登録日:2026/03/01 Sun 00:03:02
更新日:2026/06/07 Sun 20:40:39NEW!
所要時間:約 7 分で読めます
▽タグ一覧
project r.e.d. エモルギア エモルギー犯罪者 エモンズ 今週の怪人 本編より先に立った項目 犯罪者 超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 魔空空間 project r.e.d.悪役 ネガエモルギア ネガティブ波動
21世紀。地球は銀河系各惑星から来訪する異星人を迎え入れ、『宇宙共生時代』を迎えている。
だが……
悪意ある異星人による犯罪は後を絶たない。彼らを取り締まるのが、銀河連邦警察である。
エモルギー犯罪者とは、『PROJECT R.E.D.』シリーズ第1作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』に登場する敵勢力である。
▶目次
【概要】
同作にて「コスモレイヤー」と称される多元宇宙において流通している電池型アイテム「エモルギア」。
これには人間の感情に反応し、超人的な力を与えるエネルギー生命体「エモルギー」が内包されている。
主人公である宇宙刑事ギャバン達の使用するエモルギアが「怒り」「悲しみ」などの普遍的な喜怒哀楽の感情に反応するのに対し、「恨み」「憎しみ」など人間が持つ負の感情*1に反応するエモルギア「ネガエモルギア」を用いて商売や破壊行為を行う悪の人間達がこの「エモルギー犯罪者」である。
罪状は現実に例えると銃刀法違反に該当するか。
所持するだけでは武装している普通の人間と一見変わらないが、ネガエモルギアに内包された邪悪なエネルギー「ネガティブ波動」を解放する事により、人間をパワーアップさせさながらゾンビのように強制的に操る事ができる。
さらに「ネガティブ波動」の量が一定基準を超えると、邪悪なモンスター「エモンズ」や異空間「魔空空間」を発生させる事が可能となる。
メタ的な視点で見れば、この「ネガティブ波動により操られた一般人」が同作の「戦闘員」代わりとして殺陣のシーンが撮影されているようで、元が一般人なので「あくまで制圧に留める」「過剰な火力を避けるためなのか、蒸着せずに戦う」といった感じの描写もある。
この意味ではけっこう重要な設定と言える。
現時点ではリブート元となった『宇宙刑事ギャバン』の宇宙犯罪組織マクーなどに相当するような巨大な組織が存在するかは明らかになっておらず、それぞれが単独で活動しているが、ネガエモルギアを販売している元締めの存在も示唆されている。
【一覧】
- ゴート
いいとこ来たな。コイツぶちのめしたら、銭が弾むぜ!!
事案:強盗
発生場所:多元地球Α0073
ネガエモルギア:ミッチターリエモルギー(ネガver.)
演:榮男樹
第1話に登場。
現実で言うところの半グレのような若者達を率いて強盗活動を行っていた、惑星ボドロ出身の若い男性の犯罪者。
ネガエモルギアの力を利用する事で右腕を銃器に変化させ、エネルギー弾を発射したり、自在に腕を伸ばして高層ビルの最上階にも一気に到達できる。
宝石類を奪って逃走している最中、ワニパトコンビを振り切るも弩城怜慈と遭遇し、仲間達と共に襲い掛かるが、彼が蒸着した宇宙刑事ギャバン・インフィニティに敗北。
エモルギアの出所を聞く前に手柄を横取りしたワニパトコンビに仲間達と拘束され、そのまま連行された。
演じる榮氏はジャパンアクションエンタープライズ(JAE)所属のスーツアクターであり、『仮面ライダーセイバー』のレジエルや『仮面ライダーリバイス』の仮面ライダーオーバーデモンズ(玉置豪変身時)、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のゴジュウティラノなどを担当した経歴の持ち主。
名前の由来はそのままストレートに「強盗」、出身星も「泥棒」のアナグラムだと思われる。
- 葛見仁志
世界の指導者ども! 搾取と隷属を強いるお前達が作る世界には価値がない!
俺のプランだけが世界を幸せにできる。俺の言葉を聞け。そして認めろぉっ!!
事案:テロ行為
発生場所:多元地球Λ8018
ネガエモルギア:ハズーイエモルギー(ネガver.)
演:福山翔大
第1話に登場。
社会制度に不満を持ち、国家転覆を図っていたテロ組織を指導する金髪の青年。
配下達は白を基調とした衣服に身を包み、散弾銃で武装した男女の兵士。ピンク色の旗を掲げており、さながら過激な宗教組織をも思わせる。
同じく社会に不満を持っていると思われる男女達を率いて武装させ、都市の中心部でテロを起こし、Λ8018の政府の警官隊と交戦していた。
妹の葛見美春(演:丸山純怜)によれば以前は心優しい性格だったが、ネガエモルギアを購入してから性格が変わってしまった模様。
一方でまだネガエモルギアの扱いに慣れていなかったのか、エモンズや魔空空間の事は知らなかったようで、その恐ろしさに恐怖する様子も見せていた。
最終的にΑ0073から訪れたギャバン・インフィニティに鎮圧され、組織は壊滅。
自身も哀哭院刹那に逮捕され、護送車で連行される最中も相変わらず社会への不満を口にしていたが、口封じに鴉麿一味が護送車もろとも襲撃してきた為に重傷を負い、意識不明となってしまう。
しかしながら一命は取り留めたようで、病院で意識を取り戻した事が刹那の口から語られた。
- 鴉麿
マロの儲けを邪魔する者は全て消えよ。銀河連邦警察とて例外ではないわのう。ハハハハハッ……!!
