登録日:2012/11/10(土) 02:44:30
更新日:2023/08/18 Fri 10:37:20NEW!
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タヌキ たぬき ジブリ 金曜ロードショーの常連 スタジオジブリ 高畑勲 狸 多摩 多摩ニュータウン 環境問題 アニメ 映画 終盤は鬱展開 メリーバッドエンド 考えさせられる話 平成狸合戦ぽんぽこ 負けた狸をぶっ殺せ!! 〇んぽこ 「そいやっさーっ!!」 人間への警告 動物目線 いつでも誰かが 化学復興 人間研究
タヌキだってがんばってるんだよォ。
平成狸合戦ぽんぽこはスタジオジブリ制作の劇場アニメ作品。
正式なタイトルは『総天然色漫画映画 平成狸合戦ぽんぽこ』。
原作・監督・脚本は高畑勲。
1994年7月16日公開。
スタジオジブリ作品と言うこともあって、そこそこの頻度で日本テレビの「金曜ロードショー」で放送されている。
テーマ曲は「上々颱風」の『アジアのこの街で』と『いつでも誰かが』。
【あらすじ】
緑豊かな里山の多摩丘陵では、タヌキ達が平和に暮らしていた。
しかし、高度経済成長の波に乗った人間達は多摩丘陵を切り開き、「多摩ニュータウン」の開発を始めてしまう。
徐々に生活の場が奪われていくことに危機を覚えたタヌキ達は、長らく廃れていた「化学(ばけがく)」を駆使して、人間達に戦いを挑む事を決意する。
不可思議な現象を引き起こして人間達を畏れさせようとするタヌキ達は、生きる場を取り戻すことが出来るのか?
【登場キャラクター】
◆正吉(影森の正吉)
真面目で冷静な性格の若い狸。
幼少期は父に人間へ近づくのを注意される傍ら、人間と接触することを咎められずにいたので人間に対して興味を持っており、あまりに考えも人間に近いためか「まるで人間のようなやつ」とか評価されている。
変化の腕はかなり優秀。
最終的に様々な経験を経て共存すべきと訴える穏健派のリーダー的存在となった。
落語家、実力派の声優が集った今作では演技力にちょっと難がある。
CV:野々村真
◆鶴亀和尚
ぼたもち山万福寺に住み着いている105歳の老狸。
中心人物として人間に対する作戦を立案したりもしているが、命を奪った形となった際は手厚く供養したりなど僧のような一面を見せている。
CV:5代目柳家小さん
◆おろく婆(火の玉のおろく)
赤い着物を着た狸のおばあさん。若手狸の変化の講師を担当する。掟に対して人一倍厳しい人物であったが、考えも変わりに自分から掟を破る覚悟を決めていた。
CV:清川虹子
◆権太(鷹ヶ森の猛者 権太)
血の気が多い狸で、狸達の中でも一番の過激派。
故郷の森を奪われたことをきっかけに人間を激しく憎むようになる。
妖怪大作戦の失敗を受けて人間への抵抗が落ち着いてしまったことから有志を募って実力行使に出るも、機動隊との闘いの最中で壮絶な戦死を遂げた。
彼の墓石には、彼がいつも着ていた赤い服が掛けられている。
CV:泉谷しげる
◆青左衛門
鈴ヶ森の長老。権太とは元々縄張り争いをするライバル関係にあった。権太とは逆に穏健派となり、人間として生活する内に狸としての心意気を忘れてしまっただけでなく不動産業(しかも森林開発)にて大成していたり、作中でもちょっといただけない行動・言動が多いまさしく狸オヤジ。
CV:三木のり平
◆ぽん吉
正吉の幼馴染で、変化できない普通の狸。怠け者だが、温厚で狸らしい性格をしている。友情にも厚く、最後まで正吉を信じて共に行動していた。
変化はできないものの、太三朗禿狸による死出の旅には同行せずに生き延びている。
CV:林家こぶ平(現・9代目林家正蔵)
◆文太(水呑み沢の文太)
佐渡の長老狸「二つ岩団三郎狸」を訪ねて旅立つ。いかにも男らしいガタイのいい狸。
CV:村田雄浩
◆玉三郎(鬼ヶ森の玉三郎)
四国の長老狸達を訪ねて旅立つ。今作きってのハンサムな狸。
CV:神谷明
◆佐助
眼鏡をかけたインテリ風の変化狸。都会の横断歩道でパニックになったあたり少し気弱。
CV:林原めぐみ
◆おキヨ(縁切り寺のキヨ)
正吉の妻となる狸。正吉と同じく、人間に対しては友好的で亡くなった祖父の毛皮が立派な物として高値で売られたことを誇りに思っている。
正吉と同じく、変化の腕前はかなりのもの。
CV:石田ゆり子
◆花子
ポン吉のガールフレンド。
CV:永衣志帆
◆お玉
権太の妻。不慮の事故で重症を負った権太を献身的に看病していた。人間の姿で権太の墓参りに行っている場面が描かれている。
CV:山下容莉枝
◆六代目金長
四国の長老狸の一匹。
徳島県小松島市にある金長大明神(金長神社)の主。
