運命(DM)

登録日：2012/11/17(土) 22:32:30
更新日：2024/04/05 Fri 13:52:13
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dm デュエル・マスターズ 呪文 ゼロ文明 エピソード2 dmr-07 運命 「戦慄」の頂 ベートーベン ジャジャジャジャーン！ 無色呪文

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デュエル・マスターズの歴史の中では、度々「マジかよ・・・」と目を疑いたくなるような名前を持つカードが世の中に送り出されることがあった。

《タイマンやろうぜ！》、《超次元ごっつぁん・ホール》、《ドンドン吸い込むナウ}》、《拘束の影メリコミ・タマタマ》etc・・・

そして今、そんなデュエル・マスターズの歴史の中でもインパクトの面ではこれまでにないような呪文が、世に放たれようとしていた。

お前の運命は、お前が決めろ。

───「戦慄」の頂 ベートーベン

《運 命》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のカード。
DMR-07「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」に収録されたゼロ文明の呪文である。

◀目次▶

◀解説▶

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運 命　R　無色　(10)

呪文

アタック・チャンス：《「戦慄」の頂 ベートーベン》（自分の《「戦慄」の頂 ベートーベン》が攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい）

カードを5枚まで引く。その後、自分の手札を3枚、相手に見ないで選ばせ、それを相手に見せる。その中から好きな枚数のドラゴンをバトルゾーンに出す。

まず引かれるのはその名前。

運　命

2文字である。

MtGを連想させるこの名前、短さでは《魂縛》と並んでデュエル・マスターズトップクラスであり、上記のトンデモネームとはまた違ったインパクトがある。

そして、その効果はどうかと言うと１０マナも納得の豪快さ。

まず山札からカードを5枚まで引く。・・・まあこちらは、既に同コストに登場時5枚まで引き5ハンデスを行えるクリーチャーがいるため今更であろう。
メインは後半の、相手に手札を3枚見ないで選ばせその中のドラゴンをコスト踏み倒しでバトルゾーンに出せる効果であろう。

相手が選ぶとはいえ、ただでさえ強力なドラゴンを一度に大量展開出来るのだから、完全に決まった時の威力は計り知れない。

また「カードを5枚まで引く」とあるが、これは0枚から5枚まで、ドロー枚数を好きに選べるという意味である。つまり呪文を唱えた時に手札に既にドラゴンを握っていれば、最初に引く枚数を0枚にすることで、それを確実に選ばせることも出来るのだ。

コストは10と大きいものの、アタック・チャンスを持つため、この呪文のコスト自体も踏み倒せる。

それではここで、この呪文のアタック・チャンス条件になっている《「戦慄」の頂 ベートーベン》とはどんなクリーチャーなのかを公開する。

「戦慄せんりつ」の頂 ベートーベン　VIC　無色　(10)

クリーチャー：キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/ゼニス　13000

T・ブレイカー

このクリーチャーを召喚によって出した時、ドラゴンまたは無色呪文を合計3枚、自分の墓地またはマナゾーンから手札に戻す。自分の山札の上から3枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、このクリーチャーをタップしてもよい。

相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。

自分のドラゴンとコマンドすべてに「エターナル・Ω」を与える。

いろいろブッ飛んでいる。

相手に直接干渉する力はないものの、墓地またはマナゾーンからドラゴンあるいはゼロ文明呪文を3枚回収、その後3マナブーストを行い、相手の攻撃を自分に引き付けるためにタップすることが出来る。

最初の効果は《運命》とシナジーを形成しているため、何らかの方法でベートーベンの召喚酔いをなくせれば、

ベートーベン召喚→ベートーベンの能力で《運命》と《運命》で出したいドラゴン2枚を回収→ベートーベンで攻撃する時に《運命》を唱える→《運命》の最初のドローを0枚または1枚にすることで、呼び出したいドラゴンを確実に相手に選ばせる

という鬼のようなコンボが可能なのだ。

また、自分のドラゴンとコマンドに「エターナル・Ω」を与える効果も強力で、インフィニティ・ドラゴンと併用すれば恐ろしいまでの除去耐性を与えることが可能である。

と、ここまでこのカードが如何に強力かを書いたが、このカードの効果を最大限に活かすにはデッキの中身の大半をドラゴンにする必要があるため、必然的に連ドラの構成にならざるを得ない。

その為既存のデッキにそのまま投入という使い方は出来ないが、その爆発力は既存のゼニスにも決して負けないため、デッキを作成する価値は十分にある。

◀余談▶

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• このカードはイラストもインパクトがある。
  攻撃するベートーベンが描かれているのだが、そのベートーベンを隠さんとするばかりに
  
  ジャジャジャジャーン
  
  という効果音がイラスト全体に描かれているのだ。
  某マンガのメメタァなどを彷彿とさせるこのイラストもまた、このカードの重要な要素のひとつと言える。

• 元ネタは当然と言えば当然だが、ベートーベンの交響曲第５番の「運命」である。
  「ジャジャジャジャーン」と、関連カードの辺りからして確信犯であろう。

追記・修正の運命は、お前が決めろ。

right(){――「戦慄」の頂　ベートーベン}

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▷ コメント欄

• サルベージしました -- 名無しさん (2019-06-02 20:13:45)
• ドロー枚数の「５枚」も第五楽章に因んでいるのだろうか -- 名無しさん (2019-06-03 09:38:29)
• エターナルΩとインフィニティドラゴンの効果は片方しか発動できないぞ -- 名無しさん (2019-06-04 09:41:19)

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