事案:ネガエモルギア売買、護送車襲撃
発生場所:多元地球Λ8018
ネガエモルギア:シンペーダーエモルギー(ネガver.)
演:宮下雄也
第2話に登場。
葛見にネガエモルギアを売り渡した張本人で、ネガエモルギアの販売で莫大な富を成していた死の商人。
黒いアイシャドウを施し、西洋の男爵風の服装に身を包んだ恰幅のいい男性で、平安貴族のような喋り方で話す。
ピエロの面を被った男性達を配下とし、ネガエモルギアの販売には商売以外の目的はなく、購入者達を「使い捨ての駒」としか思っていない冷酷な性格。
それにより人生を狂わされた購入者達についても[[「悪いのは買った方よのう」>グロッタ・ストマック]]と全く気にしていない。
デス・ギャバンによればかつては「掃除人」として名を馳せていたらしく、見かけに反して腕っぷしも強い。
ネガエモルギアの使用に慣れており、自らの意思でエモンズや魔空空間を発生させる事も可能。
さらに右腕に装置したパワードアームで走っている護送車をパンチ一発で粉砕するほどの強力なパワーを発揮する他、左腕に装着したバリア発生装置で魔空空間内でも普通に活動する事が可能。
デス・ギャバンと共謀しており、逮捕された葛見を口封じで抹殺しようとするも阻止され、ギャバン・インフィニティとギャバン・ブシドーをエモンズ・パウンドと共にアジトのある魔空空間に誘い込んだ。
そのままギャバン・ブシドーと一戦交えるも、魔空空間もろともアジトを消し去られて敗北し、エモンズ・パウンドを撃破された上にパワーアームを喪って対抗手段を喪失した事から、そのまま刹那になすすべなく逮捕された。
その後は取調室でネガエモルギアを開発した卸元について聞かれているが、煽るような態度で黙秘権を主張し、答えようとしていない。
演じた宮下氏は、本作のメインライターを務める冨岡淳広氏がシリーズ構成(前半部分)を担当した『遊戯王5D's』の主人公・不動遊星の声優として知られており、テレビ朝日公式サイトの紹介でも「不動の優勢」と明らかに意識した文言が見られる*2。
また、氏は音楽グループ「RUN&GUN」に所属しており、同じメンバーの永田彬氏は過去に『仮面ライダー電王』で尾崎正義を演じていた。
外見のデザインの元ネタは『バットマン』に登場するヴィランの一人、オズワルド・コブルポット/ペンギンだと思われる。
- デンス
奴はタマの仇だ! あいつらの身勝手で狩りの標的にされた!!
その悪党を守るというなら、警察ごと殺る!!
事案:連続殺傷行為
発生場所:多元地球Ι5109
ネガエモルギア:ヨリソーエモルギー(ネガver.)
演:齋藤礼
第3話に登場。
パーマ風の髪型の気弱な青年で、右頬に入っているタトゥーのようなマークは異星人の特徴を表す。
かつて惑星ヤークトにて可愛がっていた宇宙生物のペット・タマを密猟者のガレン(演:野澤いっぺい)とギンブル(演:池浪玄八)に殺害された事で復讐鬼と化し、Ι5109でかつて密猟を行っていたガレンをタマに擬態したエモンズ・タマシーの手で殺害していた。
そして過去の罪を清算し、政治家として地位を築いていたギンブルを次のターゲットに定めると彼の拠点を急襲、さらに彼のSP達をネガエモルギアで洗脳して怜慈達に差し向けた。
コスモギャバリオン10Qに撃破されてエモンズの素体に戻り、暴走して見境なく自身に襲い掛かろうとするタマシーをコントロールしようとするも制御できず魔空空間を出現させてしまい、飲み込まれそうになるが、宇宙刑事ギャバン・ルミナスがタマシーと魔空空間を破壊した事で事なきを得た。
祝喜輝(キキ)に逮捕され、「そんな簡単に俺の気持ちが癒えるものか……」と自暴自棄になるも、キキがエモルギアの声を聞き、タマが死にながらなおも彼の心に寄り添って復讐など望んでいなかった事を聞かされ、慟哭するのだった。
なおギンブルも命は助かったが、過去の密猟の罪で高鳴寿(コト)に逮捕され、事情聴取される事となった。
- 大地深治
冗談を言え。今の私は、貴様のようなちっぽけな虫けらを相手にするレベルじゃないんだよ。
こいつのおかげで、私はかつてない力を手に入れた……
事案:凶器準備集合、連続破壊行為
発生場所:多元地球Σ3302
ネガエモルギア:モーイッカエモルギー(ネガver.)
