登録日:2011/07/13(水) 09:29:28
更新日:2023/12/08 Fri 11:26:32NEW!
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ガンダム ガンダムf91 ms クロスボーン・バンガード アンナマリー ダギ・イルス アンナマリー・ブルージュ 指揮官用 偵察機←しかしデナンシリーズよりは確実に強い
でっち上げの名前をいただいて
人類の粛正などと!
ダギ・イルス(DAHGI IRIS)とは、機動戦士ガンダムF91に登場する指揮官用偵察モビルスーツである。
機体スペック
名称 | ダギ・イルス(DAHGI IRIS) |
型式番号 | XM-06 |
製造 | ブッホ・エアロダイナミックス社 |
生産形態 | 量産機 |
頭頂高 | 15.0m |
本体重量 | 9.7t |
全備重量 | 22.5t |
ジェネレータ出力 | 3,620kW |
推力 | 25,540kg×2 11,030kg×2 8,950kg×3 |
総推力 | 99,990kg |
推進機関 | アポジモーター×87 |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
解説
情報収集を目的に作られたクロスボーン・バンガードの偵察機。ブッホ製のMSでは珍しいバイザー形状のカメラを持つ(バイザー内は3眼。トサカのメインアイを足すと4眼)。
同じC.V.の偵察用MSであるエビル・Sが一般兵用であるのに対し、こちらは偵察部隊の指揮官が使用する。
系譜上はベルガ系から分化した機体で、原型の優れた戦闘能力はそのままに偵察任務向けとして再設計され、帰還する際高速で敵機を振り切るためか、ビギナ・ギナを超える程の推力を誇る*1。
後に本機の設計を素にビギナ・ギナが開発されており*2、シルエットフォーミュラのビギナ・ゼラはより近い外観である為、その意味ではビギナ・シリーズの原型機でもある。
開発順はベルガ系→ダギ・イルス→ビギナ系となり、両者の間を繋ぐ存在となる。
偵察用MSとして極めて高い性能を持ち、新型ドップラーレーダーの搭載により自機が移動中でも高精度での索敵が可能。
単純な比較でなんと通常のMSの5〜6機分に相当する領域の捜索が可能*3とされ、プラモデルの取説によればEWAC仕様のMSと同等とも言われる*4。
エビル・Sとチームを組み、部隊が収集した情報を統合・分析する能力も保有するため情報処理能力においても並のMSを凌駕する。
U.C.120年代当時は通常型MSの索敵性能はそれほど強化されていなかった*5と言われる中、破格の索敵能力と言えよう。
右腕がショット・クローになっているエビル・Sと比較してオーソドックスな構成のMSとなっているのが印象的だが、ビームライフルの射程が長いこと(後述)も含め敵との直接戦闘は配下のエビル・Sに任せつつ、その戦闘の観測・援護と広域探査を行うための仕様と見ることができる。あらゆる意味で強行偵察用の指揮官機と言えよう。
全身デザインがやたらとトゲトゲしいのは各部のフィン状突起が機体熱を逃がす為の放熱板の役割を果たしているため*6。
こうした工夫により機体表面の平均温度を低く保ち、隠密性を高めている。
武装
- 腹部3連拡散ビーム砲
戦闘用ではなく作戦領域からの早急な離脱のための眩惑・撹乱用ビームを使用するのが主目的。とはいえ攻撃用ビームの威力は高いとされる。
- ビームライフル
C.V.のMS用ライフルの中では最長の射程を誇り、機体の索敵能力の高さと合わせて狙撃任務にも対応できる。
ビギナ・ギナのビームライフルはこれの改修試作型とされる。
- シールド
電子機器への干渉防止と隠密性を重視のため、エビル・Sと同様にビームシールドではなく実体盾を採用している。
エビル・Sと違い左腕に装備する。
派生機体
- ダギ・イルス パワードウェポンタイプ
バックパック一対の大型スタビライザーをプロペラントタンクに換装、脛外側のブースターユニットを大型化し、左腕にガトリング砲を追加。
