松永・久秀(境界線上のホライゾン)

登録日：2011/11/14 Mon 00:36:26
更新日：2023/08/09 Wed 11:38:01
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川上稔作品登場人物リンク 境界線上のホライゾン p.a.oda 松永久秀 連合総長 極東の“裏切り自由” 戦国ボンバーマン 松永・久秀 松永弾正忠久秀 極東老人

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川上稔著〈GENESISシリーズ〉『境界線上のホライゾン』の登場人物。

所属:P.A.ODA
役職:紀伊半島統括兼ムラサイ諸派連合総長
戦種:不明
呼び名:松永公
特記事項:引っ掻き回し

様々な既存概念を破壊し、新たな価値を見いだした戦国時代のパイオニア、マインドリーダー“松永弾正久秀”の襲名者。
『～よう』という語尾が口癖のひょうきんな極東老人。

史実の久秀がやったどうか諸説ある“東大寺焼き討ち”“将軍:足利義輝暗殺”、戦国時代もっとも影響力がある“宗教”と“将軍”という権威の破壊を『本当にやった』上で悪びれもしない男。
相手が極東の管理者である“帝”の子供（この場合は“東宮”こと東）であろうとも、『殺せば死ぬんだろう？』と必要ならば容赦なく討ちにいくと宣言する歌舞伎者。

破壊した時にどれほど時代が動くか、ということにこだわり、対象が『最大級の価値』を持った瞬間に破壊することにより世界の流れを作っていく生粋の破壊者。
その価値を高めるためなら何も恐れずにあらゆる事に首を突っ込み、あらゆる勢力を引っ掻き回し、敵対者にすら手を貸す。

お互いの立場さえ明確に把握しているならば完全に敵とは言えなくなるが、しかし味方だと油断していると横腹に刃が突き立つことも有り得る、トリックスター気質。

このため、味方であるP.A.ODAからですら『味方かどうかハッキリしろ』と不信を買っている。
また既に一度“歴史再現”の謀叛を引き起こしており、次また謀叛を起こすと歴史再現に乗っ取り“爆死”しなければならない。

ちなみに境ホラ界における文化人のセオリーに違わず、エロゲー製作者。
サークル“談冗（じょうだん）”にて極東のエロ指南書“せいぎしなんしょ？”を執筆し、タイトルを平仮名にして略して“せいしょ？”というエロゲに作り直したところ大ヒット商品となり、その道では有名人となった。
代わりに、“聖書”と勘違いされる紛らわしい名前をエロゲーに付けたために聖連に倍掛けで睨まれ、そのことを『悪いことはするもんじゃねえぞう？』と笑み混じりに語る。

また“武蔵”の設計にも関わっており、居住区の長屋構造は、久秀が考案した多聞櫓（たもんやぐら）を原型としている。

戦闘方法
一応、それなりの術式（警備をすり抜けるようなもの）を使えるらしいが、直接戦闘力はおそらく一般人並。
専ら航空戦艦の指揮官担当。

平蜘蛛型航空戦艦“シギサン”
ヨルムンガンド級を中核に、クラーケン級八艦を連動させた戦艦。
“シギサン”とは松永の居城“信貴山城”のこと。

松永久秀が所持していた極東名茶器にして彼の死因を飾る一品“古天明平蜘蛛”と似たような形をしており、『松永がどれだけ無茶をしても、最期は平蜘蛛の爆死と共に終わる』という不吉さの象徴であることを逆手に取り、敢えて戦艦のモチーフとすることで結果として防戦能力の高い戦艦となった。
久秀自身の指揮能力に支えられた天に浮かぶ蜘蛛は、正に堅牢無比な要塞となる。

関連人物

酒井・忠次
武蔵アリアダスト教導院学長。
30年前、極東人でありながら時代に逆らい聖連にケンカを売る反骨精神が気に入ったのか、紀伊半島ルートで極東を回る酒井たちを支援した。

三好・晴海
真田教導院十勇士の三番、鬼型長寿族の僧侶。
久秀とは青春時代一緒にヒャッハーした仲だが、余りのムチャクチャさに晴海は『貴殿に関わるとろくなことが無い』と久秀を苦手としている。

源・義経
永遠のロリ、でもバry
久秀と共に酒井たち三河勢に協力したことがある。
彼女をして久秀の自由奔放振りは苦手らしく、久秀のことを『クソガキ』と呼び、やや邪険な態度を取る。

葵・トーリ
“不可能男（インポッシブル）”の字名を持つ武蔵アリアダスト教導院総長兼生徒会長。武蔵の全裸男。
トーリが久秀のエロゲー『せいしょ？』のプレイレビューを書いたことが、大ヒットのキッカケとなる。
久秀はトーリのことを『物の価値が分かる男』と評価しており、そこそこ仲がいい。

織田・信長
P.A.ODAのトップ。歴史再現を理由とした暗殺を警戒して絶賛引きこもり中。
彼（彼女？）が送った通神が、松永の“ある選択”を後押しすることになる。

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