葉月恋

ページ名:葉月恋

登録日:2022/07/24 (日) 22:10:00
更新日:2024/06/24 Mon 13:33:10NEW!
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ラブライブ!スーパースター!! liella! 結ヶ丘女子高等学校 葉月恋 スクールアイドル 青山なぎさ 生徒会長 結構重い過去持ち 頑固 ラブライブ! 高校生 主人公より先に立った項目 本当は優しい人 シビルドン シビルドン会長




母が遺した学校を続けるためには、私が頑張るしかないのです







葉月はづきれんは『ラブライブ!スーパースター!!』の登場人物。
同作の中心となるスクールアイドルグループ『Liella!』のメンバーである。



【概要】

結ヶ丘女子高校の1年生で同校の音楽科所属。後に「Liella!」のメンバーとなる。
学校創設者の娘であり、結ヶ丘を素晴らしい学校にするために熱心な点で母に似ており、頑固になりがち。
学校付近の一軒家にメイドのサヤ、ペットのチビというと暮らしている。




【プロフィール】

誕生日:11月24日
星座:いて座
身長:163cm*1
血液型:A型
趣味:乗馬、クラシック音楽、ジャム作り
特技:ピアノ、フィギュアスケート
好きな食べ物:コンソメスープ、苺、ダージリンティー
好きな教科:生物、英語
好きな動物:
イメージカラー:ロイヤルブルー
CV:青山なぎさ
髪の色:黒
瞳の色:金無垢
好きな言葉:初心忘るべからず




【人物像】

真面目で礼儀正しい優等生。成績も優秀で体力もあり、幼い頃から習字、絵画、英会話といった数々の習い事をやってきた。
時間が空いてものんびりしないという考えの持ち主で、人との会話は苦手。お嬢様ということもありやや世間知らずの向きがある。
だが普段はしっかりしているが追い込まれると自分一人で抱え込み、そうと思い込むと極端に視野が狭くなり周りが見えなくなってしまうのが弱点。
基本的になんでもできる子なのだが、一人にしてはいけないタイプ。




【アニメでの活躍】

ティザーPVでは、PCの画面を見ているシーンと、スクールアイドルのチラシを片手に歩いてくるシーンがあることから、
もしかしたら今回は彼女からグループ結成を持ち掛けるという、無印サンシャインとは逆の展開になるのかもしれない。


……と思われたが、ふたを開けてみれば、やはり「勝手なことはしないで」「我が校にスクールアイドルはふさわしくない」と、
かのんたちのスクールアイドル活動を厳しく咎め、かのんが食いついても冷徹に切り捨てるなど、これまでの生徒会長ポジであった
結ヶ丘は新設校ゆえに生徒会も発足していないが、暫定的に恋が生徒会業務を行っており、
可可が出したスクールアイドル部設立の申請を「本校は音楽活動に関しては他校より秀でている必要がある」
「スクールアイドルとしても相応の成果を上げなければ学校の価値が下がる」として却下を言い渡す。
この勝手な言い分にはかのんも憤慨し、直接理事長と交渉。
折衷案として「地元のスクールアイドルイベントで1位を取ること」を部活設立の条件に出された。
第4話において「スクールアイドルじゃなければ応援した」と少しは態度が軟化したようだが、
それでもスクールアイドルに対して、どこか否定的な気持ちは残っているようである。


第7話では生徒会長選挙へ立候補し、立候補者が2名しかいなかったこともあり順当に当選。
普通科から音楽科への不信感がやや不安要素ではあったが、「普通科と音楽科が手を取り合い、この秋の学園祭を共に盛り上げていく」と公約を掲げることで、普通科からの信用を得ることに成功する。
だが……




改めまして、この学校の初代生徒会長に任命された葉月恋です。この名誉ある仕事につく事ができ、光栄であると同時に、身の引き締まる思いです


私は、この結ヶ丘女子を地域に根ざし、途切れる事なく続いていく学校にするために、誠心誠意努力する所存です。そのために…


そのために、最初の学園祭は、音楽科をメインに行う事と決定しました




生徒会長就任の翌日行われた全校集会で、恋は自らが掲げた公約を早々に破棄。
当然、普通科はこの裏切り行為に対し強く反発し、恋の退任を求める署名活動が行われた。
一方で音楽科は、公約違反であることは理解しなからも、自分たちを厚遇するという恋を支持し続ける。
こうして、当初から見え隠れしていた両科の対立は遂に決定的となり、学校は真っ二つに割れてしまった。




