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更新日:2024/06/17 Mon 13:26:30NEW!
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Earth_199999 MARVEL MCU SPIDER-MAN アメコミ ジョン・ワッツ スパイダーマン スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム ソニー・ピクチャーズ ドクター・ストレンジ トム・ホランド ノー・ウェイ・ホーム マーベル・シネマティック・ユニバース ベネディクト・カンバーバッチ マルチバース
◆スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
全ての運命が集結する
概要
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-Man: No Way Home)』とは、2021年に公開された米映画。
MARVEL社のコミックヒーロー「スパイダーマン」の実写映画第8弾。
MARVELコミックヒーロー映画化シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の映画通算27作目であり、フェーズ4の映画第4弾。
MCUのスパイダーマン映画では『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続く3作目となる。
監督は前2作と同じくジョン・ワッツ。
当初、本作の製作前にMARVELの親会社であるウォルト・ディズニー・スタジオは映画『スパイダーマン』シリーズの興行収入の取り分をより多く要求し、
それに反発したソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが映画3作目はマーベル・スタジオとの連携を解約する(つまり、MCUではなくなる)と発表した。
しかし、主演のトム・ホランドが両社の間を取り持った事で新たに契約を結び直し、続く3作目もまたマーベル・スタジオとソニーが連携して製作する事が決定した。
……そして、製作中の3作目の全貌が徐々に明らかになるにつれ、とんでもない噂が流れ始める。
それは、ヴィラン(悪役)として過去にソニーが製作した映画『スパイダーマン』に登場したグリーン・ゴブリン、『スパイダーマン2』に登場したドクター・オクトパス、『スパイダーマン3』に登場したサンドマン、
『アメイジング・スパイダーマン』に登場したリザード、『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したエレクトロを再登場させ、しかも演者は5人全員同じ俳優で、過去作に登場したヴィランと同一人物として出演しているというのだ。
このニュースには全映画ファン達の間で衝撃が走った。
衝撃は更に続いた。MCUの既存キャラの中でのドクター・ストレンジの登場。そして「マルチバース」という単語の発表。
奇しくも、MCUフェイズ4ではドラマ『ロキ』やアニメ『ホワット・イフ…?』において「マルチバース」の概念が出現した時期でもあった。
公開が近づき、遂にソニーは今作で登場するヴィラン達は過去の映画『スパイダーマン』シリーズ及び『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したキャラクターと同一人物である事を明かす。
そう、遂に「マルチバース」を駆使し、スパイダーマン映画において長年の壁であった「配給会社の壁」を超えるクロスオーバー企画が実現したのである。
そのクロスオーバーは単なる「ゲスト出演」には留まらず、劇中でも登場した映画の内容が事細かに語られ、キャラクターのバックボーンとして重要な役割を果たす。
すなわち、本作はMCUのスパイダーマン映画(ホームカミング、ファー・フロム・ホーム)のみならず、これまでのソニー・ピクチャーズ製作・配給の『スパイダーマン』映画である、
- スパイダーマン(2002年)
- スパイダーマン2(2004年)
- スパイダーマン3(2007年)
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- アメイジング・スパイダーマン2(2014年)
の5本を全て見ている事が推奨されている(勿論、それぞれの作品を見ていなくても十分に楽しめる内容にはなっている)。
もはやこれは「MCUの1本」の枠にあらず、「スパイダーマン」を総括する映画としてとてつもない規模の物語が描かれており、「スパイダーマンを愛した全ての人へのファンサービス」、そして「MCU版スパイダーマン3部作の最終章」として申し分ない出来となっている。
その詳細については後ほど説明するが、「スパイダーマン」を愛した人にとっては満足する事間違いなしの出来栄えだ。
なお、本作は当初『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の後に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更された結果、本作が先に公開される事になり、MCUの映画において初めてマルチバースの概念を説明した作品となった。
一方日本では全世界よりも3週間遅れの2022年1月7日公開となり、これには国内のMCUファンからの批判的な意見も相次いだ*1。
近年のソニー・ピクチャーズ配給作品の日本公開時期は全世界よりも遅めに設定される事が多く、同様の指摘は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でも見られたが、ディズニー配給のMCU作品が基本的に全世界で一斉に公開されている事も批判に拍車をかけてしまった。
また、12月後半には『マトリックス レザレクションズ』や『劇場版 呪術廻戦0』『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』など多くの話題作の公開が続いていたため、「これらの作品との競合を避けたのでは」という見方も少なくない。
ちなみに日本だけ公開が遅くなったわけではなく、フィリピンでも2022年1月の公開となっている。
ストーリー
普通の高校生と親愛なる隣人ヒーロー「スパイダーマン」の2つの顔を持つ少年、ピーター・パーカー。
トニー・スタークとの繋がりでアベンジャーズの仲間になり、同級生のMJとも両想いになって順風満帆な生活を送っていた……はずだった。
トニーの発明を悪用した詐欺師・ミステリオことクエンティン・ベックを倒したのも束の間、彼は死ぬ間際に偽の映像を作り上げ、スパイダーマンは無差別攻撃をして自分を殺した悪党であるという「真実」を流布し、更には「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」と暴露したのだ。
JJJらデイリービューグルによってあっという間にヒーローから殺人犯へと転落してしまったピーターや家族、仲間達に容赦なく向けられる捜査の目、そして浴びせられる市民の罵声。
優秀な弁護士によって起訴は免れたものの、世論は容赦せず、ピーターは世間からの好奇の目に晒される羽目となる。
そして、心機一転となるはずだった大学進学も、MJ、ネッド共々取り消される事態となってしまった。
どうしようもない現実に途方に暮れたピーターは、NYに住む魔術師、ドクター・ストレンジの住むサンクタムの門を叩く。
「時間を戻してほしい」と頼むピーターに対するストレンジの答えはNO。だが、咄嗟の閃きで「世界中の人間がスパイダーマンの正体を忘れる」魔術を使うことを思いつく。
しかし、魔術の最中にピーターがあれこれと注文をつけた結果、修正を加えるうちに魔術が暴走を開始し、途中で中断することとなったストレンジ。
「大学に交渉しなかった」事が発覚し、怒ったストレンジから追い出されたピーターは大学関係者に大急ぎで掛け合う。
そんな時、突然現れたのは4本の凶暴なアームを背中に纏った謎の怪人。
彼は「スパイダーマン」が「ピーター・パーカー」であると知っていたものの、目の前の「ピーター・パーカー」を別人だと認識していた。
ストレンジは衝撃の事実を告げる。先の魔術の暴走によって次元に歪みが生じ、その隙間から「スパイダーマンの正体がピーター・パーカーである」という事実を知る別の世界のヴィラン達がマルチバースを通して侵入したというのだ。
やがてピーターは邂逅する。マルチバースにおいて「スパイダーマン」と戦い、敗北し、そして何人かは死ぬ運命にあるヴィラン達と。
彼らを元の世界に戻し、世界の均衡を保とうとするストレンジに、ピーターは反発する。
果たして、ピーター・パーカーは何を選び、何を戦いの果てに得て、何を失うのか。
彼を待ち受ける、途方もない「運命」とは何か。
全ての審判が下される時は、着々と訪れていた……。
登場人物
ピーターを取り巻く人々
- [[ピーター・パーカー/スパイダーマン>ピーター・パーカー/スパイダーマン(MCU)]]
演:トム・ホランド/吹き替え:榎木淳弥
主人公。ご存じ親愛なる隣人にして少年スパイダーボーイ。
本質的に優しい性格であるため、他人を見捨てる事が出来ず、それ故に付け込まれる事がある。
過去作では色々な大人に庇護され、可愛がられてきた彼も歴代トップクラスに過酷な試練が与えられることとなる。
ミステリオの作り上げた「真実」、そして自分の正体の暴露により世間の目に晒され、平和な日常を一切合切奪われてしまった。
そんな中でもMJやネッドとの時間は大切にし、共有してきた「秘密」が明るみに出た事に少しほっとしたりもした。
自分だけでなくメイおばさんやMJ、ネッドにも被害が及ぶ事に傷つき、それを阻止するためにも、精神面の幼さ故に早まった行動(大学に交渉せずストレンジに頼んで大事に発展させる)を取ってしまう。
結果、マルチバースからのヴィラン達の侵入を許してしまい、その後始末に奔走するも、彼らに待ち受ける悲惨な運命を知った事や、メイおばさんの正義感溢れる言葉から彼らを見捨てられず、助ける事を選ぶ。
しかし……
スターク・インダストリーズの技術や自分の頭脳を駆使して彼らを元の善人に戻そうとしたものの、グリーン・ゴブリンの裏切りに賛同したエレクトロがオクタビアスを襲撃してしまう。結果、ダメージを負ったオクタビアスは一時撤退。一方、エレクトロはアーク・リアクターを奪ってパワーアップし、その力で世界を支配する為に逃亡。更に、最初からピーターを信用せず、元の世界に帰りたかったリザードも騒動に紛れて逃亡し、予想外の出来事が起こる状況に不信感を感じていたサンドマンも危険を感じて逃亡してしまう。騒動の発端となったゴブリンはスパイダーマンを瀕死寸前まで追い詰めた後、世界征服を実行する為に逃亡し、挙げ句の果てにはピーターの目の前でメイおばさんの命を奪ってしまった。
孤独と怒り、そして悲しみと恐怖で絶望したピーターの前に待ち受ける運命とは……?
- ミシェル・ジョーンズ“MJ”・ワトソン
演:ゼンデイヤ/吹き替え:真壁かずみ
ピーターの同級生で恋人。旅行で彼からもらったペンダントを大事にしている。
誰よりもピーターに絶大な信頼を寄せており、彼の心の支えとなっている。
ピーターと一緒に世間の悪評に晒されながらも、気丈に振る舞ってレッテルを跳ね除けていた。
ストレンジ相手にも物怖じせず意見を言えるなど、気骨ある少女。
- ネッド・リーズ
演:ジェイコブ・バタロン/吹き替え:吉田ウーロン太
ピーターの同級生で親友の「椅子の人」。
ピーターの親友という理由だけでやはり世間からバッシングを受けるも、一切気にせずピーターのそばにい続け、スパイダーマンとしての彼もサポートする。
実家が魔術師の家系だと自称するも、ストレンジからは相手にされなかった。
だが、思わぬ才能を発揮し……?
