シャリファ・ルクサーナ

登録日：2017/07/01 (土) 01:16:13
更新日：2024/02/06 Tue 13:51:51
所要時間：約 7 分で読めます

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ういんどみる ウィザーズコンプレックス エロゲー エロゲヒロイン サブヒロイン 爆乳 エロババア 褐色 元生徒会長 トラブルメーカー 魔性の女 嫉妬深い シャリファ・ルクサーナ 御苑生メイ 花属性 エロカワ美女 シャリー

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「わかったでしょう？　これが魔法大戦なの。情や甘えなんてつけ込む隙を作るだけよ」

シャリファ・ルクサーナ(Sharifa Rukhshana)とは、ういんどみるOasis制作のエロゲー、ウィザーズコンプレックスに登場するキャラクターの1人。

CV：御苑生メイ
身長：168cm
３サイズ：96(H)/58/90
国籍：マレーシア
所属：国立御久仁学園西学舎塔3年A組
　　　西学舎塔生徒会前会長、現副会長
趣味：恋バナ、猥談
特技：男性を魅了すること
苦手：氷室舞生
欠点：嫉妬深い

マレーシア出身の留学生で御久仁学園西塔の元生徒会長。愛称はシャリー。
南国出身の如何にもなアジアン系の外見であり、褐色の肌と開放的なバストが特徴的。
特に胸の方は今まで歴代トップであった魔女庭の柴門水澄すらも上回って歴代どみるヒロイントップである。
だというのにエロシーンは下着着用のままというのがもどかしいというか。

見た目からして妖艶な佇まいというか女のフェロモンがムンムンというかそんな感じなのだが、
シャリー自身も自分は誰よりも美しいという高いプライドと自負があり、積極的に女の武器を用いるタイプである。
制服や魔法衣装はやたらと開放的且つ扇情的で、頼まれもしないのに自身の肉体を見せ付けている。
が、少々飛躍しすぎというか発言の一つ一つが一々エロく、物事をすぐにエロ方面で捉えては思考を暴走させる。
しょっちゅうエロ同人みたいにだの先っちょだけだのと口走るその様はセクシーだのエロスだのを通り越して最早ネタの域。
あまりにも度が過ぎるもんだから東塔の鳴からはエロババア呼ばわりされる始末。

蒼とは作品内でも特に問題視されている入学式当日に守衛と揉めている所で遭遇。
御久仁学園の女生徒に惹かれた思春期真っ只中の坊や扱いをし色仕掛けをするも、蒼には軽くスルーされてしまうことに。
以降も蒼が学園唯一の男子ということもあって、会う度にエロネタで攻勢に出ては思考を暴走させている。

東塔の元生徒会長である氷室舞生とは過去の魔法生徒会大戦で対立し惨敗。
以来、舞生のことをライバル視しているも、舞生には実力差もあって軽くあしらわれてしまうことが殆ど。
共通ルート序盤でも同じ生徒会メンバーであるメリッサ、ターニャも一緒にいながらいいように手玉に取られてしまっていた。

後任の生徒会長としてアイリスを指名し、更には自身も副会長として生徒会のポストに再任。
現東西生徒会メンバーの中では唯一の続投ということもあってか、魔法生徒会大戦への思い入れは人一倍強くリベンジに燃えている。
周囲のメンバーが実力は確かだが小動物系と脳筋と無気力ダウナー系とクセが強すぎるいうこともあり、実質的な司令塔と纏め役を兼ねている形に。

魔女としての属性は花。
元生徒会長ということもあって優秀であることには間違いないのだが、それでも舞生含めた周囲のメンバーには才能で劣るらしく、その辺りはシャリー自身も自覚している。
ただ魔法自体はツタによる打撃、種子による遠距離攻撃、毒花を用いての搦め手等々、何かと用途範囲が広い。
加えて地力で劣る分は１年分の経験値でカバーしているので、総合的な実力は決して周囲のメンバーには劣らない。

以下、ネタバレ含む。

御久仁学園における東西対立構造の流れに飲まれてしまっている被害者であり加害者。

過去に西塔生徒の期待と責任を背負わされ敗北し、１年間敗者として辛酸を嘗め続けてきたこともあり、
メインメンバーの中では魔法生徒会大戦での勝利に対して誰よりも固執していると言える。
２回戦目終了後の蒼の能力に対する激昂や、MSC設立宣言などからもそれが窺える。

ほのかルートではその傾向が特に顕在化しており、４回戦目で桁外れのほのかの実力を見せ付けられ、
対抗できるのは同じ天才であるアイリスしかいないとし、上級生たちを使ってアイリスに必ず勝つようにと圧力をかけるほど。