演:金子利幸
第4話に登場。
人間と知性を持つ昆虫が共生するΣ3302において、超掘削ドリルマシン・グランドアースとエモンズ・グラップルを利用して巨大ビルを次々と陥落させる事件を起こしていた犯罪グループのリーダー。
頭にバンダナを巻いた大柄の男で、配下は同じような服装をした男女達で構成されている。
本編から3年前に大量の非合法兵器を地下に隠し持っていた武器準備集合罪で有本未空朗に逮捕されていたが、いつの間にか脱獄。
計画頓挫で開発中止となった地下鉄の跡地を利用してビルを次々と陥落させ、最終的には中央銀行を陥落させて莫大な富を得て、地下から世界を掌握しようと目論んでいた。
調査にやってきた怜慈と有本、羽村翔子を罠に嵌めてエモンズ・グラップルとネガエモルギアでパワーアップさせた配下達で足止めすると、自身はグランドアースに乗り込み、地底でコスモギャバリオンGC-Rを翻弄しながら銀行へと向かうが、羽村が持ち出したギャバリオンドリル(ユニット)と合体したコスモギャバリオンWK-2に胴体部分を貫かれてグランドアースは爆散。
自身も爆風で吹き飛ばされるが、有本が蒸着した宇宙刑事ギャバン・アーマイゼに救助され、放心状態のまま羽村に逮捕された。
名前の由来は「大地震」及び「大地を深く掘り進む」の捩りと思われる。「立木文彦さんにシンジって言わせたかっただけでは?」とか言わない。
ちなみにグランドアースのプロップは『轟轟戦隊ボウケンジャー』のゴーゴードリルの流用。
- メデル・デ・カッターナ
集めに集めしこの刀剣、ギャバンの二振りを加えれば遂に1000本……!
彼の持つ一振りは100年───いや、200年は使い込んだ骨董品! 我がコレクションに相応しい!
事案:天羽琉唯本部長誘拐
発生場所:多元地球Λ8018
ネガエモルギア:トキメッキエモルギー(ネガver.)
演:北代高士
第5話に登場。
宇宙を股にかける骨董武器商人で、中世ヨーロッパの貴族のような緋色のコートと波打つ金髪ロングが目を引く外見をしており、芝居がかった口調で話す。
配下は黒い仮面を被った男性達。
商売と同時に刀剣のコレクションを行っており、珍しい刀や貴重な刀に目がなく、手に入れる為なら手段を選ばず誘拐や破壊などの犯罪行為も平然と行う。
その正体は惑星ヴェンケー出身の異星人であり、生身でギャバン達と渡り合えるほどの実力者。
「ギャラクスィーモ!」という一風変わった掛け声と決めポーズと共に自身の髪を伸ばしての移動や、剣を絡ませて第三の手のように使ったり相手を拘束する特殊能力を持つ。意外! それは髪の毛ッ!
天羽琉唯を誘拐し、彼女を人質に取ってギャバン・ブシドーの持つギャバリオンブレードを奪う事で、魔空空間にコレクションしている1000本目の刀に加えようと目論んでいた。
が、ヒソオエモルギーと怜慈の助太刀で計画が狂ってしまった為、そのままギャバン・ブシドーとギャバン・インフィニティをエモンズ・チョークと共に迎え打ち、バリア発生装置を起動して魔空空間で攻戦するも、ギャバン・インフィニティにエモンズ・チョークを撃破されてしまう。
さらに自身もギャバン・ブシドーの「奥義・氷双月輪斬」により身動きを封じられて敗北した挙句、これまで収集してきた刀剣もろとも魔空空間を消し去られてしまい、「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざを体現する形で逮捕された。
名前の由来は「刀を愛でる」のアナグラム、出身星及びキャラクターのモチーフは武蔵坊弁慶であろう。
- 淳澄幽/怪盗フェイド
世界一のお宝、確かに頂戴しました。
事案:宝石泥棒
発生場所:多元地球Ι5109
エモルギア:キットイーネエモルギー
演:磯野亨
第6話・第9話に登場。
Ι5109において、金銀財宝の泥棒容疑で指名手配中の世間を騒がす怪盗。
赤い宝石をちりばめた黒いベネチアンマスクで顔を覆い、銀色の派手なスーツと白いマントに身を包んだいかにもな恰好が特徴。
金銀財宝の奪取を目的として活動しているが、「他人の笑顔」に金品以上の価値を見出しており、その為なら金銭的な利益よりもそちらを優先する場合もあり、それまでに登場したエモルギー犯罪者とは違った義賊的な一面も持つ。
