登録日：2019/08/08 (木曜日) 09:49:40
更新日：2024/04/19 Fri 10:58:11NEW!
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結城友奈は勇者である op オープニングテーマ アニソン アニメ主題歌項目 楽曲 伏線 ホシトハナ チーズケーキ森モナカ
サカラバ サア
作詞:中村彼方
作曲:岡部敬一
編曲:岡部敬一
「ホシトハナ」とは、2014年秋に放送されたTVアニメ「結城友奈は勇者である」のオープニングテーマである。本曲を収録したCDは同年の11月5日に発売された。
第1話はエンディングとして流れ、第2期の総集編「ひだまり」においてもOPとして使用された。
作曲・編曲はニーアシリーズやアイカツ！シリーズで有名な音楽制作会社MONACAの代表取締役である岡部敬一。
歌はこの作品で主役を務める声優。照井春佳、長妻樹里、内山夕実、黒沢ともよ、三森すずこの計5人で構成された声優ユニット、讃州中学勇者部が務める。
「チーズケーキ森モナカ」、「花田千代（67～87)」などの空耳が生まれていて、某笑顔動画ではOPが流れるたびにコメントとして投稿されていた。
非常に儚く優しいメロディラインだが、しかしどこか物悲し気な構成であり、
「真実」や「いかなる時も生きて」などといった不穏な歌詞、舞い「散る」花を多用した演出など…
魔法少女モノでハートフルボッコである前例があるため、当初から色々と注目を集めていた。
以下本編のネタバレに付き注意！
神威の力の顕現である「満開」を駆使することによってバーテックスとの決戦を終えた勇者部。
それぞれの日常に戻り平穏な日々が訪れると思われた矢先、第8話「神の祝福」でこのOPの真の意味が知らしめられた
それは、満開システムの裏には「散華」という隠されたシステムがあり、満開の後に散華が発動。
ランダムに身体を供物として捧げ、捧げられた供物は返ってこないという残酷な真実が讃州中学勇者たちに突き付けられた。
ああ、真実ほど人を魅了するものはないけど
ああ、真実ほど人に残酷なものもないのだろう
そう、咲き誇る花々はその裏に隠されたあまりに残酷な真実を隠していたのだ。
OPで咲いて散る花の描写は満開ゲージの蓄積具合を複線として表しており、これに気付いた視聴者間での考察が飛び交ってもいた。
そして更なる追い打ちとして9話にて今まで以上に残酷な真実が勇者部と視聴者を襲った。
勇者は決して死“ね”ない。
勇者達についている精霊は身を守ってくれるが、自殺などといった故意的な死すら拒む。
最初この件に怪しんだ東郷さんは投薬、投身、首吊り――果ては短刀による自傷に及んだが、そのすべては精霊に防がれ、この機能を御役目に縛り続けるためと推測した（いや、疑ったからといって実行に映す東郷さんェ…）
さらには、供物として身体の重要な臓器（例えば心臓）などを捧げたとしても生きていられることすら判明する。
満開と散華を繰り返した勇者は神に近い存在となり、生き神として祀られ崇め奉られる。
そしてそうなってもなお、勇者システムと精霊は勇者に戦いを強要する…
一見優しかった歌詞がまさかの全裏返りで襲い掛かってきたわけである。タカヒロェ…
なおこれが原因で一時「生きて…（死ねない）」、「生きて…（強制）」などと呪いの歌詞扱いされていた。
更なるネタバレ
その後なんやかんやあっての最終決戦を経て勇者部は健常（？）な体と日常を取り戻す。
それでもなお主人公の友奈だけは植物人間状態で意識すら戻らない状態が続くが、
親友である東郷の失いたくない＝生きて欲しいという願いが届いたのか奇跡の生還を果たし、無事「いかなる時も生きて」という歌詞を回収したのであった。
なお、2期である『勇者の章』ではもろにこのメッセージが作品の主題となっており、
困難で残酷な真実に立ち向かって生きる勇者たちに向けた、シリーズを締めくくる大きな意味を持つ言葉となった。
またシリーズスピンオフ『乃木若葉は勇者である』において、
神世紀から遠く離れた西暦の時代を生きたとある人物は、「――ただ生きてくれ」という激励の言葉と共に未来の勇者たちに希望を託しており、ゆゆゆ漫画版では意識だけが彷徨う友奈に直接このメッセージを届けている。
無限の星すらも霞むように
勇気 心に溢れ
いかなる時も生きて
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