しかし恋が断固としてスクールアイドルを認めなかったのは、ラブライブ!シリーズの歴代生徒会長でも最も重い背景があった。
それは、10代にして天涯孤独同然の身にあり、現在自宅には飼い犬のチビとメイドのサヤと暮らすのみで、資金繰りも巧くいっておらず*2、早くも結ヶ丘は存続の危機に陥っているという、女子高生が背負うにはあまりにも残酷なものだった*3


恋によると、結ヶ丘女子高等学校はかつて廃校となった神宮音楽学校の生徒であった母の「同じ場所に学校を創りたい」という願いから創立されたとのこと。
父親は海外での仕事の理由に反対して家を出て行き*4、母親は学校の創設までこぎ着けたところで無理が祟って2年前に他界した*5
父親は「海外で一緒に暮らそう」と持ちかけたが、恋は「母の遺した結ヶ丘を継ぐ」という自分自身の決意のために断ったという*6
そんな事情を聞いたかのん達4人は、「普通科よりも優秀な音楽科の生徒による催しで注目を集め、入学希望者の増加に繋げたい目的があったのではないか」と、
恋が音楽科主体での学園祭を取り決めようとした経緯を推測し、彼女に対する態度を改めつつあった。




そんな中、普通科と音楽科が学園祭を巡って対立。
かのん達4人は密かに仲裁を目論むが、互いの溝は深まって激化する一方で、修復は不可能に近い状態にあった。
4人はどうしたものかと思い悩んでいたところ、部室に恋が訪れた。
恋は「あの発言で混乱を招いた事は後悔している」といい、理事長から「このまま話がまとまらなければ今年の学園祭は中止」と宣告され、
全校集会で説明することになったという。
それでも恋は「スクールアイドル活動をしないで欲しい」とかのん達に嘆願し、改めて頑なにスクールアイドルを拒否する真意を告げた。


前身の神宮音楽学校時代、恋の母親は廃校を阻止するために「学校アイドル部」を立ち上げてアイドル活動をしていたが*7、目標を果たすことはできなかった。
恋自身も結ヶ丘に入学する際、母親の遺志を継ぐべくスクールアイドル活動をするつもりでいたが、
何故か母親がスクールアイドルだった頃の記録や写真が、校内や自宅で幾ら探しても一切見つからない
このことから恋は「母はスクールアイドル活動を後悔していたのではないか」「苦々しい失敗の記憶だったから記録を処分したとしか思えない」と考え、
この学校ではスクールアイドル活動を認めたくないのだと語った*8




そして全校集会。
恋は全ての事情を話そうとするが、多数の抗議の声に何も話せなくなっていた。
そんな時、かのん達が部室の奥の木箱に仕舞われていた『神宮音楽学校アイドル部の日誌』を持って登場。
理事長の許可を得て登壇し、かのんは恋に日誌を見せながら全校生徒に向けて説明する。
そこには、

学校を廃校の危機から救うためアイドル活動で生徒を集めようとしたが、廃校が決まってしまった。
それでも私達は後悔していない。
活動を通じて学校が一つになれたから、みんなが結ばれたから、最高の学校を作り上げることができたから。
だからみんなと約束した、“結”と文字を冠した音楽で結ばれる学校を必ずもう一度作ることが自分の夢。

という母親のスクールアイドルに対する想いが記されており、当時の学友たちとの写真も貼られてあった
かつて恋がかのんに渡した2つの鍵。1つは部室の鍵だったが、もう1つの用途不明の鍵は思い出を収めた木箱を開けるためのものだったのだ。


「お母さんにとって、スクールアイドルは最高の思い出だったんだよ」


その言葉に、恋は幼少期に聴いた母親の言葉を思い出す。


恋。スクールアイドルは、お母さんの最高の思い出!」[[CV:遠藤綾>遠藤綾]]




ただ、私が忘れていただけ。
後悔しているなど一言も言っていなかった。
箱も鍵も自分の手の届く場所にあった。
母親の想いに気付いた恋の目には、涙が溢れんばかりに流れていた。



この様子に心を動かされたのか、普通科生徒と音楽科生徒は互いに力を合わせて学園祭を準備していた。かくして普通科と音楽科の蟠りは消失したのである。
そんな中、かのんが恋を「一緒にスクールアイドル始めませんか?」と誘った*9
今の今までかのん達に冷たく接してきた後ろめたさから、恋はスクールアイドルになることに戸惑いを見せていた。
しかし、かのんの説得に心を動かされ、決意を新たにする。
その瞬間、背中を後押しされるように強い風が吹いた
恋はかのんの前に歩を進め、彼女の手を取る。
こうして長らくスクールアイドル活動を否定してきた恋は、かのんたちの仲間に加わり、自身もスクールアイドルとして活動することになった。
亡き母親の託した想いを胸に……。






