ジョイメカファイト

ページ名:ジョイメカファイト

登録日:2012/07/18 Wed 23:15:04
更新日:2023/10/30 Mon 13:34:32NEW!
所要時間:約 8 分で読めます



タグ一覧
fc 任天堂 格ゲー 隠れた名作 リメイク希望 格闘ゲーム ファミコン ゲーム ファミリーコンピュータ オーパーツ スマブラ 1993年 迷走した版権 ぬるぬる動く ジョイメカファイト 枯れた技術の水平思考 4mb






『ジョイメカファイト』とは、1993年に任天堂より発売された、世にも珍しい最初で最後のFC用対戦格闘ゲームである。



FC用対戦格闘ゲームである。



大事な事なので二回言いました。


本作の発売当時、巷では『ストリートファイターⅡ』(以下、ストⅡ)のような格闘ゲームが大流行していたが、
既に前世代のゲーム機となりつつあったファミコンの処理能力では、ストⅡのような格ゲーなど到底作れないと誰もが思っていた*1
というか、ストⅡからして、スーパーファミコンに移植するのがかなりギリギリであったくらいなわけだし尚更である。


一応、本作以前の時代に、FCでは『アーバンチャンピオン』のような対戦ゲームも発売されていたが、
このゲームは基本的に、強・弱攻撃、ガードのみというシンプル設計であり、ただボタンで殴りあうだけだった。


他に有名なものとして『キン肉マン マッスルタッグマッチ』というゲームもあったが、
こちらは格ゲーとは少し異なる独自のバトルであり、格ゲーと言うには少々(今の感覚だと)無理があった。



そんな中、本作は当時行われた新規人材の発掘企画「任天堂・電通ゲームセミナー」がきっかけで産声をあげた。
すでに末期だったファミコンの開発環境をセミナー受講生に与えた結果、とある受講生が、


なにジョジョ? FCの描写能力じゃSFCやアーケードみたいな格闘ゲームは無理?      __.. -―─ 、__     /`       三ミー ヘ、_   ゝ' ;; ,, , ,,     ミミ  , il ゙Z,   _〉,..    ////, ,彡ffッィ彡从j彡   〉,ィiiif , ,, 'ノ川jノ川; :.`フ公)了  \.:.:.:i=珍/二''=く、 !ノ一ヾ゙;.;.;)   く:.:.:.:lムjイ  rfモテ〉゙} ijィtケ 1イ'´    逆に考えるんだ    〕:.:.|,Y!:!、   ニ '、 ; |`ニ イj'    {:.:.:j {: :} `   、_{__}  /ノ      描写できないなら、「そもそも表示しなければいいじゃない」     〉イ 、゙!   ,ィ__三ー、 j′   ,{ \ ミ \  ゝ' ェェ' `' /         と考えるんだ -‐' \ \ ヽ\  彡 イ-、      \ \.ヽゝ‐‐‐升 ト、 ヽ、__       \  ヽ- 、.// j!:.}    ` ー 、        ヽ\ 厶_r__ハ/!:.{           ´ / ! ヽ

という凄まじい発想を思いつき、登場させるキャラを普通の人間っぽく描写することにこだわらず、
胴体・頭部・手足「だけ」で表現することによってスプライト量を減らし、スムーズなゲーム性の実現に成功した。
そのため、既にストⅡが存在し、主流がSFCに移り変わっている時代でありながら、ファミコンでそれとほぼ同程度のクオリティの格闘ゲームが誕生することとなった。
しかも「人間ではなくロボット」という逆転の発想から、多脚やビットや頭まで飛ばすという掟破りの発想が生み出された。
キャラ造形の自由度は類を見ないレベル。


そんな経緯から、「当時の時代背景を知っているのなら神ゲー、そうでない人にとって見れば普通レベルの格ゲー」と言われるとか言われないとか。


また、隠し技や簡易入力等、現在の格ゲーでも通じる要素も実験的に入っている。
更に現在の家庭用格ゲーではおなじみのプラクティスモードを搭載したのは実は本作が初


と、普通の格闘ゲームがファミコンでできる以上の要素が詰まっている。
というかSFCの格闘ゲームと比べて劣ってる点なんてせいぜいボイスの有無とグラフィックくらい*2
後述するが、総キャラクター数が非常に多いのも何気にポイントが高い。BGMも豊富。




●ストーリー

ある所にロボットを作らせたら世界1の、白髭のリトル・イーモン、黒髭のイワン・ワルナッチとい二人の博士がおりました。
二人はとても仲良しで、助け合って沢山のロボットを作り出しました。
ある日、イーモン博士が研究室に行くと、どうした事か7体あったロボットが1体も見当たりません。
そればかりか、ロボットを作る為の設計図や機械が壊され、ワルナッチ博士もその日を境に居なくなってしまいました。


