登録日:2011/02/27(日) 21:10:45
更新日:2023/11/07 Tue 13:58:04NEW!
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軍事 銃 ボディアーマー 防弾チョッキ 頭を撃たれたら終わり
概要
銃弾や爆弾の破片からの防護を目的とした軍事・警察組織向け装備。
一般には防弾チョッキの呼び方が有名。
身近なところでは警察官が防弾機能を省いた防刃ベスト*1を着用しているのを見ることが出来る。*2
歴史
当然であるが銃火器の発展に伴い姿を見せ始める。
中世
中世ヨーロッパでは14世紀以降プレートアーマーが用いられていたが、フルプレートのものは大変な重量で軽量化が進められていた。
その流れに逆らうように火器が発展を続け、プレートアーマーでは銃弾を防ぐことが出来なくなる。
主にプレートアーマーを装備していた高位の貴族らの安全性の為、装甲厚を増していくことになるのだが、
当然その分重量が増える。
火器に対して十分な防御力を持ったフルプレートは人間では運用できなくなり始めた。
そこで膝下や腕など一部を排し、軽量化したものが使われるようになる。
日本では戦国時代の鉄砲伝来に伴い、当世具足という鎧が発展した。
しかしこれらでも有効射程からの火縄銃の直撃を防ぐことは難しかったとされる。
火縄銃は威力が低かったと誤解されがちだがそんなことはなく、有効射程は短いがその距離の中では高い殺傷力を誇っていた。
逆に試し胴と呼ばれる具足の実験で火縄銃を防いだものは名品と言われるようになる。*3
近代
プレートアーマーは衰退を続け組織的に使われることは著しく減ったものの、大戦期までは一部で使われた。
第一次世界大戦時のイタリアではアルディーティと呼ばれる突撃歩兵部隊でファリーナ・アーマーの名で配備された。
ただし、砲撃によって飛び散る砲弾や石の破片の防護が主目的であり、防弾効果はほとんどなかった。
第二次大戦後からアメリカを主とした各先進国で普及し始め、
その材質も鉄板からより軽量より高性能を求めてケブラーやスペクトラ、最近ではザイロンへと移り変わっている。
軍隊ではセラミックなどの防弾板を入れることで防弾性を極めて高くしている物を使用しているところもある。
国際規格で決まっているボディアーマーの防弾性能は下記参照。
防御クラス……ストップ可能な銃弾レベル(主な銃)
T…….22LR(スタームルガー MkT)
U-A……9mmx17F(コルト ポケット)
U…….357Magnum(コルトパイソン)
……9mmパラベラム弾(M92、MP5)
V-A…….44Magnum(S&W M29)
V…….30Tokarev(トカレフ TT-33)
……7.62mmx39(AK-47)
IV…….30-06徹甲弾
トカレフ弾は材料費節約のため通常弾であっても鉛でなく軟鉄を弾頭にしている事が多く、ボディアーマーを貫いてしまう。
時間とお金が許す限り作ってみてはいかがだろうか、全身をボディアーマーで覆った服を。作れば貴方は最強になれます。
銃を扱う最強の人類ゴルゴ13でさえも貴方の敵ではない。
戦車や大砲、ミサイル、魔法攻撃や人知を超えた馬鹿力に襲われない限り最強。
アメリカ軍もまだ開発していないのでチャンスだ!金儲けのチャンスだ!!いつも俺を見下していたあいつも!!!僕をいじめたアイツも!!!!
俺、TUEEEEEEEEEEEEEE!!!!!
