入間美兎

登録日：2017/12/02 (土) 22:47:30
更新日：2024/02/16 Fri 12:50:21
所要時間：約 5 分で読めます

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黄金の脳細胞と歴史的な美貌を誇る、あの美人過ぎる天才…

“超高校級の発明家”入間美兎さまだぞッ！

入間美兎いるまみうとは、ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期の登場人物。

CV:石田晴香

これまで数々の斬新かつ画期的な発明品を作り出した《超高校級の発明家》の肩書を持つ女子高生エンジニア。
「寝ながらキーボードを打てる便利グッズ」「寝ながらマンガを読む便利グッズ」など、便利なのかズボラなのかよくわからないグッズから、
「目薬型コンタクト」といった世の高校生の間で広く定着している実用的な商品まで、幅広く開発している。
ただし本人は実業的な商品にはそこまで興味は無く、あくまで「寝ながらシリーズ」のような自分用の発明を優先している様子。

ピンクのかかった金髪に発明家らしいゴーグル、そしてピンクのセーラー服にSM風ガーターベルトという出で立ちで、その容姿は作中でも結構な美少女に属する。
スタイルも抜群で、なんとバストサイズは99㎝と、さくらちゃんという特例を除けば『ダンガンロンパ』シリーズ一の巨乳を誇る。

…と、ここまでの説明だけを見ると大変素晴らしい人物に思える…が、本人の性格には非常に問題がある。

高圧的で自信過剰、自身の才能だけでなく容姿などについても自己評価が非常に高い。
そのため基本的に上から目線で物を言い、他人を見下すような発言を繰り返す。
（シリーズの中でも格段に優秀な才能を持った便利キャラ人物であることは確かなのだが、それでも少々目に余る。十神とはまた別のタイプ。）

加えて息を吐くようにセクハラをしまくり、ほぼ全ての会話に下ネタを挟むため、その厄介さに拍車をかけている。
これまでにも下ネタキャラなら『1』の腐川冬子、『ゼロ』の神代優兎、『2』の花村輝々らが存在したが、
彼らと比べると入間の下ネタはかなりのド直球なものが多く、殆どオブラートに包もうともしないのでキツめのワードばかり。
おまけに隙あらば発情し、さらには責められても絶頂するドM体質でもあるなど、とてもではないが始末に負えない。

初登場の段階から、才囚学園に閉じ込められた現実から逃避するべく”キメる”ための薬を倉庫で漁っており、
初対面の赤松楓を「メスブタ」、最原終一を「腐れチンポ」と罵って二人からの好感度をダダ下がりにしている辺り、その凄まじさがうかがえる。
また、他メンバーを下ネタ絡みの強烈なあだ名で呼ぶ癖がある。

＜例＞
赤松　→　バカ松、貧乏胸、イカ松
最原　→　ダサイ原、童貞原、帽子と皮を被った童貞
王馬　→　虚言癖のツルショタ

多数の一部のファンからは、彼女の過激な言動こそが今作のCEROが『2』の「C」から「D」に引き上げられた元凶要因の一つだと考えられているとか。

一方で非常に打たれ弱く、強気に出ていた相手に一喝されたり反撃されたりするとすぐに気勢が削がれ、ビビッて別人のように相手に媚びを売り始める。
初対面で最原を「その帽子もエロい目線を隠すために被ってんだろ！」と茶化すが、「どんな帽子を被ろうと僕の勝手だろ！」と怒鳴られ、一瞬でビビッてしまった。
そのうえ前述したようにドMの側面を持ち合わせているため、尚のことタチが悪い。

強気な発言をする　→　反論や反撃に遭う　→　すぐに打ちのめされる　→　それによって興奮する　という、言わば一人マッチポンプのようなもの。

発明家としての才能こそ本物なのだが、その割には学級裁判においては基本的にアホの子で、穴だらけな推理を展開してはあっさり論破されることが多い。

総合的に見れば、「調子の良い時は悪ノリして無茶苦茶するが、少しでも旗色が悪くなるとすぐ自信を失くす」という、男子小学生のようなキャラクター。
実際に公式プロフィールでは好きなものが「幼児向け番組」だったり、誕生日の11月16日が「幼稚園記念日」だったり、
子供向けキャラの「にこにこハッピーのネズミ野郎」のバッジをいつも身に着けていたりと、設定の節々からも精神性の幼さが見える。