数日後、ワルナッチ博士がテレビに出ていました。


「諸君らに警告する。私は最強のロボット軍団を率いて世界を征服する。抵抗すれば容赦はしない!」


すっかりワルになってしまったワルナッチ博士を見てイーモン博士は大変悲しみました。


暫く悩んだ末、イーモン博士はカンサイに修行に出ていたオワライ・ロボのスカポンを呼び戻し、戦闘用ロボに改造しました。
そうして、スカポンに言いました。
「ワルロボに改造された、仲間のロボは、私が改造しなおしてヨイロボに改造出来るじゃろう。
お前は、辛い気持ちを振り切って仲間だったワルロボを倒すのじゃ!」
こうして、スカポンとワル・ロボ軍団の熾烈な戦いが、始まったのでした。



…というどこかで聞いたようなストーリー。


●システム


【基本操作】

  • Aボタン…パンチ
  • Bボタン…キック
  • 屈B…足払い
  • 前A…強パンチ
  • 上キー…ジャンプ(追加入力でジャンプパンチ、ジャンプキック)
  • キャラの向きと反対方向キー…ガード


◆どこまでも続くエリア

2D格ゲーでは珍しく「壁(画面端)」がない。
サンソフトのギャラクシーファイトと同様で、キャラが移動する限りどこまでも続く。


必殺技

全キャラ4つ(投げも必殺扱い)標準装備。ただし強化型の隠し技や追加入力もある。
また飛び道具は十字キーを入れる事で速度を調整する打ち分けが可能。
突進系統の技ではほぼ共通で発生時に下を押していることで早く着地する。(移動距離が短くなる)


◆キャラ

スカポン以外のイーロボはステージ1で敵キャラとして登場。
倒せばリョウシンカイロを組み込まれて仲間に戻り、プレイヤーがストーリーで使用できるようになる。
他のキャラも条件を満たせば敵キャラ・四天王も対戦で使用可能になる。
キャラ総数はなんと36。当時どころか今見ても多い。さらに実は没キャラも存在し、ROM内にデータもある。
性能差こそ露骨とも言えるほど幅があるにはあるが、逆に言えばハンデがつけやすいとも言えるためキャラ数を考慮すれば十分メリットもあるといえると思われる。


◆対戦形式

ラウンド制ではなく、キャラそれぞれ3本分のライフゲージがあり、先になくなった方が負けとなる。
どちらかのライフゲージ一本がなくなると、無くした方は次のライフゲージに移り、勝った方は現在のライフゲージが少し回復して続投する。


●イーロボ

【スカポン】

  • イーモン「じまんのおわらいロボじゃ。たさいなわざがみりょくじゃぞ。」

一応主人公機。お笑いロボだが、開発経歴*3を見る限り本来そうだったかは不明。
主人公キャラの割には動きが遅く、使用する技もトリッキーな変わり種。
突進技ローリングスカの軌道バリエーションが豊富。出がかりの判定も強い。
特殊入力では全技最強クラスの威力も発揮する。コマンドにタメ技が多いのも特徴。

  • 【必殺技】
    • ローリングスカ:全身を縦回転させながら高速突撃する体当たり。
    • コンナンイラヘン:頭部を投げて飛ばす。投げた頭はちょっと回転滞空してから戻ってくる。
    • トンデケー:こっちは頭の複製を投げて飛ばす飛び道具。ビックリした顔が飛んでくる。
    • スカポンナゲ:オーソドックスな投げ技。間合いは広い。

【ホノオ】

  • イーモン「どのきょりでもたたかえるスタンダードなロボじゃ。ひっさつわざもきょうりょくじゃぞ。」

炎を象ったロボ。どう見てもこいつの方が主人公だろというのは禁句
飛び道具・対空・突進とこっちの方が主役らしい技を持つ。全体的にクセも少なく使い易い。
突進技ファイアーボールは二種の軌道があり、対空・めくりにも使える。

  • 【必殺技】
    • ファイアーウェーブ:飛び道具。威力はやや低いが、発生が早い。
    • ファイアーボール:全身を真っ赤に燃やしながら放物線を描き体当たりをする。無敵時間あり。
    • ファイアーフレア:空から火の雨を降らせる対空攻撃。ガードさせれば削りにも使える。
    • クウチュウセオイナゲ:相手を掴みながらジャンプし、後方めがけて投げ飛ばす。

【タイガー】

  • イーモン「ひざこうげきをとくちょうとするロボじゃ。はでに、くうちゅうをとびまわるぞ。」

どこぞのムエタイ選手ようなロボ。動きはやや遅いが突進技・降下技を持つ。
ダッシュアッパーは威力が高く前進中は無敵だが、空振ると隙だらけなので要注意。読み合いと技の熟知が必須の玄人向け。
空中を飛び回るというか、通常動作がゆったりなので技を出し続けなければならないといったところ。

  • 【必殺技】
    • ダッシュアッパー:タイガーの最強技。高速で全身し上空へ飛び上がるアッパー。加速&上昇中は無敵だが、空ぶった場合は無防備。
    • フライングニーキック:前方へ飛び蹴りを繰り出す突撃技。タイガーの機動力の要。
    • スープレックス:名前通りの技。威力も普通。イーグルキックからガードさせた相手に最適。
    • イーグルキック:ジャンプ中に急降下膝蹴りを放つ奇襲攻撃。攻撃にも回避にも役立つ。