偵察用装備は外されているが、情報処理能力はそのまま火器管制に生かされている…とされるのだが、設定画では全身のカメラ・センサー類が残されており、同じ設定画を「長距離偵察型」とする画像も見受けられる。
また「ガンダムマガジン No.5」において”EWAC機として改修されており、F91と同スペックのバイオコンピュータを搭載している”といった旨の記述があるなど、情報が錯綜している部分がある。
劇中での活躍
アンナマリー・ブルージュが搭乗し、偵察任務で出撃している。後に地球連邦軍に投降し、本来濃緑色の機体の色をクリーム色に再塗装し、地球連邦軍機として出撃している。
C.V.軍の機体識別のまま出撃したため、C.V.軍パイロットの隙を衝いて攻撃、撃破している。ビルギットも機体確認し一瞬驚いた機体を隙を衝いて撃墜している。
そのままザビーネ・シャルの駆るベルガ・ギロスに挑み、相討ち覚悟の勢いで善戦するもザビーネの一言に惑わされた一瞬の隙を衝かれてコクピットに
ショットランサー基部のヘビーマシンガン一斉射零距離射撃をされ撃墜、アンナマリーも死亡する。
GジェネシリーズではEWAC機体最強ユニットの名を欲しいままにしている*7
圧倒的な運動性能と高い攻撃能力で主力にするプレイヤー達も多い
ガンプラ
旧キット(1/100スケール)で発売されたが、「F91」シリーズの共通弱点として
…等々、後の世代、取り分けHGUC以降のガンプラと比べるとさすがに見劣りするだろう。
スケールが1/100なのは、当時のバンダイには1/144スケールの15m級MSを再現する技術力がなかったため*10。
だが対策もある。
- 短足
クロボン系特有の短足は股関節を下にずらせばOK(ベルガ系には必須の改造)
- 頭
幸い頭部が大きいので丁寧に切り離せばバイザー、フェイス、バイザーガード、フェイスモールド、鶏冠、と5つに分離出来るので、造り込めば元々カッコいいダギさんが更にカッコ良くなる
- 腰アーマー
動かない前後スカートは切り取りと軸増設でカバー(スカートその物はデカいので動ける様にすればメリハリが出来ます)
- 頭部モールド
モールドその物はシャープなので尖らす方向で
手間さえかければ、カッコいいダギさんがアナタのものになります。
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- 技術的には~の部分が二箇所ある -- 名無しさん (2013-12-10 22:01:42)
- ↑修正しました -- 名無しさん (2016-07-08 21:22:52)
- ビギナ・ギナがリメイクされたしこいつも…無理かなあ… -- 名無しさん (2018-04-07 18:04:05)
- ↑ 最近のガンプラは前以上にバリエーション出せるのを優先するからビギナの一部変更で出せるんでなければ厳しいかなぁ… -- 名無しさん (2019-09-13 11:56:49)
- 実はミゲル専用ジンはコイツからシールドを流用してPV通りの姿にできる -- 名無しさん (2019-09-13 12:16:52)
#comment
*2 ビギナ・ギナの頭部センサーがゴーグルタイプなのは、本機の設計を流用しているため
*3 「MS辞典ver1.5」によれば、条件次第では距離数千km圏内を数cm単位で走査可能とのこと
*4 本機があくまで偵察型でEWAC機ではない、ということでもある
*5 ミノフスキー粒子散布がそれまでに比べて極端に減っていたとされる
*6 ただし頭部のトゲはレーダーのアンテナ。なんでも額のセンサーとこのV型アンテナだけで他のC.V.のMSの頭部センサーと同等以上の性能があるとか(1/100キット取説より)
*7 先述の通り設定上はEWAC機ではないのだが
*8 スカートが大きいためで、実際にはそれほどでもないのだが。
*9 設定画基準ならば正しい。偵察機なので、頭がデカいのはある意味リアルとも言える…かも?
*10 従来の1/144と同程度のサイズとなっている
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