「他人と触れ合うのが苦手な気の弱い性格を誤魔化すために、強気な態度で出たり不快な言動をすることで、あえて他人を遠ざけるタイプ」のキャラクターは古来より存在しており、肯定的な見方をすれば彼女の場合もそれに該当すると思われる。
……尤も、例えそうだとしても死者を愚弄する発言さえするように、あまりにも度が過ぎるのが欠点。エロい性格なのも恐らく本性と思われる。
当然ながら彼女に好感を持っているキャラクターはおらず、ある章では悲惨な目に遭っても同情すらしてもらえなかったこともある。
とまあこんな感じで色々と残念過ぎるキャラクターであるが、絆を深めるとなんと最原に恋心を抱いてしまう。つまり最原に告白してくる女性の1人だったりする。ちなみに「アレ」を実際に渡してくる唯一の人物。

ちなみに一人称は「オレ様」だが本当の一人称は「アタシ」。

第1章では、赤松と同時に自分の研究教室が開放されたことで発明活動が出来るようになり、
首謀者の正体を突き止める計画を立てていた赤松と最原に、図書室の隠し扉周辺に仕掛けるカメラの改造を頼まれる。

しかしそこは傲岸不遜な入間。案の定最初は素直に首を縦に振らなかったのだが、そんな彼女に対して赤松はなんと躊躇なく土下座。
最原もそれに続いたことで、逆にドン引きした入間はしぶしぶ二人の頼みを引き受けることに。
そして一晩かけて彼女が完成させたセンサー付きカメラは、第1章の事件で重要な（当初の製作目的とは別の形で）役割を担うこととなる。

事件発生後は、頭を使う代わりに発明を捜査にフル活用。
倉庫に置いてあったラジコンヘリを簡易式ドローンに改造し、犯行現場となった図書室の全体図を撮影。最原の推理を大いに助けた。

なのに学級裁判では王馬に「カメラを改造した人間ならカメラの死角がわかる」という理由で真っ先に容疑者に挙げられると、
必要以上に動揺しまくり、それによって益々疑われると「ま、待って！見逃してよ！お金！？お金が欲しいの！？」と命乞いまでし出す始末。
女子には好意的な茶柱にすら「言い訳が完全に悪党っぽくなってきましたよ！？」と呆れられる。
この後赤松によって事件発生時は食堂にいたというアリバイが保証されると、尊大キャラに元通り。立ち直りが早い。
なお、この時のノンストップ議論では「図書室に行ってない」という弁明だけでなく「カメラも作ってない」という余計な嘘まで吐いて心証を悪くしている。

【余談】

• CVを担当した石田晴香は元AKB48のメンバーで、舞台版ダンガンロンパの不二咲千尋を演じた。
  シナリオ担当の小高和剛は「過激な発言ゆえに声優の選定には本気で悩んだが、石田さんが『どんな汚れ役でもやる！』と快諾したため、
  可愛い声で下品な発言というギャップも面白そうだと思い、正式にオファーした」と語っている。

• コンセプトは「『ダンガンロンパ』史上最高にド下品」。上記の通りこれまでぼかされていた下ネタ発言をド直球でぶちまけており、
  下ネタを抜きにしても口調がかなり荒いキャラであるため、プレイヤーの中には不快に思う人も少なからずいた様子。
  「人気投票で最下位を取るようなキャラ」を目指していたと小高氏は語っているが、発売後の初人気投票では4位と比較的健闘していた。
  「好き嫌いがハッキリ分かれるキャラ」とも言える。

• 没になった立ち絵に、「顔を赤らめながらモザイクがかかった棒状のモノを持っている」ものがある。いくら何でもアウト。CEROをZにしたいのか。

• 只でさえ扱い辛いキャラだが、おまけモードである『紅鮭団』では攻略対象になるため、輪をかけて面倒臭い…というか強烈なキャラになっている。
  その過激なイベントの数々は是非ゲームをプレイして確かめてほしい。

• 超高校級の才能育成計画では、十神やセレスからはまともに相手もされず、腐川とは罵り合いになり、西園寺からは「豚女」と、澪田からは「生きる問題発言集」と呼ばれる等、その性格故に周囲からの扱いは悪く、仲が良いと言えそうなのは花村とキーボくらいである。また赤松は、彼女の相手に慣れているが故に、腐川に嫌味を言われても軽く流せるらしい。