【ネオ】

  • イーモン「さいしんのコンピュータロボじゃ。このロボのアッパーはきょうりょくじゃぞ。」

頭上にエネルギー球体(ビット)が浮いている最新鋭コンピューターロボ。精密機械なのか気絶しやすい。
遠近共にバランスよく戦えるが突進技が無く、どちらかと言えば迎撃型。カイテンアッパーは特殊操作で威力が大幅に上がる。
飛び道具を主軸に相手を飛ばして落とす待ちガイル戦法に向いている。

  • 【必殺技】
    • ネオカイテンアッパー:ネオの最強技。いわゆる昇龍拳。コマンドの長さで弱中強を打ち分けられる。
    • ウェーブショット:上下に揺れながら飛ぶエネルギー弾。牽制に使い勝手がいい。
    • レンダキック:B連打で放ついわゆる百裂脚。咄嗟の牽制から削りにも使える。
    • ネオスープレックス:ジャンプして相手を前方に投げ飛ばす。

【センジュ】

  • イーモン「まもりにすぐれたロボじゃ。ドリルとアームで、あいてはてもあしもでんじゃろう。」

人型だがドリルが頭上に浮遊しているロボ。必殺技の威力は控えめだが通常技(特に強パンチ)の判定が強力。
防御力が高いのも特徴で迎撃に強いが、二種の突進技は特殊入力で加速する特性を持ち、ブラフから接近にも使える。
ただしタメ時間が若干他のキャラより長く、再使用には時間が必要という癖のある仕様。

  • 【必殺技】
    • レンダパンチ:A連打で放ついわゆる百裂拳。ドリルの判定のせいで上方向に強く、対空に使える。
    • ドリルアタック:きりもみ回転しながら突撃する、いわゆるサイコクラッシャー
    • フライングドリル:きりもみ回転しながら緩やかに前方へ落下していく技。突進中にABを連打すると加速し飛距離も伸びる。
    • クビナゲ:ジョイメカに首はないけど首投げ。威力は普通。

【サスケ】

  • イーモン「なげわざしゅたいのニンジャロボじゃ。クウチュウナゲは、どんなてきもなげつけるぞ。」

投げ主体の忍者型ロボ。クウチュウナゲは恐ろしく間合いが広く、空対空では滅法強い。
また、トモエナゲは投げ間合いは狭くなるがBボタンで強化版になる。状況に応じて通常版と使い分ける。
カギツメはリーチが長いが初段がガードされると二段目の判定がなくなる為注意。

  • 【必殺技】
    • クウチュウナゲ:ジャンプ中の相手をぶん投げる空中投げ。画面半分近くまで投げ判定がある。
    • トモエナゲ:地上用の投げ技。Aで通常、Bで判定が狭いが威力が高い技になる。
    • カギヅメ:その場で前方に二回連続のカギ爪を突き出す。非常にリーチが長いが硬直も長い。
    • スライディング:前方に素早く長い距離を移動する蹴りを放つ突撃技。移動距離は調節可能。

【アイ】

  • イーモン「かくらんせんぽうをとくいとするロボじゃ。ジャンプのはやさはいちばんじゃ。」

単眼のロボ。ジャンプ速度の速いトリッキー型。虫っぽい。
体力を消耗して無敵化・高威力のアイアストロンのお陰で非常に切り返しが強い。
強パンチも優秀で牽制・対空双方に使える。異常に気絶耐久が強いと言う長所もある。

  • 【必殺技】
    • アイアストロン:相手が触れると大ダメージを与える無敵状態になるが、能力中は動けず体力も消耗する。
    • アイコプター:回転しながら空中を滞空する。足に攻撃判定があり、二段ジャンプも可能。
    • カッターキック:前方に素早く長い距離を移動する蹴りを放つ突撃技。ガードされると素早く真上に跳ね返る。
    • アイスープレックス:特に特徴のない投げ技。

【ジャイアント】

  • イーモン「パワーじまんのロボじゃ。うごきはおそいが、てきにあたえるダメージはすごいのじゃ。」

見た目通りの解り易いパワー型ロボ。他のキャラクターに比べ一回り大きく、頭は岩で腕は鉄球。
ダッシュストレートは前身速度・火力・判定に優れる。また、投げのパワーボムは強化版があり半回転コマンドで出る。
移動速度が遅いが攻撃の威力が全体的に高く、突進技、迎撃技、飛び道具も一通り揃っている万能型。

  • 【必殺技】
    • ダッシュストレート:素早く前進しながらストレートを繰り出すジャイアントの主力技。
    • パワーボム:相手を掴んで力任せに叩きつける投げ技。下半回転でジャンピングパワーボムになる。
    • クエイクウェーブ:バックステップし地面を殴りつけ、衝撃波で攻撃する飛び道具。敵と距離を取りつつ放てる。飛び道具の中でも最速級の速度。
    • ヘッドバット:頭突き。出がかりに無敵時間があり対空に使えない事もない。実は削りにも使える。

●ステージ2のロボ

◆ザコ

ワルナッチ「ちょうきょうりょくのシンクウタメこうげき、くらってみるか?」
プラクティスモードの相手役でもある。投げ技が無い。タメパンチ・キックは高威力だが隙だらけ。
実は特殊入力で滑るように前進しながら発動でき、直撃よりガードさせた削りの方が痛い。

