登録日:2013/04/23 Sun 20:28:49
更新日:2026/07/08 Wed 23:09:05NEW!
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jr四国 鉄道 路線 単線 幹線 佐古~徳島間は複線ぽっい単線 高速化 時速130km 赤字路線 香川県 徳島県 高徳本線 特急「うずしお」 何気に優遇 t 非電化 高徳線
画像出典:Wikimedia Commons 2600&2700うずしお.jpg (CC0ライセンス)、2026/07/08閲覧
高徳線とは、香川県の高松駅から徳島県の徳島駅を結ぶ、JR四国の鉄道路線である。
ラインカラーは●黄緑で、路線記号は T 。
目次
概要
四国の東部2大主要都市である高松と徳島を結ぶ。
そのおかげで、距離が離れ過ぎていて高速バスに負けている予讃線や土讃線といった路線を差し置いて、新型車両が最優先で導入されてきた路線である。
しかし、JR化後は上述の2路線にも力を入れるようになったため、現在は3大主要幹線の一角と言ったほうが正しい。
全線にわたって非電化、かつ単線。
それでも四国にとって本四備讃線と並ぶ重要路線であることから、かつて2006年にJR四国が国土交通省に提出した資料の中で、当路線の電化を望む旨を明記していたことがあった。
しかしその後の同様の資料では特に書かれなくなっている。下記2700系のように、気動車でも十分高速に走れる車両が現れたからだろうか?
高松〜屋島間は、一部の駅を除いて交通系ICカード「ICOCA」の使用可能エリアとなっている。
運行形態
当路線の主力は、全線を走破する特急列車「うずしお」号。
2026年春ダイヤ改正時点で下り17本・上り15本が設定されていて、日本の気動車特急としては1位タイの本数を誇る。*1
先の通り単線・非電化でありながら、高速化工事が施されているおかげで最高速度130km/hで突っ走り、高松と徳島を1時間ちょっとで連絡している。
かつては高松駅を超えて予讃線や瀬戸大橋線にも入り、岡山駅まで直通する便も存在した。この便は高松駅と宇多津駅の計2回スイッチバックを、さらにその宇多津駅では土讃線の特急「南風」と分割・併合作業を行うという、とんでもなく珍しい特徴があった。
しかし分割・併合作業の人員配置を減らすためと、岡山~高松間には既に快速マリンライナーが多数走っていることから、2025年春のダイヤ改正で惜しまれつつも廃止。該当の便は運転区間を高松駅まで短縮している。
普通列車は全線を通して運転する便の他、引田駅を境界とした区間運転の便もある。ただし引田~板野の県境区間は本数が少ない。
また徳島駅発着で鳴門線に直通したり、高徳線と牟岐線を通しで運転したりするものもある。
使用車両
非電化路線なので全て気動車である。
特急型
- 2600系
画像出典:Wikimedia Commons 2600系うずしお.jpg (CC0ライセンス)、2026/07/08閲覧
2017年から運用を開始した、空気バネ式車体傾斜の特急車両。
本来は土讃線などで振り子式車体傾斜を置き換えるべく開発されたのだが、カーブの多い土讃線では運用に難があることがわかり、2両編成×2本の試作車だけ作ってあえなく量産中止に。
最高速度も120km/hと、わずかに低い。
カーブが比較的少ないことから高徳線に正式投入され、現在は2000系に代わり特急うずしおで使用されている。
また、2025年10月からは2編成全てにアンパンマン列車のラッピングが施され、上記写真のような原色塗装は見られなくなった。
- 2700系
画像出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JRS_Series2700-2765_Uzushio-3.jpg (CC0ライセンス)、2026/07/08閲覧
上記の経緯から振り子式車体傾斜で作り直された「2600系の完全版」。
最高速度も130km/hに戻り、N2000系を追い出して高徳線特急の主力として奮闘している。
実は中間車がなく、全車両が運転台つきの先頭車。増解結を楽にするためとはいえ凄まじく割り切った仕様である。そのせいで高確率でちゃんぽん状態の編成になってる。編成美?なにそれ美味しいの?
