東方茨歌仙

登録日：2012/09/07 Fri 07:32:11
更新日：2023/08/10 Thu 17:41:22
所要時間：約 5 分で読めます

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『東方茨歌仙』とは、一迅社の『Febri』誌で連載されていた東方Projectの公式漫画である。全10巻。
霊夢と魔理沙、そして新キャラクターである仙人の茨華仙を中心に物語は展開する。

衣装アレンジが多いのが特徴の一つであり、各キャラの冬服姿などを拝むことができる。
特に響子とマミゾウは必見。

また月刊ComicREXに出張版が掲載されることもあるので要チェック。

◆メインキャラクター

• 茨木 華扇/茨 華仙

「地上に住めるのは善人と聖人と それと大悪党だけだ」
今作におけるキーキャラクター。
妖怪の山で暮らしている仙人であり、ふらりと博麗神社や人里に降りてお説教をしている。
また、何かの腕を探しているらしく河童の腕のミイラなどに興味を持つ。
生真面目で人の良い性格であるものの、どこか裏があるように振る舞うことも。
動物の扱いに長けていて龍の子供から犬まで様々なペットを飼っている。

• 博麗 霊夢

「妖怪が死ぬときは完全に忘れられるかその存在が別の事で説明されたときよ」
毎度お馴染みの主人公。
今作では妖怪に対して厳しかったりお金を求めていたりする面が強調されている。
河童のダム建設に便乗して商売しようとしたり妖怪狐の儲け話にのっかったりするものの、あまり上手くいっていない。

• 霧雨 魔理沙

「だから魔法使いには体が弱いやつが多いんだよ！」
毎度お馴染みの主人公その2。
好奇心旺盛なところは今作でも健在であり、帚木伝説を求めて雪の中を遭難したり華仙の家に忍び込もうとして虎に襲われたりと危険な目に遭うことも。

◆サブキャラクター

• 小野塚 小町

「勝手な真似をすると――地獄の仲間も黙ってはいないよ」
是非曲直庁に所属している死神。
華仙とは旧知の仲であるらしく彼女の正体についても何か知っているような節がある。

• 河城 にとり

「水龍様を怒らせるような事はしてないと思うんだけどなぁ」
妖怪の山に住まう河童の一人。
今作では他の河童達と一緒に行動していることが多い。

• モブ河童

「返してくれたら必ずお礼をします」
にとりと同じく山で暮らしている河童達。
黒髪のおかっぱや眼鏡っ娘、ショートカットと様々なバリエーションがいる。
ダム建設のために山を崩したり、川を捨てて山童となってサバゲーをしたりと色々フリーダム。

• 東風谷 早苗

「もはや巫女さんが神様を捕まえる時代なのね なんと世知辛い……」
幻想郷の外からやって来た現人神。
霊夢達との仲は良好なようで、天気が良いからと遊びに来たり雷獣の毒にやられた霊夢と魔理沙の治療のために玉蜀黍を持って来てくれたりする。
話が進むごとに頭の双葉が成長しつつあるが…。

• 八坂 神奈子

「さあさあ！　新しい実験が始まるよ！！」
早苗と同じく外からやって来た神様。
パラジウム合金を利用しての常温核融合実験やダムの建設などの事業を行っている。

• 洩矢 諏訪子

「これじゃあダムは危なくて造れないよ」
神奈子と共に幻想郷の外から来た神様。
湖の神である自分達の信仰を集めるためにダム建設を進めようとするも、そのために山を崩して地滑りを起こしていた河童達に呆れ返っていた。

• 幽谷 響子

「あら 初雪だわ～」
寺のお掃除をしている山彦妖怪。
東方神霊廟での事件を思い返しているときに萃香に小突かれてしまう。

• 二ッ岩 マミゾウ

「佐渡の二ッ岩じゃ 今後宜しゅう」
外の世界からやって来た化け狸。
寺の妖怪達が襲われたのを霊夢の仕業だと思って問い詰めに来る。
響子からは頼りになると慕われているようである。

• 伊吹 萃香

「やっと冬がやってきたから 木枯らしごっこを」
かつて妖怪の山を支配していたという鬼の四天王の一人。
木枯らしごっこと称して寺の妖怪達を小突くものの霊夢にゴスっとお仕置きされる。
華仙は彼女との接触を避けているようだが…。

• 団子屋の夫婦

「ほんと 今まで頑張ってきたのが馬鹿馬鹿しいったらありゃしない」
人里で団子屋を経営している老夫婦。
味は悪くないのだが客に聞こえるところで他の店に対する悪口を言っているなど客商売として相応しくない態度を取る。
そのため出張版では彼女のお説教されている。
後に華仙はこの店が気に入ったのか再び訪れて団子を買っている。

• 妖怪狐

「嚢中自ら銭有りです」
魔理沙の姿に化けて宴会に紛れ込んでいた狐。
霊夢に儲け話を持ち掛けていいとこ取りをするものの、霊夢の逆鱗に触れて捕まってしまう。

• 十六夜 咲夜

「こんな貧相な食事は久しぶりです」
紅魔館のメイドさん。
川魚のお造りを披露するなど料理の腕前は確かだが、口を滑らせて魔理沙にお仕置きされる。
普段は血の滴るステーキなどを食べているらしい。

• 運松

「そう 腕は二本あったんじゃ 箱の中と外に一本ずつ」
東方では珍しい名有り＆姿有りの男性キャラクター。
職漁師をしており、その腕は魚の方から飛び込んできているように見える程。
ひょんなことから河童の秘薬を手に入れて怪我人の傷を治している。
自分の屋敷に華仙が侵入していたことに気付くなど非常に感覚が鋭い。

• 青娥 娘々

「この程度で死んでちゃ仙人にはなれないわ」
千年以上前から生き続けてきた邪仙。
河童の住処を漁っていたところを地獄からの使者である水鬼鬼神長に狙われる。

追記・修正は華仙にお説教されながらお願いします。

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▷ コメント欄

• 華仙ちゃんhshs -- 名無しさん (2013-12-07 00:08:15)
• どこの本屋に行っても2巻以降しかない・・・1巻も置いてくれよ・・・ -- 名無しさん (2014-07-25 10:06:05)
• 河童脳おそるべし -- 名無しさん (2014-12-09 22:36:09)
• 節分で豆をぶつけられる役として萃香が人前に出たけど、萃香は豆をぶつけられても平気なのかな？華扇＝鬼だとすれば華扇が豆を嫌っている(鬼が豆を嫌う説)のも頷けるけど。萃香は｢むしろ豆をぶつけてくれ｣みたいな雰囲気だったな -- 名無しさん (2015-01-16 15:14:15)
• ↑元ネタと二人の応対から萃香の方が格上ぽいし。そして萃香は構ってちゃん。 -- 名無しさん (2015-02-15 12:56:12)

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