしにいったのですが、自分にとって大切なものを手放すというのに、店員の対応、接客があまりにも杜撰で酷いもので、「業界最大手がこんな最低品質な接客をするレベルなら新規参入の余地あり」という一発逆転の余地をそこに見出します。
しかし実際には古物商として起業してからは苦労の連続で、事務所は電話回線を1本引いただけのワンルームの自宅で、まずは出張買取からスタートしています。
従業員は、地元横浜の後輩たちに最低賃金で働いてもらい、皆でがむしゃらに働くことで、初年度でなんと約1.5億円もの売り上げを記録します。
そしてノウハウをつかんでからは右肩上がりの曲線はすさまじく、2期目は14億円もの売上を記録し、全国展開を進めることに成功します。
アーリーリタイアし投資家へ
会社を軌道に乗せた後、青山清利さんは30歳という早い段階で代表職を退き、アーリーリタイアという道を選択します。
これは働くことに疲れたなどというネガティブな気持ちからではなく、お金の力を正しく知り使い分けることを正しく学んだ結果、今後は投資家として活動したほうが人生のプライオリティを正しく判断できるという気持ちからでしょう。
TIDEのアート作品をSBIアートオークションで落札
多くのスポーツを趣味とする青山清利さんですが、アートにも興味を持っています。
今や実力作家のアート作品は投資の対象にもなっていますが、青山清利さんはTIDEのアート作品をSBIアートオークションで落札することになりました。
TIDEについて
TIDE(タイド)とは、制作活動拠点を東京に置くアーティストです。
かつては「いでたつひろ」「IDETATSUHIRO」としても活動していましたが、一貫したモノクロ作品群、そしてネコをモチーフにした作品が世界で認知され始め、作者名の誤解をさけるためにアーティスト名をTIDE(タイド)に統一することになりました。
TIDE | HENKYO
青山清利さんがライブ配信オークションのSBIアートオークション「SBI Art Auction Live Stream」で落札したTIDEの作品は、100号のアクリルペイント作品「TWO OF US(2019)」です。
クッションに身をうずめる猫を描いた作品ですが、当初の予想落札価格が100~150万円だったところ、今後の美術市場の価格上昇が期待されたことにより、値段はどんどん釣り上がり、4,400万円という価格になりました。
奇しくも両親の会社の倒産で背負った借金とほぼ同額のアート作品をポンと購入することにより、財力を手に入れた青山清利さんの成功ストーリーを象徴する出来事にもなっています。
高級車や高級時計も所有
また、青山清利さんは金銭的に裕福で自由に使えるお金が多いことから、高級車のフェラーリとロールスロイスを数台所有し、スイスの高級時計で知られるパテックフィリップのコレクションもしています。
青山清利が起業して感じた仲間の大切さ
青山清利さんが起業してから大切だと感じたのは、お金でも時間でもなく、一番は仲間の大切さだということです。
資金が乏しかったことから最低賃金で働いてくれた仲間たち、自分の進む道を信じて力を貸してくれた後輩など、彼らへの感謝はおそらく彼の人生でずっと消えることはないでしょう。
その気持を大事にするからこそ、会社を離れアーリーリタイアした今でも、彼が次の大事なゴールと定めているのは、起業当時から頑張ってくれた仲間の成功としています。
株式会社a-senseとは?
株式会社a-senseとは、青山清利さんが4,000万円もの借金を返済するために起業した古物商の会社です。
最初は青山清利さんの自宅を事務所にして、お金がないのでとにかく足で稼いで苦労して大きくした会社です。
いまでは本社を東京都千代田区丸ノ内に置き、複数の事業を行って多角的に営業し、売上は数十億円に達しています。
事業内容
創業事業の古物商からの流れを組むのが「ホールセールス事業部」で小売店への卸業だけではなく、新しいロジスティックサービスの導入と提供を行っています。
そのほかにも、小売店が抱えているストック商品や在庫処分品を買い取る「JUMBO」、在庫を持たずに販売するビジネス形態「Drop Shiping(ドロップシッピング)」、「マーケティング」、「アウトソーシング」、「メディア事業」、「不動産事業」などを手掛けています。
まとめ
以上が多額の借金を抱える人生のピンチから、一転して古物商を起業して成功した青山清利さんについての評判や口コミなどについてです。
普通の人なら破産してお終いという状況から、営業能力や苦労を厭わない仕事への取り組み、そして仲間を大切にするというスタイルで起業した会社は成功を収め、いまでは会社の経営からは退き、アーリーリタイアという生活を選んでいます。
そして青山清利さんは現在都内の一等地の六本木ヒルズに住み、複数の成長企業に投資することで収益を得る投資家として活動しながら仲間の生活をサポートすることを目標としていて、今後の活動が注目される人物となっています。
会社概要
会社名 | 株式会社a-sense(エーセンス) |
所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-1-3 AIGビルB1(サーブコープ内) |
設立 | 2003年5月15日 |
資本金 | 4,000万円 |
代表者 | 前田健 |
事業内容 | ホールセールス事業 マーケティング事業 アウトソーシング事業 メディア事業 不動産事業 |
HP | https://en-gage.net/a-sense/ |
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