登録日：2016/05/23 Mon 15:14:18
更新日：2024/01/23 Tue 13:38:42NEW!
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テラフォーマーズ フォビドゥン澁川 スピンオフ ギャグ漫画 てらほくん ヤングジャンプ アイアムアヒーロー 映○版のティン←山pとは関係ない 我操（ファック） テラフォーマーズ大好きおじさん おなかゆるゆる探偵 ゆるキャラ 学パロ 公式が末期 週刊ヤングジャンプ 漫画 集英社
悪魔×悪魔！！
＝それは意外にも愛だった……。（貴家）
てらほくんとは、『テラフォーマーズ』のゴキブリをモチーフとしたゆるキャラ、それをもとにした漫画作品である。
ことの始まりは、2013年5月にヤングジャンプ誌上で発表された、
「テラフォーマーズの読者の男女比率は、男性9割8分女性2分」
という統計結果だった。
本多博士「そんな……それでは作者達が……女子に口をきいてもらえないわけだ……！」
蛭間七星「そこでなんとか女性にも興味を持っていただくために……多少無理があっても、ゆるキャラをつくりました」
その結果生まれたのが、てらほくんである。
しかし原型がテラフォーマーであるため気色悪さはなんら損なわれておらず、八重子には「ゆるくても無理！」と切り捨てられてしまった。
その後てらほくんはグッズ化され、単行本第5巻帯の応募券を用いたプレゼント企画に使用された*1。
それ以降てらほくんグッズは作られず、本家テラフォーマーズがアニメ化や実写映画化がされ、
ファンの関心がそちらに向かっていったこともあり、徐々に人々の記憶から消えていった……。
そして2016年、漫画化。
そう、てらほくんは帰ってきた。
「小学五年生の燈とその両親の小町と奈々緒、ペットのてらほくんの生活」という平和な世界観で、
フォビドゥン澁川氏の可愛らしい作画と相まって、子供から大人まで楽しめるほのぼのとした作風に仕上がっている。
……と思っていたのか！？
フォビドゥン澁川といえば『パープル式部』や『うまるちゃん大好きおじさん』など、
カオスでナンセンスなギャグを得意としており、本作でもその作風は全く変わっていない。
ページをめくってみるとそこには、原作者達に、
「こ……こんな漫画になっちゃうんだ……」
「我々は悪魔との契約をしてしまったのかもしれない……」
と言わしめるほどのカオス空間が広がっていた。
しかし原作の印象的なワンシーンや台詞をうまく盛り込んだり、
解説の「否！」キャンセルと多用したり等、原作愛はこれでもかと伝わってくる奇怪な漫画となっている。
単行本は2016年5月19日に全1巻で発売。ミラクルジャンプに掲載された著者の別作品『おなかゆるゆる探偵』が併録されている。
後書きの色々誇張してるおまけ漫画によると、テラフォーマーズのスピンオフ企画自体は編集側に持ちかけられたものだが
「てらほくん」を題材にするアイデアは作者自身の進言だったらしい。
登場人物
●てらほくん
橋の下で燈に拾われた、火星のゴキブリみたいな生物。
好奇心旺盛で何にでも手を出すが、「公式に認められたキャラクター故に、
多方面に迷惑がかかりそうな、存在自体が許されないキャラクターと関わることを畏れる」という保守的な一面も。
隙あらば例え飼い主だろうと首を折りにいくのが珠にキズ。でも意思疎通は割とできてる様子。
アドルフさんを庇ったり、下ネタで暴走した大人連中を叱ったりと、実は作中随一の常識人でもある。
「じょうじー！」
●膝丸燈
小学五年生。
ある日てらほくんを拾う。首は折られ慣れている。
小五にして爆先生に貞操を奪われかけた。
拾った木の棒「膝丸（今名付けた）」による必殺技「疲れの太刀（今考えた）」によりてらほくんを撃退したり
メガてらほくんもカンチョーで倒すなど、戦闘能力は高いようだ。
「やったー！ これで両親の苗字が違う複雑な家庭がペットを通じてより強い絆でむすばれた「昆」となる！」
●小町小吉
燈の父。
橋の下で出会った髭面の男とは「艦長」「将軍」で呼び合う仲。
「保健所に返してらっしゃい！」
●秋田奈々緒
燈の母。
「話せばわかる」という考えのもと、てらほくんを飼うことに賛成したが、突然首を折られて考えを改めた。
読者が抱いていた誰も死なない安心感を裏切ることなく普通に生存している。