また劇中で初めて登場したネガエモルギアではなくポジティブ波動の通常エモルギアを使用するエモルギー犯罪者でもあり、自作したエモルギア解凍器を使って周囲の物体を引き延ばし、相手を拘束したり地面を競り上がらせて足止めする事ができるが、複数回使うとボロボロになり使用不可になってしまう。
賞金首にもなっている怪盗ではあるが、紳士的な振る舞いと美形な容姿からか庶民の人気も高く、さらにコトとも互角以上に渡り合えるほど格闘術にも優れている。
第6話では大富豪・采原(演:ドロンズ石本)の依頼で財産を持ち逃げしたフワレ(演:永山よう)とエム(演:照井野々花)の母子を財産もろとも取り戻す為に2人を追い回し、偶然2人と遭遇した縁で彼を阻止しようとしたキキとコトをエモルギアの能力で足止めするが、
2人は采原のDV*3と傲慢な振る舞いに耐えかねて夜逃げを図っており、連れ戻されたくないというエムの感情に反応してエモルギアがネガ化してエモンズ・パウンドが出現、さらに逃走しようと乗り込んだシャトルが崖下へと転落してしまう。
ネガエモルギアによって洗脳され、ギャバン・ルミナス達に襲い掛かろうとする建築現場の作業員達を足止めしてシャトルの救出を結果的にアシストすると、エムから財産を盗む一方でネガエモルギアを返却。
コトに任意同行を求められるも振り切って逃走し、采原に母子を取り戻せなかった事を謝罪しつつ財産を返すが、采原が家族よりも財産を心配する傲慢な性格である事を見抜いていた為、偽物を手渡していた。
そして後日。移動式カフェの店員に変装し、キキとコトと共にカフェに来ていたエムとフワレに財産を売却して購入した逃亡用の宇宙船を手配すると、どこかへ姿を消した。
結果としてギャバン達に逮捕される事なく逃亡し、実質的に初めてギャバン達に勝利したエモルギー犯罪者となった為、再登場する可能性が示唆されていたが、第9話でやはり再登場。
「ネガだまり」と呼ばれるネガティブな感情が滞留している場所から自然発生したエモンズ・グラップルが街中で暴れていた為、退治してもらおうと鑑識課に通報した。
しかし、その場にいたのをいいことにコトの手で盾代わりにされたり、解凍器を無理やり奪われて増殖するエモンズ・グラップルの拘束に使われたりと散々な扱いを受け、挙句「問題のエモルギア、俺の好みじゃないからね」と逃げ去った。
- ドリマー
罪人よ、感情の赴くままに……
ああ……! ありがとうございます。もっとデカい事やってやる!
事案:凶器を用いた通り魔
発生場所:多元地球Α0073
ネガエモルギア:ロンリーヌエモルギー(ネガver.)
演:伊藤凌太郎
第7話に登場。
Α0073において連続通り魔事件を起こし、住民達を恐怖のどん底に突き落としていた惑星ギブ出身の青年。
アイシャドウを施し、両耳の後ろにある魚のヒレにも似た触覚や鼻筋に散りばめられたピアスのような具象を持つ、邪悪な妖精を思わせる風貌が特徴。
ネガエモルギアの反応を怜慈と伊達大佐に嗅ぎつけられ、逃走していたところを独自で捜査していたワニパトコンビと偶発的に挟み撃ちにされた事で逃げ場を無くした為、ネガエモルギアを使おうとしたところで怜慈にあっけなく奪われて御用かと思われたが、彼にネガエモルギアを与えたデス・ギャバンが助太刀に入った事でネガエモルギアを奪い返し、再度逃走した。
その後は「もっとデカい事」をやろうと目論んでいたようだが、それも叶わぬままワニパトコンビに逮捕された(かなり抵抗したのか、2人とも重傷で包帯姿だった)。
発動前に阻止された関係上、ネガエモルギアの能力は不明。ワニパトコンビを振り切れなかった描写からして大した能力ではなかったか、使い方に慣れておらず能力を十分に引き出せなかったかのどちらかと思われる。
名前の由来はストレートに「通り魔」の捩りと思われる。
- 999
そうだ、それでいい。俺達でもう一度、あの時代を取り戻そう。942。
事案:遠距離射撃による機械暴走
発生場所:多元地球Λ8018
ネガエモルギア:ドーシヨンエモルギー(ネガver.)