CV:3代目桂米朝
◆
四国の長老狸の一匹。
屋島の禿狸と呼ばれる一番の長老狸で、年齢は999歳。妖怪大作戦の予想外の顛末に耄碌し、遂には変化できない狸たちを大勢連れて豪華な宝船で死出の旅に出た。
CV:5代目桂文枝
◆隠神刑部
四国の長老狸の一匹。
愛媛県松山市の狸で、八百八狸を統率している。妖怪大作戦にて無理が祟り、作戦の最中に命を落とした。
狸というよりも狼のような迫力のある顔つきが特徴。
CV:芦屋雁之助
◆小春
六代目金長の一人娘。
CV:黒田由美
◆竜太郎
多摩堀之内の変化狐。狸同様土地開発で住処を失い、人間として生活している。変化できない狐を切り捨てて生き延びた立場であるため、狸に対しても「優秀な者が人間に変化して生き延びればいい」というスタンス。
CV:福澤朗(当時日本テレビアナウンサー)
◆語り
物語の語り部。実は劇中に登場する狸の一匹。
CV:3代目古今亭志ん朝
【設定】
本作において、狸達は人間の見ていないところでは所謂デフォルメされた二足歩行の姿を取るということになっている。
狸や狐の使う化学(ばけがく)とは、変身術を中心とした人を化かす術のことであり、ただ姿を変えるだけでなく、人の感覚を惑わせるようなものも多い。
【その他】
本来は企画担当の宮崎駿や鈴木敏夫プロデューサーがファンであった、杉浦茂の漫画作品『八百八だぬき』を原案に据えて制作された作品である。
しかし実制作が進むにつれてキャラデザが現在のものに近づき原案とは似ても似つかぬものへと変化したために原案クレジットが外れてしまった。
ダメージを受けたり浮かれたりした狸たちのデフォルメが一瞬だけ崩れるのは、この名残で、崩れた瞬間のデフォルメデザインは杉浦デザインのものになっている。
本作で狸達が化ける妖怪の姿は、水木しげるの描くものがベースとなっている。
劇中の山場である「妖怪大作戦」で狸の化けた妖怪たちが一斉に空に飛び立つシーンでは、
トトロやキキといったジブリキャラたちが紛れ込んでいるというお遊び要素がある。
ジブリ作品では良くあるように、キャストには本業が声優でない俳優等が数多く出演しているが、その中でも落語家が複数起用されているのも特徴。
追記・修正は化け学をマスターしてからお願いします
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▷ コメント欄
- なんかEDは明るいけど悲しさも感じるんだよなあ…… -- 名無しさん (2013-07-13 00:17:13)
- 楽しく描かれてはいるけど、見ようによっちゃ火垂るの墓以上のバッドエンドだからな -- 名無しさん (2013-07-13 00:23:49)
- 権太部隊は全滅だし、太三朗禿の宝船が見ようによってはあの世息の逝きの船に見えるしね・・・ -- 名無しさん (2013-07-13 01:02:29)
- 結局人間に迎合せざるを得なくなったというのがなぁ。 -- 名無しさん (2013-07-13 08:27:52)
- 落語家の師匠達が世界観にマッチしすぎww -- 名無しさん (2013-07-13 08:52:21)
- 落語家だけあって流れるような長台詞とか、軽快で飽きないんだよね。 -- 名無しさん (2013-07-13 08:56:41)
- 宝船ってカルト教団化して集団自殺するようなもの…? -- 名無しさん (2013-07-13 09:14:12)
- まあ否定出来ないな -- 名無しさん (2013-07-13 09:18:30)
- 「平成」だけど高度経済成長や安保闘争のイメージなんだろうな -- 名無しさん (2013-07-13 09:26:06)
- 映像の世紀のBGM流して見ると悲壮感がすごそう -- 名無しさん (2013-07-13 09:36:45)
- 個人的には、宝船=死後の世界への旅立ちってことで良いと思う。さっきまであんなに耄碌してたはずの太三郎があのシーンでいきなり元気になってるのは変だし、一緒になって船を作ったり、最終的に船に同乗したのはみんな「(警官隊と衝突して)さっきまで死体の山になってたはずの狸」たちだったし…。 -- 名無しさん (2013-07-13 15:20:12)
- 宮崎駿「あんな社会党の公式見解みたいなろくでもない映画」 -- 名無しさん (2013-07-20 22:08:47)
- 若い頃大学で暴れた団塊へ統括を求めた映画 -- 名無しさん (2013-07-20 22:50:02)