ある意味では本作最大のMVP。
- メイ・パーカー
演:マリサ・トメイ/吹き替え:安藤麻吹
ピーターの叔母で、育ての母親。
殺人容疑のかかったピーターの保護者として非難されるが、それを鼻で笑う胆力のある人物。
「指パッチン」によるホームレスを助ける活動を継続しており、人の助けになる事をモットーとする慈愛の心を持つ。
スパイダーマンを訪ねていたノーマン・オズボーンを保護し、彼と意気投合する。
そして……
ヴィランズの治療を手伝うが、彼らの逃亡により狙われてしまう。
そして、ピーターの「お人好し」の元凶だとグリーン・ゴブリンに付け込まれ、彼の目の前でグライダーに刺され、パンプキンボムを目の前で爆破されて致命傷を負う。
最初は平気そうにしていたが、自分の選択を後悔したピーターに「あなたには力がある。そして大いなる力には大いなる責任が伴う」と説き、彼を勇気づけ、……そして倒れた。
そのままピーターに話しかけながらゆっくり息を引き取った。
原作や過去の映画シリーズでお馴染みのベンおじさんの名台詞を残し、まさかのMCUピーターにおける「ベンおじさん」の役割を担う事になってしまった。
彼女の死はピーターに深い傷を残す事になる。
- ハロルド“ハッピー”・ホーガン
演:ジョン・ファヴロー/吹き替え:大西健晴
スターク・インダストリーズの警備責任者。トニー・スタークを通してピーターとは腐れ縁。
メイおばさんとは交際していたと思われていたが、それは当人だけだったようで、彼女にとっては「夏の火遊び」だったようだが、今も彼女に未練タラタラである。
スターク社のドローンがミステリオに利用されたことで自身も世間のバッシングを受けてしまうも、所有していたマンションの一室をパーカー家に提供するなどサポートしていた。
- フラッシュ・トンプソン
演:トニー・レヴォロリ/吹き替え:畠中祐
かつてピーターをいじめていたお坊ちゃん。
本作では金髪になっており、アメコミ版に近い外見になっている。
ピーターが憧れのスパイダーマンと発覚するや否や手のひらを反して「彼の親友」と豪語している。
「フラッシュポイント」なる自伝本を出版するなど、やっぱりどこか抜けている。
ピーター達3人がMIT(マサチューセッツ工科大学)に落ちた中、自身は合格して気まずくなるも、ピーターに「親友」と言ってもらう事を条件に副学長補佐官の居場所を教えた。
- ベティ・ブラント
演:アンガーリー・ライス/吹き替え:水瀬いのり
ミッドタウン高校の報道部員。
あくまでピーターの味方として彼を応援する密着番組をレポートする。
- ロジャー・ハリントン
演:マーティン・スター/吹き替え:長野伸二
- ジュリアス・デル
演:J・B・スムーヴ/吹き替え:山野井仁
学力クラブでピーターを担当していた教師2人。
スパイダーマンとしての彼の功績を讃えており、記念の展示物を作り上げた。
- アンドレ・ウィルソン
演:ハンニバル・ビューレス/吹き替え:高桑満
ミッドタウン高校の体育教師。
上記の2人とは違って完全にミステリオ信者となっており、教え子であるピーターを公然と「人殺し」と非難した*2。
- 補佐官
演:ポーラ・ニューサム/吹き替え:百々麻子
ピーター達の第一志望校であるMITの副学長補佐官。
当初はMJとネッドの入学を認めるよう直談判しに来たピーターを冷たくあしらっていたが、
ドック・オクの襲撃から身を挺して守ってくれたピーターに心を打たれ、3人の入学を許可するよう事務局に掛け合うと約束した。
- アルバート・クリアリー
演:アリアン・モイェド/吹き替え:尾上松也
ダメージ・コントロール局の捜査官。
ピーターとその仲間、家族を犯罪者だと決めつけ、彼らに罪を認めるよう迫った。
- ジェイ・ジョナ・ジェイムソン
演:J・K・シモンズ/吹き替え:立川三貴
デイリー・ビューグルのレポーター。
ミステリオを「至高のヒーロー」と褒め囃す一方でスパイダーマンを「社会の敵」と断言し、スパイダーマンに対する根も葉もないバッシングを公然と繰り返している。
彼が悪事を働く証拠がないかと常に部下に尾行させており、監視の目を怠らず、弱みがあるや否やすぐに大袈裟に報道する。
前作『ファー・フロム・ホーム』のラストでのJ・K・シモンズの登場は大きな話題となり、「ライミ版3部作の世界(『アメスパ』シリーズでも存在は示唆されていた)から転移してきたのではないか」という憶測も少なくなかったが、こちらのJJJはMCU世界の住人である。
スパイダーマンのバッシングに力を入れる傍ら、サプリメントの宣伝も欠かさないという一面を挿入する事で「どこか憎めないコメディリリーフ」としてのライミ版の面影を若干残しているものの、
インフルエンサーの影響の大きさや、陰謀論者の悪質さが再認識された現代を反映した本作ではマルチバースのヴィランズ以上に性質の悪い敵としての役割が強い。
一方で「スパイダーマンの存在があらゆるヴィランを引き寄せる」という騒動の核心を突いた発言もしており、この発言はピーターの最後の決断にも影響を与えている。
- アンチスパイダーマンの市民達
その他大勢の“善良な”市民の一部。
「スパイダーマンがミステリオを殺した」という「真実」を鵜呑みにした者達は、その正体であるピーターに付き纏い、話題として消費し続け、面白半分に危害を加え、徹底的に追い詰めた。
ヴィランに襲われる姿を見て我慢できずにスパイダーマンに加勢したり、素顔を知っても秘密にすると誓ったライミ版『スパイダーマン』や、万全の協力体制を築いた『アメイジング・スパイダーマン』の両シリーズとは真逆の市民描写である。
その姿はとてもではないが「『親愛なる隣人』に対する態度とは思えない」と専らの評判。
主な描写としては
- 自分から「マスクを脱げ」と絡みに行ったくせに、拒絶したら「スパイダーマンが殴った」と大袈裟に言いふらす市民
- スパイダーマンに緑のペンキをぶっかけたり、ピーターの家にレンガを投げつけるミステリオ信者
- 本人の許可なしにMJのTシャツを着て「子供いつ作るの?」とプライバシー0の質問を投げかける追っかけファン。
- ピーターの前でいちいちミステリオ殺しの批判を小言で行ってくる陰謀論者。
……等々。
とはいえ、ヒーローがスパイダーマン一人だけの過去作と違い、MCU世界はNY決戦やソコヴィア事件、ラゴスの戦いにマキシモフ事変といったヒーローによるコラテラル・ダメージが続発しており、普段からヒーローに対する不信感や不満が強くても無理はない世界観なのだ。
更には「指パッチン」による多くの生命の消失と復活により生活が激変して間もない頃である。精神的・経済的にも余裕がないのも請け合いなのかもしれない。
- クエンティン・ベック/ミステリオ
演:ジェイク・ギレンホール/吹き替え:高橋広樹(前作『ファー・フロム・ホーム』からのアーカイブ出演)
前作においてピーターから奪ったトニーの発明で彼を苦しめ、そして命を落とした偽りのヒーロー。
しかし、死の間際に捏造した「真実」を世間に公表した事で、ピーターのその後の人生を何もかも台無しにした。
調査が進めばいずれ彼が「詐欺師」であるという「事実」は世間に知らされたと思われるが、それでも結局ピーターが大きな代償を払う事になるのは確実な為*3、事実上の勝ち逃げを果たしてしまっている。
そして、エレメンタルズをでっち上げた彼の悪事が正真正銘本物のマルチバースからの敵を呼び寄せる遠因となるとは皮肉もいいところである。
- ニック・フューリー
- タロス
ベックがペテン師であるという事実を知っている者達。
……だが、フューリーは既に地球外にいたため、ピーターの訴えすら聞いてもらえなかった。
ぶっちゃけ、タロスを通して説明すれば良かったのに何もしなかったため話が拗れた元凶と言える。
- リズ・トゥームス
ヴァルチャーことエイドリアン・トゥームスの娘であり、かつてピーターに想いを寄せられた元優等生。
劇中では本人は直接登場しないものの、ミッドタウン高校を去った後にモデルとなっていた事が判明し、ピープル誌の表紙を飾っていた。
敏腕弁護士
「良いニュースだピーター。証拠不十分で君は不起訴だ。」
- マット・マードック
演:チャーリー・コックス/吹き替え:内田夕夜
NYの暗黒街・ヘルズ・キッチンに在住の弁護士。
盲目でありながら感覚が鋭く、背後から投げられたレンガを難なくキャッチ出来るという、弁護士としてのスキルの範疇に収まらない謎めいたスキルを持つ人物。
ピーターの弁護を担当し、彼の無罪を勝ち取った恩人だが、その後ピーターに「『世論』という名の「法廷」が待ち構えている」と警告した。
まさかのNetflix配信ドラマ『デアデビル』から登場。
同時期のドラマ『ホークアイ』にも宿敵ウィルソン・フィスク/キングピンが登場しており、マーベル・テレビジョン製作ドラマとの垣根が超えられた事となる。
本作公開前、ケヴィン・ファイギはネトフリドラマのキャラクターやキャストの今後について、「デアデビルが現在のMCUに登場するならコックスを起用する」と明言していたが、実際には密かに本作の撮影に参加していた。
また、本編からカットされたシーンでは法廷でピーターの弁護を行い、無実を証明する一連のシーンがあった事が判明している。彼の客演により、ピーターの元へ正確に瓦礫を投げ込んだある種超人的な技量を持つ人物の正体はブルズアイ説がまことしやかに囁かれるとか
魔術師
- ドクター・スティーヴン・ストレンジ
演:ベネディクト・カンバーバッチ/吹き替え:三上哲
最強クラスの力を持つ至高の魔術師。
世界を守るという使命感・責任を常に背負っているため、若干偏屈に捉えられがち。
プライベートでは同じアベンジャーズの一員としてピーターに親しみやすさを持っているものの、魔術に関しては気軽に無茶を言う彼に対し厳しく当たっている。
当初はピーターへの同情心から忘却の魔術を使う事を許可したものの、あれこれと注文をつけて魔術が暴走し、更には大学に交渉する事もせず短絡的に自分を頼ったと発覚した為、彼を激しく叱責*4。
そして結果、マルチバースのヴィランズが侵入し、彼らを元の世界に戻そうとしたが、彼らを助けようとするピーターと対立し、ミラー・ディメンションで激しい戦いを繰り広げる。
最終的には不覚を取られ、スリング・リング*5を没収されてディメンション内部に閉じ込められるも……。
- 浮遊マント
ドクター・ストレンジの相棒のマント。
今作においても、日常生活から戦闘までストレンジのサポートをしている有能な存在。
更には思わぬ人物に使われる事に……?
- ウォン
演:ベネディクト・ウォン/吹き替え:田中美央
ストレンジの補佐を務める魔術師。
今作でストレンジがサノスの「指パッチン」で消滅中に至高の魔術師の代役を務めていた事が判明。サンクタムの手入れを怠っていたけど
忘却の魔術を使おうとするストレンジに警告するが、無理を押し通され黙認して立ち去った。結果大変な事態になってしまい……。
マルチバースから来訪したヴィラン
ネタバレ
ほとんどがスパイダーマンと戦って敗れる前の時間軸から跳ばされており、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズのタイム泥棒作戦の影響で歴史から分岐したサノス軍やロキと同じような身の上となっている。
前述の通り、彼らを演じる俳優及び吹き替え声優は以前の作品群から続投しており、当時の作品に合わせてCGで若返らせている。
- ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン(From:Earth-96283)
「ピーター、いいかよく聞け?人助けってのはかえって仇になるもんだ。後で俺に感謝するぞ・・・」
演:ウィレム・デフォー/吹き替え:山路和弘
宙を飛ぶグライダーに乗り、パンプキンボムなど様々な武器を操る緑の悪魔。スパイダーマンにとって最大の宿敵。
[[『スパイダーマン』>スパイダーマン(映画)]]からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン』でピーターの正体がスパイダーマンだと知ってから、死亡するまでの間。
格闘戦でも非常に強く、スパイダーマンを圧倒するほど*6。
元々は軍事企業オズコープ社の社長で、息子のハリーや彼の親友であるピーターを大切に思う心優しい科学者だったが、軍から圧力を受けた事で焦ってしまい、まだ人体投与出来る段階では無い危険な「身体能力増強薬」を、恐怖を感じつつも自らに服用してしまう。
その結果、身体は強化されたものの副作用で誕生してしまった凶悪な別人格に意識を完全に支配され、グリーン・ゴブリンとなり悪事を働くようになってしまった。(ちなみにノーマンはゴブリンに支配されている間の記憶は無い。)
「ノーマン」としての人格は薬を服用する前と変わらず、善良で怯えきっているが、「ゴブリン」は非常に狡猾にして悪辣。相手の弱点に付け込む手段を平然と取り、スパイダーマンと戦う際には卑劣な手段を次々と繰り出す。
最期はノーマンの人格に戻ったフリをして、スパイダーマンを油断させ、背後からグライダーで騙し討ちにしようとしたが、スパイダーマンが避けたため自分がグライダーに刺さって死亡するはずだった。
現世界のスパイダーマンのアースに来てからはノーマンの人格に戻っており、家も会社も息子もいない世界で途方に暮れてスパイダーマンのいると思われるメイおばさんの支援所に助けを求めてピーターと合流する。
なお、MJを紹介された際に自身の世界の「メリー・ジェーン」と間違える場面が挿入されている。
