真名鶴一葉

登録日：2016/06/12 (日) 00:25:48
更新日：2024/01/23 Tue 13:55:17
所要時間：約 7 分で読めます

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ウィザーズコンプレックス エロゲヒロイン 剣士 風属性 武人 纏め役 ぬいぐるみ 花園めい 意外と少女趣味 オバケと虫が嫌い お裁縫 真名鶴一葉

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「ごめんなさい……現実を理解しようと努めていたの」

真名鶴一葉(Kazuha Manazuru)とは、ういんどみるOasis制作のエロゲー、ウィザーズコンプレックスに登場するヒロインの1人。

CV：花園めい
身長：165cm
３サイズ：87(E)/58/87
国籍：日本
所属：国立御久仁学園東学舎塔1年1組
　　　東学舎塔生徒会書記
趣味：裁縫
特技：剣術
苦手：オバケ、虫
欠点：寒がり

主人公の蒼がほのかと同じく学園生活初日の登校中に出会った少女。
ほのかとは違って会った当初は訝しむような視線を向けられた挙げ句に、
天然箱入り娘のほのかを庇うようにして立ち塞がりながらナンパ男呼ばわりされてしまうなど散々な扱いを受ける。
更に誤解により学園総出で追われる身になる中、怪しいと睨んでいた蒼のことを一方的に悪者扱いしたり、
そのことをほのかに吹き込んだりと色々とカオスな出会いイベントとなる。
誤解解消後は自分の落ち度を認めつつも、挙動不審だった蒼にも責任があるとし何だかギクシャクした感じに。

真名鶴の家系は古流剣術の一流派であり、その家に生まれた一葉もまた剣術を嗜む。
入学式後のホームルームでは隠したものの、趣味はお裁縫で可愛いぬいぐるみが大好きと、意外に少女趣味。そのギャップが可愛い。
また、虫やオバケが大の苦手で遭遇しただけで普段の姿からは想像もできないくらいに取り見出し腰を抜かしてしまったりも。
剣術家であり普段は凛とした佇まいを保っている自分には似合わない趣味だと気にしている一面もある。
堅物そうに見えて面倒見や人付き合いも良く、自分にも他人にも厳しくしながらも褒めるべきところきちんと褒めるなど意外ととっつきやすい性格である。

新任の生徒会長となったほのかに追従するような形で自身も東塔生徒会書記へと就任。
他のメンバーが色々と個性派揃いなこともあって実質的な纏め役。
また、西塔生徒会書記であるメリッサからはサムライガールと称されライバル視されているものの、
一葉自身にそういった感情は全く無く、会う度に軽くあしらっていることが殆ど。

己の欠点と向き合いながら常に自己研鑚を重ね、自分は未熟の身であると語ることが多いが、
蒼には逆にそんな彼女の姿があまりに自分自身を卑下しすぎているのではないかと映ることも。

魔女としての属性は風。
アイリスやほのかほどのデタラメな出力こそ持ち合わせていないものの、前者2人を凌駕する技術と魔法のコントロールを発揮。
持ち前の剣術の腕前や鋭い洞察力と冷静な性格も合わさって、間違いなく上位クラスの実力者の1人である。

以下、ネタバレ含む。

自身の個別ルートではシャリーによるMSC宣言にどうしても納得がいかず
先の宣言の撤回も含めた意見書を作成し、学園長のマリアに提出することに。
その途中、原因の大元であるシャリーとばったり出くわし挑発的な言葉を懸けられたことで一触即発の雰囲気となるも、
蒼が一葉を宥めた上でシャリーとの意見交換の場を求め、東塔生徒を取り巻く嫌悪な空気すらも抑える形で上手くその場を取り纏める。
素直に蒼の手腕を褒めると共に自分まだまだ修行が足りないと語る一葉に、蒼もまた堂々と反論できる一葉もまた確かな信念を持っていて立派だと、
何の気無しにサラリと語って一葉を赤面させたりと何だかいい雰囲気に。

一方でほのかからは一葉はすぐに自分を庇おうとして1人で先走ると不満を見せられたりもしたが、
即座に一葉が謝罪したことで仲が拗れることは無く、同時に一葉の蒼に対する確かな気持ちの変化を見抜いたりも。
一葉自身は自覚が薄く蒼に特別な感情は無いとするも、その心はざわついたままであった。

ゲームセンターでのくまのぬいぐるみを巡っての一悶着や学園に出没するという幽霊騒動なども経て(因みに両方とも原因にターニャが絡んでたり)
休日にほのかも交えて楽しく過ごしたりする中、2人を気遣ったほのかが姿を消してしまい、蒼は一葉の実家に赴くことに。
縁側に腰を下ろしながら一葉は嘗ては剣術修行が苦痛だったことや、ほのかと出会ったことで彼女を守るために今の自分がいることなどを語るも、
ほのかばかりを褒めちぎり自分のことを蔑ろにしていないかという蒼の指摘を受け、本当はほのかに依存しているのかもしれないとも言う。
そんな一葉の態度に蒼は、ほのか以上に好いている一葉にそんなことを言うのは寂しいと伝え、好きだと告白する。
が、一葉から返ってきたのは「ごめんなさい」の一言。まさかのノーである。

