佐瀬みなこ

ページ名:佐瀬みなこ

登録日:2021/12/31 (金) 01:24:30
更新日:2024/06/17 Mon 13:15:01NEW!
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年上は、いや?





佐瀬みなことは、『パワプロクンポケット』及びそのリメイク作品である『パワプロクンポケット1・2』『パワプロクンポケットR』に登場するキャラクター。


【概要】

パワポケ1における彼女候補キャラクターの一人。名前はひらがな表記だが、漢字設定は美奈子とのこと。


極亜久高校の近隣のコンビニ「24」でバイトしている18歳のフリーターの女性。主人公からすれば年上ということになる。
そのため、みなことのイベント関連はコンビニのうろつきが重要となる。
近隣で暴れまわっていた元ヤンキーという設定があり、とある事件で更生して本編に至るとのこと。


容姿は青い髪の毛の色が特徴的な人物で、コンビニ店員としての制服姿がデフォ。
主人公が免許証を見てバスト90と言い出す場面があるが、これは主人公のおふざけネタ。
ただし、海でのデートで水着姿を披露した際にはみなこは自信のある態度をしており、主人公は興奮して鼻血まで出していた(血の気もかなり上昇する)ので、優れたスタイルの持ち主であることは事実のようだ。
ここから考えるに、一目でわかるレベルの巨乳なので主人公もバスト90などと言い出したのかもしれない*1


【人物】

基本的に落ち着きのない性格で、主人公と知り合うのもその気質が原因な出会い方。
主人公のことを持ち上げるようで実質下げるなど、全体的に毒のある言動をすることも多い。
牛乳を奢ると同時にパンの購入を勧めて結果として主人公にむしろ出費させるなど、商売に関してやり手な性格であることも見せる。


一方で、他者の話をよく聞いてその他者の立場で物事を考えられる人間と設定されており、公式で「いい性格」と明言されている程。
花や植物を愛する優しい気質故に実際は暴れることも好きではないらしく、ヤンキーになっていた理由も周囲への趣味の照れ隠しや両親への反発と言う意図があった模様。
周囲からの人望が厚いようだが、周りの人に頼らないどころかむしろ世話をする方が好きでもあり、公式の推測によると主人公に惚れた理由もこの気質が原因とのこと。
作中における毒舌なども照れ隠しから出てしまうようで、上述したように「いい性格」と言われると同時に「なかなか難しい女性」とも表現されてしまっている。


花が大好きで植物園にもよく出かけており、フラワーアレンジメントの勉強のためにイギリスへの留学願望を抱いている。
ペンギンも好きなようで、主人公にプレゼントするグッズは大体がペンギンがモチーフ。
留学願望からか空港も好きなようだが、作中の末路次第ではかなり皮肉な展開となる。


運転免許証を所持しているが、ドライブが一番の趣味のようで主人公をデートで連れて行ってくれる。
愛車でよく海や山へ出かけているようだが、運転自体は得意ではない模様。


彼氏に振られた際には河原で一人で泣いていたり、バレンタインでチョコを渡す際には主人公の自宅の前で今来たばかりと言いながらも実際は手をかなり冷やしていた(=長時間待っていた)ことが描写されるなど、恋愛面では結構健気な一面も見せる。
有名俳優である「ブラピ」の良さが分からないと述べた後に男については顔じゃないと語るなど、面食いで男性と関係を持つタイプではないようだ。


両親に関しては作中では言及される場面はないが、設定解説によると共働きで海外の会社にも顔が利くというなかなかの上流家庭の様子。
イギリスでフラワーアレンジメントの留学という展開も実は両親による介入なのだが、両親は結構気の強い娘の性質を考えてこの事実は内緒にしている。


【個別ルートにおける流れ】

彼氏に振られたことで河原で一人泣いている状況を主人公に目撃される。
みなこの愚痴に付き合った主人公は後日コンビニを訪れると、河原でのお礼としてみなこに食事を奢ってもらうことになる。
食事を経て主人公をいい人間だと感じたみなこは主人公をまた食事に誘おうとして彼に困惑されるが、「年上は、嫌?」という一言と共に恋人関係となる。