自分を含めたヴィランズを元に戻すための研究に協力を志願し、持ち前の頭脳を発揮してピーターに親しみを覚える。
しかし……
「邪悪な分身は消えるだと?この俺がそんな事みすみす許すとでも?」
実はどこかの時点で人格がゴブリンに変わってしまっていた。
ゴブリンを消して元に戻りたいノーマンとは対照的に、ゴブリンの方は消える気など毛頭ないどころか自分達の力を「神」と称し、他のヴィランズを煽って反逆させ、世界を征服しようとする。
パンプキンボムの威力も相変わらずで、新たなキルスコアを計上した。
ピーターに底なしの悪意をぶつけた彼は、肉弾戦でピーターを追い詰めて組み伏せ、絞め殺す寸前にまで至る。その隙を突かれてメイおばさんに未完成の解毒剤を打ち込まれてもその狂暴さは衰える気配も無し。
逆にピーターの「お人好し」の原点であるメイおばさんに致命傷を負わせて絶命させた事で、さらなる絶望へと叩き込む。
そして他のヴィランズが無力化され、本来の善良な人間に戻った後、ピーター・パーカーの最後にして最悪の脅威として再び現れ、マキナ・ド・カダヴァスを爆破して魔術を暴走させた上、更に攻撃の余波でMJが転落してしまうも、彼女は間一髪で救出された。
メイおばさんを嘲笑う形でピーターを挑発して暴走させる。
ピーターの殺意や怒りによって湧き上がる力、更にはメイおばさんに打ち込まれた解毒剤で体調に異変を来したか、先刻の戦いとは一転。糸を駆使するピーターの巧みな体術に翻弄され、肉弾戦の末に追い詰められたのだが……
本作のヴィランズの中でもトップレベルに悪辣な活躍を見せるその姿は、まさしく「映画版スパイダーマンの『最初』にして『最後』でもある『最悪』の敵」に相応しい暴れっぷりと言えよう。
御年66歳にもかかわらず、全く老いを感じさせないウィレム・デフォーの怪演は圧巻。
デフォーは今作への出演にあたって「自分にアクションシーンをさせて、カメオ出演にしない事」を条件にオファーを引き受けた。
グリーン・ゴブリンを「『スパイダーマン』最大のヴィラン」として再認識させる演技は必見である。
- オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパス(From:Earth-96283)
「やぁ、ピーター。私の装置に何をした?」
演:アルフレッド・モリーナ/吹き替え:銀河万丈
背中に圧倒的な怪力を有した4本の人造アームを装備した哀しきマッドサイエンティスト。スパイダーマンにとって永遠の敵。
[[『スパイダーマン2』>スパイダーマン2(映画)]]からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン2』のラストで死亡する直前。(正確にはスパイダーマンの喉をアームで掴んでいた時。)
元々は心優しく、愛妻家な一面を持つ温厚な性格で、知性についても「授かり物」と称し、人類の為に使うべきだと考えていた科学者だったが、実験の際の事故が原因で自身の背中に装備していた人工知能を搭載するアームの制御チップが破損し、愛していた妻を失った挙句、覚醒して凶悪化したアームの人工知能に思考を乗っ取られてしまう。文字通り、「操り人形」と化してしまったオクタビアスは、最早別人といっても過言ではない程凶暴なドクター・オクトパスとなってしまう。
NYの街を犠牲にしてまで人工太陽の生成装置を完成させようとしていたが、スパイダーマンに説得された事でアームの支配から一時的に解放される。最期は罪を償う為に装置と共に川に沈んで死亡するはずだった。
ピーターが初めて会敵したマルチバースのヴィランであり、スパイダーマン状態のピーターを自身の世界の「ピーター」と思って攻撃したが、マスクを剥がした際に別人だと気づき、攻撃を止めた。
戦いの当初はアームの圧倒的パワーによってピーターを圧倒し、アイアン・スパイダーのナノマシンをアームに吸収させてパワーアップを試みたものの、それが裏目に出た。
ナノマシンの制御権はスーツの持ち主であるピーター側にあったため、逆にアームの制御権を彼に奪われて身動きが取れなくなってしまう。
元が律儀かつ善良な科学者だからか、アームの制御権を奪われた本作では比較的ピーターに協力的な姿勢を見せており、彼に悪態を吐きつつも元の世界の知識や出来事などを説明したりと大人しく従ってくれている。
ピーター・MJ・ネッドの3人に本名を笑われたり*7、周囲に振り回されて愚痴をこぼすなどコミカルかつ苦労人な描写も多い。
別人で姿が変わっているとはいえ、自身の世界の友人のコナーズの名前がエレクトロの口から出てきても特に何も反応しなかった。
その後
最初にピーターが新造した制御チップによってアームの精神浸食から完全に解放され、正気を取り戻した。
直後のヴィランズ脱走の際にはエレクトロの電撃を受け、最終決戦に遅れて到着すると彼に手を貸したため再び制御チップが壊れたと思われた……
が、実際は壊れておらず、エレクトロの油断を誘ってアーク・リアクターを奪取、無力化に貢献した。
そして、無限の力を秘めるアーク・リアクターを見やって感慨にふけっていると……?
17年振りにドック・オクを再演するアルフレッド・モリーナは御年68歳。
「老いた身体でアクションをやるのはキツい」と思い、最初はオファーを断ろうとしたが、よくよく考えたら「アクションをしていたのは自分じゃなくてアームの方だった」と気付き、更に「CGで若作りも出来る」と聞いて「じゃあ出るか(意訳)」と快く承諾したんだとか。
予告編が公開された段階で顔出し登場が明らかにされており、ゴブリン役のデフォーやエレクトロ役のフォックスと共に積極的にプロモーションにも参加していた。
- フリント・マルコ/サンドマン(From:Earth-96283)
「ピーター、俺だ!フリント・マルコ。覚えてるか?」
演:トーマス・ヘイデン・チャーチ/吹き替え:石田圭祐
身体が砂で出来ており、周囲の砂を吸って自在に形を変える事が出来る男。スパイダーマンにとって因縁の敵。
[[『スパイダーマン3』>スパイダーマン3(映画)]]からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン3』のその後。
元々は愛する娘の医療費を手に入れる為に強盗に加担してしまった脱獄囚で、分子分解装置に迷い込んで肉体が砂と化してしまった結果、サンドマンとなってしまう。
かつて、ピーターの祖父であるベンおじさんから車を奪おうとした際に、「拳銃を捨てて家に帰りなさい。」と言われた事で改心しようとしたが、背後から金を奪って逃げてきたもう一人の強盗に背中を押され、持っていた拳銃が暴発。それによりベンおじさんを誤って殺害してしまった事でピーターとは因縁があったものの、話し合って互いに分かり合えた事でピーターに悪い感情は抱いておらず、そのまま彼の前から砂となって何処かへと消えるはずだった。
その為、当初は現世界のスパイダーマンにも同じスパイダーマンだからと協力してくれていたが、家族以外は心から信用しない極度の人間不信な為、自分の世界のスパイダーマンとは異なり、妙な魔術を使う彼を完全には信じておらず、物語中盤のある出来事をきっかけに、再び不信感を抱いて対立してしまう事に・・・
その後
「娘へ会うために早く元の世界に帰りたい」にも関わらず、治療を理由に送還を先延ばしにするピーターに渋々付き合う中、ゴブリン、リザード、エレクトロが反逆して暴走を始めた事で、これ以上MCUの世界に残っていても自分にはメリットが無く、危険だと判断し、逃亡。
決戦ではスパイダーマンから魔具を奪い元の世界に帰るため、リザードやエレクトロと呉越同舟の関係となる。
元の姿での出演は『スパイダーマン3』当時の映像を流用したライブラリ出演であり、劇中ではほとんどCGで描かれ、チャーチ本人による新規の音声がアテレコで追加された。
- カート・コナーズ/リザード(From:Earth-120703)
「待て!元気か、ピーター?」
演:リス・エヴァンス/吹き替え:内田直哉
怪力と敏捷性、切断部の再生能力を有するトカゲ人間となった男。スパイダーマンにとって悲劇の敵。
[[『アメイジング・スパイダーマン』>アメイジング・スパイダーマン(映画)]]からの登場で、彼の時系列は同作でピーターがスパイダーマンだと知ってから、ラストで改心する前。
元々は異種間遺伝子交配の研究をしながら自身の失った片腕を取り戻し、そして全ての人が平等な弱者のいない世界を目指していた優秀で善良な科学者だった。
そんな中、彼はかつて研究者仲間だったリチャードの息子であるピーターと共に爬虫類の再生能力を転用した薬を開発する。人体実験はまだ早いと考えていた彼だったが、上司のラーサ博士から研究の催促を迫られた事を理由に100%安全とは言い難い薬を自らに投与してしまう。その結果、彼は凶暴なトカゲ人間のリザードとなってしまった。
更に薬の影響で精神的にも歪んでしまい、「トカゲの生体は人間よりも遥かに優れている」という偏った考えを持ち始めていく。
そして、NY市民をトカゲ化させるバイオテロを実行しようとしたが、スパイダーマンがワクチンにすり替えた事で計画は失敗。
自身は元の姿と性格に戻り改心した後、騒動を起こした罪で逮捕されるはずだった。また、唯一正史においても元の姿に戻ったヴィランでもある。
ストレンジと下水道で激闘を繰り広げた後に捕らえられ、以後はすっかりやさぐれてピーターに嫌味を吐き続け、彼を一切信用していなかった。
ピーターの治療を受ける為にトラックの荷台で嫌々ながら待機させられていたが、ゴブリンとエレクトロがピーターの治療を拒否して反逆、そしてエレクトロに撃破されて一時撤退したオクタビアスと、この場にいるのは危険だと判断して逃亡したサンドマンに紛れて自身もトラックを破壊。
その後、ゴブリンと共にスパイダーマンを襲い逃亡。終盤では元の世界に帰る為、サンドマンやエレクトロと呉越同舟の関係となって、スパイダーマンと最終決戦を繰り広げる。
また、何気に本作で同じ世界からやって来たエレクトロとは以前から面識があった事が明らかに。
扱いについて
他人を卑下する考えを持っているからか、他のヴィランズと異なり、一線を引いて傍観している様な場面が多い。その為、4人のヴィランズがピーターの部屋に行った際にも部屋に行くのを拒否してトラックの荷台で待機するなど、出番はやや少なめ。(しかしながら、初登場のシーンでは叫びながら壁を叩いて登場したり、MJとネッドに突然襲い掛かったりと少ない出番の中で強い印象を残していた。)
後述の通り、本作のリザードを演じたリス・エヴァンスはライブラリ出演のため、映像が少なかったと思われる。
元の姿での出演は『アメイジング・スパイダーマン』当時の映像を流用したライブラリ出演であり、劇中での表現と音声の扱いはサンドマンと同じ。
ちなみに演じたエヴァンスは公開直前のインタビューにて、出演しているのか問われた際に「クリスマスプレゼントみたいに開ける時まで何が入っているのか分からないのがいいよね。」と本作に出演する事を匂わせていた。
- マックス・ディロン/エレクトロ(From:Earth-120703)
「よぉ、ピーター。新しい"俺"はどうだ?」
演:ジェイミー・フォックス/吹き替え:中村獅童
オズコープ社で働く優秀な電気技師だったが、過剰な電気が肉体に流れ込んだ影響で肉体が異様に変質してしまった男。スパイダーマンにとって最強の敵。
『アメイジング・スパイダーマン2』からの登場で、彼の時系列は『アメイジング・スパイダーマン2』のラストで死亡する直前。
最強の敵の異名は伊達ではなく、その実力はスパイダーマンのヴィランの中でもトップクラス(実際、彼の出典である『アメイジング・スパイダーマン2』ではスパイダーマンを瀕死になるまで追いつめており、グウェンの手助けが無ければ本当に負けていた可能性が高い)。
元々は心優しく真面目な青年だったにもかかわらず、冴えない風貌と気弱な性格が災いして、周囲から酷過ぎる扱いを受ける日々を送っていた。そんな弱い自分に嫌気が差していたが、スパイダーマンに命を救われた際に「君が必要だ」と言われた事で、彼は精神的にも救われ、スパイダーマンの大ファンとなる。
また、ピーター曰く、「マックス・ディロンは本当、最高に優しい人だった。」との事。(グウェンからも「アナタ紳士ね。」と言われていた。)
そんな中、自身の誕生日に上司からたった一人残業を命じられてしまう。その際に電気ウナギの入った水槽に落下して、全身をウナギに噛まれた事で電気人間のエレクトロとなってしまう。
当初は自身の変化に戸惑って助けを求め、駆けつけたスパイダーマンもそれに応えようとするが、無能な警察官がスパイダーマンの制止を無視してエレクトロに銃を発泡し、それを見ていた周囲の無知な野次馬は、エレクトロに罵詈雑言を浴びせてしまう。
それにより、スパイダーマンに「ヒーローとしての売名行為」に利用されたと誤解し、不信感を抱いたエレクトロは承認欲求を拗らせて暴走。自分の力を駆使し、世界の支配を目論むようになってしまう。
最期は発電所の電気を使ってスパイダーマンを圧倒したが、その際に大量の電気が体内に流れ込んでしまった事で、過充電により爆死するはずだった。
現世界に来た時は元同様の青い肉体をしていたが、スパイダーマンに電源を落とされた事を機に元以上に精悍な肉体を手に入れた。その影響かどうかは不明だが、以前は微塵も見せなかった様な笑みを浮かべたりと、性格も微妙に変わっている。
また、前述の通り同じ世界からやって来たリザードとは以前から面識があった事が本作で明らかになった。何だかんだドクター・オクトパス同様、最初はピーターの治療を大人しく受けていたが、ゴブリンに唆された事で反逆を始める。
