中央線快速

ページ名:中央線快速

登録日:2012/4/21(日) 23:41:59
更新日:2023/08/12 Sat 18:56:37NEW!
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ヨドバシカメラ 鉄道 jr東日本 路線 オレンジ 電車でgo! 東京都 山梨県 中央本線 中央快速線 遅延に定評のある路線 自殺の名所 東京〜高尾(時々大月) 成田エクスプレス



中央線快速とは東京から高尾を繋ぐ中央本線の愛称である。
ラインカラーはオレンジで、路線記号はJC女子中学生とか言わない
全線の概要、高尾以西及びJR東海が管轄する区間については「中央本線」を参照。




概要

東京から新宿駅を経由し、多摩方面を結ぶ首都圏の主力路線の一つ。
各駅停車の区間は総武線に直通することから中央・総武緩行線と呼ばれているが、東京で中央線と言えばこの路線を指すことがほとんど。
ほぼ直線で線路が敷設されているため線形はよいが、列車本数が非常に多く並行ダイヤを組まざるを得ないため最高速度は低い。
混雑率は首都圏屈指ながら、中野・高円寺・荻窪など独自の文化を発達させた町が多いのが特徴で住みたい路線の常連になっているほか、沿線を特集した出版物も多数発行されている。


京王電鉄京王線高尾線)と激しい競合関係にあり、始発の早さ・終電の遅さはほぼ互角だが、新宿から八王子間の運賃、日中の所要時間が京王線の方が優位にある。
しかし、朝ラッシュ時の所要時間、6ヶ月定期は中央線のほうが優位である。


近年はどこの路線でもそうだが人身事故などにより、遅延が発生することもしばしば。


現在グリーン車の連結サービスの準備が始まっており、E233系の改造やホームの改修工事を実施している。尤も工期の遅れや情勢の変化などからサービス開始は伸びに伸び、2024年以降となる予定。



車両

普通列車

快速線用車両は豊田車両センター(八トタ)所属。


  • E233系0番台

2006年に登場した主力車両で、10両固定編成と4+6両分割編成がある。
中央本線大月駅、さらには富士急行河口湖駅まで入線することがある。
早朝・深夜には各駅停車にも使用される。
2016年度に6両編成1本が8500番台に改造されて、南武線の中原電車区に転属している。
前述のグリーン車連結対応としてモハE233-200には、2018年度から車いす対応トイレの設置工事が開始されている。


  • 209系1000番台

元々は常磐緩行線用の車両だったが、E233系導入に伴い同線から引退し、グリーン車組み込み工事で不足する予備車を補うため松戸車両センターから転属。
転属の際に帯色がオレンジに変更されているが、半自動ボタンは取り付けられていない。
そのため、運用も限定されていて基本的には東京~高尾間のみだが、ダイヤ乱れの際は青梅線や高尾以西に直通する場合もある。


  • 209系500番台/E231系0番台

いずれも京葉車両センター(千ケヨ)所属で、「むさしの号」で武蔵野線から国立経由で八王子駅まで入線する。8両編成。


  • 211系

長野総合車両センター(長ナノ)所属で、115系置き換え用として幕張車両センターと高崎車両センターから転入。
立川以西で使用され、豊田/八王子~松本間の長距離列車が存在する。


特急形車両

  • E353系

「あずさ」「かいじ」「富士回遊」に使用される中央線特急のエース。
2015年に量産先行車が落成。2017年末から量産車が登場した。
E351系およびE257系を一挙に置き換えるため、213両が導入された。
基本9両編成と付属3両編成から成り、12両編成で運用されている。
空気ばね式車体傾斜方式だが、E351系と同等の走行性能を実現している。


  • E257系(500・5000・5500番台)

ホリデー快速や特急「富士回遊」を中心に使用される。
かつては0番台が「あずさ」「かいじ」「中央ライナー」「青梅ライナー」を担当していた。
0番台は基本9両編成と、付属編成2両を連結した11両編成が存在していた。
なお、付属編成の貫通側(基本編成との連結面)は簡易運転台となっているため、付属編成のみでの営業運転は出来ず、E353系置き換え後は全車廃車となった。


  • E259系

特急「成田エクスプレス」を担当。


  • 253系1000番台

臨時列車で特急「はちおうじ日光号」、「むさしのかいじ」を担当。
0番台6両編成が改造されたが、塗装が改造前とだいぶ変わった。


過去の車両

新性能電車のパイオニアにして中央線の顔。
オレンジ色は当時の設計担当者の夫人が編んでいたセーターの色がヒントになったという。
一部の車両は京王線との対抗のため、冷房装置を試験的に改造搭載していた。
1985年に引退。


101系のイメージが強い同線だが、冷房化の関係で地味に103系も投入されていた。
1983年に全車撤退。101系より先に運用離脱したのは冷房装置の関係で南武線と中央・総武緩行線に転属するためだと言われている。


  • 115系

かつては新宿発の夜行普通列車や遜色急行にも使用されていた中央線もう一つの顔。
豊田車両センター所属編成はスカ色で、「山スカ」の愛称があった。
長野総合車両センターは新長野色を纏い、それが東京近郊に現れる姿は一種の違和感。
211系の転入により置き換えられた。