  • タメパンチ:ためて繰り出すパンチ。右斜め下にタメると前身する。
  • タメキック:ためて繰り出すキック。対空にも使える。右斜め下にタメると前身する。
  • シンクウタメパンチ:空中で繰り出すタメパンチ。タメてからジャンプパンチしても出せる。
  • シンクウタメキック:空中で繰り出すタメキック。タメてからジャンプキックしても出せる。

◆ボコボコ

ワルナッチ「こうげきをくらってボコボコになるのはおまえのほうなのだ。ふ、ふ、ふ。」
名前通り手足を振り回してボコボコにしようとしてくる。
火力・防御が最底辺クラスで一発の威力がザコより弱い可哀想な子。全ロボ中最弱候補筆頭。
連打技のハチャメチャは派手だが、実は光ってる手しか攻撃判定がないという。(当たっても4)

  • ハチャメチャ:パンチ連打で両手をバタバタさせて攻撃する最弱の連打技。カス当たりしかしない。
  • グルグルスロー:劣化版コンナンイラヘン。頭の戻り速度がスーパーザコの歩行速度より遅い。
  • ボコボコナゲ:最弱の投げ。ほんの気持ち程度だが投げ間合いが広め。
  • ハリケーンボコボコ:逆さまになってコマのように回転しながら突進する技。何故か上方向に攻撃判定がある。

◆ジオ

ワルナッチ「このロボのエネルギーボ-ルで、こっぱみじんになるがよいわ!」
ジ・Oではない。でもジェットストリームを使う。色もドムっぽい。
ネオに近いが、前述の突進技ジェットストリームもある。攻撃力自体は低め。

  • ジオクラッシュ:A連打でエネルギーボールを高速で動かす。
  • ジオウェーブ:発生が死ぬほど遅い飛び道具。前押しで早く飛ばせる。
  • スープレックス:投げ技。
  • ジェットストリーム:スーパーマンのようなポーズで横にかっ飛ぶ突進技。

◆ガラック

ワルナッチ「きょだいなハサミでズタボロにしてくれるわ!」
蟹のような多脚ロボ。連打系の技も持つが威力は低い。隙は比較的少ない。
足をシャカシャカさせる「シャカシャカキック」を持つ。
近年(2020年頃)新しい永久コンボが発見され、キャラランクが大幅に上昇した。

  • シャカシャカキック:脚をシャカシャカと動かして攻撃する。威力は低いが発生が早く、隙も少ない。
  • リバースキック:逆立ちしてシャカシャカキックを放つ対空技。
  • ガラックアタック:飛び掛かるような蹴り。移動と奇襲用。発動中にBで追撃できる。
  • ガラックスロー:投げ技。

◆オールド

ワルナッチ「シャベルアームアタックでボコボコになってしまいなさい!」
土建業機を思わせる名前らしいロボ。ショベルアームを持つが投げ技が無い。
投げ技は持たないが異常にリーチの長い技や多段削りが多く、防戦に徹してるとかなりライフが減ってる事も。

  • アタックワン:ショベルを前方斜め上に素早く動かして攻撃する対空技。リーチが長く地上にも当たる。
  • アタックツー:ショベルを上から下に回転させるように動かす。攻撃範囲が広い。
  • アタックスリー:ショベルで前方を抉るようにしてゆっくり前進する。削りダメージが大きい。
  • アタックフォー:ショベルで上下から挟み込むようにして攻撃する。

◆ジボル

ワルナッチ「ちいさいからといってなめてかかると、なきをみることになろう。」
背が低いが腕が長くハンマーになっているロボ。通称ジボル先生。
肘パーツがあり、騎士兜のような頭があるが、胴体に顔がついている。動きが遅い。
リーチ・判定が強く必殺技も強い初心者殺し。しかし実は大抵の技はガードすれば隙だらけなので…。

  • スクリューパンチ:アームを上へ伸ばす対空攻撃。攻撃範囲は非常に広いが、地上の相手には当たらない。
  • アームバルカン:前と斜め上に高速連続パンチを放つ。リーチと持続時間に優れるが、隙も大きい。
  • ジボルナゲ:全キャラの投げ技の中で一番間合いが広い驚異の投げ技。ただしCPUはそれを把握していない。
  • サンダーアーム:前後の斜め方向から徐々に真上に向かってジグザグの連続パンチを繰り出す。

◆ジェル

ワルナッチ「このロボのひっさつわざをしったとき、もうおまえはおわりなのだ!」
半透明のロボ。姿を消すドロロンパが特徴。
ただし消えてもCPUには見えているし、逆にプレイヤーには見えないという罠。
隠し入力による威力上昇・変化技が豊富で、相手を撹乱しながら高威力の投げをお見舞いするといった戦法が可能。

  • ドロロンパ:最大の特徴。姿を消す。
  • ジェルキック:跳び蹴り。
  • ジェルスロー:投げ技。
  • ジェルツイスター:センジュのフライングドリルと同じ技。

◆スケーター

ワルナッチ「このロボのダッシュこうげきで、めにものみせてくれる!」
ホイールを二基装備したロボ。突進技が得意だが強力な対空技も持つ。投げ技無し。
トリプルサマーソルトのコマンド入力判定が厳しいと経験者に評判。
スピンアッパーは昇龍拳よろしく回転中は無敵状態になる。