演:潮見洸太
第8話に登場。
Λ8018において様々な重要施設を狙撃し、ネガエモルギアの力を込めた弾丸で機械を暴走させて社会を混乱に陥れていた男。
黒ずくめの服に身を包み、灰色の長いメッシュを垂らした髪型とサングラス姿の怪しげな風貌が特徴で、自前のライフルで5km以上離れた標的すらも正確に狙い撃つ凄腕のスナイパーである。
その正体は惑星ウェーバーで刹那と共に星間戦争を戦い抜いてきた人造人間の生き残りで、その高い射撃能力は狙撃特化型として生み出されたが故のもの。
戦争が終わった事で生きる目的を見失い、再び自分が活躍できる世界を求めて狙撃による機械暴走で各地を混乱に陥れ、捜査にやってきたアギと刹那を採石場で待ち構えてエモンズ・グラップルを差し向け、グラップルもろともギャバン・ブシドーを狙撃して洗脳。
洗脳されたギャバン・ブシドーは暴走してアギに襲い掛かってしまい、間一髪で止めに入ったギャバン・インフィニティとも戦った末に「エモーショナルバースト」を浴びながらも、ギャバリオンブレードで切り裂いて蒸着を解除させてしまう。
しかし、怜慈は実は天羽からスカットエモルギーを託されており、その効果で刹那は洗脳から解除されていたが、999を欺く為にギャバリオンブレードの柄の部分で切り裂いてギャバン・インフィニティの蒸着を解除させていた。とはいえ、戦う為に作られた人造人間かつ歴戦の戦士である刹那の攻撃となると、人間の警官である怜慈にとっては凄まじいダメージとなってしまうのだが。
そうとは知らないまま勝利を確信して油断し、下に降りて刹那を勧誘しにきた結果、ライフルを切り裂かれて無力化され、刹那に拘束されてしまう。
刹那とのやり取りの中で、自分自身にも刹那と同じ「感情」が芽生え始めている事に困惑しながらも実感しつつ、銀河連邦警察の宇宙船で護送されていった。
- ルルギエ
僕はそんな裏方じゃないよ。
次元超越者を待ってた夢見る者…。船乗りが風を待つようにねぇ~っ♪
事案:ネガエモルギアおよび武器の違法売買、風波初音の監禁
発生場所:多元地球Ζ2066
ネガエモルギア:コウフンガーエモルギー(ネガver.)
演:立道梨緒奈
第11話に登場。
Ζ2066で暗躍している、ネガエモルギアの売買で莫大な富を得ている「銀河結社バイ・アクベ」の総帥。
見た目は地球人女性のそれだが、一人称が「僕」で、芝居がかった舞台役者のような言動が特徴。加えて和洋折衷の煌びやかな衣服とメイクも相まってタカラジェンヌを思わせる。
しかし、優雅な雰囲気とは裏腹に本性は残忍にして世俗的な金の亡者であり、劇中では後述する配下達から伝えられる利益の話を聞いて悦に浸る姿を見せていた。
組織を一代で築きあげた強者の経営者であり、配下は狐の面を被った男性達。
人質に取った風波初音に研究させた風波流忍術と自身のネガエモルギアの能力を組み合わせた「風波流・機巧屋敷」により、ありとあらゆる場所にトラップを仕掛けたバイ・アクベ要塞を本拠地とし、自前の戦闘機も多数保持するなど、従来の特撮番組の敵組織に比べれば小規模とはいえ、今までのエモルギー犯罪者達とは比較にならない一国の軍隊並みの強大な戦力を誇る。
さらに自身もデス・ギャバンが置き土産として残した昆虫型のパワードアーマーを着用して戦い、その力はギャバン・ライヤとギャバン・インフィニティの2人の宇宙刑事を圧倒するほど。
銀河連邦警察に悪事を見抜かれて潜入されるも、逆に返り討ちにすると初音を人質に取って風波流忍術の研究をさせつつ、風波駆無に商売の為に次元超越者達を集めるよう脅していた。
駆無から事情を聞かされ、潜入してきた怜慈達を圧倒するも、駆無/ギャバン・ライヤとの戦いに気を取られている隙を突かれてコスモギャバリオンK.I.に拠点を壊滅させられ、自身も初音に開発を急がせたパワードアーマーが故障し、動けなくなったところをギャバン・ライヤの「風波流・鎧断」でアーマーを破壊されて敗北。
駆無に逮捕され、組織もスパイとして送り込んだグラフトも含めた全員がダーレス達に拘束された事で壊滅したが、その際に「全ての次元には僕みたいに、銀河の深き所に住まう偉大なるお方に共鳴した奴が大勢いる! 本当の敵は、永遠の宇宙の真理さ!」と意味深な捨て台詞を残している。
ちなみにテレビ朝日公式サイトには「おふざけを許さない」とあるが、これは演じた立道氏が2.5次元舞台『超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ』にて魚雷ガールを演じていた事からの小ネタ。
また、配下の忍者の仮面は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のスッパラゲの流用。
- ゴーラン
君なら僕の気持ちも分かるはずだ!
何……!?
ワークショップでの君は、涙を流す事に強い憧れを持ってるように見えた!
感情に焦がれる君なら、大切な人の為に涙を集める気持ちも分かってくれるだろ!?
事案:地球人の監禁、涙の収集
発生場所:多元地球Λ8018
ネガエモルギア:ロンリーヌエモルギー(ネガVer.)