- 宝船に乗ったのは化けられない連中だった筈。それでもぽん吉達は仮初めの緑地に身を潜めながら気楽に生きる事を選んだ。日本産外来種の項目にもあるが狸はかなり強か -- 名無しさん (2013-07-20 23:05:46)
- 宝船はあの後、沖まで出て行って変化を解いて全員溺死。で↑で死体の山が化けたのはつるべ落としのはず -- (2013-11-09 00:56:22)
- キャストに若かりし頃の現アトミックモンキーの社長(代表)が… -- にゃかむら (2014-01-15 12:23:23)
- ラストのぽん吉のセリフって『動物たちは姿を消した訳ではない。人間たちによって住み処を追い出され命を奪われたんだ。オブラートに包んだ言い方はやめてくれ。』って意味だったのかなって最近になって思ってる -- 名無しさん (2014-02-21 00:27:13)
- 禿狸は屋島の合戦を若いころに見たということだが、計算上その時点でも鶴亀和尚の倍くらい生きている計算になる。・・・なんてつまらんことを当時小学生レベルの歴史オタだった自分は考えていた。 -- 名無しさん (2014-02-21 00:46:07)
- ↑×8 加古隆の「パリは燃えているか」ですか? -- 閲覧者 (2014-02-27 03:14:56)
- 狸たちにも同情できる部分は多少あるけど、先に攻撃して人間を殺したのも狸だからなぁ... -- 名無しさん (2014-02-27 15:47:33)
- ↑ライトではありますが。 自然と人間の戦いという意味では、もののけ姫と同じですね。 人間に対する憎悪のそれは並大抵のものでは無いでしょうし、最終的には負けてしまいましたしね…… -- 閲覧者 (2014-02-28 01:11:20)
- 人間で分かりやすく例えるとダム計画よな。んで、ダム計画を進めているのは同種ではなく言葉の通じない存在だ。そして有無を言わせない。こうかくと人間ってひっでえな。 -- 名無しさん (2014-02-28 01:18:27)
- ↑酷いと言うよりも、えげつないと言った方が良いと思います。 被害者の動物からしたら、人間は天災より達が悪い鬼のような存在ですし。 -- 閲覧者 (2014-02-28 15:31:17)
- 神谷明さんが出てきた珍しいジブリアニメ。ご都合主義は通用しない「努力しても無駄」というイメージが・・・・・。 -- 名無しさん (2014-02-28 16:53:36)
- 関智一がモブ役として出演していた。あとこぶ平はこれ以前にタッチやこち亀でも声優やってたよね -- 名無しさん (2014-05-20 08:39:08)
- でも、狸はどっこい生きてるんだよね。確認されてるだけで23区に1000頭以上いるそうだし。
-- 名無しさん (2014-06-02 21:45:37) - ぽんぽこのタヌキ達もそのうち有頂天家族みたいになるんだろうか -- 名無しさん (2014-06-02 21:49:24)
- 最後で蘇る自然の幻を作ろうという狸たちの「気晴らしじゃ、気晴らしじゃ」で涙腺がおかしくなる -- 名無しさん (2014-06-17 22:05:40)
- あれを見たことで人間たちに何かが起こったと信じたいな -- 名無しさん (2014-06-17 22:14:51)
- この映画の本当の主人公は正吉だろうね。ナレーターは実は年をとった正吉だったし。正吉が主人公と断言されてないから考察すればぽん吉、鶴亀和尚、権太も見方によれば主人公と言える。ぽん吉は普通の狸の代表、鶴亀和尚は会議のリーダー、権太は人間に一番抗った狸。 -- 名無しさん (2014-07-20 17:13:47)
- 権太率いる過激派の狸が敗北後に起き上がってつるべ落としに変身したけど あの時点ではまだ生きてたってこと?それともゾンビみたいなもの?生きてたなら大人しく仲間の元に戻って欲しかった・・・。 -- 名無しさん (2014-07-21 18:13:24)
- ↑4 結局その「気晴らし」が一番人間の心を動かしたというのが、最大の皮肉だよな -- 名無しさん (2014-07-21 18:26:25)
- 動物愛護団体が騒ぎそうな内容だと思う -- 名無しさん (2014-11-27 19:10:48)
- 舞台になった多摩もこれを聖地だのなんだのって使えないな、内容的に。 権太達のやり方が一番効率的だったと思うわ、話し合いや和解なんて人間がするわけない。 -- 名無しさん (2014-11-27 19:33:23)
- 昨日テレビでやっていたけど、ラストは正吉の幼なじみのポン助のセリフで終わらせるんだよね。ちなみにポン助の中の人は、こち亀 -- 名無しさん (2015-08-29 09:17:37)