  • ドライブキック:ホイールで前進しながらキックを繰り出す突進技。発生も移動速度も速い。
  • ホイールアタック:ホイールで斜め上を攻撃する対空技。
  • トリプルサマーソルト:ホイールを使って3連続サマーソルトキックを繰り出す。
  • スピンアッパー:昇龍拳。

●ステージ3のロボ

◆レジェンド

ワルナッチ「ちょうきょうりょくのアッパーでおだぶつになりなさい!」
甲冑を纏ったロボ。クセは少なく、飛ばせて落とせるタイプだが技が全体的に大振り。
背景が高速スクロールするソニックスローは実はバグだが格好良いという理由で採用された。
また、トルネードエナジー発動中スタートボタンを押すと判定がバグる。
ちなみに見た目に反して打たれ弱く非常にピヨりやすく、大技二発食らったらほぼ必ずピヨる。

  • トルネードエナジー:アッパーと共に前方に火の玉の雨を降らせる。削りが強力。
  • ニーアタック:跳び蹴り。奇襲と移動用。
  • ソニックスロー:投げ技。カッコイイ。
  • ヒールプレス:ジャンプして敵の頭を踏みつける。

◆ホバー

ワルナッチ「じょうくうからきゅうこうかするメテオシュートをはたしてやぶれるかな?」
名の通り脚部が推進器のロボ。足払いが当たり難い特徴を持つ。
また、投げ技はないがハイジャンプ→メテオシュートへと派生するが、別技扱いのため必殺技が3種類しかない。
削り技も持っていないので、ガードに徹されると打つ手なし。

  • ハイジャンプ:相手に向かって画面外にまでジャンプする。強制的にメテオシュートに繋がる。
  • メテオシュート:相手の真上から強襲する急降下攻撃。非常に速い。ただし相手と離れてないと使えない。
  • ハイパーアッパー:リーチは短いが発生が早いアッパー。対空技。出すと喰らい判定が大きくなり足払いも当たる。
  • ホバースライド:超高速のスライディングキック。威力は低め。ガードされると隙だらけ。

◆シェンロン

ワルナッチ「くちからはく、ヤケツクイキでまるやけになってしまえ!」
龍を象ったロボ。龍の口の中に単眼の目がある。
神龍ではなく昇竜と書くらしい。元ネタはどう考えてもこの方
必殺技は強力だが通常技の性能がかなりアレ。ヤケツクイキだけはガードするなよ!!

  • ゲンリュウケン:全身を光る龍と化しながら画面外まで上昇する。上昇中は完全無敵。
  • カイテンリュウコシュウ:滑るように回転蹴りを繰り出す突進技。素早いが威力は低め。
  • リュウセイラク:投げ技。威力はそこそこ。
  • ヤケツクイキ:前方広範囲に火炎放射する。射程は画面半分程度だが持続時間が長い。削りの方が痛い。

◆スター

ワルナッチ「このロボのくうちゅうさっぽうには てもあしもでまい。ふっ。」
名前通り、胴体に星のマークがあるやや小柄なロボット。
性能がホバーと被ってる飛びキャラ。やっぱり投げ無しで必殺技も3つしかない。
ホバーと同じく画面を飛び回れるが迎撃に回られると厳しい。見てから対空が余裕で間に合う。

  • ロケットジャンプ:高速で画面外まで上昇する。ABどちらを押したかで技が変わる。
  • スターダストプレス:相手の頭上へボディプレス。ジャンプ中は無敵で威力は非常に高いが、発生が非常に遅い。
  • バッククラッシュ:ロケットジャンプで相手の背後に回り込み背後から蹴りで奇襲する。
  • キャノンヘッド:前方へ高速でジャンプしながら頭突きを繰り出す対空攻撃。ただし無敵はない。

◆ゴーストン

ワルナッチ「このラーのぼうれいロボが しのせかいへとみちびいてくれるわ!」
ステージボスだった後述のラーの亡霊ロボット。頭部と胴体の周りを光るビットが回っている。
ラーよりビットの数が少なくなっており、必殺技はやや隙があるが判定・リーチ共に強力。
何気に足払いの威力も必殺技並と流石は元ボス。しかし気絶しやすい。

  • スカルダンス:ビットを頭の下に縦に並べ素早く突進する。
  • ソウルショット:強力な飛び道具。
  • ゴーストンスロー:間合い・威力共に非常に優秀な投げ技。
  • ボルキャノン:ビットを上方向広範囲に発射する対空技。範囲も広く威力も高い。

◆ギガント

ワルナッチ「このおおがたロボにおしつぶされて ぺちゃんこになるがいい。」
見た目通りのパワー型ロボット。
ボスキャラに匹敵する大きさを誇り、両手はトゲ鉄球、特殊な肩パーツを持つ。
攻守双方共に強いが足が遅く、隙も多め。ただし気絶しにくい。