「話……通じんわ……。……な……！」
●ミッシェル
ロリ兄貴。
ある目的のために日頃から筋トレに励んでいるが、あまりにあんまりな目標のため、
燈からは「筋トレへの風評被害」「マッスル・K・デイヴス」と言われてしまった。
変態に好かれやすい。
「じゃあ投げた丸太に飛び乗って飛んでいくのは……？」
●ジョセフ
半裸の変態。ロングロングアゴー。
鼻が高すぎる父親とセクシーパブ「姉ックス一号店」の女性が、
「童貞が友達のお姉ちゃんに優しく奪われる」という設定のプレイに及んだ末に生まれた。
「父さん……そこまでやっといて……しゃくれとるやないかい！」
●アレックス
燈の友達。野球が好き。
得意球は「トランジスタストライダーICBM」と「ドメスティックブレイドストリームスライダーMK2」。
「汚物を消毒しなければぁぁぁぁぁ！」
●マルコス
燈の友達。詐欺にすぐ騙されるタイプ。よく超サイヤ人化する。
怒りで興奮し息を荒げたため、八重子の屁を大量に吸い込み死亡した。
「感染源をどうにかしないと我々は全滅だぁぁぁぁぁ！」
●シーラ
燈の友達。
「目立ったら死にそう」と心の中で確信しているため若干空気気味。
「ラハブおじさんだからセーフ！」
●八重子
燈のクラスメイト。
彼女の屁は地球を敵に回すほど臭い。
「みんな……ゴメン……！」
●蛭間
顔の情報量に定評のある野球監督。
彼にスカウトされた選手は女子アナと結婚できるらしい。副業はラーメン屋。
「一番の対策はハゲを受け入れる事。毛は失っても人間の尊厳までは失うな……！」
●凱
ミッシェルちゃん大好きなITボーイ。
U-NASA第四支局非所属中型盗撮ドローン「九頭龍」でミッシェルちゃんの部屋を盗撮しようと目論んだ。
「私の荒ぶるキノコを“治めて”やらなくては――」
●アドルフ
近所に住む子持ちの男性。
赤ちゃんが自分たちの子にしてはフィジカルに恵まれ過ぎているため嫁が不倫していると薄々感づいている。
それに関し言及などはせず子育てに励んでいるが、内心だいぶキレている様子。
「あいつは俺を非童貞にしてくれた」
●鬼塚慶次（ユーチューバー）
大物ユーチューバー。動画の目玉は乳首マインスイーパー。実は名前だけで作中に本人は登場してない。
コラボ漫画の劇場にいた鬼塚慶次か彼は不明。
●鬼塚慶次（AV男優）
汁男優。肌が黒い。
アシモフさんに色々言われた結果、チョウセンアサガオが見せた夢扱いされて消えた。
「どうも！ テラフォーマーズ原作者の貴家悠です！」
●鬼塚慶次（プロボクサー）
数ある鬼塚慶次の中でも燈が一番憧れている鬼塚慶次。
ボクシングライト級世界チャンピオン。
「過程！！」 ﾄﾞｶﾞｧｧﾝ
●ラハブおじさん
空地の横に住むおじさん。雷属性ではないのでセーフ。
ラハブによって苔の盆栽を別の物にすり替えられ憤りを露わにする。
「コラー！ このボールはどこのラハブの仕業だー！」
●アシモフ
床屋を経営してるおっさん。
歳のせいかシャワーを浴びた反射で漏らして泣いた。
「もうセックス＆バイオレンスはウンザリなのよ！！」
●映○版のティン
瞬殺された非戦闘員の怨念の集合体みたいな顔をした自称ティン。実写映画版で山Pが演じた武藤仁とは一切関係ない。
決して許されないであろう自分の存在を「ワイ、映○版やねん！」の一点で押し切ろうとする強かさと、
瀕死の重傷を負った際に回想を挿入し退場を阻止する狡猾さを併せ持つ。
実写映画版テラフォーマーズとは一切関係ない。
「そんな事よりどうや？ おっちゃんの傷の上でプラレールでも走らせへんか？ 映○版みたいに！」
実写映画版テラフォーマーズとは一切関係ない。
大事な事だから2回(ry
●劉
橋の下に住んでる汚いおじさん。酔っ払った小吉と意気投合した。特技は下ネタだが、フザケ過ぎててらほくんに粛清された。
他にも橋の下のおじさんには某イスラエル人みたいな人物がいるらしい。
「″44位”専用ギャグ（非公認）『死神転生』！！！」
●爆先生
原作に忠実な作画の小学校教師。
彼の補習は命の危険があったり、たとえ男子でも何度か慰み者にされる可能性があったりする。
コラボ漫画では映画の客席に同じ顔の人物が沢山いた。
「そんなの……挿入らないよ……。……無理だぁ、我操……」
●メガてらほくん
面倒くさいの到達点ジョセフが突如ポケットから繰り出してきたモンスター。ドットが粗い。
ポィン ジョウージジジ（電子音）