年齢差がありながらも主人公と仲睦まじい日々を送るみなこだったが、野球に奮闘する主人公の姿に感化されて夢を追うために留学を決意。
甲子園の最中の主人公にそのことを告白した謝罪と激励を兼ねた手紙を送るが、飛行機の出発日は甲子園決勝戦直前のギリギリのタイミングだった。
この手紙を読んだ主人公が選択する行動、決勝戦出場を選択した場合の勝敗の結果や世間評価によって結末が変化する。


◇バッドエンド

決勝の終了後、宿舎に戻った極亜久の部員達だったが、ニュースで自分達の活躍を見たがった平山がテレビを付ける。
すると飛行機の墜落事故のニュースしかやっていなかったが、主人公が何気にそのニュースの映像を見るとその飛行機はみなこの乗る便だった…。
後日、墓の前で涙ながらに嘆く主人公の姿が描かれる。


◇ビターエンド

決勝戦よりもみなこを優先した主人公は甲子園の試合出場を投げ出し、みなこの元へと駆け付けることを決意。
決勝で極亜久は敗北した後、仲間から激怒されて信頼を失った主人公はその事実を嘆くが、ようこ先生にフォローされる。


みなこを引き留めた主人公は彼女と二人で元の生活を送ることになり、飛行機に乗らなかったことで死ぬ展開を迎えなかったみなこと共に幸せな日々を送っている。
アルバムではコンビニ店長にモップを振り回されて追い出される主人公と、それを面白がりながら眺めるみなこが描かれる。
ところが、幸せなはずの主人公の心理には自身への疑問が残り、決勝戦に出場しなかったことへの未練と後悔を抱き続けることになる。


◇グッドエンド

宿舎でニュースを確認するまでの流れはバッドエンドと同じだが、みなこは何故かたまたま飛行機に乗り遅れていたことが判明。
その後に別の便でイギリスへと渡ったみなこは留学生活を送り、帰国後に主人公と二人でフラワーショップを開業することになった。
みなこの言動から察するに、主人公は手伝いという形で店舗の業務に携わっている様子。


【その後】

以降のシリーズでは再登場せず、最終作の『14』まで存在すら一切言及されていないので正史における行方は不明となっている。
1の主人公は正史では荒井紀香ルートを辿っているため、少なくとも正史彼女ではない。1の主人公がみなこと関わりを持ったのかも不明。
裏サクセスでもキャラが流用されたことはなく、所謂不遇キャラの一人となっている。


パワポケシリーズとは繋がりがない関連作である『パワポケ甲子園』では、本編前にコンビニで勤務していた人物として彼女らしき名前が出てくる。


【余談】

  • 名前の元ネタははCESA(コンピュータエンターテインメント協会)とKONAMIのアナグラム。

  • パワプロくん及びパワポケくんである主人公は、グラフィックやデザインの都合から常時ユニフォーム姿で活動していることがネタにされやすいが、みなこもグラフィックの都合から勤務以外でもコンビニの制服姿となっている。
    そういう意味ではある意味お似合いのカップルと言えるかもしれない。

  • シナリオの結末やハッピーエンドの条件などは進藤明日香と被っていることが指摘されやすい。バッドエンドのアルバムも使い回しで、特定の物への強い拘り(明日香→タコ、みなこ→ペンギン)などのキャラ属性でも類似点が見られる。
    まあ病気という明らかな死亡フラグが立っている明日香に対し、不運な事故で唐突に死亡するみなこの方が理不尽な感覚は覚えるかもしれない。

  • 初代の彼女候補の中では元祖死亡ENDの一人などなかなか濃い属性の持ち主だが、他の彼女候補の面子のキャラも濃かったことや後続のシリーズで再登場しなかったこともあって、多少影が薄い部分もあった。
    しかし、『R』の発売時にはバスト90ネタなどが再注目されるなど、以前までの影の薄さに反して再評価されることに成功した。おかげで由紀の存在感が…




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  • ビターエンドはまぁわかるけどバッドエンドの内容とそこに至る経緯が理不尽かつ唐突すぎる。決勝戦で負けたことと飛行機が墜落することと何の関係があるんや・・・ -- 名無しさん (2022-01-05 02:57:18)
  • 3年目の5月4週に好感度が一定以上で発生するイベントがないと甲子園決勝前に選択肢が出ないので注意。 -- 名無しさん (2022-01-20 06:02:57)

#comment(striction)

*1 しかし、イラストを見る限りでは膨らみは感じにくく、同作品の女性キャラクターと比較しても進藤明日香よりは小さく見える

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コメント

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