  • ショルダーバルカン:肩パーツを使った対空攻撃。発生が早く、持続時間も長い。
  • ショルダータックル:射程が物凄く短いが威力が桁違いのタックル。隙が少なめ。
  • パイルドライバー:威力が非常に高い投げ技。
  • サイクロンプレス:放物線を描くように回転ジャンプしてボディプレスを繰り出す。

◆ジオーン

ワルナッチ「ボコボコとジオのうらみ、ぞんぶんにあじわうがいい!」
何を考えたのかジオとボコボコをニコイチにしたロボ。ボコボコ分の所為でジオから弱体化。哀れ。
「ボコボコよりはマシ」という最悪な評価でステージ3のワルロボの中でも最弱。
さらにジオより気絶しやすく、ジオ譲りの技が一番使えない飛び道具という。ホントなんで作ったし。

  • ダダコネアタック:両手と頭上のビットを振り回す。連続ヒットするがだからどうした。
  • ジオーンウェーブ:ジオ譲りの泣きたくなるほど発生の遅い飛び道具。威力も微妙。
  • ジオーンナゲ:普通の投げ技。ある意味一番使い易い。
  • ジオーンサイクロン:逆立ちして回転しながら突進する。ガードされたら反撃確定。

◆スーパーザコ

ワルナッチ「ザコだとおもって、なめてかかってきなさい。じごくをみせてしんぜよう。」
顔に隈取りのような紋様、背中にブースターを追加されたザコ。
ザコの後継機だが、技が飛び道具・突進・対空・投げになっている。特に歩き速度は最速クラス。
スーパーがついてるのは伊達ではないスペックだが、実はボコボコ並に打たれ弱い。

  • ザコウェーブ:隙の少ない飛び道具。
  • ザコアッパー:対空にも使える発生の早いアッパー。
  • ザコナゲ:平均的な性能の投げ技。
  • ザコキック:高速の飛び蹴り。ジャンプ中にも出せる。非常に速く威力も高め。

●ステージ4のロボ

※基本的にイーロボの上位互換。ただし一部技が変わっている奴も。


◆カエン

ワルナッチ「ちょう こうねつのほのおのあとには、はい ものこらんのだ。」
ホノオの強化版。技の変更は無いがトータルバランスに優れる。スピードが速い。
通常攻撃でさえも強力で、特に強パンチは発生が速く威力が高く持続が長くダウンを奪う。
永久コンボが強力なこのゲーム3強の内の一角。

  • レインボーウェーブ:ファイアーウェーブの強化版。
  • レインボータックル:ファイアーボールの強化版。
  • レインボーフレア:ファイアーフレアの強化版。
  • セオイスープレックス:クウチュウセオイナゲの強化版。

◆レオ

ワルナッチ「どとうのせめとは、どういうものなのか、みせてあげよう。」
タイガーの強化版。こちらも技の変更無し。弱フライングニーが3連続で出せるようになっている。
こちらも強力な永久コンボを持ち、3強の一人。額にチャンピオンベルトのような形状の飾りがある。
用途の違う三種類の突進技をあわせ持ち、あらゆる状況から即死連携に持ちこめる。

  • リニアアッパー:ダッシュアッパーの強化版。
  • フライングレオキック:フライングニーキックの強化版。
  • レオスープレックス:スープレックスの強化版。
  • ファルコンアタック:イーグルキックの強化版。

◆ネイ

ワルナッチ「コンピュータでけいさんされた せいかくなこうげきをかわしてみたまえ。」
ネオの強化版。やはりカイテンアッパーの特殊入力は強力。
気絶しやすい相手に強化版ネイカイテンアッパーを当て続けると永パになる。
全体的なバランスが良いがネオ同様ピヨりやすく、攻められると結構崩れやすい。

  • ネイカイテンアッパー:ネオカイテンアッパーの強化版。強版の威力は32で全キャラ中2位。
  • アトミックエナジー:ウェーブショットの強化版。
  • ビートキック:レンダキックの強化版。
  • ネイスープレックス:ネオスープレックスの強化版。

◆アシュラ

ワルナッチ「このドリルがあいてをきりきざむおとが、いまにもきこえるようだわい。」
センジュの強化版。フライングドリルに変わり対空技のアシュラニードルを持ち、更に防戦に強くなった。
センジュ同様、相手から受けるダメージが少ない特性を引き継いでいる。

  • アシュラニードル:腕とドリルを上方向に広く突き出す発生の早い対空攻撃。
  • ビートドリル:レンダパンチの強化版。
  • ドリルハリケーン:ドリルアタックの強化版。
  • アシュラスロー:クビナゲの強化版。

◆ハンゾー

ワルナッチ「このロボのにんじゅつにはまったがさいご、いきてはかえさん。」
サスケの強化版。こちらも技の変更はない。
カギヅメの強化版であるダブルスラッシュにも同じ欠点が残ったまま。

  • カスミオトシ:クウチュウナゲの強化版。威力は驚異の24。
  • トモエスープレックス:トモエナゲの強化版。
  • ダブルスラッシュ:カギヅメの強化版。
  • ジェットスライド:スライディングの強化版。