2020年鉄道友の会ローレル賞受賞。
一般型
- キハ40系(40形・47形)
画像出典:日本の旅・鉄道見聞録(裏辺研究所) https://www.uraken.net/rail/station/jrs/line_kotoku.html (画像リンク)、2026/07/08閲覧
かつては主力だったが、1000形・1500形の導入でその座を降りつつある。
実は首都圏色のリバイバルカラーが存在する。
- 1000形・1200形
画像出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JR_Shikoku_1000.jpg (パブリックドメイン)、
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JRS_Series1200-1246.jpg (CC0ライセンス) 、両者とも2026/07/08閲覧
JR四国の一般型車両としては、最も早くに開発された形式。
1200形は1500形と併結可能な工事を実施しており、カラーリングも1500形に合わせている。
3ドア車だが真ん中の扉は両開きという変わった構造。
- 1500形
画像出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JRS_Series1500_1567-1568.jpg (CC0ライセンス)、2026/07/08閲覧
キハ58系置き換えのために導入された。
1000形と同じ3ドアだが、側面の窓が小さめ。
緑系のカラーリングで、側面には徳島名物のすだちをイメージしたロゴが入る。
新潟トランシスが製造を担当したが、2013年に投入された2両(1566・1567号機、上記画像左側)のみ近畿車輛製で、内外装が大きく異なっている。
- 3600系
2026年6月にデビューした、四国初のハイブリッド気動車。なので電動機を備えており、徳島県初の“電車”とも称される。
外観は上記1500形の近畿車輛版に近いが、ドアが全て両開きとなった。
JR四国の車両では久々の水色系統のカラーリングを採用し、これまたJR四国初となる液晶式の車内案内表示器を搭載。
今後はキハ40系列および1000形の置き換えとして大量増備が計画されている。
過去の車両
- 2000系(特急型)
画像出典:Wikimedia Commons DSCN6850 (50932763207).jpg 、作者:John Seb Barber
2021年公表、2026/07/08閲覧、CC-BY 2.0ライセンスにて利用可能
世界初の振り子式特急気動車。
当路線へは、土讃線・予讃線で活躍していた量産車からパワーアップした「N2000系」として、1998年に新製投入された。最高速度130km/h。
JR四国のエースとして「うずしお」の運用に入っていたが、2600・2700系に置き換えられ、2020年7月をもって引退。現在は全車が松山地区へ転出し、予讃線特急「宇和海」に活躍の場を移している。
- キハ185系(特急型)
画像出典:Wikimedia Commons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JR_shikoku_uzushio_No14_kasugagawa.jpg 、作者:spaceaero2
2011年公表、2026/07/08閲覧、CC-BY 3.0ライセンスにて利用可能
1988年の「うずしお」誕生直後から使われていた形式。最高速度110km/h。
N2000系登場で運用の大多数が置き換えられたが、その後も1日2往復→1往復で細々と生き残っていた。これは高松の車両基地から徳島へ、徳島線特急「剣山」や牟岐線特急「むろと」の送り込みを兼ねていたためである。
普通列車として運用に入ることもあった他、土休日の下り1本にはイベント車両「ゆうゆうアンパンマンカー」が中間に連結されていた。
2025年春ダイヤ改正で引退。余剰となった一部の車両は、後の2026年にJR九州へ売却されている。
駅一覧
- T 28 高松
予讃線・瀬戸大橋線・高松琴平電気鉄道琴平線(高松築港駅)乗り換え。
香川県の中心都市高松の中心駅で、四国地方の全県庁所在地を結ぶ特急列車が発着する駅でもある。
高徳線のホームは一番左の1~3番線。終着駅構造のせいで、徳島方面へは半円を描くように線路が敷かれている。
- T 27 昭和町
高松駅から1駅だが線路自体が大きく迂回しているせいか、市街地からは少々離れた場所に位置する。
お隣にはファミマを挟んで高松市図書館(通称・サンクリスタル)があり、また香川大学のメインキャンパスも近く、ここから自転車に乗り換えて通学する学生とその需要も大きそうだが、屋島駅までの高徳線ICOCAエリア拡大の際には対応が飛ばされた、ちょっぴり不遇なICOCA利用不可駅。
- T 26 栗林公園北口
香川県が世界に誇る栗林公園の最寄駅。
もっとも駅名でもある栗林公園の北口が裏門扱いでひっそりとしてたり、そもそも運転本数そのものが少ないのもあり、ことでんの栗林公園駅の方が利用客は多く、正門側に辿り着けるからか観光客もそちらに流れ気味。
ただし駅を出て右手に行けば栗林公園、左手に進めば香川県庁や市役所を始めとした高松市中心部にも近いので、特に徳島方面から通勤通学する人にとってはこの駅が最寄りとなっている。
- T 25 栗林
全列車が停車する駅。なんと駅前に四国初のセブン・イレブンがある!
