×-ペケ-

登録日：2011/04/12 Tue 03:08:49
更新日：2023/12/08 Fri 11:54:31
所要時間：約 4 分で読めます

---

▽タグ一覧
漫画 4コマ × 別冊少女コミック 4コママンガ シュールギャグ 新井理恵 ペケ ×-ペケ-

---

「別冊少女コミック」にて連載された新井理恵の漫画作品。
単行本は全7巻。

日常のあるあるネタと個性的なキャラクターが繰り広げるなんとも言えないシュールな展開が特徴の4コマ漫画、分類としては少女マンガとなるが中身は結構カオス、下ネタ・流血・変態が満載のある意味問題作。
特に主役となるキャラクターは決められていないが、登場回数が多いキャラには専用のタイトルがありシリーズ化されていて偶にストーリーがあったりする。
ついでにタイトルの横に作者の感想やありがたいお話が書いてある、ヒマならどうぞ。
10年以上前に連載を終了した作品だが色々な意味で魅力的。

【代表的なシリーズと登場キャラクター】

『高校落書』
一見不良に見える高校生「山本晃司」がこっそり善いことする話。
だいたい誤解されたり変態あつかいされて終わる。

◎山本晃司
パッと見は一匹狼の不良だが中身は有り得ないレベルの善人。
ただし口べたで軽いコミュ障なため誤解される悪循環。
彼の家族(変態)がメインの『ほかほか家族』もシリーズ化されている。

◎舞子
晃司に度々助けられる美幼女。
端から見てると未成年者略取。

『君の瞳は10000ボルト』
高校生カップルの「瞳」と「俊夫」がイチャイチャする話……ではなく、ドSな彼女が彼氏を追い詰める話。
オチはだいたい俊夫くんが泣いて終わる。

◎瞳
ロングヘアーが美しい俊夫の彼女。
小悪魔どころか大魔王レベルの悪女、俊夫くんを本当に彼氏として見ているか怪しい。
ぶっちゃけ人として認識していない可能性がある。
兄がいる。

◎俊夫
瞳の彼氏。
本作品の不幸担当。

『イナバ』
ウサギ人間「イナバ」くんが日常生活するお話。

◎イナバ
人間だが謎の呪いで体毛がウサギの形に生えている不思議な存在。
見た目はギャグだがかなり常識的な人物で、のんきなところはあるが偶に漢になる、体型は意外とマッシブ。
ちなみに脱毛しても半日ほどで元に戻る、中身はイケメンだった。
萌えキャラ。

◎イナバ弟
イナバくんの弟。
兄とは一味ちがう可愛いタイプのイケメン。
ただしこちらはバニーガール風に体毛が生える……
ぶっちゃけ下手な女性キャラより萌えるし可愛い。
彼がメインだとタイトルが『イナバ【弟】』となる。

◎イクラ
イナバくんの彼女。
下半身が魚……ぶっちゃけ人魚。
不良に見えるが言葉使いが荒いだけでかなり良い娘さん。
彼女がメインだとタイトルが『イナバ【彼女】』となる。
本作品の中で一番まともな恋愛をしている。
ネタバレだか魚の部分は着ぐるみ。

『岡本夢路』
女子高生「岡本夢路」が非道な妄想をするだけのお話。
気持ちは理解出来る。

◎岡本夢路
黒髪ロングの少し影のある少女。
幸せそうな人物や自分がウザイと思った人物を対象にネガティブな妄想を繰り広げる。
類似品に『岡本夢人』もある。

…なーんてね…　　　
　　　　　…フフ…

『僕の保健室へようこそ』
保健室を根城にする変態(♂)のお話。

◎保健医
イケメンだが高位の変態。
好き嫌い無くなんでもイケる変態で、例え苦手でも試してみるタイプ。
不適に笑う姿がとても似合っている。
実は動物好きで、イナバ弟をゲットしかけるが怯える姿に心(笑)をいため解放した。

『高校教諭』
教師と生徒の禁断の恋のお話。
少女マンガらしい題材だがやっぱりどっかズレている。

◎先生
少しジミだがメガネの似合うイケメン。
生徒の広瀬とこっそり付き合っているが、さりげなくバレてたりする。
彼が奥手なためなかなか一線を突破しないが興味はあるらしい。
ちなみに30歳で作中にて童貞と発言している魔法使い。

◎広瀬
教師に恋する女子高生。
明るくとても可愛らしい美少女、先生が羨ましくなるレベル。
成績はあまりよろしくないが先生のご褒美のためになら頑張れる。
この２人のラストは衝撃的だった。

追記、修正お願いします。

---

&link_up(△)メニュー
&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)

---

[#include(name=テンプレ3)]

冥殿『ラグナロク』

…なーんてね…　　　
　　　　　…フフ…

}

[#include(name=テンプレ２)]

この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]

▷ コメント欄

• ナイナイ様という神様が結構リアリティがある（探していた鉛筆や小物が「え、こんなところに」と思うところにあると特に）。あと栃木ネタがいい！特に「イジヤケル」（イライラする）という方言のネタがｗｗ -- 名無しさん (2014-12-03 10:56:33)
• ３巻の「ガラムマサラ」を買うためだけに日本中さまよいカンセキにいったり（勿論有りません）学生から追いはぎをしてしまう奥様の話が好きだった（しかも結構美人） -- 名無しさん (2014-12-03 11:00:14)
• 多分この漫画のセリフだったと思うんだけど、「何はなくとも便座カバー！」ってフレーズが未だに忘れられん -- 名無しさん (2015-07-15 16:33:36)
• 当時流行ったシュールギャグの中でも一際キレキレだった -- 名無しさん (2022-12-30 10:15:49)
• 父親の痔の薬買う女子高生が延々と説明受けながら「私が使うんじゃないつってんだろ、言ってないないけどさー！」と心の中で絶叫するのはなんか凄く理解できた。 -- 名無しさん (2023-07-29 09:36:00)
• 「父の教育」（父が息子に暴力振るう話）シリーズと言い、作者のコメントで「仲の良い親子を見ると腹立つ」とあったり、この作者は親子の絆を憎悪している気がする -- 名無しさん (2023-07-29 09:59:37)

#comment