事の真相を知って駆け付けたほのかに、今の未熟な自分が蒼の告白を受け入れたら甘えてしまうことになり、
多くの目標を持って過ごしている今の日々に支障が生じるからとその理由を説明する。
尚も問い詰めるほのかに対して一葉はほのかを拒絶するような態度を取ってしまい、
ほのかもまた一葉に依存していたのかもしれないと気落ちしながらも、しばらく距離を置こうと静かに呟いていた。

蒼もまた失恋のショックから立ち直れきれない中、弱り目に祟り目、泣きっ面に蜂も同然に魔法生徒会大戦の3戦目がやってくる。
誰もが不安視する中特に一葉は絶不調で、普段の実力を発揮できないばかりかほのかを守ろうとして反則行為にまで手を染めてしまう。
気まずいムードが流れる中でまともに戦えるわけも無く結果は東塔生徒会の惨敗。
あまりに不甲斐ない結果に東塔生徒は愚か同メンバーである鳴からすらも不満が漏れ出し、東塔生徒会は瓦解寸前に。
そして一葉から付きつけられたのは一方的な生徒会書記を辞退するという言葉で、言うだけ言って一葉は姿を消してしまった。

後を追って空き教室で一葉を見つけた蒼は一葉に彼女の気持ちを問い質す。
ほのかと共にいることが全てだったのに先の事なんて考えられない、
自分自身の弱さを受け入れられないことに対する不安などを一通り吐き出して蒼を突き放そうとするも、
それでも蒼は一葉のことが好きで、一葉が自分を認められるように隣で支え続けると改めて告白。
その真摯な想いに触れてようやく一葉もその告白を受け入れ、生徒会には戻れないものの蒼と一緒にいたいのは本心であることを認める。

「私はずっと、あなたにこうやって触れたかった。寄りかかってみたかった」
「はっきりわかってしまったの。私はあなたのことが好きだって」

一葉の後任として新たに前生徒会長である舞生が就任する中、蒼は一葉と恋人としての再スタートを切る。
その最中、蒼の料理の腕前に感銘を受けた一葉は自分も蒼に手量を振る舞いたいとして、東雲家行きつけのレストランであるキッチンOasisへと赴く。
マスターである真士郎に頼み込み、社会勉強と称してOasisでアルバイトを始めることに。
慣れない接客業にあくせくしながらも己を律して懸命に働く一葉のことを蒼もほのかも陰ながら支えることに。
そんな彼女の姿を見て真士郎は蒼に「自分に厳しく見えて実際は逆、失敗を恐れて結果を出すことで己を肯定しようとしている」なんて伝えたりも。
真士郎の策略や蒼の手助けもあって、一葉自身も自分は失敗することに怯えて何でも完璧にこなそうと無茶をしていたのだとということに気付いた。

その後の魔法生徒会大戦は舞生の圧倒的な実力による東塔の圧勝で淡々と進んでいく中、
一葉は自己犠牲精神を貫いて大人ぶらずに自分の居たい所にいればいいと叱咤する舞生や、
3戦目の反則騒動以降すっかり嫌悪な間柄となっていたメリッサとの私闘や、
その最中で身勝手ながらも根っこの部分はどこまでも真っ直ぐな彼女の心意気に触れたこともあって、
自分がどこで何をしたいのか漸く理解し認めるに至る。

舞生との決戦を乗り越え、ほのかの密かな働きかけもあって魔法生徒会大戦最終戦の真っ最中に生徒会へと復帰。
その瞬間を心待ちにしていたメリッサとも真っ向から勝負を挑み勝利を収める。
そしてずっとすれ違い続けていたほのかと自分のお互いの素直な気持ち……
依存しているだの重荷になりたくないだのといった理屈抜きに、ただ純粋に共に側にいてほしかったという本心に気付き、
2人で協力して課題を乗り越え東塔生徒会に勝利をもたらした。

激闘を駆け抜け一段落した中、蒼と改めて恋人同士としての時間を噛み締め、背伸びせずに自分たちのペースで歩んでいこうと誓う。
夏真っ盛りの東西生徒会による親睦会の中、蒼は海岸で佇む一葉に自分たちの恋はまだ始まったばかりだと話すのであった。

「私はこの通りで融通のきかない女だけど……そ、それでも、ちゃんと女なのよ？　つまり、その……ね」

「ちゃんと嬉しいし、あなたにドキドキしてる」

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• 作成乙だけどどのキャラも文字多すぎない？ -- 名無しさん (2016-06-12 14:07:05)

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*1 出典：ウィザーズコンプレックス ゲーム画面　ういんどみるOasis　有限会社アレス　2016年4月28日 ©Windmil / ARES Inc.