高架化した時期が1976年と非常に古い為かエレベーターが今も設置されず、ホームにたどり着くにはビル2~3階相当の階段を上る必要がある。
特急利用者も一定数存在する割には、バリアフリー的に優しくない駅(一応エスカレーターはあるが、上り専用で駅員不在の早朝夜間の時間帯は停止)。
足腰に自信がない人は、やはり徒歩10分ほどの所にあることでん栗林公園駅を利用することも多い。
- T 24 木太町
住宅街に佇む無人駅。ICOCA導入で昭和町共々対応が飛ばされたが、こちらは利用者も少なく妥当か。
- T 23 屋島
住民の手で町おこしが行われている駅。源平合戦で有名な屋島の最寄駅。
- T 22 古高松南
宮内庁管理の平田池が道路を挟んですぐ北側にある。
八栗山の最寄駅でもあるが、公共交通手段は一切ない。
- T 21 八栗口
ことでんに八栗駅があるがそちらは遠く、六万寺駅か大町駅の方が近い。
- T 20 讃岐牟礼
高松琴平電気鉄道志度線の八栗新道駅が国道を挟んで北向かいにある。
ここまでが高松市内。
- T 19 志度
高松琴平電鉄志度線(琴電志度駅)乗り換え。特急停車駅で、さぬき市の中心駅となっている。
- T 18 オレンジタウン
全国でも珍しいカタカナ駅。2002年、駅構内の分岐器に亀が挟まり電車が止まったというユーモラス溢れる事件が起きる。
元々はJR四国が周辺の宅地開発事業に伴って設置した駅で、駅名にもなんとなくその期待が込められていたが、肝心の土地や住宅の売れ行きは……お察しください。
そうした経緯もあってか、高松発の最終普通列車は志度止まりでなく、1駅先のこの閑散とした無人駅まで運んでくれたりする。特急も一部停車。
- T 17 造田
保線車両の留置線あり。
- T 16 神前
さぬき市役所や市民病院に一番近い駅はここ。
- T 15 讃岐津田
特急が一部停車。津田の松原の最寄駅。
- T 14 鶴羽
一応、日本ドルフィンセンターに一番近い駅。
- T 13 丹生
列車交換が可能だが、ホーム幅は狭め。
- T 12 三本松
国内シェア9割を誇る日本最大の手袋生産地である東かがわ市の中心駅で全列車停車。
- T 11 讃岐白鳥
東かがわ市役所や県立病院はこちらが近く、いわば代表駅ボジションだが無人駅。特急は一部停車。
隣の三本松駅が有人駅なので駅の機能はそこで行っている。
- T 10 引田
周辺は風待ちの港や醤油醸造で栄えた旧くからの街並みが広がる。特急も大半が停車。
普通列車は大半が高松方面に折り返し、これより先は特急以外だと5.5往復に減る。
- T 09 讃岐相生
香川県最東端の駅。
- T 08 阿波大宮
ここから徳島県に入る。牛山氏の全国秘境駅ランキング115位。
- T 07 板野
全列車が停車する板野町の代表駅。普通列車はここからまた本数が増える。
国鉄時代は鍛冶屋原線が分岐していた。
- T 06 阿波川端
四国八十八ヶ所第2番札所極楽寺に一番近い駅。
- T 05 板東
四国八十八ヶ所第1番札所霊山寺の他、阿波国一宮である大麻比古神社の最寄駅で年始には特急の臨時停車がある。
- T 04 池谷
鳴門線乗り換え。一部の特急も止まる。
Y字形に分岐している為、高徳線・鳴門線共にカーブ途中にホームがあって結構狭い。
- T 03 勝瑞
藍住町唯一の駅で、一部の特急も止まる。
隣の池谷を通過する特急と鳴門線の列車の一部はこの駅で接続する。この場合、運賃の特例が設けられている。
- T 02 吉成
周辺は工場が多い。
- T 01 佐古
徳島線乗り換え。ここから徳島駅までの間、1駅だけだが線路が2本並ぶ。ただし複線ではなく単線並列。
立地といい高架化の経緯といい栗林駅と似たような立場だが、1993年完成と比較的新しかったのが幸い(?)し、ホームまでのエレベーターは完備されている。
- T 00 徳島
牟岐線乗り換え。言うまでもなく徳島県の中心地である徳島市の中心駅。終着駅。
そしてFateで稼いだ金を脱税した某UFO本社と徳島城(駅裏)の最寄駅。
2024年9月に松山駅、2025年3月に鳥取駅にそれぞれ自動改札機が導入されたことで「全国の都道府県庁所在地駅で唯一自動改札機が無い」という珍記録を持つに至ってしまった…
…が、2026年6月にようやく設置され、「自動改札機の無い都道府県庁所在地駅」の汚名をついに返上した。
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| (徳島県徳島市) | |||||
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