- ↑書き忘れたけどポン助の中の人は「こち亀」で寺井さんをやっています。 -- 名無しさん (2015-08-29 09:26:26)
- 狸たちを明治維新での幕府勢力、人間たちを新政府軍に例えると古今東西にあった旧世代と新世代の戦いのように思える。狸たちが負けたのは人間ではなく、時代の流れだったのかもしれない -- 名無しさん (2015-08-29 09:31:56)
- 多摩丘陵を舞台にした作品として耳をすませばと正反対の作品。雫は狸を追い出した団地に住んでる。 -- 名無しさん (2015-08-29 10:14:47)
- おキヨさん、カワイイよ♪ -- 名無しさん (2015-08-30 07:49:26)
- 玉三郎って名前の狸いるけど、忍たま乱太郎の食満先輩の名前に似ている。後、乱太郎たちの知り合いにも玉三郎ってやついたな。 -- 名無しさん (2015-08-30 08:20:29)
- おろく婆さん「赤勝て!白勝て!どっちも負けろ!」 -- 名無しさん (2015-08-30 18:18:18)
- トホホ、人間にはかなわないよ・・・・・(どんなに化け学を駆使して挑んでも結局は肝心な所で人間達に敗北してしまった事に対する皮肉を感じながら権太率いる過激派の狸達は死亡) -- 名無しさん (2015-09-17 23:10:58)
- 有頂天家族の狸一同「くたばれ。」 -- どろん (2015-12-27 09:25:38)
- 物語中盤で生まれた仔ダヌキたちのその後が普通にスルーされているのが大変モニョる -- 名無しさん (2016-07-17 17:29:13)
- wikiで、「宝船は死出の旅」って書かれてた。あと、ラストのエンディングは素直に、丘陵の片隅でひっそりと暮らしてる狸たちと偶然再会したと考えていいのかな? -- 名無しさん (2016-08-12 17:01:00)
- バリバリのアニメ声優・落語家・俳優・アナウンサーと出演者がかなり多種混合。芸能人の声優起用ってあんまり好きじゃない方なんだけど、この作品に関してはどのキャラクターの声もすごくマッチしてて違和感が無い。プレスコだったのもあるだろうけど。野々村真の朴訥とした物腰の柔らかい青年感、棒読みも含めて個人的にかなり好きなんだけど、キャスティングされた経緯を知りたい。 -- 名無しさん (2016-10-15 00:13:59)
- ↑3 化けられる子は早くから通学して進学→就職、化けられない子はエサもらったり緑地で暮らしつつ兄弟姉妹の仕送り受けて生きてくんじゃないかな -- 名無しさん (2017-06-27 10:50:48)
- ↑×2声優とか俳優とか関係なく、上手ければ良し -- 名無しさん (2017-07-02 11:25:57)
- 有頂天家族とクロスしたら京都の狸たちとは喧嘩になりそうだなぁ…時代を考えれば京都に流れ着いたものもいるかも? -- 名無しさん (2017-07-02 11:36:10)
- ニュータウンの各地に(僅かではあるが)緑地を残し野生動物専用の通路等も造られたことを考えると、狸たちの想いも少しは人間に届いたんだと信じたい・・・ -- 名無しさん (2017-07-02 11:54:23)
- ↑4玉三郎と小春の子供たちを見る限り化けられる子は幼児で化けられるみたいだからな。 -- 名無しさん (2018-02-21 16:20:43)
- うったえられたのってこの映画だっけ? -- 名無しさん (2018-09-01 20:47:42)
- 化学を応用してデビルマンみたいに大勢の人間を疑心暗鬼に陥らせて自滅させた方が効率良く人間に対抗できると思う -- 名無しさん (2018-09-01 23:59:39)
- 米朝さんが自分の演じたキャラが文枝の演じたキャラよりグッズが売れてると知ってご満悦だったそうな -- 名無しさん (2019-03-23 03:24:51)
- 平成の最後に見れてよかったよ。 -- 名無しさん (2019-04-05 23:37:06)
- 左翼が過激派やカルトや穏便派に分かれ内ゲバしテロをし…ってよく描かれてるな -- 名無しさん (2019-04-05 23:42:58)
- 目的のためにトラックの運転手死んでも構わない感じ、昔はふーんと思って見ていたが監督の思想やら知ってから見るとあぁ…って感じだ -- 名無しさん (2019-04-05 23:46:23)
- 音楽の教科書の君が代のとこに紙を貼らされた意図を知ったときの気分 -- 名無しさん (2019-04-05 23:47:54)