最終戦では今日までに至る御久仁学園と魔法生徒会大戦での対立構造を知った蒼と激突。
蒼の能力の弱点を見切った上で今までに無い気迫で猛攻を仕掛け一進一退の攻防を展開。
その最中、蒼から「結局は自分の価値観と弱さをアイリスに押し付けているだけだ」と自身の在り方を真っ向から否定されるも、
それでも己の意志を曲げることなく、自身の魔法で巨大な大樹を作り上げて蒼にぶつける。
が、それでも蒼を倒すには至らず魔力は枯渇寸前。
「責任を背負わされているだけで、こんな戦いに意味など無いことは敗者である貴方が誰よりも知っているはず」という蒼の言葉もあり、敗北を認める。

大戦終了後はアイリスの暴走やほのかの宣言もあってか憑き物が取れたように穏やかになり、
全ては蒼の言うとおりだったとアイリスに対して謝罪を行っていた。

色々と賛否両論……というか問題の指摘が多い本作の中でも、勝利に固執するあまりに身勝手な行動を取る事が多い上に、
勘違いで理不尽な暴走をすることもあるので、批判の的になりやすいキャラクターだったりする。
(特に２回戦終了後のMSC宣言の責任をアイリスに丸投げした場面とかが顕著だろうか)

ただ、アイリスルートではそういった問題点を見せながらも、
悩むアイリスに度々助言をしたり、アイリスが思い悩んで欠席した際には他のメンバーと共にお見舞いにやってきたり、
アイリスの誕生日にサプライズパーティーを催したりと仲間思いな一面があることも強調されている。

蒼に対しても、結局は特異体質であることを理由に流されるままに御久仁学園にいることや、
自分の意志で自分の居場所を定めるべきだとアドバイスをしてみたり、
自身の後釜として副会長の座を譲った際には、周囲の反感を抑える意味で自分に唆されて西塔に動いたのだと吹聴するといった気遣いを見せたりも。
それに納得しない蒼を、東塔から西塔に来るという裏道に来た以上は正しいことをしたいという感情だけで動くだけではどうにもならないと説き伏せている。

終盤ではほのかルートと同じようにアイリスに謝罪を行い、
更に大戦終了後は校内放送でMSC宣言に関する真実の公開と全校生徒への謝罪も行っている。

総合的に見れば色々と粗が多いことも否めないだろうが、
学園の対立構造云々などの問題を除けば、根っこの部分は普通に仲間思いの良い子なのだろう。

まあ、エロネタに関する暴走についてはフォローできないんだけどな！

以下、更にネタバレ含む。

実は男を手玉に取る魔性の女みたいに振舞っておきながら、本質的にはファッションビッチで恋愛経験ゼロ。
故に攻めている間は強気だが、攻められる側に回ると途端にタジタジになってしまうというある種のお約束属性も持ち合わせている。

自身のルートでは本国にディアナという名の妹がいることも判明し、彼女に対しては良いお姉ちゃんであろうと努力している。

唐突にディアナから姉の恋愛事情に関する話題を振られてしまい、その場凌ぎの彼氏役として蒼に白羽の矢が立つことに。
その際のやり取りでまたしても思考が暴走し、人が行き交う廊下で蒼に対して「あなたの身体だけが目当てなの！」などと口走ってしまったり。

一応の了承をした蒼は形から入りたがるシャリーとの街中デートを経た上で、テレビ電話越しにディアナと対面。
その際、姉のどこに惹かれたのかと問われた際に、素のリアクションでシャリーを褒めちぎるという相変わらずのジゴロ振りを発揮。
ディアナが信じ込むその横で、シャリーも顔を真っ赤にして蒼を制止させるも、これをきっかけにシャリーも蒼に本気で惚れてしまう。

後日、蒼に対する恋愛感情が整理しきれない所為で魔法生徒会大戦で実力を発揮できなかったことも合わせ、
唐突に蒼を呼び出して自分に惚れたんだろうだの、結ばれたいなら東塔の生徒会を辞退しろだのと捲くし立てる。
そしてそんな慌てまくりな身振り手振りのシャリーを前に、蒼の方も彼女を可愛いと感じ満更でもない空気に。

で、そのまま流れでエロシーンに突入し、２人は恋仲になる。

本当の恋の味を知ったシャリーは艶やかさに益々磨きがかかり、東塔の重要人物を恋に落としたこともあってか西塔生徒から更なる注目の的になる。
教室にやってきた矢先に満面の笑みで腕に抱きついてくるシャリーを前にして、
蒼の方もまたそんな可愛さもあるシャリーに自分もゾッコンになってしまっていることを自覚しながら苦笑を浮かべるのであった。

「言えないようなことしちゃったものね、わたしたち」

「わたしに可愛いって言える男なんて、あなただけよ。どれだけわたしの心を潤わせたら気が済むの」

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*1 出典：ウィザーズコンプレックス ゲーム画面　ういんどみるOasis　有限会社アレス　2016年4月28日 ©Windmil / ARES Inc.