力に呑まれ、支配欲に満ちているのは相変わらずで、現世界の技術に酔いしれ、それらを駆使してパワーアップせんと目論む*8。
前述のように『アメイジング・スパイダーマン2』では全身が青色だったが、今作では黄色に近い白色の電流を纏っており、エネルギー放出時にアメコミ版のマスクのような電流が走る描写がある。
また、今作ではスパイダーマンがクイーンズ出身である事から、ずっと正体が黒人だと思っていた事が明らかになった*9。
案の定
体内の電気を吸い出される事を拒否し、世界を支配する為に治療装置開発に使われていたアーク・リアクターを奪ってパワーアップ。
後にあちこちから装備を集めた事で更なる強化を果たしてスパイダーマンの前に立ち塞がる。
久々にエレクトロを演じることになったジェイミー・フォックスだが、本作への出演にあたって「前みたいな青いハゲじゃないのなら」と条件を出し、出演を引き受けた。
用語集
- アップグレード・スーツ
前作においてピーターの手によって造られた新型スーツ。
愛用していたものの、心無い市民によりペンキをぶつけられ、台無しにされてしまう。
その後はメイおばさんによって洗濯された。
- アイアン・スパイダー・スーツ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以来使っていたナノテクスーツ。
アップグレードスーツが汚れてしまったためか、大学関係者との掛け合いに携行していたところをドック・オクに襲撃される。
その際に破壊されてドック・オクのアームにナノマシンを奪われた事が逆転の鍵となった。
ドック・オクからすると、背中から4本脚が生えるこのスーツには思うところがあった様子。
かつて使用していたハイテク・スーツ同様に補助用AI(吹き替え:藤森慎吾)が搭載されている。
- ブラック&ゴールドスーツ
エレクトロ捕獲作戦で用いたスーツ。
ストレンジの魔術によってウェブ・シューターが強化されており、命中させた目標をサンクタム地下に転送出来る魔法のウェブを発射出来るようになっている。
ネタバレ
実際はペンキ塗れになったアップグレード・スーツを裏表反対に着ただけのもの。よく見ると裏地の配線がむき出しになっている。
裏返しただけとはいえ魔術による一時的な強化も受けていたため、事前宣伝の新スーツであるかのような表現も間違ってはいないが……
- インテグレーテッド・スーツ
アップグレード・スーツが改良され、新デザインとなったバージョン。
ネタバレ
正気に戻ったオクタヴィアスによりアームのナノマシンを返され、ナノマシンによってデザインが変化した。
最後のスーツ
- ニューレッド&ブルースーツ
事件が終わった後、ピーター自身が家庭用ミシンで縫製したスーツ。
市販の素材で作られているため、ハイテク・スーツ以降の特殊機能は一切持たないと思われる。
カラーリングが鮮やかになり、デザインも従来のスパイダーマンに近くなっている。
- カフカルの魔法陣
「忘却」の魔術。
ストレンジも普通に使っている基本的な魔術のようだが、大規模に使った場合、時間と空間の境界を揺るがす事態となるようだ。
- マキナ・ド・カダヴァス
中断した魔術を封じ込める魔具。
固定し、スイッチを押すと、魔術が逆転して「なかった事」になる。
- ダメージ・コントロール局
ヒーローのコラテラル・ダメージを管理し、取り締まる連邦捜査局。
……なのだが、本作ではスパイダーマンを犯罪者として追い詰めており、完全にヒーローの敵となっている。
トニーが設立した組織だが、彼が指導したピーターを追い詰める事態になるとは何たる数奇な運命なのだろうか。
- デイリー・ビューグル
過激な報道で話題となっていたネットニュース社。
当初はジェイムソンが単独でやっていた小規模スタジオに過ぎなかったが、スパイダーマン叩きの報道で名声を得てからはスタジオの規模が大きくなっていた。
ついでに胡散臭いサプリメントの宣伝もしている。
- 自由の女神像
ニューヨークのシンボル。
アベンジャーズの功績を讃えて、キャプテン・アメリカの盾を松明と一緒に持つ改装工事が行われているが、反対の意見も出ている。
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この先、超重要なネタバレがあります。閲覧には十分ご注意ください。
想像しろ。超えてやる。
最重要ネタバレ事項
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グリーン・ゴブリンの手によりメイおばさんを殺され、ジェイムソンはこの事態すらダシに使い、ヴィランの襲来による悲劇の責任をピーターに押し付ける形でバッシングを強める始末。
哀しみに暮れるピーターは行方を眩ました。
音信不通になったピーターを心配するMJとネッドは、何とかしてピーターを見つけ出して励ましてやりたいと考えるも、居場所が分からない。
しかし、なんとネッドが預かっていたストレンジのスリング・リングで不完全ながらゲートウェイを展開出来る才能を持つ事が明らかになる。
「ピーター・パーカーに会いたい」
「スパイダーマンを支える椅子の男」ではなく「ただのピーター・パーカーを大切に想う親友」として、そう念じながらゲートを展開させたネッドは、とある路地裏で歩くスパイダーマンの姿を捉え、こっちに来るようにMJと共に呼びかける。
……が、ここでMJとネッドと観客はある違和感に気付く。
おばさんが殺された直後なのにスパイダーマンはこちらへ手を振り、妙にノリと足取りが軽い。
そして何だかいつもより身長が大きく、ガタイが良くて、目の大きさがパッチリしているし、良く見るとスーツのデザインも違う。
そもそも、直前のカットでは広々とした屋外で素顔を晒していたはずなのに、なぜマスクを被って路地裏を歩いている?
二人は、自分達が知っているピーターを見つける為にもう一度ゲートを展開させる。すると今度は、牧師みたいな私服を着た一般人が姿を現す。
本当に目の前に居る彼らはピーター・パーカーなのか?
そしてゲートを潜り、MJとネッドの前に現れたのは───
「スパイダーマンだよ...僕の世界ではね。」
「宣伝して歩く真似はしないよ。スーパーヒーローは謎の存在って設定が崩れるだろ?」
登場人物(ネタバレあり)
スパイダーマンズ
- ピーター・パーカー/スパイダーマン(From:Earth-120703)
演:アンドリュー・ガーフィールド/吹き替え:前野智昭
ご存知、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの主人公。
コナーズ博士、マックスの世界のスパイダーマンで、背が高く精悍な体に明るくお喋りな性格の「ピーター3」。
彼の時系列は『アメイジング・スパイダーマン2』のその後である。
科学オタク気味で、科学の話になるとすぐ早口になる。ウェブシューターはピーター1同様自分の手作り。
闇堕ちしてグリーン・ゴブリンとなってしまった親友のハリー・オズボーンと激闘を繰り広げている最中、恋人のグウェン・ステイシーを自分の不注意で死なせてしまい、深い悲しみに落ちてしまった。
一度は彼女の死を乗り越え、ニューヨーク市民を守るためのヒーローとして再起していたはずだったのだが、悲しみを払うことは出来ずに「気付けば殴っていた」と漏らし、
負の感情のままに拳を振るい続ける、「冷酷」で「情け容赦のない」ヒーローとなっていたようだ*10。
その過ちを現在では深く後悔しており、ピーター1とMJの関係を自分の事のように嬉しく思っている模様。その後はピーター1とピーター2と共にヴィラン達を元に戻す解毒剤やデバイスの製作に協力し、以前の戦いで治すのに成功したリザードの解毒剤を再び作り上げた。
ずっと兄弟が欲しかったらしく、別の世界の自分達と会えた時は兄弟が出来たと思って最高の気分になっていた。
上記のセリフからも分かる通り、一人で戦ってきた彼はアベンジャーズの事など知る由もなく、ピーター1に対して「バンドか!?」と聞き返していた。
また、自分に憧れていたマックスを救えなかった事も後悔し続けており、彼と分かり合う事を望んでいたが、一方で元の世界では和解済みだったコナーズ博士との絡みは少なかった。
ピーター1からの「今まで戦ってきた中で一番ヤバかった敵は?」の問いにはライノ*11を挙げているため、あの後結構苦戦した模様。そうなると逆説的にハリーや帽子の男は大して苦戦させられずに倒された可能性があるという事になるが……
しかし他の2人が異星人を挙げたため、エイリアンと戦った事がないとふてくされてしまう。ピーター2と観客「You're amazing!(君はアメイジングだよ!)」
なお、彼が二人のスパイダーマンに話した「I love you guys!(君達大好きだ!)」はガーフィールドのアドリブ。
グリーン・ゴブリンの急襲の余波でMJが自由の女神から落下した事に気付くと咄嗟に動き出し、かつてのグウェンの時と同様に、救出のために飛び降りる。
「今度こそ」助けたシーンに、彼と共に多くの観客が涙したという。
- ピーター・パーカー/スパイダーマン(From:Earth-96283)
演:トビー・マグワイア/吹き替え:猪野学
ご存知、サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作の主人公。
ノーマン、オクタビアス博士、フリントの世界のスパイダーマンで、ぱっと見普通の一般人で温厚な性格の「ピーター2」。
彼の時系列は『スパイダーマン3』のその後である。
3人の中でもスパイダーマン歴が長いようで、腰を始めとして大分と体にガタがきている模様*12*13。
ピーター3が現れた後、今度こそ「自分達の知るピーター(ピーター1)」の下にゲートを開こうとしたネッドによって呼び込まれる。
服装は私服を着用していたが、昔と同様その下にしっかりスーツを着込んでいる。
父親代わりのベンおじさんを殺され、犯人を追い詰めた末に彼が自滅するきっかけを作ってしまった経験が今でも後悔として残っており、その後も救えなかったヴィランズや親友ハリー・オズボーンの復讐と死、恋人MJ(メリー・ジェーン)との複雑な関係など、波乱万丈な人生を送ってきた。
そうした経験あってか、ベンおじさんの遺した「大いなる力には大いなる責任が伴う」の言葉の重みを特に感じており、不信感を抱いて暴走したフリントを命懸けで止めようとしたりとヴィランズを救う事には人一倍乗り気を見せている。
その中でも、ハリーが自身に対して憎しみを抱き、ニュー・ゴブリンとなって死亡するきっかけとなってしまったノーマンの死は今でも非常に心残りで、今回は何としても彼を救うために以前からずっと考えてきたグリーン・ゴブリンのみを殺す解毒剤を製作した。
なお、気になるMJとのその後は「色々あったけど良い関係を見つけられた」と話しているので、あの後も無事に交際を続けている様子。
ちなみに唯一ウェブシューターと蜘蛛糸液を用いずにスパイダーウェブの射出と生成が出来るため、他2人のシューター談義についていけていなかったが、シューターが必要ないと知った2人からは驚愕と尊敬の眼差しを受ける事になった。
「今まで戦った中で一番ヤバかった敵は?」の問いにはヴェノム(というよりもシンビオートか?)を挙げている。
こちらも一人で戦い続けてきており、アベンジャーズの一員として戦ったと語るピーター1に対して「That's great! What's that?(“アベンジャーズ”!?凄いな!……それはなんだ?)」と聞き返している。
終盤にマスクを脱いでオクタビアス博士と会話するシーンで「How are you?(元気か?)」と聞かれて返した「Trying to do better.(努力してます)」は『スパイダーマン2』で初めて彼と会った時のセリフであり、
長い年月を経ても変わらぬ畏敬の念を示す姿は当時のファンを深い感慨で包んだ*14*15。
- ピーター・パーカー/スパイダーマン(From:Earth-199999)
演:トム・ホランド/吹き替え:榎木淳弥
グリーン・ゴブリンにメイおばさんを殺され、失意のどん底に落ちていた「ピーター1」。
「ヴィランズを治療し、悲惨な運命から救いたい」という己の願いがメイおばさんというかけがえのない人を失う原因になってしまったと打ちひしがれ、全てを諦めてヴィランズとスパイダーマン達を元の世界に戻そうとしたが、
別世界からやって来たスパイダーマン2人の境遇を知り、彼らもまた大切な人を失い傷つき、そして出来る事ならヴィランズを救いたいという思いが同じだと知る。
そして、メイおばさんの遺した「大いなる責任」を果たすため、改めて2人のピーターと協力してヴィランズを元に戻そうと決意。
高校の実験室を拝借してヴィランズの治療用に開発していた薬やメカ群を5人がかりで修理すると、テレビ通話でデイリー・ビューグルのニュースを介してヴィランズを挑発し、工事中の自由の女神像におびき出すと、砂嵐と稲光とトカゲ男が荒れ狂う中を率先して駆け出していく。
他の2人はチーム戦を経験していない事から、若年ながらリーダーとして彼らを率いる事に。
ゴブリンと対峙した際には「八つ裂きにしてやりたい」と言うほどの強い復讐心を認め、それでもノーマンを救おうと必死で憎悪を抑え込んでいたが、メイおばさんの死を嘲笑うゴブリンの挑発に激怒して再び暴走してしまう。
激しい肉弾戦の末にゴブリンを追い詰め、遂には自らの手で止めを刺そうとしたのだが……?