演:渋江譲二
第12話に登場。
Λ8018において、「3秒で泣ける! 演劇ワークショップ」なる自己啓発セミナーのようなワークショップを開催していた、惑星ムルム出身の異星人。
外見はベージュのスーツと青いストライプ柄のシャツを着込んだ若々しい雰囲気の中年男性であり、如何にも異星人といった外見的特徴を持たない特撮番組の悪役としてはかなり異色の人物だが、固有能力として強力な突風を発生させ、対象を吹き飛ばしたりその場から逃走する能力を持つ。
彼らムルム人は綺麗な水がないと生存できない種族であり、Λ8018の水が身体に合わなかった自分の妻・アイル(演:白木サキ)が衰弱してしまい、彼女の身体に一番合う水が地球人の涙であった事から、やむなくワークショップという形で人々からネガエモルギアの力で涙を強引に流させ、監禁して涙を集め続けるという犯罪行為に手を染めていた。
偶然ワークショップに参加した刹那と、開催地を訪れていた怜慈と駆無に悪行を嗅ぎつけられた事で溜まっていた涙を持ち逃げして妻の元へ戻り、自分達の身の上を話して見逃してもらおうとするが、受け入れられなかった事で逆上し、それと同時に持ち出した地球人の涙からエモンズ・チョークが出現。
エモンズの戦闘能力に風を操る力を合わせてギャバン・インフィニティとギャバン・ライヤを苦しめるが、最終的にエモンズ・チョークはギャバン・ブシドーの「レーザーブレード」で撃破され、それに伴い元に戻った雨のように降り注ぐ地球人の涙を浴びながら、自身の目的が果たせなかった事を嘆くのだった。
その後は逮捕され、アイルも銀河連邦警察に保護される事になったが、それと同時にギャバリオンドルネードが刹那が発見した綺麗な水を湖から確保した為、ある程度の生活も保証される事になった。
犯罪行為に手を染めた事は許されないが、あくまでも私利私欲の為ではなく、妻を愛するが故に道を誤ってしまった結果であり、凶悪な悪とは言えない悲しい犯罪者だったと言えよう。
演じた渋江氏は実写ドラマ版『美少女戦士セーラームーン』の地場衛/タキシード仮面や『仮面ライダー響鬼』のイブキ/仮面ライダー威吹鬼、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のマスターブルー(先代リュウソウブルー)など東映特撮作品に何度か出演した事で知られ、本作が5作目のニチアサ出演作となった*4。
- ヘルボマー
……あいつら、惑星大学を首席で卒業した俺を、採用試験で落としやがった…! だから天誅を下してやったまでだ!
どいつもこいつも、俺の事バカにしやがってえええええっ!!
事案:連続ビル爆破
発生場所:多元地球Α0073
ネガエモルギア:ツマンナエモルギー(ネガVer.)
演:中津川巧
第15話に登場。
Α0073において大手一流企業のビルに爆破予告を出し、予告通りに物質転移爆弾による連続爆破事件を起こしていた異星人の青年。
両頬に散りばめられた青い水晶のような物体とマッシュルームカットが特徴で、物質転移爆弾の他に自衛用の武器としてビームガンを使用する。
なお、「ヘルボマー」は爆破予告の際に名乗った名前の為、本名ではないと思われるが、本名及び出身星は不明。
元はΑ0073の国公立大学に相当すると思われる惑星大学を首席で卒業したが、就職活動に失敗し、自身を落とした各企業を逆恨みして爆破事件に及んでいた。
当初は時限爆弾による犯行と思われていたが、実際には半径300m以内に遠隔操作で起爆するタイプの爆弾であり、フードデリバリーの配達員になりすまして起爆させようとしたが、「爆破予告を出したビルには避難命令が出されており、そんな状況でフードデリバリーを頼む人物などいるはずがない」とパトランに追求された事で逃走。
ビームガンで抵抗するも、パトランのヒャクトーバーを駆使した警棒術に歯が立たず確保されるが、悪あがきで召喚したエモンズ・グラップルパウンドに起爆装置と爆弾を飲み込ませて復讐の完遂を試みるも、すんでのところでギャバン・インフィニティ達に阻止されて失敗に終わった。
パトランに逮捕された後も自暴自棄のままだったが、彼から「俺には、お前の気持ちが少しだけ分かる。選ばれない悔しさも、納得できない気持ちも分かる」と伝えられると共に、
実際に犠牲者を出さないように爆破予告を出したり、爆発直後に周囲の物質を転移させる爆弾を使ったりと、わずかながら良心が残っていた事を見透かされ、「罪を償って帰ってこい。試験に落ちたというなら、受かるまで諦めずに挑戦し直すんだ! 何度でも、何度でもな!」と諭されて泣き崩れるのだった。
【協力者】
- 御蔭哲真/デス・ギャバン
デス・ギャバンは……止めない。
演:藤田玲
スーツアクター:齊藤謙也
第2話より登場する、ギャバン達と同じくコンバットスーツに身を包んだ謎の人物。
全体的なシルエットはギャバン・インフィニティと似ているが、そのカラーリングは黒を基調に赤と紫をあしらった毒々しいものとなり、さらに左胸と頭部の左側は破損したかのように内部メカが露出している。