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確かにボディアーマーを着れば、弾丸は貫通しないで済むだろう。
が、いくら厚いボディアーマーでも、全身ボディアーマーでも弾が貫通しないだけで衝撃はそのまま伝わる。
衝撃緩衝材も備わってはいるが、0にはならない。要するに飛んでくる物が刃物から鈍器に変わるだけである。
拳銃の弾でさえ、ものによっては音速を超える。
貫通しないだけであり、言ってみれば亜音速でスイングされた金槌でぶん殴られるのと大差ないわけである。
被弾すれば打撲は当然、骨折は日常茶飯事、下手をすれば内臓破裂で致命傷である。
現在のものは軽量化・高性能化されているが、アニヲタ民が簡単に着こなせるほど手軽なものではなく、さらに制服や萌えTシャツに比べればはるかに重い。10kg以上。
ちなみに上の方でゴルゴ13にも勝てると言っているが、ぶっちゃけボディアーマーでライフル弾は防げない。そもそも基本的にゴルゴは頭を狙ってくる。
結局の処、最も有効な銃弾対策は如何に当たらないようにするかである。
皆さんでも出来る銃弾対策がアニヲタWikiにあるので参考にしてはいかがだろうか。
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▷ コメント欄
- 頭撃たれたら終わり。 -- 名無しさん (2013-08-14 11:31:29)
- 昔見た番組で海外でボディアーマー作っとるメーカーが新入社員の最初の仕事は自社製品を身につけて撃たれることらしい。そうする事で製品のアピールに説得力を持たせるとかなんとか -- 名無しさん (2015-02-04 22:41:42)
- ↑それで死んだらどうするんだ; -- 名無しさん (2016-09-11 19:28:11)
- ↑そんなもん売るなってなるだけじゃね -- 名無しさん (2016-09-11 21:32:27)
- 銃について全然詳しくないんだけど、トカレフ弾ならボディアーマーも貫ける上に材料費の節約になるのならいいことづくめじゃね?トカレフ弾には何かデメリットあるの? -- 名無しさん (2017-01-21 17:46:18)
- ↑弾の持つエネルギー自体は大きく無いから殺傷力は低いんじゃね? -- 名無しさん (2017-01-21 18:10:12)
- ↑鉛より比重が軽いから衝撃力が弱い。鉛より硬いから貫通力はあるけど、人体相手だと硬すぎて、急所に当てないと致命傷になりにくい。もちろん「比較的」だけど。 -- 名無しさん (2017-06-15 23:01:31)
- あれは嘘だ、ってあるけど死を免れてる時点でダメージ半減どころじゃないかと -- 名無しさん (2018-11-06 04:20:52)
- ↑4 貫通力があるっていうのは、人体もよく通り抜けてしまいやすいっていうことなのよ。弾丸は人体にヒットすると水分やら何やらで急激な圧力変化をうけて変形し、肉を切り裂いてダメージを増やす。でもトカレフのような軽く細く貫通力の強い弾だと、場合によっては弾が原形を保ったまま人体をつらぬきとおして「刺し傷一本」で終わってしまう。敵の動きを止められない可能性が高いってわけ。 -- 名無しさん (2018-11-06 11:50:28)
- 盲管銃創は一番やべえからな。貫通力が強すぎるのも考えもの。 -- 名無しさん (2019-05-09 16:09:39)
- 砲丸ぶつけられるのとアイスピックで刺されるの、どちらが痛いかは状況が割れますわな -- 名無しさん (2019-06-26 19:08:57)
- 少し変わった弾頭になると、人体等の柔らかい物に当たったらスピンして「抉る銃創」を作るのもあるからな…。そういう相手じゃボディアーマーマジ大切。 -- 名無しさん (2021-11-01 19:16:26)
- 某人間台風曰く「鉄球のタコ殴りと変わらねえぞコレ!!」との事。 -- 名無しさん (2021-11-01 19:26:12)
- 威力的には割と頭打ちな銃弾の方と違ってこっちはもろに素材工学の発展の恩恵を受けているので、最近は7.62x51mmクラスのライフル弾も普通に止めるモデルも出てきてる -- 名無しさん (2021-12-14 18:38:15)
- 後半の「着てた所で喰らえば同じよ」みたいな記述は、ちょっと最近の実情と違ってきてるように思えますね… -- 名無しさん (2022-06-29 18:34:51)
- 同じ威力の拳銃弾でも、防弾繊維だけのソフトアーマーと防弾プレート入りのハードアーマーでは受けた際の衝撃がかなり違うとのこと。ソフトは金槌で殴られるように痛むし、ハードなら指先で小突かれる程度しか痛くない(衝撃は感じる)とか。 -- 名無しさん (2023-03-07 14:31:31)
#comment
*2 日本では銃器による犯罪が著しく少ないので軽さに優れる防刃ベストを着用している
*3 最も実際の戦闘から程遠い環境で行われた実験である可能性が高いようだ
コメント
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