  • 201系

中央線快速の顔と言えばこの車両。電機子チョッパ制御にブラックフェイスの前面、座席区分を分けたシートと様々な新機軸を採用した元祖省エネ国電。
90年代以降は電動式ヘッドマークやスカートをつけた厳つい姿に変わった。
2010年に全車引退。現在はクハ201-1が車籍を残したまま豊田車両センターに留置されている。


  • 205系

「むさしの号」で武蔵野線から国立経由で八王子駅まで入線し、8両編成でVVVF搭載の5000番台とメルヘン顔の0番台が担当していた。209系・E231系に置き換えられ、2020年に全車引退。


  • 215系

ホリデー快速「ビューやまなし」を担当しており、同形式では数少ない休日・昼間に使用される運用だった。
2020年に引退。


  • 183系/189系

かつては「あずさ」、E257系置き換え後はホリデー快速を中心に使われていたが、2018年3月17日ダイヤ改正にて全車運用を離脱。
同年4月の長野までの臨時列車を最後に運転を終えた。


  • 253系0番台

特急「成田エクスプレス」で使用されていた車両。


  • E351系

「スーパーあずさ」専用車両。JR東日本では唯一の振り子式車両である。
E353系に置き換えられて全車両が引退。振り子の扱いが難しかったのか転用されずに廃車になり、全車解体となった。


種別

  • 通勤特快

平日上りのみ運行。
途中停車駅は高尾以西の各駅・八王子・立川・国分寺・新宿・四ツ谷・御茶ノ水・神田で、特急・ライナーを除くと停車駅が一番少ない。
青梅線始発の場合は、立川まで各駅に停車する。
しかし本数の多い朝ラッシュに走るため、停車駅の割には所要時間がかかる。というか昼間の快速より遅い。
特に国分寺→新宿は約30分間すし詰め状態の上、三鷹から隣を走る緩行線の各停に追い越される始末。
痛勤特壊とでも呼ぶべきか?
乗るなら相当の覚悟をした方がいい。特にお腹が弱い人...
ただ最近ではトイレ付き車両が増えつつあるので怖い人はその車両を選ぼう。


  • 中央特快/青梅特快

中央線主力の速達列車。
平日上り朝ラッシュ・下り夕方ラッシュ以外、どの時間帯でも走る。
途中停車駅は神田・御茶ノ水・四ツ谷・新宿・中野・三鷹・国分寺・立川から先の各駅。
中央特快は主に東京から高尾までの運行だが、一部は山梨県の大月や富士急行線河口湖まで直通する。
河口湖は富士山の麓なので、実は意外と長い距離を走る列車。
青梅特快は立川から青梅線に入る。青梅線内は各駅停車。


  • 通勤快速

平日下り夕方ラッシュのみ運行。
停車駅は中央特快・青梅特快の停車駅に加え、荻窪と吉祥寺にも停車する。
上記の特快の代わりに運転されるため、高尾行きだけでなく青梅線や富士急行の河口湖まで直通する列車もある。 


  • 快速

中央快速線の基本種別。
途中停車駅は神田・御茶ノ水・四ツ谷・新宿・中野・(高円寺)・(阿佐ヶ谷)・荻窪・(西荻窪)・吉祥寺から各駅。
()内の3駅は、土休日は通過するので注意。元々はこの3駅は通年通過予定だったが、色々あってこういう状況になっている。このためか、大半の中央線ユーザーからは目の敵にされているとかなんとか…
下り列車は中野(平日)/吉祥寺(土休日)から先は各駅停車と案内されることがほとんどである。
行き先は豊富で、下りは中央線内だけでも三鷹(土休日のみ)・武蔵小金井・国分寺(土休日のみ)・立川・豊田・八王子・高尾・大月の7つ。
それ以外に青梅線河辺行(土休日のみ)・青梅行、五日市線武蔵五日市行、八高線箱根ケ崎行(平日のみ)・高麗川行(立川─拝島間青梅線経由)がある。
かつては富士急行線河口湖行があった(これで東京から河口湖まで行く人がいたのだろうか)。
上りはほぼ東京行きで中には奥多摩始発東京行きなんてのもある。終電頃には三鷹・武蔵小金井行きが存在する他、土休日朝のみホリデー快速の送り込み用の新宿行きが設定されている。



  • 各駅停車

中央緩行線を走る種別。
黄色ラインの車両が走り、三鷹または中野から御茶ノ水以東は総武線に直通して運行されている。
また、中野~三鷹間は東京メトロ東西線直通の水色ラインの車両も走る。
各駅停車というが、平日朝ラッシュ時は快速よりも早かったり早くなかったり。
工事の際は日中もオレンジの車両も全部コレになり、黄LEDの種別表示(各駅停車)と「青梅」や「大月」等のわりと珍しい組み合わせを東京等で頻繁に見られる。
かつては早朝・深夜のみ普段は快速線を走るオレンジラインの車両も緩行線を走っていた。この時間帯の下りは日中見られない三鷹以西の行き先が殆どだった。また朝・夜には武蔵小金井・国分寺・立川発着の総武線直通列車も一部存在した。



