登録日:2009/09/23 (水) 09:06:01
更新日:2023/11/20 Mon 13:39:34NEW!
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ライトノベル 細音啓 約束 王道ファンタジー ドラマcd ×境界○鏡界 氷結界ではない 完結 富士見ファンタジア文庫 カスカベアキラ
レーベル:富士見ファンタジア文庫
著者:細音啓
イラスト:カスカベアキラ
全13巻
【あらすじ】
『対・穢歌の庭(エデン)術式へ移行了承。――第七天音律(ソフィア・コード)を結んでください』
結界を張るよう要請された少女の頬を、透明な滴が滑り落ちる。
「シェルティス……わたしたち、本当にもう会えないの?」
幽幻種と呼ばれる存在に、人が侵される世界。巫女の祈りで守られた浮遊大陸オービエ・クレアでのみ、人は生きることができた。
結界の巫女・ユミィは、ある少年を待っている。巫女を守る護士だった、幼なじみのシェルティス。
大陸から堕ち、異端として追放された彼は、かつてユミィと約束していた――必ず君の隣に行く、と。
世界の理を体現する少女と、世界の理に拒絶された少年。
二人の想いが錯綜する、重層世界ファンタジー、開幕!
(一巻紹介より)
黄昏色の詠使いの細音啓の第二作。
所々に黄昏との繋がりが見られるが、全く異なる世界観で展開される
また次作不完全神性機関イリスとは時代の異なる同一世界観
なお、氷結界とは一切関係ない
2010年12月29日にドラマCD発売。
2014年3月に完結。
【登場人物】(キャストはドラマCD)
- シェルティス・マグナ・イール
cv.阿部敦
本作品の主人公。紫に近い鳶色の髪の少年。
若くして護士幹部にまで上り詰めたが、任務中に穢歌の庭に転落。
帰還するも、ある事情により天結宮から追放される。
- ユミィ・エル・スフレニクトール
cv.阿澄佳奈
シェルティスの幼なじみ。氷結鏡界を支える巫女。
性格、容姿どちらも文句なしだが、掃除と洗濯は壊滅的。
金銭感覚もずれている。そしてもはや異常といえる味覚の持ち主。
彼女の沁力の形は『アマリリスのつぼみ』
- イリス
cv.真堂圭
機械水晶という人工知能型端末。
高性能機械なのにやたら人間味ある女性型の性格。
ある存在を模した、かつて『機神』と呼ばれた者らしいが……。
昔は美少女アンドロイドだった。
- 春蕾(シュンレイ)・ピア・ヌクレネン
cv.巽悠衣子
黒髪に和風な法衣を纏う巫女。
小柄で幼顔、かつ内気なため、同い年のユミィより年下に見える。
- レオン・ネストリウス・オーヴァ
cv.中村悠一
春蕾の千年獅。浮遊大陸最強と謳われる大剣使い。
唯一人自分と対等に渡り合えたシェルティスが去って以来、退屈していた。
トレーニング狂。
アルマデルという名の兄がいる。
- メイメル・イン・カーネイション
cv.遠藤綾
ユミィ、春蕾の先輩巫女。
エメラルド色の長髪に長身細身の美女だが、なかなかにはっちゃけた性格。
- 爛(ラン)
cv.伊瀬茉莉也
メイメルの千年獅。短髪ボーイッシュな褐色オレっ娘。
武器を使わない直接戦闘を好む。
- モニカ・イスペラント
天結宮の護士候補生。
桜色の長髪をうなじで一つに結わえた、青みがかった灰色の双眸をした少女。
武器は二本の十字昆(ロザリオ)を使う。腕は並よりは上に位置する。
元巫女見習いである為に強力な沁力術式を使う事が出来る。
かつて巫女見習いだった頃、千年獅になろうと夜な夜な鍛練をつむシェルティスを見つけ、
そのひたむきな姿に憧れ、もし自分が巫女になったらシェルティスに千年獅になって貰いたいと思っていた。
しかしシェルティスがエデンに落ちたことによりその願いは叶わず、沁力が足らず巫女にもなれなかった。
未だにかつてのシェルティスに想いを寄せており、シェルティスがその少年だということには気づいていない。
- 華宮(カグラ)
電算開発部所属の護士候補生。『ネルの民』という亜人の少女。
典型的なネルの民で少しでも信用の置けない相手には一切心を開かないが、
一度信頼すれば全力での協力を惜しまない。また理数にも明るい。
普段は演算機に接続された機械帽を被っているが、
これにはネルの民特有の耳(所謂エルフ耳に毛が生えた、ネコ科やイタチ科の動物に似た形状)を隠す意
- エリエ
cv.日笠陽子
シェルティスの居住区での同僚。
機械イジリが趣味で、一から自動人形を作ったり、自作コンピュータで天結宮にハッキングする、
『黄金六面体』の三進数を一瞬で理解するなど、普段の言動からは想像できない天才。
- ユト
cv.金元寿子
シェルティスとエリエの妹分。空色マフラーを愛用するツインテ幼女。
- ツァリ
cv.沢城みゆき
皇姫の守護役『主天』の地位にいる女性。
シェルティスと反発するほどの沁力の持ち主。
尚、ユトと同一人物である。
- 紗砂(シャサ)・エンデンス・凛(リン)・ケール
cv.大原さやか
エリエが天結宮の中で友人となった少女。
その正体は他ならぬ皇姫サラその人。
【用語】
- 浮遊大陸(オービエ・クレア)
穢歌の庭上空一万メートルに浮かぶ大地。この世界で唯一人類が生きる場所。
常に風が吹き、それを利用した風力発電によって電気文明が発達している。
千年前より皇姫と巫女が維持する氷結鏡界によって幽幻種の侵略から守られている。
- 天結宮(ソフィア)
浮遊大陸の中央にそびえる291階建て、高さ2000メートルの白塔。
上部にいくほど重要な施設がある。
- 穢歌の庭(エデン)
浮遊大陸の下に広がる障気と黒水が充満する謎の空間。
幽幻種という人と対立する生物の棲みかでもある。
セラの庭園との関係も不明。
- 千年獅
五人の巫女各々専属の護士。
巫女は最も信頼できる護士を千年獅に任命する権利を持つ。
- 沁力
『世界に奇蹟を沁みわたらせる力』
扱い次第でさまざまな現象を起こす力であり、全ての人が潜在的に有する。
- 魔笛
沁力と対をなす、あらゆる物質を侵食、汚染する波動。
幽幻種と、人間ではシェルティスのみが有す。
- エルベルト共鳴
強い沁力と魔笛が近づくと、互いに反発し合う現象。
ようこそ、集いに堕ち、そしてアニヲタwikiへと昇り帰った者よ。
千年、追記と修正がお前を待っていた。
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