• 『ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』では「寝たまま（or寝ながら）〇〇できる」シリーズの発明に力を入れており、蛇太郎に興味を抱かれたり、怠惰な発想と石丸に説教されたりしている。
  またピンクブタモノミを呼び出して、モノタロウは自分の息子だったと言い出して混乱させる事も…
  才能と無関係の事をやるお祭りではレストランの厨房を担当するも、面倒なので発明で何とかしようとする。

• これまでのシリーズで何らかの比喩やジョークの可能性が多分にあった「ある要素」について、完璧に確定させる発言をかましている。
  何の話かって？「親愛の証」とだけここでは記載しておく。

「ひゃっひゃっひゃ！追記・修正頼んだぞ童貞どもーっ！　…ひぃぃぃっ！な、なんだよぉ…ちょっと冗談言っただけなのにぃ…」

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▷ コメント欄

• 赤松とは共に金髪巨乳、ピンクの服、中の人が舞台版で共演と共通点が多いな -- 名無しさん (2017-12-03 00:27:26)
• 声優さんは良くやっていると思うキャラ。舞台の人って結構うまいのね -- 名無しさん (2017-12-03 01:54:13)
• 他のあだ名で夢野→つぶれたペットボトルみたいな顔、茶柱→チャバネゴキブリ、東条→メイドババア、真宮寺→ナメクジってのがあったような -- 名無しさん (2017-12-03 09:10:49)
• 神代といい「兎」は性欲強いな -- 名無しさん (2017-12-03 10:39:07)
• 3章の裁判のチャバネゴキブリ発言は本気で引いた。 -- 名無しさん (2017-12-03 13:14:54)
• 左右田の才能とビビり+西園寺の性格と口+花村のエロ要素=入間ってところか -- 名無しさん (2017-12-03 21:38:03)
• デオキシス -- 名無しさん (2017-12-04 00:54:14)
• 悪い面表に出過ぎててどうにも好きになれなかったキャラ。なんかもったいないなと思った -- 名無しさん (2017-12-04 02:42:33)
• これでも発明に関してはマジで天才なんだよな -- 名無しさん (2017-12-04 19:35:08)
• スーダンに居たら左右田と共に夫婦漫才してそう。左右田は嫌っているけれど、こいつが死んだら日向に入間の事を罵倒した後に「いくらなんでも死ぬことはなかった…」ぐらいは言ってくれそう -- 名無しさん (2017-12-04 19:56:47)
• 目に余る発言ばかりするキャラだけど、「神様神様言ってくる奴らがいなくなってせいせいした」発言は賛同せざるを得なかった -- 名無しさん (2017-12-08 18:31:06)
• この子、ガチですごすぎるせいで最後のアレが「本当か？」ってなる。プラシーボ効果だけであんなん作るとか絶対無理だろ -- 名無しさん (2017-12-08 21:06:49)
• もしキーボのカメラが当初の目的通りに使われていたら、視聴者達は毎日、入間の大便を見せられる羽目になるところだったのか… -- 名無しさん (2018-01-12 19:42:23)
• おまけモード見ても一番相性いいのキーボだろうな -- 名無しさん (2018-01-12 20:43:42)
• 3章のとあるシーンは「おい、キーボ目開けろや！」と思ったやろうな。 -- 名無しさん (2018-01-18 01:20:40)
• 声がかわいいせいでまだ腹は立たなかったな。「このフニャチン！」の可愛さは異常 -- 名無しさん (2018-02-05 20:34:45)
• 彼女を他のキャラに例えるとおそ松兄さんだな。デリカシーがないが、愛すべきバカとして人気ってとこかな？ -- 名無しさん (2018-03-15 21:04:57)
• 肉便器呼ばわりされて言った「とうとう言いやがった！便器だけにTOTO！」ってセリフで10分くらい涙が出るまで笑った -- 名無しさん (2021-10-13 17:09:38)
• こんなキャラCSで二度と出ないだろうな… -- 名無しさん (2022-11-14 21:04:24)
• 言うほど古いキャラじゃないし… 個人的には桑田みたいに襲われたけど防衛に成功してカッとなって犯人になってしまうタイプの死に方の方が絶対いい味出したと思うんだよね… -- 名無しさん (2023-02-10 00:03:04)
• 仮に犯人だったとしても冤罪ですら極度にビビりまくってたから犯人役は似合わないような気もするけど -- 名無しさん (2023-09-21 11:51:07)

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