マリア・グラウカ

登録日：2012/04/27(金) 13:05:52
更新日：2023/12/08 Fri 12:57:41
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ミルキィホームズ 病弱 妹 門脇舞以 故人 マリア・グラウカ

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マリア・グラウカとは、『小説版探偵オペラ ミルキィホームズ』と、
『探偵オペラ ミルキィホームズ1.5』の登場人物である。

CV：門脇舞以

コーデリアの二つ年下の妹であり、愛称はマリー。
コーデリアが探偵を志すきっかけになった重要なキャラクター。

1.5第三話のコーデリア曰く、名前の由来は「瞳の色が綺麗なマリーゴールドだったから」。
……ん？

生れつき体が弱い。そのためか、コーデリアはいつも彼女を心配し、溺愛している。

小林オペラの熱烈なファンである。
彼女自身高い推理力を持っているため、決して叶わぬ夢ではなかっただろう。

以下小説エピソード

ゲーム版の過去を書いたライトノベル、
「探偵オペラ ミルキィホームズ〜over ture〜」の第一話に、メインヒロインのシャロを差し置いて登場。

マリーは小林オペラにファンレターを書いていた。しかし恥ずかしくて出す事ができなかった。
それを聞いたコーデリアはマリーに約束した。この手紙を小林オペラに届け、マリーの想いを伝え、その返事を貰って帰ってくると。
それがマリーへの最高の誕生日プレゼントだった。

その日の前日、小林オペラはエノシマを舞台にして起こった怪盗事件、「百華の夜叉事件」を解決していたため、
今なら小林オペラに会えると判断したコーデリアは電車でエノシマに向かう。

しかし小林オペラが泊まっていたホテルには、
彼のファンの女性でごった返していて、とてもファンレターを渡せる状況ではなかった。

さらに小林オペラを追うファンの人波に飲み込まれ、頭を強く打ち気絶してしまう。

その後コーデリアはホテルの従業員である大平リンコという女性に介抱され、目を覚ます。

しかしもう小林オペラはどこか遠くに行ってしまい、どうやっても追い付く事はできなかった。

自分の情けなさに彼女は泣いた。
しかしリンコに慰められて何とか立ち直った。まだ誕生日には時間があると。
それまでに小林オペラの情報を掴み、なんとかして彼に手紙を届けてみせると。

その時、二人は宝物をなくしたという少女と出会った。

手がかりがほとんどなく、マリーの影響で推理力が磨かれたコーデリアでも見付からない。

そんな中、大平リンコはマリー以上の見事な推理で宝物を見付けたのだった。
帰宅したコーデリアは、大平リンコの話を聞かせたら喜ぶのではないかと思い、これらの出来事を話した。
――失敗の報告と共に。

しかしマリーは怒る事も落ち込む事もせず、コーデリアに言った。

私とお姉ちゃんが美少女姉妹探偵になって、いつか自分の手で小林オペラに手紙を渡してみせる、と。

彼女の夢は、コーデリアと二人で探偵になる事だった。

それを聞いたコーデリアは顔を赤くしながらも、
これはその時までマリーが持っているようにと、手紙をマリーに返そうとした。

しかしバッグの中にはマリーの手紙はなく、身に覚えのない手紙が入っていた……。

以下ネタバレ

見知らぬ手紙、それは小林オペラからの返事だった。

コーデリアが出会った大平リンコの正体は小林オペラだったのだ。
(小林→林小→リンコ)

その手紙を読んだマリーは、言った。

「また会えるよ。
今度は私とお姉ちゃん……二人で」

以下更なるネタバレ

あるのね……こんな偶然って……。
あなたの大好きだった名探偵が……。あの小林オペラが、私の指導をしてくれることになったのよ……。
もしかして……また、引き合わせてくれたの……。

マリー……。

――マリーは死亡していた。

憧れの小林オペラに会う事も、姉妹で探偵になる事もできなかった。
コーデリアがミルキィホームズを溺愛しているのは、ミルキィ達を死んだ妹と重ね合わせているためだったのだ。

彼女の遺志を継ぎ、立派な探偵になることを誓うコーデリア。
ゲーム中、コーデリアは推理力もさることながら、肉弾戦も担当し、
ストーンリバーを素手で吹っ飛ばしたり、アルセーヌと互角に渡り合ったりと、
ミルキィの中でもトップクラスの活躍をしている。

マリーもそんな姉をいつまでも見守ってくれているだろう……。

アニメ版？　いやあれはパラレルだから。
死者に鞭打つような事はやめなさい。

追記・修正は女装してからお願いします。

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