言わば「悪のギャバン」とでも言うべき存在であり、同じポジションのキャラクターとしては映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』に登場したギャバンブートレグが既に存在しており、彼に続く2人目となる*5。
その正体はΑ0073において先代のギャバンとして活動していた人物かつ怜慈と同じ次元超越者で、当時は「ギャバン・デスティニー」というコードネームで呼ばれていた。
「ビスカトニック星団事件」を解決後に何らかの理由で銀河連邦警察を離反し、ネガエモルギアの力で多元宇宙に悪意をもたらしていた元凶である模様。
コンバットスーツの破損は銀河連邦警察の追跡を逃れる為の意図的なものであり、内部のセキュリティを無理矢理解除した上でネガティブエモルギーに対応できるよう強引な違法改造を施した結果、安定性と制御性を犠牲にする代わりに正規のギャバンシステムを大きく凌ぐスペックを獲得している。
それぞれギャバリオントリガーとギャバリオンブレードを違法改造したギャバリオンライフルとギャバリオンブレード(ダークver.)を武器とし、さらにコスモギャバリオンGC-Rを違法改造した巨大ロボアークギャバリオンGC-Rを所持する。
歴戦の宇宙刑事だった事もあって戦闘力は非常に高く、ギャバン・インフィニティを一蹴するパワーを持つ。
第2話では鴉麿と結託し、彼らの用心棒のような仕事をしていたと思われるが、あくまでまビジネスライクな関係に過ぎなかったのか護送車襲撃には参加せず、彼が逮捕された時も遠くで不敵に笑うのみで助けようとはしなかった。
その後の動向は不明だったが、第6話のラストである男性を使ってネガエモルギアの実験を行っており、続く第7話で遂に怜慈達と対峙する。
激闘の末に相討ちとなり撤退し、銀河連邦警察にネガエモルギア売買の主犯格として指名手配される事になるが、上層部は単独犯とは見ておらず……
第9話では(素顔こそ光に遮られて見えないが)変身前と思われる姿がほんの一瞬だけ映り、陣羽織にも似た黒いコートに白いスカーフを巻いている事が確認できる(加えて、この回のエンドクレジットで蒸着前の本名も明かされた)。
また、掌の中で球を2つ転がす癖がある模様。
そして第14話ではΛ8018にてギャバン・ライヤと交戦中、援護にやってきたギャバン・ブシドーとギャバン・インフィニティの3人のギャバンを相手にしても圧倒し、怜慈=ギャバン・インフィニティを同志に加えるべく魔空空間に連れ去る(なお、この戦闘中に自ら蒸着を解き素顔を明らかにしている)。
しかし怜慈に協力の意思がなく、拠点を突き止める為の潜入である事を見抜いており、ザイアークエモルギー(ネガver.)の力で拘束すると、魔空空間まで追跡していたコスモギャバリオンGC-Rを巨大な闘技場のような場所に誘導して迎撃。
一時は圧倒するも、コスモギャバリオンの全ユニットを動員した猛攻の前に劣勢となった挙句、怜慈が自力でザイアークエモルギーの力から脱出し、コックピット内で揉み合いになった事で操縦不能に陥り、アークギャバリオンが大破。
脱出した先のΙ5109で戦闘ダメージの蓄積で蒸着が解除され、遂に逮捕されるかと思われたその時、彼が唱えた「アザ・ゾルス」なる謎の存在の力により次元移動し、どこかに姿を消した。
藤田氏は『仮面ライダー555』の北崎/ドラゴンオルフェノクや『牙狼-GARO-』の涼邑零で特撮ファンには知られており、『555』以来となるニチアサ出演となった。
【エモンズ】
ネガエモルギアに内包されたネガティブ波動が一定基準を超える事で誕生する、蟹によく似た人型の邪悪なモンスター。
犯罪者の邪悪な心に反応して勝手に生まれてしまう場合もあるが、ネガエモルギアを使い慣れていれば任意で召喚する事も可能。
また、犯罪者ではない民間人でも感情がネガティブになってしまった場合に誕生してしまうケースもある。
メタ的に言えばいわゆる「今週の怪人枠」にあたる存在ではあるが、一般的な特撮作品とは違ってメインで登場せず、あくまで戦闘時のアイテム的な存在である。
また、エモルギー犯罪者達が悪人とはいえ生身の人間である以上、従来の特撮作品のように必殺技で倒すわけにはいかない為、代わりの「やられ役」のポジションも担っていると言える*6。
- エモンズ・パウンド
身長:190cm
体重:195~220kg
エモルギア:ハズーイエモルギー(ネガver.)、シンペーダーエモルギー(ネガver.)、ヤーダエモルギー(ネガver.)
第1話・第2話・第6話に登場。
鴉麿と2対1の状況を作ったとはいえ、ギャバン・ブシドー相手に引かないなど戦闘力は高め。まぁ「放映順で最初の怪人」のお約束通り、必殺技には耐えられなかったが。
第1話と第6話ではエモルギアの持ち主の意思と無関係に誕生している為、エモンズの基本形態と思われる。
- エモンズ・タマシー
身長:190cm~650m
体重:200kg〜10万t
エモルギア:ヨリソーエモルギー(ネガver.)