そんな彼の前に立ちはだかるのはヴィランズだけではなかった。
ゴブリンの急襲でマキナ・ド・カダヴァスが破壊され、封じられていた魔術が解き放たれてしまい、ストレンジですら抑え込めないほどに暴走してしまう。
ニューヨークはおろか、マルチバースそのものが崩壊を始める中、彼は後には戻れない選択を下す……。
ちなみに前述のニューレッド&ブルースーツであるが、公開された本作の脚本によればやはりと言うべきか、ライミバース及びウェブバースの2人のスパイダーマンたちのスーツを意識してピーターが作ったものであるようだ。
概要(ネタバレあり)
本作の製作時には、「トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドといった歴代スパイダーマンは登場するのか」という噂が飛び交った。
しかし、その度にケヴィン・ファイギやトム・ホランドは「出ない」と否定し、マグワイアはノーコメント、ガーフィールドも「出た事はない」と否定し続けた。
……それは本作最大にして万全のサプライズを期すために、公式サイドが仕掛けたフェイクだった。
遂に本作でマグワイアとガーフィールドの歴代スパイダーマンが「本人」として登場を果たしたのである。
2人の登場は事前宣伝では徹底的に隠され続け、予告編においても彼らの登場シーンはCGで消され、プレミアにすら呼ばれなかったので、公開当日に2人で連れ立って映画館へ行き、一般客に混じって公開を見たとの事。リザードが誰もいないところに飛びかかっている事を突っ込まれたり、ブラジル版の予告がカット割りをミスってリザードが何もない場所で何かからダメージを食らっている絵面をモロに写したりしたけど
前述の通りマグワイアとガーフィールドは自分達の出演を公開されるまで周囲に伏せていなければいけなかった。
特にガーフィールドの方は『アメイジング』シリーズで共演したグウェン役で元カノのエマ・ストーンから「新作に出るの?」という質問をLINEで何度も問い詰められ、ガーフィールドは何度も「知らない」「分からない」という答えを公開されるまではぐらかし続けた。
そしていざ公開されて、自身が出演した事をストーンが知った際には彼女から「アンタは嫌なヤツね」と言われたという。
ただし、「家族は自分と変わらない存在なので例外」らしく、自身の両親と兄には出演する事が決まってからすぐに報告したとのこと。
マグワイアの方はしつこいパパラッチや取材、ファンに対し、「それについては話せないんだ。」などと返事して何とか隠し通していたそうだがある人物のいつものうっかりのせいで1人の人物に出演することがバレてしまっている(詳細は後述)。
そして登場した彼らの姿に多くのファンが拍手喝采し、3人の絡みに笑顔になるファンは数え切れないほどだった。
特に数多くの伏線を残したまま、打ち切りで終わってしまった『アメイジング』シリーズのピーターのその後の示唆には涙を禁じ得ないものがある。
しかも、彼らの出番は特別ゲスト程度だけではなく、過去作の言及まで及んでおり、先述のようにもはや本作は「MCUの1本」のみならず「全スパイダーマン実写映画シリーズの総括」という役割を担っている。
実は本作の前に公開された『スパイダーマン:スパイダーバース』で3人が共演することが検討されていた。
マグワイアはピーター・B・パーカー役として出演し、ガーフィールドとホランドはそれぞれの映画の本人役として登場する予定だったらしいが、観客が『スパイダーバース』の概念が分かりにくくなる上に混乱するかもしれないとのことで実現されなかった。
しかし今作ではそれが実現されたのでまさしくこれは『実写版スパイダーマン:スパイダーバース』とも言える。
これら、全ての『スパイダーマン』シリーズを内包する本作には多くの賞賛の声が寄せられ、「スパイダーマンシリーズ最高傑作」との呼び声も高い。
ちなみにマグワイアとデフォーはこの作品でそれぞれの役にカムバックした事で2002年の映画初登場から19年と225日という最も長期でマーベルのキャラクターを演じたという事になり、2022年1月25日にギネス世界記録に認定された。
“The filmmakers would like to gratefully acknowledge the original true believer,
Avi Arad, whose vision led the way to bringing these iconic characters to the screen.”
(映画化への道を切り拓いてくれたアヴィ・アラドに感謝を)
余談
- 冒頭のニューヨークのシーンで、ドラマ『ホークアイ』に登場したミュージカル『ロジャース・ザ・ミュージカル』の広告が登場している。
- クライマックスで垣間見えるマルチバースの人々には、クレイヴン・ザ・ハンター*16やライノらしきシルエットが登場している。
- ノー・ウェイ・ホームとは「家に帰る道がない」「帰る家はあるのにそこに行く事が出来ない」の意味。ある意味最大のネタバレである。
- 最初の実写映画版3部作を監督したサム・ライミは、MCU次作であり今作に直結した展開が期待される『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のメガホンを取った事が発表されている。
今後のMCUでライミ監督の演出するスパイダーマンが拝めるかもしれないと考えると今後に期待したいところだが……。
- 脚本作業は相当難航したようで、1年以上練り続け、撮影が終わった後も脚本作業をしていたらしい。「もう完成しないんじゃないかと思った」とは脚本家の一人、クリス・マッケナの弁。
ネタバレ王子ことトム・ホランドは撮影中にたまたま隣のスタジオでミズ・マーベルの撮影をしていたカマラ役のイマン・ヴェラーニに撮影の事について聞かれた際に、彼女に絶対に出演することをバラしてはいけない大先輩とのツーショット写真を見せてしまうといういつものうっかり大失態をおかしてしまった。MARVELオタクで知られているヴェラーニはこの写真を見て、すぐに映画の中身とその写真の意味がわかってしまったという。
- エンドクレジットで流れる楽曲はデ・ラ・ソウルの「The Magic Number」。
デ・ラ・ソウルはピーターの出身地であるクイーンズの位置するNY・ロングアイランドで結成された*17ヒップホップグループであり、歌詞で繰り返される「3は魔法の数字」は本作においても様々な意味を持つ。
- 本作の結末を見た日本のファンからは「東映版スパイダーマンの主題歌である『駆けろ!スパイダーマン』をエンディングに流してほしかった」という感想が散見された。
色物・ネットミーム的な印象を持たれる東映版であるが、自身が出演したわけでもないのにまたしても再評価される事態になったとか。
……なお、本作の日本語吹替版エンディングテーマはSixTONESの「Rosy」である。
- 同じマーベル作品であるアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』とは「マルチバース」の歪みから「歴代のスパイダーマンのヴィラン達が共謀して襲ってくる」といった共通点がいくつか存在するが、
上記のエレクトロがスパイダーマンを黒人だと思っていたという発言に対してピーターが「黒人のスパイダーマンだってきっといるよ!」との返答をしており、
この黒人のスパイダーマンがアニメ映画版『スパイダーバース』及び原作アメコミ作品の主人公であるマイルス・モラレスを示唆しているのではないかというファンの指摘、また実際劇中のシーンで一瞬だけ登場する影が「マイルスらしき影ではないか」という噂も存在する。
追記・修正は「大いなる責任」を果たしてからお願いします。
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ポストクレジットネタバレ
「そうか、よし分かってきたぞ。つまり、こっちの世界には・・ここにはその、大量にいるんだな。超人たちが。」
「さっきから彼がずっとそう説明してるだろ!」
- エディ・ブロック(From:Earth-688B)
演:トム・ハーディ/吹き替え:諏訪部順一
- 謎の声(From:Earth-688B)
演:トム・ハーディ/吹き替え:中村獅童
南の国のバーでバーテンダーから話を聞いていた男。どうやら彼もまた別のユニバースから来たらしい。
アベンジャーズの話を聞く傍ら、彼にだけ聞こえる声にも返事をしている。
そして時たま、挙動不審な行動を取る。
……だが、エディが「ニューヨークに行ってスパイダーマンに話を聞こう」と決意した矢先、再び消えて元の世界に戻ってしまう。
困惑するバーテンダー。
そして、彼がいたテーブルには、「黒い粘ついたモノ」が付着しているのだった……。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストの流れから、ヴェノムが本作の戦いに参戦する形でMCUとソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)のクロスオーバーを予測する声も公開前には多かったが、結果的にゲスト出演に終わった事を残念がる声も少なくなかった。
だが、ヴェノムがMCU世界に残していった異物が今後のユニバースにどう影響を与えるのかを期待する声も多い。
なお、このエディはスパイダーマンは無論ピーターの事も知らないため、Earth-199999に現れる「スパイダーマンの正体を知っている」というルールには当てはまらない。
しかし、脚本家の一人であるクリス・マッケナにより、「シンビオートは他のユニバースに関する知識を持っており、ここに繋がる知識が埋め込まれている」という事実が明かされた。
つまり、エディに取り憑いているヴェノム=シンビオートが、スパイダーマンに関する知識を知っていたためにEarth-199999に現れたというのが真相である。
スパイダーマンの正体を知っているシンビオートと言えば『スパイダーマン3』に登場したヴェノムが存在するが、もしかすると他のマルチバースにもスパイダーマンの正体を知るシンビオートが存在しているのかもしれない……。
マルチバースの危機はドクター・ストレンジの手によって収束したかに見えた。
……しかし、危機は終わっていなかった。
マルチバースの扉は解放され、世界全体にその影響が及んでしまう。
至高の魔術師と敵対するかつての兄弟子。
魔術師が応援を頼むのは、現実を改変する力を持つ魔女。
そして、災厄を呼ぶのは他でもない、「彼自身」だった……。
DOCTOR STRANGE WILL RETURN IN...