「それってセーフなヤツ？」
「コイツはメガてらほくんだ…」
「セーフかどうか聞いてんだよ」
●俺は英雄（アイ アム ア ヒーロー）
映画『アイアムアヒーロー』とのコラボ漫画に登場。同作主人公の鈴木英雄と見た目が似てるが関連は不明。
登場早々ZQNのマネをしていた映○版のティンを銃撃。
その後、突如出現した「アイ アム レ○ェンド」「アイ アム サ○」「アイアムア○アンマン」を相手に、生きていた映○版のティンと共闘する。
「ここは一時休戦して共闘だ…」「見せてやろうや…」「邦画の底力を！！」
●テラフォーマーズ大好きおじさん
単行本書下ろし『テラフォーマーズ大好きおじさん』に登場。
テラフォーマーズが大好きな課長さん。昔うまるちゃんが好きだったのは多分気のせい。
登場人物の中ではペギーちゃんがイチオシで、彼女が死なない10巻が流通してないか日々苦悩している。
「お昼の、じゅうにじ。じょ……じょうし……」
追記・修正はペットに首を折られてからお願いします。
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▷ コメント欄
- スピンオフに走り出した漫画は、末期(確信 -- 名無しさん (2016-05-23 22:37:17)
- 壊れ系スピンオフなのに原作の読み込みっぷりが物凄いという -- 名無しさん (2016-05-24 00:18:53)
- いけっメガてらほくん！ -- 名無しさん (2016-05-24 00:20:57)
- 悪魔（ゴキブリ）×悪魔（フォビドゥン） ｗｗｗ -- 名無しさん (2016-05-24 09:04:06)
- あちこちがガタガタになって落ち目の原作より面白い。アニメ化するならこっちにしろやｗ -- 名無しさん (2016-05-24 11:58:37)
- 愛殺くらいしてよ -- 名無しさん (2016-05-24 12:08:28)
- そんな事よりどうや？おっちゃんの傷の上でプラレールでも走らせへんか？映○版みたいに！ -- 名無しさん (2016-05-24 13:28:09)
- 原作レイプとリスペクトを両立させた脅威の作品 -- 名無しさん (2016-05-24 18:24:19)
- 単行本の７話(屁の回)にモグラ族の翔が居るけど連載時にも出てた? -- 名無しさん (2016-05-24 22:53:25)
- フォビドゥンにガルパンの漫画書いてほしい。すごい化学反応（＝核爆発）すると思う。そして当たり前のように登場するガルパン大好きおじさん -- 名無しさん (2016-05-24 23:25:44)
- 原作のジョセフ裏切りにゲンナリしたけど「愛で私を殺してくれいぃ」→「変なスイッチ入ってる！」のセンスに脱帽 -- 名無しさん (2016-05-24 23:46:43)
- 「めんどくさいの到達点」に吹いた。返す言葉も無いくらいに的確な表現過ぎる… -- 名無しさん (2016-05-26 00:45:06)
- 面白かったから再開して欲しいｗ１巻で終わらせるのはもったいない -- 名無しさん (2016-05-27 21:34:49)
- 映画版のティンがマジでずるい -- 名無しさん (2016-05-30 21:51:09)
- 10分でいいからアニメ化してほしい。もしくはＤＶＤのおまけに。 -- 名無しさん (2016-06-03 12:39:35)
- 将軍やゴッドリーさんがネタ枠になるのはわかる。爆くんがホモっぽくされるのもジョセフがめんどくさいのもわかる。だがなぜ鬼塚慶次は大量発生しているんだ… -- 名無しさん (2016-07-22 00:31:16)
- バグズ2号篇はともかく第2部以降は男女比6:4くらいはありそうだ -- 名無しさん (2018-03-30 12:21:33)
- てらほくんを背後から羽交い締めにして首折りながらにこやかに地球生物（かいぬし）を嘗めんなよ！！で死ぬほど笑った -- 名無しさん (2018-12-01 15:41:17)
- ↑その話だと「名字が違うという複雑な家庭の事情が（中略）絆で結ばれた昆となる!」も何気にひどい -- 名無しさん (2019-01-27 21:14:59)
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