レッツゴー！陰陽師【再作成】

登録日：2024/12/13 Fri 13:55:00
更新日：2024/12/21 Fri 08:24:34
所要時間：約 3 分で読めます

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レッツゴー！陰陽師とはアトラス／ノイズファクトリーの対戦格闘ゲーム『豪血寺一族』シリーズの挿入歌である。
この曲が流れるのはノイズファクトリー製の『新・豪血寺一族 闘婚 -Matrimelee-』および『新・豪血寺一族 煩悩解放』の陰陽師ステージ。
『煩悩解放』PS2版では一定条件を満たすとこの曲のフルサイズPVが流れるが、豪血寺お種をはじめとした豪血寺一族のみなさんは一切出てこない。その逆もしかりで、彼らも本編には一切関わらない。

その代わり、矢部野彦麿率いる陰陽に携わる神妙不可思議にして胡散臭い連中が
ユニークな歌詞と共に踊る奇怪にして滑稽なパラパラダンスが見る者の腹筋を崩壊させる。
でも普通にいい曲なのでじっくり聴いてみるのもいいかも。

キャラ紹介

• 矢部野彦磨やべの ひこまろ

CV:この曲の作曲者でもある田中敬一(でんちゅう)

神妙不可思議にして、胡散臭い男。通称ピコ麻呂。
メインダンサー兼ボーカル、そして間奏の台詞を務める。初っ端にドヤ顔をキメてくれる。
ぷよぷよが嫌いなのかもしれない。

原作ゲームでは背景キャラとして登場、その素性はまったく不明。
プレイヤーキャラとして出ないのは残念。

• 琴姫

彦磨の隣で踊るピンク髪の巫女。
彦麿同様背景キャラなので素性はまったく(略)
名前は知らなくても、彼女の「う」の弾幕は知ってるだろう。
ちなみに、5分11秒あたりで振り付けを間違えるが気にするな。

• 坊主ダンサーズ

その名の通り坊主頭で彦麿＆琴姫の後ろで踊る三人組。ちゃんと全員顔が違う。
彦麿＆琴姫同様背景(略)

その後の陰陽師

この曲はごく初期のYouTubeのシステムに寄生していた頃のニコニコ動画に投下された動画が有名になり、
後にサイトがSMILEVIDEOに移行した際に改めて公式動画として投稿され、2024年現在まで現存。
2012年には1000万再生、2021年に2000万再生を達成している。

IDはsm9で現存唯一の1桁台、これより若い番号の動画は早くに削除済みのためこれがニコニコ動画史上現存最古の動画にあたる。
また、そのネタの古さ故に空耳が多い。

• くよくよするな！→ぷよぷよするな！
• 成仏しろよ！→超オムツしろよ！

…など。
興味があれば動画を見てみるのが良いだろう。
なお、最古の動画の他「β時代の英雄」と検索すれば出てくるかもしれない。仮時代からあったけど

実はこの曲には原型があり、『2』の「坊主でダダダ！」という曲をコンセプトにしているという。
曲調はレイヴミュージック風で歌詞は四字熟語の羅列。 祈祷するフリをして完全に勢いだけで除霊せんとする強烈な曲になっている。ここからすれば陰陽師はマトモ（だった）。

「豪血寺一族 先祖供養」には「坊主でダダダ」と「レッツゴー！陰陽師」を混ぜ合わせたような「陰陽ジジジ！」というbgmが登場した。
背景で坊主が踊っているのがシュール。
なお残念ながらレッツゴーとは言わない。さらに締めの語りが「坊主でダダダ」側になっており、彦磨まで勢いで除霊してしまう。まさに混ぜるな危険。

時は流れ2023年、なんとあやかしランブルとコラボしあの伝説のPVが令和の時代にリメイクされて帰ってきた。
歌うのは変わらず田中敬一氏。それに＋して式神ナギが琴姫の歌唱を担当している。顔がやけにリアル。
歌詞は一部が現代に合わせて変更されている。

…が何故か本家よりクオリティが低い。特にモーションがかなり拙い。
その代わりなのかちゃんとフルバージョンで細かい箇所まで再現されている。
令和の時代でもぷよぷよするな！

ちなみに、ニコニコ動画17周年記念イラストに映っている。なんなら記念グッズのTシャツとサコッシュにはモロに彦磨のアップ（動画再生中の画面）という代物も存在するほどである。
こんだけガッツリネタにされているので、動画が削除されることは多分ない…はず

追記修正に困ったときは直ぐにアニヲタを呼びましょう。

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