ドクター・ストレンジは帰ってくる
DOCTOR STRANGE
IN THE
MULTIVERSE OF MADNESS
#right(){
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- 「あの2人」に関しては出てもシルエットだけとか、ライブラリ出演だけだと思ってたから映画館で本気で驚いた -- 名無しさん (2022-01-14 08:09:51)
- 全体的に素晴らしい記事だけど例の一人が冷酷なダークヒーローに成り果てていた描写なんてあったっけ? -- 名無しさん (2022-01-14 08:51:57)
- MCUのスパイダーマンが真の意味でスパイダーマンとなるトムホスパイディ完結編。本当に凄い映画だった。年明けしょっぱなにこの年の最高傑作が決定したと言っても過言じゃない。 -- 名無しさん (2022-01-14 08:56:52)
- ヴェノムが破片残して消えたってことは今後ヴェノムと戦うとしてもトムハーディのエディではないヴェノムってことになるのかな - 名無しさん (2022-01-14 09:02:09)
- HCもFFCもトニー・スタークの影響で生まれたヴィラン相手で、今作でヒーローとしての一人立ちを果たしたって事なんだろうが…孤独すぎないか -- 名無しさん (2022-01-14 09:15:58)
- 結論:マスゴミはヒーローの敵。異論はない -- 名無しさん (2022-01-14 09:29:39)
- この結末にはスタン爺もニッコリやろなあ -- 名無しさん (2022-01-14 09:35:36)
- クロス作品のストレンジ、「戦場の端で『決壊しそうになっているもの』を全力で食い止める役」に徹する事になりがち。どうしても隅に追いやらないとストレンジのお陰で一発でカタが付いてしまう程強いという証左でもあるけど -- 名無しさん (2022-01-14 10:01:32)
- そういえば序盤でピーターが家で着てたシャツ、あれはHCでスーツを没収された後に着ていた「NY決戦から生還」シャツだったよな? -- 名無しさん (2022-01-14 10:09:51)
- ホームシリーズの総決算だけでなくサム・ライミ版からの凡そ二十年に渡る実写スパイダーマンの歴史が完結する所は涙無しでは見れなかった。まさかゲストで登場した二人のシリーズのその後や後悔にまで触れていって解決するとはおもわなかった。 -- 名無しさん (2022-01-14 10:38:47)
- ↑マジでそれ。スパイダーマンを見続けてきたからこそ感動も一入だった。特にMJを助けられたあのシーンは色々救われた気がして瞳が潤んだわ -- 名無しさん (2022-01-14 10:47:40)
- 今回の展開、比較的恵まれてたピーター1を極限まで曇らせると同時に、万が一現実で揉めてもMCU組との縁がリセットされてるので問題なく新シリーズを始められる悪魔の一手だと思った -- 名無しさん (2022-01-14 11:01:06)
- ドクオックがスパイディに「すっかり大人になったな…」って優しく語りかけるシーンはウルっと来たと同時に歴代映画を見続けてきオールドファンへ向けた言葉にもなってるのがたまらん。後半からの怒涛の展開は今まで込み上げたものが溢れて何回も泣きそうになったわなく -- 名無しさん (2022-01-14 11:02:34)
- 吹き替えまでも当時の映画と同じキャストなのも感動したわ。銀河さんのオクトパスや前野さんのピーターすきだったから。 -- 名無しさん (2022-01-14 11:41:23)
- スパイダーマン最高傑作、個人的にはありがとうの気持ちでいっぱいになったわ -- 名無し (2022-01-14 11:51:13)
- エンドゲームと同じで、「終わり」を強調しているが「終わってない」作品。記憶操作も応急処置の側面が強いから、元に戻るのも時間の問題だと思うw -- 名無しさん (2022-01-14 12:14:57)
- 後半はゴブリンがフードかぶって原作風になってたり、エレクトロのクソダサマスクも再現してたりと小ネタが多い。向こうのオタクは日本人には分からないような小ネタでもっと興奮してたんじゃなかろうか -- 名無しさん (2022-01-14 12:37:54)
- 今までの総決算であると同時に再スタートと感じた作品。ラストシーンの孤独を背負い夜のNYをスイングするスパイダーマンの姿が切なく素晴らしい。 -- 名無しさん (2022-01-14 12:40:08)
- ディズニーの取り分の増額要求とソニー版の敵の出演決定とどっちが先だったんだろう。増額要求が先だったらソニーの取り分維持の為にソニー版の敵を使用することにしたんだろうか。 -- 名無しさん (2022-01-14 13:13:09)
- やっぱファーフロムホームでのJJJが大きな伏線、というか予告みたいなモンだったのかね。さらにマルチバースの単語だったりオクトパスが本人出演だったりで、少なくともあっちの方は出てなかったら詐欺と言われてたかもしれないレベルよね。 -- 名無しさん (2022-01-14 13:17:58)
- コミック正史のJJJは -- 名無しさん (2022-01-14 13:34:43)
- (ミスった続き)コミック正史のJJJはスパイディに留まらず仮面のヴィジランテ全般を疎んじてはいるが一方でX-MENゼロトレランス事件の際ミュータント排斥に協力を持ちかけられるも言下に拒絶する節度も持ち合わせていた。このMCU版はマルチバース内でも最悪の個体だろう。ソニーヴェノムはトムホに対面する前に引き戻されてしまったが本筋に絡んでいたらブロックはブン屋としてどうよと訝りヴェノムは喰ってもいい野郎と判断するんじゃないかね -- 名無しさん (2022-01-14 13:46:44)
- 今回直接出てきたわけではないが地味にロキの功績デカい -- 名無しさん (2022-01-14 14:11:39)
- ↑推測の域だけど前にストレンジが忘却の魔術つかったときはTVAが生きてたからマルチバースからの影響はなかったんだろうね -- 名無しさん (2022-01-14 14:15:42)
- 1月初頭にして2022年映画の最高傑作との呼び声は高く、自分もMCUスパイダーマンの一区切りとして間違いなく傑作とは思うけど、ラストがあまりに寂し過ぎて……と思ったけどスパイダーマンとは元来屈指の不幸体質というか悲しみを抱えたヒーローだし、MCUとしてはともかくスパイダーマンとしては寧ろようやく「あるべき姿」に戻ったのかなとも -- 名無しさん (2022-01-14 16:41:39)
- あくまで推測だけど、前作に出てたブラッドは夏休み旅行の後に自分以上に人気急落したピーターを見てミステリオ信者になってるのかも -- 名無しさん (2022-01-14 17:32:32)
- マイルスの存在も示唆されてたね -- 名無しさん (2022-01-14 18:02:00)
- アメスパの方のピーターってゲイ? サム・ライミ版が腰が痛い(女性と関係中)と言ったのに対して体の中心貫かれて(掘られて?)って返してるし2人にI Love youって言ってるし -- 名無しさん (2022-01-14 18:26:49)
- ↑2 バルチャー一味と取引しようとしていたアーロン・デイヴィスな。原作に於けるマイルズの叔父であり、本人もクイーンズに甥っ子が住んでいると、明言はしなかったもののそれらしい発言を残しているという -- 名無しさん (2022-01-14 18:32:03)
- ↑本作でも黒人のスパイダーマンもいるって発言があったしね -- 名無しさん (2022-01-14 18:53:09)
- ↑3 トビーに腰痛いって言ったのはトビーがサムライミ版「2」撮影前に撮影していた映画撮影の最中に背中を強打して、トビーがその腰痛が原因で降板するって噂があったので、それを茶化したもの。(ちなみにその代役として名が挙がっていたのがミステリオを演じたジェイク・ギレンホールだったりする) で、「I Love you」というアドリブは「(アメスパが散々な評価されてるけど、僕は自分が演じたスパイダーマンも、君たちが演じているスパイダーマンも)I Love you」って意味らしい。 -- 名無しさん (2022-01-14 19:10:24)
- 前任二人より若いのに、二人だって誰か一人ぐらい残ったのに、根こそぎ失うってキツすぎない -- 名無しさん (2022-01-14 19:28:25)
- アニメ映画スパイダーバース2には登場するらしいと言われてはいるが、事によると今後実写シリーズのどこかでも藤堂新二氏の山城拓也が越境してくる可能性もゼロとは断言できなくなってきたのでは -- 名無しさん (2022-01-14 19:34:23)
- 例の二人の圧倒的な前作主人公ぶりは感涙もの。(厳密に言えば違うんだが…)本当にファンサービスの塊みたいな映画だった。 -- 名無しさん (2022-01-14 20:01:02)
- 今回のスパイダーマンは恵まれてるなぁなんて思ってたら作品が出るたびに奪われていくの酷い -- 名無しさん (2022-01-14 20:03:24)
- ガジェット(小物)フェチな自分からすると、スパイダーマン達のウェブシューターの違いが取り上げられたのがすごくよかった。 -- 名無しさん (2022-01-14 20:12:23)
- ↑4 今回の騒動の発端的に「ピーター・パーカー」じゃないから来たくても来れないんじゃないすかね -- 名無しさん (2022-01-14 20:27:09)
- ラストがホークアイとリンクしてるんだよなあ -- 名無しさん (2022-01-14 20:47:55)
- ↑ラストで飛んでる時にスケートリンクとツリー写ってたね。飛んでった先でジャージーマフィアと人知れず戦ってたんかなあ。 -- 名無しさん (2022-01-14 21:44:43)
- あの人出たときマジでどよめき起こってたよ -- 名無しさん (2022-01-14 23:39:57)
- 予想を越えたお祭り状態でありながらこれまでの実写スパイダーマン以上に主人公と観客を打ちのめしてくる最高傑作 -- 名無しさん (2022-01-15 00:19:19)
- MCUのスパイダーマンシリーズ自体がアイアンマンシリーズの外伝兼続編みたいな位置付けだったこともあってスパイダーマンもヴィラン達(ヴァルチャー、ミステリオ)も科学や機械に傾倒したSF色の強い内容だったけど良くも悪くも今作でその「MCUスパイダーマン」の固定観念をぶち壊してくれたと思う。 -- 名無しさん (2022-01-15 00:29:28)
- ベノムVSベノムも期待してた -- 名無しさん (2022-01-15 00:57:00)
- この世界にもヴェノムが現れることになりそうだが、果たして誰がなるのか… -- 名無しさん (2022-01-15 01:28:43)
- 待って!?ホムカミのガーガンは結局スコーピオンにならずに終わりなのかよ!? -- 名無しさん (2022-01-15 01:50:59)
- ピーターのこの先を考えると辛いけどあの終わり方だとまだ希望があるんだなって -- 名無しさん (2022-01-15 01:53:02)
- >>(その証拠にそれを聞いたふたりのスパイダーマンはあっけにとられている)とか*3とか私見入った憶測多くない?そこらへんは公式から情報出てからでいいでしょ、ソースあるなら話は別だけど -- 名無しさん (2022-01-15 03:55:54)
- トビーマグワイア自体を映画で久々に観た気がするわ。近年はほぼプロデューサー業で俳優活動はほとんどしてなかったから -- 名無しさん (2022-01-15 04:20:40)
- 誰が呼んだか「ライミ版スパイダーマン4」にして「アメイジング・スパイダーマン3」そんな感じの内容だった -- 名無しさん (2022-01-15 04:34:59)
- ガーフィースパとトビマグスパが出てきた時はええええ~~~~ッ!?ってなったけど、一瞬で「そりゃそうだな……他の誰でもない、『ピーター・パーカー』こそ誰よりも『スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであるという事実を知る者』だもんな…」と納得させられてしまったの、めちゃくちゃ気持ちが良かった。 -- 名無しさん (2022-01-15 05:02:13)
- アメスパが来たの一番嬉しかった!10年後も20年後もまた会おう!! -- 名無しさん (2022-01-15 06:08:22)
- ガーフィールドが出た時には上映中なのにどよめきが起きたな……そして彼が来たということは予告にあった落ちるMJを救うのはと思ったら本当にそうしてくれるとはな -- 名無しさん (2022-01-15 07:01:39)
- 何かの手違いで小森ユウが召喚されてたら愚民とマスゴミに早々とキレて『虎』を放って大惨事になってそう -- 名無しさん (2022-01-15 07:24:50)
- しかし自由の女神に盾持たせるとかあの世界の政府は大丈夫なのか? -- 名無しさん (2022-01-15 07:32:57)
- ↑キャプテンアメリカという概念への印象がどうなってるかだな。スティーブ←法的公的には犯罪者だが社会的には英雄。ウォーカー←政府肝煎りだったが公衆の面前の大失態で『キャップ』としては失墜。サム←とりあえずは襲名を歓迎されている。…で本作は時系列上F&WSの完結前か後なのかにもよる -- 名無しさん (2022-01-15 07:46:09)
- これライダーで言うなら藤岡弘、とTHE FIRSTと真威人君とシン・仮面ライダーが共演してるようなもの? -- 名無しさん (2022-01-15 08:14:46)
- 誰も触れてないようだけどデアデビルがMCUに正式参戦もでかいよな……もしデップー3があのままMCUに合流できたらライアン・レイノルズのデップーのうざ絡みにトム・ホランドのスパイディがサブカルネタで対抗してチャーリー・コックスのデアデビルが間で頭を抱えるあのシーンがMCUで見られるんだぜ -- 名無しさん (2022-01-15 13:08:43)