そして……
案の定というか、ラブライブ!シリーズの生徒会長キャラだけに、恋もまた仲間になった途端にポンコツ化する呪いから逃れることは出来なかった。

  • 第9話
    • グループ名を決める会議の際、彼女が考えていたのは「綺羅星」「絶世時空」「流麗姉妹」「円環乙女」といったもの。
      • 別の日に他のメンバーと共に朝早く部室に集まってグループ名の候補を書き出した際も「超越母神」「星雲女子」「世界一」というもの。
    • ウェブ会議の際、一人だけアイコンでしか表示されない*10
      • そもそも動画配信を認知していなかった
    • 部室で動画配信を試した際、ノートPCに映る自身への「可愛い」「美人ですね」「髪型素敵」といったコメントに照れて狼狽。
    • 5人で配信した際、「恥ずかしいからやめよっか」というかのんの態度に逆上し、頬をつねる様子がそのまま映るという放送事故を起こす

  • 第10話
    • ラップの意味を理解できず「韻を踏めば良い」という発想から「秋あかね 歌にいざよう 葉月恋 想いはいまだ 十六夜なり」という短歌を詠む*11
      • しかもラッパーキャップとゴーグルを装着しながら短冊に書くというツッコミどころ満載のシュールな絵面である。

  • 第11話
    • 部室に置かれていた開きっぱなしのノートパソコンに映っていた禁断のセカイ」なる如何わしいバナー広告を好奇心から覗いてしまう
      • それがバレて理事長に呼び出されたのかと思い込み、「生徒会長ともあろう者があんなものを……あああ…失格です停学です退学です、私の人生終わりましたぁぁ…!」と落ち込む。
        • なお理事長が呼び出した理由は、かのんと千砂都の母校の小学校からライブの誘いがあったということだった。

  • 第12話
    • 練習の終わり間際に生徒から「理事長が来て欲しいって」という伝言を貰った際に、かのんから「またパソコンで見ちゃっいけないものを?」と言われ、千砂都からは「趣味は人それぞれだから」と言われるなど、完全ないじられキャラとなる。
      • ちなみに内容は、地区予選を突破したことで「入学希望者を大幅に増やすことに成功したこと」と「恋の父親が結ヶ丘に必要な資金を援助することを申し出たこと」だった。

文武両道で多種多様な分野に秀で、礼儀正しく落ち着いた物腰で人望もあり、第2話では「弱点が無い」とまで言われていた。
しかしこれまでの態度からは想像もつかない茶目っ気のある言動を示すようになる。
やはり彼女も年頃の女の子。仲間に加われば見えてくるものがあるのだ。




【余談】

  • 不遇?

最終加入ゆえに5人組アイドルグループの弊害を最も強く受けてしまい、「幼馴染のかのちさ・犬猿コンビのクゥすみ・恋」という構図に陥りがち。
1期6話で千砂都が普通科に転科し、2期生の新規入部メンバーも全員普通科だったため、Liella!の音楽科生徒は恋のみとなる。
ついでに1人だけ神津島に行っておらず、サニパの摩央・悠奈とは劇中会話したこともない。*12
カップリング方面ではやや向かい風と言わざるを得ない。


  • 制服

1期9話以降恋は普通科の制服を着用するようになったが、これは制服が選択制になったため。
ただし当たり前に安い買い物ではないため、1期生で普通科の制服を着る音楽科は今のところ恋1人であり、音楽科の制服を着る普通科は確認できない。授業中ものすごい目立ちそうである。
入学前からそのあたりの事情がわかっている2期生以降は変わってくるかもしれない。


  • シビルドン会長?

1期2話で「弱点が無い」と言われたことから、一部の界隈ではシビルドン会長なるパワーワードが流行したようである。
……もっとも、シビルドンに弱点無し」というのは特性込みの話であり、型破り持ちには普通に弱点をつかれてしまう。
だから型破りな方はご勘弁。特にそこのモグラパキケファロサウルス


  • いじめっ子疑惑

1期6話の千砂都の過去で登場した「いじめっ子のリーダー」に対して、一部の視聴者から「恋そっくり」という疑惑が浮上したが、
第7話にて幼少期の彼女が登場したことにより、この説は完全に否定されている*13