  • むさしの号

八王子から武蔵野線経由で大宮まで走る、快速むさしの号に代わる形で登場した。
かつては「こまちリレー」、「新幹線リレー」という名前の時期もあった。
西国分寺手前から連絡線を通って武蔵野線へ直通する。
配線の関係上、武蔵野線接続駅の西国分寺は経由しない。
一応、普通列車扱いなので中央線内では国立~八王子間の各駅に停車。
2014年3月のダイヤ改正前も普通列車扱いではあったが、当時の途中停車駅は立川のみ。
国立はともかく中央特快の停車する日野・豊田も通過していた。
車両は武蔵野線の8両編成。


  • ホリデー快速おくたま・あきがわ

新宿〜奥多摩の「おくたま」号、新宿〜武蔵五日市の「あきがわ」号が併結して土休日等にE233系を用いて運行。
停車駅は中央線内は青梅特快と同じだが、青梅線内は西立川駅、拝島駅、福生駅、青梅駅、御嶽駅、奥多摩駅のみ停車する。特急停車駅の河辺駅を通過するのが特徴。
五日市線内は各駅停車となる。



運行終了した種別

  • 中央ライナー・青梅ライナー

指定席券を購入することで乗車可能。
初期は乗車整理券でグリーン車に乗れたが、後にグリーン料金を払う必要が出てきた。


  • ホリデー快速富士山・快速富士山・快速山梨富士

新宿〜河口湖をE257系を用いて金・土休日等に運行される。
停車駅は新宿・立川・八王子・高尾・(相模湖)・上野原・(四方津)・大月・都留市・都留文科大学前・三つ峠・富士山・富士急ハイランド・河口湖
()はホリデー快速のみ停車。
現在は特急「富士回遊」に置き換わっている。


  • ホリデー快速ビューやまなし

新宿〜小淵沢を215系を用いて冬季以外の土休日に運行されていた。215系の引退に伴い、2020年11月29日以降設定が無くなっている。
停車駅は新宿・三鷹・立川・八王子・高尾・相模湖・大月・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉・甲府・韮崎・小淵沢


停車駅一覧

下位種別(普通列車)









駅番号駅名各駅停車

















ホリデー快速





西
















JC01東京
JC02神田
JC03









駅番号御茶ノ水
JB18
JB17水道橋
JB16飯田橋
JB15市ケ谷
JC04JB14四ツ谷
JB13信濃町
JB12千駄ケ谷
JB11代々木
JC05JB10新宿
JB09大久保
JB08東中野
JC06JB07中野
JC07JB06高円寺
JC08JB05阿佐ケ谷
JC09JB04荻窪
JC10JB03西荻窪
JC11JB02吉祥寺
JC12JB01三鷹
JC13武蔵境
JC14東小金井
JC15武蔵小金井
JC16国分寺
JC17西国分寺
JC18国立
JC19立川
JC20日野
JC21豊田
JC22八王子
JC23西八王子
JC24高尾
JC25相模湖
JC26藤野
JC27上野原
JC28四方津
JC29梁川
JC30鳥沢
JC31猿橋
JC32大月

上位種別(有料優等)

種別備考中央本線(大月~東京)












西








西
















西













宿





















特急おうめ青梅線直通 青梅⇔東京
特急はちおうじ中央線






はまかいじ横浜線篠ノ井線直通
横浜⇔松本
新宿わかしお総武線外房線直通
新宿⇔安房鴨川
新宿さざなみ総武線内房線直通
新宿⇔館山

かいじ中央本線
東京/新宿⇔甲府/竜王
富士回遊富士急行直通
新宿⇔河口湖
あずさ総武線篠ノ井線大糸線直通
千葉/東京/新宿⇔松本/南小谷








































成田エクスプレス横須賀線総武線成田線直通
高尾⇔成田空港

余談

  • 現在、多くの線路や駅舎が高架化工事により大きく変貌している。
    たしかに高架化した方が踏切の撤廃など利便性には富むのだが、それによりいくつかの駅舎のオリジナリティが失われることとなった。
    特に国立駅の三角屋根の取り壊しについては、各所で物議を醸した。なお協議の末、国立市は旧駅舎を復原した。

  • 立川~三鷹間の複々線化計画は実質凍結中で、長らく実現の目途は立っていない。
    ちなみに同区間の複々線化事業が完了するまで、快速の平日停車駅を全日通過にしないという覚書が存在するらしい。
    なお「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」として、
    京葉線で東京~三鷹間を地下で結んで相互直通運転する構想も挙げられているが、収支採算性に課題があり現実性に乏しい。

追記・修正は大月行き快速電車に乗ってからお願いします。


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  • 何故か中央線の駅の立ち食い蕎麦の汁は妙にしょっぱい。 -- 名無しさん (2014-12-25 00:03:43)
  • 投身自殺をするために身構えていたら、「先客」のせいで電車が止まってた…なんて事態も。 -- 名無しさん (2014-12-28 12:19:29)
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