オンバーン

ページ名:オンバーン

登録日:2013/12/03 (火) 01:50:30
更新日:2023/12/07 Thu 13:57:11NEW!
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ポケモン ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 第六世代 xy ひこう ドラゴン 音波 ワイバーン コウモリ 蝙蝠 氷4倍 ばくおんぱ とんぼがえり いかりのまえば おみとおし すりぬけ テレパシー 寺崎裕香 三宅健太 サトシ パンジー ドラセナ ヒガナ ハウ ハッサク ウォンバット オンバット オンバーン



耳から 発する 超音波で 巨大な 岩も 粉砕する。 暗闇に 紛れて 襲いかかる。



ポケットモンスターシリーズにX・Yより登場するポケモン



◆データ


ポケモン図鑑マウンテンカロスNo.114/全国図鑑No.715
分類:おんぱポケモン
英語名:Noivern
高さ:1.5m
重さ:85.0kg
タマゴグループ:飛行、ドラゴン(第八世代から追加)
性別比率:♂50♀50


タイプ:ひこう/ドラゴン


特性:おみとおし(場に出た時、相手の持ち物が分かる)
  /すりぬけ(「リフレクター」「ひかりのかべ」「オーロラベール」「しんぴのまもり」「しろいきり」「みがわり」を無視して攻撃できる)
隠れ特性:テレパシー(ダブル・トリプルバトル時、味方の全体攻撃を受けない)


種族値
HP:85
攻撃:70
防御:80
特攻:97
特防:80
素早さ:123
合計:535


努力値:素早さ+2


オンバットLv.48→オンバーン



◆概要


スピーカーのような耳を持つ巨大なコウモリのような姿のポケモン。
進化前のオンバットは現実のコウモリに近い姿だが、オンバーンはどちらかといえば翼竜に近い姿をしている。
名前の由来が「音波」+「ワイバーン」だからだろうか。
なお、コウモリ系のポケモンとしてはクロバットココロモリに続いて三系統目。


ひこう/ドラゴンタイプの新ポケモンとして、2013年6月に発表された。
ドラゴン/ひこうタイプのポケモンは数多くいるものの、ひこうタイプが先に来ているポケモンはオンバット、オンバーンが初。
実際にオンバット時代の自力習得技にドラゴン技は一切なく、ひこうタイプとしての性質が強い。



「おんぱポケモン」という名の示す通り、音系の技を多く操る。
闇夜に紛れて空を飛び、獲物を探す。
耳から発する強力な音波は岩をも粉砕する威力を持つ。
血の気が多く残忍な性質をしており、目に入ったものすべてに攻撃を仕掛けるほか、月の光すら届かない暗闇で身動きが取れない獲物を前述の音波を用いて念入りに痛めつけたあと、鋭いキバでとどめを刺す。
熟した果物が好物で、差し出すと掌を返したかのように懐く。
暗闇の中での戦いならば無敵を誇り、凶暴で知られるサザンドラも恐れるほど。
逆に明るい場所では戦うのを避ける。


オンバットは20万ヘルツの超音波を発することができ、浴びると屈強なプロレスラーも目を回し、立っていられなくなるほど。
超音波は果物が熟しているか判別するのにも用いられ、完熟した果物だけを食べる。



ちなみに、ドイツ語版でオンバット・オンバーンはそれぞれ「eF-eM」「UHaFnir」となっている。
それぞれ「FM(周波数変調)」と「UHF(極超短波)」、オンバーンはそれに「ファフニール」を合わせた形だが、
語源を目立たせるために単語の途中を大文字にするという珍しい名前になっている。
「Mr.」や「Jr.」などを除けば、こういうポケモンは勿論オンバット系統しかない上に、
オンバットはなんと「語頭が大文字ではない」珍しい固有名詞になっている。



◆ゲームでのオンバーン


XYでは四天王の一人、ドラセナが切り札として使用。
ORASではヒガナが空の柱で使用する。


オンバットを進化させてゲットできるが、野生のものはXYのチャンピオンロードや終の洞窟の天井から降って来るタイプで、しかも出現率は低め。
厳選には相当な苦労がかかるため、GTSで探した方がラク。



◆対戦でのオンバーン


種族値の構成はクロバットの攻撃と特攻を入れ替え、素早さから引いた分を特攻にプラスしたもの。
素早さの種族値はこれまで登場したドラゴンタイプのポケモンを圧倒している。
ORASでメガジュカインにドラゴン最速の座を抜かれたものの、あっちはメガ枠だし立ち回りも違うので差別化は十分に出来ている。
一方でそれ以外の能力はあまりパッとせず、600族がひしめく同タイプのポケモンたちの中では今一歩である。