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  • 正直に言うけどラブライブキャラで唯一未だに好きになれない。私怨で学校荒らしてる辺りこの子が一番廃校を後押ししたレベルの大戦犯だよ -- 名無しさん (2022-07-24 22:27:08)
  • スクスタ版シラミに比べればまだマシ -- 名無しさん (2022-07-24 22:59:37)
  • ↑2 やってることは実質スクスタの栞子と同じだよ…。あっちはゲーム媒体だったからアニメでフォロー出来たけど -- 名無しさん (2022-07-25 00:41:13)
  • 分割項目は提案から1週間ルールでは。内容の他にも注意書き等なしにそのまま作成してコメントが荒れないかということも意見を募れたはずですし、現にコメントの雲行き怪しくなってますし尚更ちゃんと意見を募って協議の上で作成するべきだったんじゃないでしょうか -- 名無しさん (2022-07-25 02:26:44)
  • アニメ1期から思ってたけど、後からあんなに大きくなったとはいえ、とてもあの飼い犬の『チビ』という名前と実際の大きさが噛み合ってない…。 -- 名無しさん (2022-07-25 12:40:18)
  • 過程はどうあれ背負ったものが大き過ぎるから非難などできん。15歳だぞ?なあ、なんか間違っちゃいねえか? -- 名無しさん (2022-07-25 12:45:55)
  • Liellaのミニユニットが実現したら、かのん・千砂都・きな子、すみれ・可可・夏美、恋・メイ・四季の3人編成のユニットになりそう -- 名無しさん (2022-07-25 21:16:02)
  • 髪型シビルドンさん -- 名無しさん (2022-07-27 23:28:20)
  • 「お母さんがスクドル活動後悔してようがあなたが私らの邪魔する理由にはならないでしょ」が正論過ぎる。モブ生徒も一番結果出してるのはアイドル部って発言してるし -- 名無しさん (2022-07-29 22:59:45)
  • 煽りと愚痴を削除。 -- 名無しさん (2022-08-01 19:50:02)
  • もう殆どの人は心配そうにliellaの練習見てたりクーカーのライブ見に来てた恋ちゃんの描写のこと忘れてるんじゃないか -- 名無しさん (2022-08-07 05:00:21)
  • ↑2新設校でスクールアイドル部作っちゃいけない理由としてはやっぱり弱いし、お母さまが後悔してるからあなた達にもしてほしくないんですも理屈になってない。というか生徒が不安に〜は8話冒頭で葉月邸を出た時の「設立の経緯や学校の運営が思わしくない云々のことは一般生徒に喋らないでほしい」から続く台詞だし -- 名無しさん (2022-08-13 21:13:12)
  • 愚痴コメントを削除 -- 名無しさん (2022-08-14 21:34:53)
  • 今回の話で、まさかのゲーマー覚醒フラグ立ったかしら? -- 名無しさん (2022-08-14 22:19:06)
  • ↑3単に学校の経営状態を隠したいだけなら、恋がかのん達を心配する描写を何度も入れる必要なくない? だから「お母様が」じゃなくて「かのんたちも」後悔するからやめて欲しいが恋の考えでしょう -- 名無しさん (2022-08-19 05:43:42)
  • 結ヶ丘の生徒会がおよそ一年半恋の一人体制で回してたって怖すぎるでしょ。リエラも理事長もその他生徒も学校に無関心すぎる -- 名無しさん (2022-09-01 05:48:01)
  • 堅物系生徒会長からゲーマー系生徒会長に転身した。 -- 名無しさん (2024-05-20 19:15:43)

#comment(striction)

*1 この身長は1年生で過去トップだった西木野真姫の161cmを抜く。
*2 この時点で翌月にはサヤの給料も払えなくなるほど枯渇していた模様
*3 要するに恋は「結ヶ丘のオーナーを兼任する生徒」という立場である。一応サンシャインに理事長を兼任していた小原鞠莉がいるが、恋の苦労は彼女を上回っていると言って差し支えない
*4 離婚したかは不明
*5 家族に故人がいるのはシリーズ初
*6 実は初期の挨拶に「母の遺した学校」という発言があり、母親が既に故人であることが示唆されていたが、後のメディアミックスではそれを伏せるためか「母の作った学校」に変更されている
*7 当時は「スクールアイドル」という言葉がなかった。
*8 ただし、すみれはこの回答に対して「少なくとも私らには何にも関係ない」とばっさり切っている。「相応の実績が~」「集客効果が~」といった反対理由は全て建前であり、実質「私が嫌だからしないでほしい」という個人的な好き嫌いで妨害を受けていたのだからさもありなん。
*9 この時「葉月さん」呼びから「恋ちゃん」呼びに変わっている。
*10 ただし会議そのものには支障なく参加できており、アイコンをデフォルトから大好きな苺に切り替える程度のことはできているので、あえてカメラをオフにしている可能性がある。
*11 この時「16歳である自分と『十六夜』をかけた」と語っており、第10話が少なくとも11月24日以降であることが発覚した。
*12 2期7話で連絡先を登録していることがわかるので、見えないところで交流はあったと思われる
*13 そもそもCVが完全に別人な上に、アニメ以外の媒体の自己紹介で「幼い頃は自宅にばかりいて、友達はほとんど居なかった」と発言している。

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