◆ワイ

ワルナッチ「いひょうをついたこうげきで、さいこうのあくむをみせてあげよう。」
アイの強化版。眠そうな半開きの眼が特徴。
アイアストロンに代わり対空技のバルカンクローを持つが、逆に切り返しが弱くなっている。
必殺技の威力も他と比較すると割と控え目。ただしスピードが尋常ではない。発狂すると更にひどい。

  • バルカンクロー:斜め上方向を爪で高速連打する対空技。多段ヒットした際の威力は相当。
  • ワイコプター:アイコプターの強化版。
  • スラッシュアタック:カッターキックの強化版。
  • ワイスープレックス:アイスープレックスの強化版。

◆ガイアン

ワルナッチ「ちかよったがさいご、あいてはただのてつくずになっているだろう。」
ジャイアントの強化版。こちらも技の変更無し。
岩モチーフだったジャイアントからモチーフが鉄塊に変わり、鉄兜を被ったような顔をしている。
通常技の威力が上がり、ジャンプキックだけで相手を吹っ飛ばし、全ての攻撃でダウンを奪える。

  • ガイアンストレート:ダッシュストレートの強化版。
  • パワークラッシュ:パワーボムの強化版。強化版は全キャラの投げ技の中で最強の威力。
  • ダイナウェーブ:クエイクウェーブの強化版。威力も飛び道具としてはトップクラス。
  • ハンマーヘッド:ヘッドバットの強化版。

◆スカポカーン

ワルナッチ「このナンセンスさで、わらいじにしてもらおう!」
スカポンの強化版。コンナンイラヘンの代わりに連打技ハチャメチャクチャを持つ。
必殺技の威力が半端なく、ステージ4でも屈指、全ロボ中五本の指に入るほどの実力者。
ローリングポカーンの強化版の最大威力はラスボスをも抜き全キャラ中最強である。
しかも当たれば相手が確実にダウンするので、一発当たれば勝ったも同然。

  • ハチャメチャクチャ:ボタン連打技で最高の威力を誇る。ガードしても二割近く削る。
  • トンデケポカーン:トンデケーの強化版。
  • スカポカーンナゲ:スカポンナゲの強化版。威力が非常に高い。
  • ローリングポカーン:ローリングスカの強化版。


●四天王

※各ステージのボスキャラ。


◆ダチョーン

ワルナッチ
「ほう、なかなかやるな。
それではこちらも、ワルロボぐんだんシテンノウのそのイチ、ダチョーン!のとうじょうといきましょう。
ヤツラをじごくにたたきおとしてあげなさい!」

ステージ1のボスであるダチョウ型ロボ。
ダチョウ倶楽部+がちょ〜んと時代を感じさせるネーミングである。
四天王ブッチギリの最弱で、強パンチとワイルドダッシュが生命線。
特にステージ1は繰り返し挑戦できないせいで非常に影が薄い。

  • クルリンパ:首を回転させて攻撃。元ネタはダチョウ俱楽部の一発ギャグ。使いどころはない。
  • ワイルドダッシュ:クチバシでつつきながらダッシュする突進技。
  • サバンナスロー:投げ技。威力も低く、間合いも狭い。
  • アフリカンスラッシュ:高速で連続蹴りを繰り出す。見た目に反して単発ヒットしかしない。

◆ラー

ワルナッチ
「よくここまでわるあがきできるな!すばらしいよ。
では、おやくそくのシテンノウロボそのニ、ラー!ここらでらくにしてあげなさい!」

ステージ2のボス。名前はエジプトの太陽神から。
やや動きは遅いが6基のビットから繰り出すリーチは非常に広く、投げも強力。防御力も高い。
ただ、神の名を冠している割りに必殺技の名前が頭が悪そう。強パンチの性能が一線を画す。

  • グルグル:その場でビットを「グルグル!」っと高速回転させる連打技。リーチは短い。
  • ビョーン:ビットを縦に並べ「ビョーン!」と伸ばして突進する。攻撃範囲と移動距離に優れる。
  • ウリャウリャ:逆立ちしてビットで相手を掴み「ウリャウリャ!」と振り回す強力な投げ技。
  • ガッシャ:ビットを地面に並べ、それを頭上めがけて「ガッシャ!」と打ち上げる。対空技だが全方向広範囲をカバーできる。

◆ガーボーグ

ワルナッチ
「あとひといきで、わたしのいるワルナッチ・ジョウだここまできて、まけるのはくやしいだろうなー。
きょうふのシテンノウロボそのサン、ガーボーグ!たっぷりくやしがらせてあげなさい!」

ステージ3ボス。巨大な体格、一つ目に一本足、棘鉄球が特徴的。
コマのように回転し突撃するメタトルネードは無敵・対空・突進の三つを兼ね備えた強力な技だが外すと隙が大きい。
また他の必殺技は意外にも普通のキャラ並の威力だったりする。足払いの持続時間が非常に長い。

  • メタトルネード:ガーボーグの代名詞。コマのように高速回転しながら突進してから画面外まで上昇する。
  • ハンマーウェーブ:自分の身体を腕のハンマーで叩いて衝撃波を発生させる高威力の飛び道具。
  • リフトスロー:真後ろにぶん投げる投げ技。えげつないSEの割りには威力は普通。
  • アームウォーク:その名の通り手で歩き、一本足で攻撃する。オールドのアタックスリーにちょっと似ている。