「おみとおし」を持つポケモンの中では最速を誇るため、先手を取って相手の道具を「すりかえ」で奪い取る型が主流。
耐久もそこまで低いわけではないので、等倍であればまず耐えることは可能である。
ただ、自分にとって有利な道具が手に入ればそれに越したことはないが、大してメリットが生まれないケースも往々にしてある。
そのため、素地の火力不足を補強する意味で、「こだわりメガネ」などを持たせておいた方が良いだろう。
ただ、「すりかえ」はタマゴ技で覚えさせるのにやや手間がかかるのが難点。
遺伝経路はマーイーカヘイガニアーケン→オンバットとなる。


「すりぬけ」は第六世代から「みがわり」も突破できる仕様に変更されたため、耐久型の相手の道具を「すりかえ」で奪い取りつつその防御を破ることも可能となっている。
隠れ特性は「テレパシー」だが、オンバーンはメジャーな「じしん」を元から無効化できるため、メリットは少ない。


XYで登場した新技「ばくおんぱ」をレベルアップで覚えられる数少ないポケモン。
弱点を突けないノーマル技ではあるものの、威力140の大技をノーリスクで撃てるメリットは大きい。
タイプ一致で撃てるバクオングペラップに劣るとはいえ、この2匹とは素早さで差別化が出来るし、破壊力が十分すぎるほどあるチート技なので問題ない。
「みがわり」を突破できるのも嬉しいが、特性「ぼうおん」持ちには無効なので注意。


他にも一致技には高威力の「ぼうふう」「りゅうせいぐん」や高い素早さから3割ひるみを狙える「エアスラッシュ」を自力習得可能。
弱点対策技の「かえんほうしゃ」や「ソーラービーム」、他に「シャドーボール」や「サイコキネシス」など多彩な特殊技を覚えられる。
教え技では「ねっぷう」と「みずのはどう」を習得。特に「ねっぷう」はダブルで複数攻撃になる上、特性「すりぬけ」との相性も良い。


ところが剣盾でドラパルトが登場すると立場は一変。最速ドラゴンの座を奪われただけでなく、攻撃性能でも補助技でも格段と勝るそちらに見劣りするようになった。
一応彼(彼女)の名誉のために言っておくと、シリーズ6の上位禁止環境ではどちらのフォルムのウーラオスに対しても強いこと、同シリーズに跋扈するパッチラゴンアイアントを上から叩けること、「おみとおし」により変態型耐性があることから、シーズン10には使用率28位を記録している。
しかしどちらかと言うとドラパルトの代わりみたいな扱いであり、はっきり言って手放しに喜べるものでもなかったりする…。




◆アニメでのオンバーン


BW編終盤で、カロス地方のジャーナリスト・パンジーが連れているポケモンの一匹として登場。
「ばくおんぱ」を始め強力な技を使うが、戦いの後にノワキの実を要求するワガママなポケモン。実を横取りしたニャースに怒って噛みついている。
ちなみにノワキの実は非常に辛いので、ニャースにとっては噛みつかれるわ、口の中が焼けるわで散々な結果になった。


XY編第5話でも登場し、ハクダンシティジムリーダービオラに敗れリベンジを誓うサトシに、ビビヨンの「かぜおこし」を突破するための特訓を行った。



XY編第76話でルチャブルが森の木のそばで見つけたタマゴからオンバットが産まれサトシの手持ちに加わった。
産まれたばかりの為泣き虫な性格で飛ぶのが苦手である様子。ただし、普通は産まれたばかりでも飛べるらしい。
ちなみに、泣く時には「ちょうおんぱ」を出すので周りの人を苦しめてしまうことも・・・。


第77話にて、まあまあ飛べるようになったらしい。
以降は偵察要員として割と飛べるようになっている。


XY&Z編第17話にてオンバーンに進化。
同時に「ばくおんぱ」を習得し、伝説のポケモンであるサンダーと互角に戦うほどにまで成長した。


実はこのオンバーン、あるすごい記録を持っている。
それは、

公式戦0勝


これはバタフリーやラプラスなどの公式戦を1度しかやらずに別れたポケモン、そしてオコリザルのようにそもそも公式戦未出場のポケモンを除けば…唯一である。


オンバーンは犠牲になったのだ…ゲッコウガの優遇…その犠牲にな…。




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