- 実家を離れて独り暮らしし始めると、エンディングが本当に心に来るなあ やはり昔の風景、昔の場所ってのは自分が帰りたい故郷なんだなって思うよ -- 名無しさん (2019-04-06 02:02:00)
- Twitterで流れてきた「対義語=令和きつね共闘こんこん」ってフレーズを見て草生え散らかした -- 名無しさん (2019-04-06 02:13:28)
- Twitterだと「令和ロスジェネ合戦どんぞこ」がシャレにならなくて草も生えない。 -- 名無しさん (2019-04-06 05:01:27)
- ↑9タヌキたちの目的は自分たちの住処を守ることであって人間社会を壊すことじゃないからなぁ。やらんよそりゃ -- 名無しさん (2019-04-06 10:38:36)
- 殺意剥き出しだった権太のクーデターが未遂に終わったため、そういう方向への暴走をしなくて済んだと見ることもできるか。 -- 名無しさん (2019-04-06 10:46:19)
- でも結局権太が一番正しかったという。人間脅かして遠ざけるとか畏敬の念抱かせるなんて現代の人間相手には無理に決まってて、相手がいなくなるまで殺すしかないというのは他ならぬ人間が歴史で証明している。問題は、その方法取ったとしても人間には勝てなかったであろうこと -- 名無しさん (2019-04-11 10:03:11)
- この映画の舞台になった多摩ニュータウンって、今少子高齢化の影響でゴーストタウン化してるんだよね……。こんなことだったら、狸や他の動物たちが命も住処も奪われたのはなんだったんだと言いたくなるよね -- 名無しさん (2019-04-11 10:05:44)
- ↑12なぜ左翼限定?右翼も過激派やカルトはいるし、テロもしてるんだが。 -- 名無しさん (2019-04-20 21:15:10)
- ↑権太たち過激派がどう見ても学生運動や左翼過激派がモデルだからじゃないの? -- 名無しさん (2019-04-20 22:01:35)
- 問題あるコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-04-23 18:35:20)
- たぶん語り(ナレーター)が1番セリフが多いアニメ。宝船のシーンとかもはやナレーション超えて唄の域だが志ん朝師匠だからこそ可能だったんだろな -- 名無しさん (2020-06-23 22:58:53)
- 中盤で出てくるキツネ、タヌキたちの妖怪大作戦を利用して人間に取り入った悪い奴だと思い込んでたなあ。キツネもまた人間に居場所を奪われ人間界に迎合した被害者だったのか。 -- 名無しさん (2020-09-19 19:38:19)
- 高畑勲の作品では最も左翼色が強い作品。 だが、過激派が身内にとっても害悪な存在として描かれているように決してテロ賛美ではない。 最も日本は左翼と相性が悪いからデモや反対運動が起こると強引に暴力のイメージと結び付けがちだけど。 -- 名無しさん (2020-11-20 19:54:44)
- 左翼色が強いと言われたらそうなんだがきっちり娯楽作品として成り立たせてるのはすごい。あと、実は主人公のモデル若いころの宮崎駿らしいな -- 名無しさん (2021-08-28 23:40:32)
- 金長や玉三郎と一緒に四国に渡った狸達もいたのかな。 -- 名無しさん (2022-07-26 18:59:56)
- 終盤狸の力で祖母と再会したみたいかおばさんの場面なんか好きだった -- 名無しさん (2022-12-09 20:57:48)
- 人間だって社会といろいろ迎合しながら何とか生きているんだ。狸の苦しみは別に狸だけのものではないし、実のところ人間社会の人間の在り方を狸に仮託しただけじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2022-12-10 00:55:07)
- 権太は憎めない所があったから死なないでほしかったな…… お玉さんと幸せになってほしかった… -- 名無しさん (2023-05-08 18:55:20)
- 現代は環境に優しいという美名を振りかざしてソーラーパネルを敷き詰めて山々を切り開いて動物たちの住みかを奪ってるんだからなお悪質になったかもしれない -- 名無しさん (2023-05-08 19:14:44)
- のっぺらぼうのくだりがトラウマ -- 名無しさん (2023-06-25 12:52:44)
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