◆ホウオウ

ワルナッチ
「よくここまでこれたな。ほうびに、わたしのさいこうけっさくをおみせしよう。
シテンオウロボそのヨン、ホウオウ!うちゅうのチリにしてしまいなさい!」

最終ボス。誰がなんと言ってもこのゲーム中最強のロボ。
飛び道具・対空・突進・投げとやはりお手本的キャラだがどれも強力。
あらゆる部分の性能が高く、通常技でさえ他キャラの必殺技並の威力を持つ。
飛び道具「ホウオウキャノン」は異常な速さと追尾能力まで持つ反則技。軌道修正まで可能。
近付こうにも対空技「ホウオウアッパー」は攻撃範囲の広さと桁外れの威力。それでいて出掛かり無敵。
逃げてチャンスを伺おうにも突進技「ホウオウクラッシュ」の超スピード・強判定がそれを許さない。
ガードすればすかさず超高速・超威力の投げ技「ホウオウブレイク」を叩き込まれる。
ちなみにホウオウアッパーで撃破されると、画面外で爆発し文字通り「ウチュウのチリ」にされてしまう。
実はスーパーザコの発展型という設定。

  • ホウオウキャノン:チート飛び道具。Bで出すと自動追尾弾になる。これを撃ち続けるだけで相手は死ぬ。
  • ホウオウアッパー:発生1Fという尋常じゃない速度で放たれる対空技。当たった相手は画面外&画面端まで吹っ飛ぶ。
  • ホウオウクラッシュ:超高速の飛び蹴り。空中でも発動できる。CPUはやらないが凶悪なハメ技が可能。
  • ホウオウブレイク:発生1Fの必殺パワーボム。強化版の威力は26で、ガイアンと同率で全投げ技中トップ。

対人戦ではとんでもなく力量差がない限り、使うとリアルファイトに発展する。


●余談

これまでスマッシュブラザーズのようなコラボ系作品などでの客演が一切無かった。
これは当時の任天堂新人材発掘セミナーで製作された作品の為、権利関係に問題があった。
実際これによりスマブラDXでもスカポンが登場予定だったが流れている。


…が、2007年に本作のプログラマの自宅から未調印の著作権移譲の覚書が発掘。
改めて著作権申請することにより、正式に商標登録され晴れてVCでも配信・スマブラXにゲスト出演という特殊な経歴を持つ。
ただスマブラXではシールとして出演。これは製作中まだ版権関係がクリアになってなかった為。


ちなみにその当時の開発メンバーの1人である江渡浩一郎氏は任天堂に譲渡したつもりでいたため、実は続編製作やスマブラへの客演をずっと希望していた。


……間抜けな話だが事実である。


その後、「スマブラSP」にてアシストフィギュアとして満を持しての登場。
コンナンイラヘン以外の3つの技を使う。


2022年現在はNintendo Switch Onlineに加入すると遊べる「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」に収録されている。
フレンドとオンライン対戦もできるので興味のある方は是非。



追記・修正は難易度スペシャルクリア後にお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 次のスマブラでロボとスカポンの競演なんて見てみたいけど、無理かな -- 名無しさん (2014-05-07 20:32:14)
  • ストーリーだけ見ると凄くロックマンなんだよな。 -- 名無しさん (2014-06-25 14:53:15)
  • 「お笑いロボット」と明言されているスカポン以外のイーロボって何の目的で作ったんだろう… センジュは掘削とか? -- 名無しさん (2015-03-23 17:48:06)
  • せっかくだし次のスマブラに正式参戦しないかなぁw -- 名無しさん (2018-06-08 02:13:11)
  • 説明ちょっと間違ってない? 「関節の描写を無くした」 -- 名無しさん (2018-06-08 11:52:41)
  • ↑ミス。「関節の表示を無くした」のがこのゲームの技術のキモだと思うけど。 -- 名無しさん (2018-06-08 11:53:18)
  • 紆余曲折を得てスマブラSPでスカポン参戦したね。 -- 名無しさん (2019-02-23 15:19:29)
  • スカポン以外のイーロボ7体は実物を確保出来ていたからステージ4のロボを作れたのはまぁ分かる。スカポカーンはどうしたんだ?目コピかなんかか。 -- 名無しさん (2022-04-12 23:04:24)
  • ↑オープニングで一緒に作ってたから、ノウハウはあったんじゃない? -- 名無しさん (2022-04-13 00:28:40)

#comment

*1 一時期、アジア圏などで、完全無許可で独自に作られたストⅡっぽい格ゲーのファミコンソフトが粗製乱造されて問題になっていたことがあったが、裏を返せば、ファミコンしか持っていない人にとって、「ストⅡのような格闘ゲームがやりたい」というのは切なる願いであり、相当な需要があったという証左でもある
*2 ボイスはともかく、グラフィックの方はファミコンソフト同士で比較した場合、末期に出ただけあって非常に水準が高い。
*3 OPでスカポンが誕生する瞬間がムービーで流れるが、完成直前まではホノオのようなヒーロー然とした真面目な顔つきのロボットだったが、事故で爆発して現在のひょうきんなスカポンとなった。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