- 盲目+弁護士で「まさか…」って感じだったけど直後の投げ込まれた石を掴んだのでほぼ確定して興奮した -- 名無しさん (2022-01-15 13:16:26)
- 歴代のヴィラン達を救って帰すって筋書きも「無関係な人や敵にも手を差し伸べてしまう」というスパイダーマンのヒーローとしての本質を体現するお話でとてもよかった。しかしこうして見ると過去5作のヴィランに元からの悪人はいないんだな・・・。みんな実験や事故でヴィランになっちゃった人ばかりだ。そして科学者率がすごい高い。 -- 名無しさん (2022-01-15 15:52:29)
- ↑ある意味偶然ヒーローになったスパイダーマンと鏡写しの存在と言えるかもしれない -- 名無しさん (2022-01-15 15:57:02)
- 正直、無印とアメスパのスパイディがかけつける展開は予想してたよ。戦力差が明らかにあり過ぎるもん。でも精々「ラストバトルに出て来るだけ」「顔出しも当然なし」程度だろうなって。でもやられたよ。完全に想像を超えられた。アメスパがネッドに呼び寄せられたあたりからもう最後まで「わ…ァ…ァ…」「泣いちゃった!」状態だったわ。 -- 名無しさん (2022-01-15 16:37:11)
- 吹き替えで印象に残ったのは「言われないとわかんねぇな中村獅童…」ってところかな。 -- 名無しさん (2022-01-15 18:05:22)
- ガーガンはそのままスコーピオンヴェノムになるのかな? -- 名無しさん (2022-01-15 18:54:06)
- MCU版でまた使われるようになった『スパイダーマンのテーマ』の使い方が最高に鳥肌だった! -- 名無しさん (2022-01-15 19:21:25)
- ↑6 そしていかにミステリオがクズなのかが分かるな。トニーも悪かったとはいえ後味悪い。アイツの仲間だけでもヴェノムに喰われてくれないかな.. -- 名無しさん (2022-01-15 19:38:06)
- それこそデアデビルが裏でしばいてそうな感じある〈ミステリオ一味 ただラストの展開的にミステリオ一味もどうなってるのか -- 名無しさん (2022-01-15 22:39:16)
- 最後にピーターが"試験勉強"を始めるシーン、見ていてマジでキツかったな… -- 名無しさん (2022-01-16 02:47:31)
- 映画を最後まで観ると分かるNo Way HomeNo -- 名無しさん (2022-01-16 14:19:29)
- サンドマンが信用してたのはスパイダーマンでなくピーター・パーカー(サム・ライミ版)だからこそ誰も信用できない状態だったんだろな -- 名無しさん (2022-01-16 14:25:56)
- ↑4 ここは「アントマン&ワスプ」の自白剤を…… -- 名無しさん (2022-01-16 14:45:12)
- 格納してるからって -- 名無しさん (2022-01-16 16:13:32)
- 格納してるからって「先輩」の事書くのは流石にどうなんだろ。公開終了までは待っても良いのでは?ここ来たらやっぱりあったから相変わらずアニオタwiki節操ないなと思った。 -- 名無しさん (2022-01-16 16:15:36)
- ↑これから見る映画の項目を見てネタバレされたって言う馬鹿な人間はいないと思いますよ -- 名無しさん (2022-01-16 16:32:09)
- ↑4 自白剤なんてないよ -- 名無しさん (2022-01-16 17:50:03)
- ↑ これって自白剤だったのかぁ... -- 名無しさん (2022-01-16 17:59:29)
- ↑7 -- 名無しさん (2022-01-16 18:56:23)
- メイ叔母さん、死体が残っただけマシだったのでは…パンプキンボム喰らったら骨だけになるはずだし -- 名無しさん (2022-01-16 19:01:17)
- ↑ 2ミス サンドマン色々言われてるけど一貫して帰るために動いてて行動はブレてないんだよね。ゴブリンとエレクトロが裏切った時点で後は箱が使われるのを待つだけだったし。最終決戦も2と3が現れて1が再起したから箱を奪いに来たわけだし。その場のノリならリザードの方がよっぽど…… -- 名無しさん (2022-01-16 19:06:16)
- ↑そういう意味では、「責任は「僕」じゃないから」ってそのまま送り返した場合のピーターも同じような道を辿る気がするよな。誰かにとってのヴィランになってたかもしれない -- 名無しさん (2022-01-16 19:50:55)
- ぶっちゃけミステリオの記憶の方を消しておけば万事無事に済んだのじゃないかなぁ!? -- 名無しさん (2022-01-16 22:26:14)
- ミステリオは元凶であり救えないヴィランではあったけど、間接的に自分の手で殺してしまったからこそなかったことにできなかったんだろうな -- 名無しさん (2022-01-16 22:57:58)
- TVAが機能してたらミニットメンが殴り込み仕掛けてただろうし、今回助かったヴィランも変異体として始末されてたしロキの功績はでかい…今後、TVAが機能してたら起きなかった事件が起きそうだけど -- 名無しさん (2022-01-17 15:43:33)
- ↑ミニットメン勝てんのかなぁ -- 名無しさん (2022-01-17 16:13:45)
- デアデビル:ボーン・アゲインじゃJJJはかっこいい矜持を見せたし、記者も主役級の活躍を見せたのに本作のメディアは完全に悪役になっちゃったな。 -- 名無しさん (2022-01-17 17:13:53)
- シビルウォーの時と言い -- 名無しさん (2022-01-17 21:00:26)
- ↑フューリーは肝心な所で雲隠れしやがる -- 名無しさん (2022-01-17 21:02:56)
- 最初に劇場で見た時、ピーター達がDr.オクトパスの本名聞いてなんで笑ってたのか分からなかったけど、この記事を読んで納得した。オットー・オクタビアスってアメコミ版の『名は体を表す』名前だったんだ。でも確か、『オットー』って名前は実在する人名のはずなんだけど……? -- 名無しさん (2022-01-17 22:40:58)
- ↑オットーには「8」って意味もあるから「たこの八ちゃん」みたいな意味にもなる -- 名無しさん (2022-01-17 22:43:44)
- ヴェノムのお漏らし、まだ出てないシンビオートヴィランがMCUに出てきて、その始末にエディ達がやってくるっていうクロスオーバーをするための布石なのかもしれん -- 名無しさん (2022-01-18 13:37:05)
- ↑7 -- 名無しさん (2022-01-18 17:32:11)
- (途中送信ごめん)あいつらそんなに強そうには見えんよな……それこそシルヴィひとりに返り討ちに会いまくってたわけだし -- 名無しさん (2022-01-18 17:32:44)
- ベティがピーターの味方って書いてあるけど、、プロモーションではデイリービューグルのインターンになってたのよ。本編でもその設定が生きてるか分からんけど -- 名無しさん (2022-01-18 23:35:25)
- ↑5 邦訳が悪ノリしてたら『タコ8はかせw』とか口走られてたかもしれないのか… -- 名無しさん (2022-01-19 14:31:54)
- 一番最初のアニメで登場した回の邦題が「ロケット泥棒たこ八」だからね、しょうがないね -- 名無しさん (2022-01-19 21:58:18)
- ネッドのこれからの動向が気になる… -- 名無しさん (2022-01-20 00:28:43)
- エマストーンが公開前に噂聞きつけてアンドリューに電話したんだってな -- 名無しさん (2022-01-20 20:05:48)
- エマ・ストーンは公開前にアンドリュー・ガーフィールドにLINEかなんかで「撮影したでしょ?」ってのをシラ切られまくってて、いざ見に行ったらやっぱり出てて「アンタ最低だわ」ってなったらしいな -- 名無しさん (2022-01-21 13:33:28)
- ↑秘密を抱えたヒーローは辛いな……。 -- 名無しさん (2022-01-21 19:19:29)
- ヘルメットより素顔がゴブリンしてるデフォーやばい -- 名無しさん (2022-01-21 19:34:30)
- ↑おまけにスーツの上に来てる服の残骸で原作のビジュアルにめちゃくちゃ近づいてるしね -- 名無しさん (2022-01-21 21:26:50)
- 家族の死とその復讐をもって力と責任の意味を知るっていうスパイダーマンの始まりの物語をもってスパイダーマンの話を終わらせるってなかなかできるものじゃないよね -- 名無しさん (2022-01-21 21:35:54)
- ↑×7ネッドって原作では三代目ホブゴブリンになるんだけど……大丈夫だよな……? -- 名無しさん (2022-01-21 22:24:51)
- これ今回上手いのは、ヴィラン捕まえて送り戻せる準備のあと「ピーターの意志で」延長させたとこだよな。元凶になりかけたストレンジの責任をここで一度満了させてるからそこから先がキチンとピーターの責任に移行してる。「誰かのせい」の物語じゃないというか。 -- 名無しさん (2022-01-22 19:07:28)
- 女神像でだべるシーンでトムホだけ屋外にいたのはスケジュールの都合か、それともリークの可能性を減らすためかな…? -- 名無しさん (2022-01-23 19:14:24)
- なんか、みんなこれが最終回みたいに話してるけど、続投決まったんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2022-01-23 19:37:47)
- 前作最後から今作最初にかけて、ベックがアレだけ顔出しして、誰も彼を異次元から来たと思わなかったのかな?普通なら『アレ、お隣さんのベックじゃない?』とか思う人とかいそうなのに。それなら、『ミステリオが異次元から来たのは嘘』という疑惑が挙がって、ピーターの容疑も割とすんなり晴れてたような・・・身も蓋も無いけど。 -- 名無しさん (2022-01-24 23:27:27)
- そういう時代だからって話かもしれんけど、そういう個人性は徹底的に排除されてるのよね。ピーターのほうも「俺はこの前スパイダーマンに助けてもらったんだ」って人が一人も出てない。 -- 名無しさん (2022-01-25 09:51:42)
- ↑野次馬バカ騒ぎ野郎にしか見えないけどスパイダーマン肯定派派閥ってそういうやつもいるんじゃないの? -- 名無しさん (2022-01-25 10:32:09)
- というか今回市民に助けてもらわないといけない場面がないから市民の善意を見せる場面もないっちゃない。ミステリアの件でピリピリした空気になってるし、正直他のユニバースの市民も土壇場じゃなかったら害を加えるやつはいないかもしれないけどデリカシーのないやつとかは絶対いたと思うわ -- 名無しさん (2022-01-25 11:02:14)
- ↑2 MITの副学長がその最たる例ではあったな -- 名無しさん (2022-01-25 12:16:02)
- ↑9 MCU次元では原作のヴィランがヒーローの味方してる例はままあるのでそこまで問題とは。ブラックパンサーなんてメインヒロインと(ナキア)最終的には協力者となったライバル(エムバク)が両方ヴィランだったし。エムバクに関しては中の人的には次回作以降でヴィランとなる事に意欲的らしいけど -- 名無しさん (2022-01-25 15:06:21)
- トムホピーター、ラストシーンで高卒認定試験の勉強してたけどこれつまり学籍とか戸籍も含めて忘れ去られたのか…… -- 名無しさん (2022-01-25 22:45:06)
- 「ピーター!」「「「なに?」」」もアンドリューの提案と聞いてアメスパ大好き俺は泣いた -- 名無しさん (2022-01-26 10:55:52)
- 落下する恋人を助けたりグリーンゴブリンにグライダーでとどめをさそうとしたトムホピーターを止めたり「今度は死なせない」って展開が心に来る -- 名無しさん (2022-01-26 14:30:56)
- 本当に本当に……何て遠い回り道……ありがとう、スパイダーマン。本当に………本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉が見つからない… -- 名無しさん (2022-01-26 21:56:15)
- ホームシリーズという括りで言えば最終作にあたるか -- 名無しさん (2022-01-26 23:58:22)
- ネタバレ考察によると、スパイダーマンの正体が暴露された後にリズが「ピーターは嘘つき」と難色を示していた模様 -- 名無しさん (2022-01-27 16:06:06)
- 「ヒーローは引退しなければ幸せになれない」という結末はエンドゲームから一貫してるな。 -- 名無しさん (2022-01-28 22:06:11)
- トムホスパイダーとしてはビターエンドではあったけど、普通に途中からずっと目頭熱かったわ -- 名無しさん (2022-01-29 19:25:41)
- あの2人が未だスパイダーマンを続けているて事は未だ2人の世界にもヴィランが出続けてるんだろうか.. -- 名無しさん (2022-02-02 21:31:29)
- ↑彼らが戦う相手はヴィランのような強大な存在ばかりでもないさ -- 名無しさん (2022-02-02 21:32:41)
- もし「ピーターに会いたい」ではなく「スパイダーマンに会いたい」って願ってたらスパイダーマン軍団がうじゃうじゃ出てきたのだろうか。 -- 名無しさん (2022-02-02 21:45:09)
- 例えば、サムライミの一作目で子供を助けに火事の中飛び込んだしな。スパイダーマンは戦うというより助けるヒーローだから -- 名無しさん (2022-02-03 09:46:01)
- ↑2 無理じゃないの?あの二人はネッドが別次元から呼び寄せたわけじゃなく、ヴィラン達と一緒に来てたんだろうし。というか、もしピーターがストレンジから箱を奪ってなかったらあの二人、元の次元に帰れなくなっていたのでは… -- 名無しさん (2022-02-04 05:50:22)
- ネッドが才能ありすぎて笑った。チート系転生ものの主人公かよって思ったけどネッドだから許される感ある -- 名無しさん (2022-02-06 19:43:49)
- ノーマンがよく見ると途方に暮れてるくせに、こっそりドーナツを拝借してて笑ってしまう。考えてみたら初代スパイダーマンでも晩餐前につまみ食いしてメイおばさんに叩かれるようなちょっとした図々しさのある人だったわ。キャラの理解度が高い。 -- 名無しさん (2022-02-06 20:42:27)
- なんとなくだけど、やたら怒りっぽかったりでゴブリン人格の影響か、感情や欲望を制御しきれなくなってるって状態なのかなと思ったなあ -- 名無しさん (2022-02-07 10:12:08)
- ゴブリンはいろんな作品でいろんな人物が脅威となったけど、やっぱデフォーのゴブリンが一番おっかなくて、だからこそヴィランで一番好きだわ。 -- 名無しさん (2022-02-10 12:03:47)
- 多分、アベンジャーズ5がやることになったら、直前くらいの映画でスパイダーマンがゲスト出演するんだと信じてる -- 名無しさん (2022-02-10 15:19:38)
- 今回スパイディが魔術への耐性持ってるって情報が割とさらっと出てきたけど後々伏線として活きてくるのかな? -- 名無しさん (2022-02-15 09:05:55)
- マダムウェブだっけ?あれが決定したらしいし色々発展させるのかね -- 名無しさん (2022-02-15 11:31:10)
- *10の部分に関して補足を入れると、サムライミ版2にて、ピーターが力を取り戻してジャンプする→すぐ落ちて腰を打ち付ける というシーンが有りますが、英語だと該当シーンのセリフが『I'm back!(力が戻ったぞ!)』の直後の転落からの『My back……(腰が……)』という『back』にかけた洒落となっており、 更に3での闇落ちしかけてる時のマグワイアが登場するネットミーム『BullyMaguire』シリーズにてギャグ的によく使われるフレーズであり、日本国内と違って海外では『My back』というワード自体がスパイダーマン系コンテンツにおいて笑いを誘うポイントとなっているので、挿入されたのだと思われます。 -- 名無しさん (2022-02-25 21:25:05)
- MARVEL市民はとうとう実写版で瓦礫投げたのか…煉瓦じゃないからセウトじゃなくアウトだよ(未視聴組) -- 名無しさん (2022-02-25 22:13:17)
- ↑実際に投げつけるシーンが描写されたのではなく、ピーターやマードックが居る部屋の窓を突然突き破ってくる感じですね。一般人が投げたにしてはあまりに速く正確なので一部ではヴィランの仕業とも……(笑) -- 名無しさん (2022-02-26 04:04:46)
- ↑5 「スパイダーマンには魔術への耐性がある」というのは原典たるコミック版から存在する割と由緒のある設定らしい。ピーターを咬んだクモは放射能で変異したものではなくクモの神のような存在から遣わされた超常的なクモでした、というアースも存在するのでMCU版もその設定に準じている可能性が…… -- 名無しさん (2022-03-17 23:43:58)
- JJJが一切のお咎めなしなのが納得いかない。前作と今作の事件のきっかけとはいえいくらなんでもピーターに対する追い込みが酷すぎる -- 名無しさん (2022-05-04 20:41:30)
- スパイダーマンは今後も続編が作られるの? -- 名無しさん (2022-05-04 20:42:17)
- 頼むから残されたシンビオートにあのクソ記者食ってほしいわ -- 名無しさん (2022-05-08 00:38:44)
- JJJにしても追い込んだ市民やミステリオ一味にしても許せないのは確かだけど、そいつらが因果応報を受けたら復讐を否定するストーリーの重みが減るんだよなぁ… -- 名無しさん (2022-05-08 00:53:55)
- ↑でも最近のMCUならノリで殺しそう -- 名無しさん (2022-05-08 17:16:32)
- ↑ライミ版のエディみたいに社会的に失墜するくらいはしてほしい -- 名無しさん (2022-05-08 18:37:50)
- 決戦前の3人の会話がもっと見たかったっていう贅沢な不満が出るくらいには大満足した最高の映画だったわ -- 名無しさん (2022-05-10 15:47:49)
- ↑3・↑2 マック・ガーガン(=スコーピオン)に賭けよう -- 名無しさん (2022-05-10 17:02:12)
- 原作版のJJJもスコーピオン誕生の元凶だったりスパイダースレイヤー送り込みまくったりで大概ではあったけど記者としての矜持と信念は持ってるからなぁ…確かにMCU版JJJは色んなバースの中でもマーベル市民やってる存在かもしれん -- 名無しさん (2022-05-11 01:20:20)
- 実際のところ大学に交渉して合否判定覆せるものなの?ピーター同様に通知書が来た時点でどうにもならないと思ってたけど -- 名無しさん (2022-05-16 00:16:25)
- 抜け殻状態のピーターがストレンジの手を躱しまくる所、ピーターはともかくストレンジも超高速で動いてないかこれ -- 名無しさん (2022-05-16 17:42:33)
- ↑2 不合格通知てよりはスパイダーマン の関係者だから...て感じだったし能力は問題無かったんだろう。現実でどうなるかは分からんけど。 -- 名無しさん (2022-05-21 22:43:55)
- ジェイムソンはせめて続編でミステリオがペテン師だったと分かれば自分達の非を認めるくらいはして欲しい。 -- 名無しさん (2022-05-21 22:47:51)
- ラストシーン、ピーターは孤独になってしまったけど、それ故に「しがらみから開放された」面もあると思うんだよな……MJもネッドも、そしてメイおばさんも「スパイダーマンの関係者」として狙われる事は無くなった訳だし、顔無しの「最も親愛なる隣人」スパイダーマンとして完成したような状態。そのせいか、夜のニューヨークを飛び回るラストシーンはどこかあまりにも軽やかに見える…… -- 名無しさん (2022-05-21 23:26:55)
- しかしそれにつけてもトム・ホランド=ピーター1の可愛さよ。「ありがとありがとありがとありがと……!」のシーン、はー可愛すぎかー?ってなっちゃったわ。ピーター2と3も完全に「可愛い弟の旅立ちを見守るお兄ちゃん」の顔になってたしw -- 名無しさん (2022-05-21 23:38:04)
- ストレンジMoM見て、ピーターはNo Way Homeだったけど、ストレンジやアメリカのAnother wayには繋がったのかなって -- 名無しさん (2022-05-31 12:11:58)
- ↑2あの時のピーターの表情と相まって、MCU本編における一人のヒーローとしてのスパイダーマンの物語はここから始まる、と感じたな。それまでは社長、医者といった保護者がいて、故空気読めない子供としての振る舞いもあった訳だけど、それは最後独り立ちするための伏線として結実した、と感じたよ。 -- 名無しさん (2022-08-04 16:51:38)
- ライミ版のJJJのいい部分はピーターと仕事上の距離が近いからって部分もあるからなぁ -- 名無しさん (2022-08-27 21:29:22)
- もっと楽しいバージョンは追加映像たくさんで本当にもっと楽しかったけど、ポストクレジットはとてもつらいバージョンだった… -- 名無しさん (2022-09-19 11:27:47)
- 根こそぎ無くなったからこそ、トムホピーターには今後一つずつ失ったものを拾い上げていって欲しいよね -- 名無しさん (2022-10-22 05:14:36)
- この新生エレクトロってアメスパの青エレクトロみたいに肉体の電気化とかできるのかな 何回見てもわからん… -- 名無しさん (2023-02-01 05:54:48)
- 今作の事件が「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」でも知れ渡ってて驚きだわ… -- 名無しさん (2023-04-20 21:16:24)
- 最下段のアクロス・ザ・スパイダーバースへの言及いるかな?扱っても小ネタ程度になる可能性もあるし、公開されて例えば3人の登場が判明するまでは記載しなくてもいいと思う -- 名無しさん (2023-04-20 21:58:50)
- ↑そうですね、映画公開まで保留と言うことにします -- 名無しさん (2023-04-20 22:41:27)
- ↑3 作中の台詞からも、結構尻拭いに骨を折らされたみたいだよね。 -- 名無しさん (2023-09-08 00:52:42)
- ここから4作目のスパイダーマンってどんな感じになってるのか今から気になるな…スパイダーマンのスーツも再び新技術とか取り入れたものになりそうで楽しみ -- 名無しさん (2023-10-05 11:34:19)
- 最近観たけど、ノーマンがドーナツ盗むシーン、あれもうあの時点で既にノーマンの意識は半分くらいゴブリンに奪われてそうなんだよな。些細な善悪の区別がついてない感じ、メイおばさんにつまみ食い怒られてたのを思い出す。もしかしたらその直後くらいの時間から来たのかも。あとスクリプト公開されたから読んでみたけどデフォー氏のアドリブっぽい感じする -- 名無しさん (2023-11-03 02:07:44)
- MCU世界線の全人類の記憶が無くなったのなら、戸籍はどうなったんだろ? -- 名無しさん (2023-11-10 23:54:52)
- ↑人間の”記憶”はなくても戸籍などの”記録”は残っているのかも。あっ、もしトニーがピーターのことを記録したAIを残していたとしたら……? -- 名無しさん (2023-11-11 00:02:38)
- ドクターは魔術の素人に何の説明もなしに魔術を使おうとしてたが、医者時代でも患者に説明もせずに手術とかしてんだろうか -- 名無しさん (2023-11-12 17:49:39)
- ↑×4 ノーマンではなくアメスパのグリーンゴブリンが来てたら救済の難易度が上がってたかもね -- 名無しさん (2023-11-20 14:57:07)
#comment
*2 『ホームカミング』でもキャプテン・アメリカを「犯罪者」と非難していた事から、元々反アベンジャーズ寄りの思想だった模様。
*3 詐欺に騙されて発明を渡し、大きな被害を出す失策を犯したのは事実
*4 途中からあれこれ注文をつけたピーターにも非はあるが、そもそもそうなった原因はストレンジが具体的な説明もせずにいきなり魔術を始めてからその効果を話し始めたのが原因であり、彼にも一応非がある。そのため、MJが発言した「そもそも原因はあなたが失敗したから」というのもあながち間違いではない。
*5 魔術を発動させるのに使う指輪。突起のないメリケンサックみたいな形状。
*6 彼の出典である『スパイダーマン』は後発作と比べるとまだ技術の進歩や予算の問題で豪快なCGアクションが使えず、結果として格闘戦の描写が非常に多いヴィランとして描かれていたため、それを本作で改めて特徴として押し出したのだと思われる。
*7 「Dr.オットー・オクタビアス」という名前は、日本名で例えるなら「タコ山タコ太郎」といったニュアンス。要するに英語圏でもフィクションでしか有り得ないような名前。
*8 ちなみにエレクトロは『アメイジング・スパイダーマン2』の劇中では、後述の通りスパイダーマンの素顔を一切知らなかったが、普通にMCUの世界にやって来ている。しかし、よく見ると劇中でグウェンがスパイダーマンに対して「ピーター…」と呟いた直後に、エレクトロが目を覚ますという描写があるので、恐らくスパイダーマンの正体がピーター・パーカーという人物である事を知ってさえいれば、素顔を知らなくてもMCUの世界に行けたのだと思われる。
*9 黒人のスパイダーマンと言えば『スパイダーマン:スパイダーバース』やゲームで主人公となったマイルズ・モラレスが有名だが、彼の叔父であるアーロン・デイヴィスが『ホームカミング』にて登場し、更に彼の口から甥の存在が語られている事から、Earth-199999にも存在していると思われる。
*10 『アメスパ』の物語が続いていた場合、シリーズの黒幕と思われる帽子の男や、彼の配下となったハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリンが属するシニスター・シックスとの戦いが描かれていたはずだが、本作のピーター3はそういったヴィラン達を必要以上に傷つけてしまったのかもしれない。ただし、「気付けば殴っていた」という日本語訳は正確ではなく、本来は「手加減が出来なくなった」というニュアンスだという意見もあり、実際にどうなったかは今のところ不明。
*11 『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したヴィラン。サイを模した巨大アーマーに身を包んだロシア人ギャング。
*12 恐らく『スパイダーマン2』の撮影時期にトビー・マグワイアが事故で腰を痛めていた事に由来すると思われる。
*13 当初はマグワイア自身もデフォーやモリーナ同様、CGで若返らせると提案されたが、マグワイア自身が「年を取って賢くなったピーターを演じたい」と願い出たことでそのままの姿で演じることになった。
*14 吹き替え版では吹き替え版『スパイダーマン2』に合わせてピーターのセリフも「反省してます」になっている。
*15 ちなみにマグワイアとモリーナは現実でも長いこと会っておらず、このシーンが久々の再会でもあった。特にモリーナの方はマグワイアに再会出来た事がとても嬉しかったとのことで、涙ぐみながら笑顔で会話するこのシーンは演技ではなくリアルに涙ぐんでいる。
*16 原作にてシニスター・シックスのオリジナルメンバーとなった孤高の狩人。初期プロットでは登場が予定されておりその名残と思われる(ただし、悪役ではなかったとのこと)。先頃彼を主人公とする映画の製作決定がアナウンスされた。
*17 ただし、西部のクイーンズではなく東部のサフォーク。
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