第3話に登場。
ガレンとギンブルに殺害された宇宙生物・タマの形見の牙からネガエモルギアの力で姿を再現したエモンズの変異体。
コスモギャバリオンに匹敵する巨体を持つ翼竜のような生命体で、空を自在に飛び回る大きな翼と鋭く長い牙を持ち、口から人間を泡状に溶かして殺害する……というか描写を見る限り比喩抜きにほぼなんでも溶かす*7強酸と、高エネルギーのエモルギー光弾を吐く。
ちなみにエモンズの素体はパウンドとほぼ同じだが、両手が白い牙のように尖っている。
タマシーの登場により、実質的な2つ目の事件で早くも「エモンズは必ずしも人型をしているわけではない」「何らかの変異を起こせば『怪獣』的な外見になる」という情報が提示された事になる。
- エモンズ・グラップル
身長:190cm
体重:222kg~230kg
エモルギア:モーイッカエモルギー(ネガver.)、ドーションエモルギー(ネガver.)
第4話・第8話・第9話に登場。
両拳が肥大化してグローブ状になっており、外見に違わず強力なパンチが持ち味。
第4話では大地深治に使役されて各地にある巨大施設を次々に陥没させており、その能力故に大地からは「私にとっては救世主さ」と信頼されていた。
なお、同エピソードでギャバン・インフィニティやギャバン・アーマイゼと交戦した個体は拳が赤く染まっていたが、それ以外にも拳と単眼がそれぞれ青色の個体や緑色の個体も確認されている。
第8話では999が刹那を洗脳する為の囮役として使役され、最終的に狙撃可能地点まで引き寄せたところでギャバン・ブシドーもろとも狙撃されて消滅した。
第9話ではΙ5109の「ネガだまり」と呼ばれる場所に投棄されていたユトリッチエモルギー(ネガver.)から自然発生した個体が登場。
不特定多数のネガティブ感情がシンクロした結果、超振動のエネルギー(劇中ではギャバリオントリガーやギャバリオンレーザー、エモンズ・グラップル自身のレーザーによる射撃)を受けると分裂する体質になっており、キキの見立てでは最速で24時間以内にΙ5109の地球がエモンズで埋め尽くされるという。
- エモンズ・チョーク
身長:190cm
体重:202kg~205kg
エモルギア:トキメッキエモルギー(ネガver.)、ロンリーヌエモルギー(ネガver.)
第5話・第10話・第12話に登場。
両腕が黄色いハサミのような形状になっており、これを利用して相手を寸断する攻撃を得意とする。
第10話には出自不明の別個体が登場し、ギャバン・ブシドーと交戦していた。
第12話ではゴーランの怒りに反応して召喚され、彼の突風を巻き起こす能力との合わせ技でギャバン・インフィニティ達を苦しめた。
- エモンズ・ゴースト
身長:190cm~47m
体重:0kg~3000t
エモルギア:アガールエモルギー(ネガver.)
第13話に登場。
霊王星出身のエネルギー体状の異星人・レーコ(演:つじかりん)がかつての恩人・蓮太郎*8に約束を破られたと勘違いした事による怒りにネガエモルギアが反応して誕生した。
見た目こそエモンズ・パウンドと同一だが、特筆すべきはその性質であり、ネガティブな感情に反応してさらに増殖し、個体数を増やしていく事が可能。
劇中では最終的には複数の分身体が合体し、47mのビルをも超える巨大な姿として具現化した。
なお、この世界にも幽霊という概念はあるようだが、レーコは幽霊ではなくあくまでもエネルギー体状の「幽霊っぽい異星人」である。なのに「ゴースト」と名付けられてしまっているのはこれ如何に。
- エモンズ・グラップルパウンド
身長:190cm
体重:227kg
エモルギア:ツマンナエモルギー(ネガVer.)
第15話に登場。
その名の通り、エモンズ・パウンドをベースに右拳がエモンズ・グラップルのそれに変化しており、右腕から放つ重量級のパンチ技や赤い雷撃、左手のかぎ爪による引き裂き攻撃を得意とする。
さらに第15話の個体はヘルボマーの怒りに呼応して物質転移爆弾と起爆装置を取り込んでおり、うかつに攻撃すれば体内の爆弾が爆発する危険性がある為、武装解除に必要なシンペーダーエモルギーをこのエモンズに弾き飛ばされたギャバン・インフィニティは劣勢に立たされる羽目になった。
【魔空空間】
『魔空空間』。
無数の次元が不条理に絡まり合うこの世界で、ネガエモルギアが何倍ものパワーを発揮するのだ。
ネガエモルギアに内包されたネガティブ波動が解き放たれる事により出現する異空間。
発現すると巨大な怪物の頭部を模した蜃気楼のような具象が現れる。
無数の次元が複雑に絡まり、あらゆる時間や空間が乱れた異空間であり、内部は崩壊したビル群の残骸などが横たわっている。
普通の人間が入れば瞬く間に肉体が引き裂かれて死に至るが、バリア発生装置やコンバットスーツなど対策を行えば入る事ができ、この空間内であれば銀河連邦警察の目も届かない為、内部にアジトを建設する犯罪者もいる。
なお、過去作の宇宙刑事シリーズと同様に内部に入る事でネガエモルギアの力が倍増する効果がある事が第5話で語られたが、旧シリーズと違って倍率は名言されていない。
第1話では肥大化した魔空空間により多元宇宙の地球全てが飲み込まれそうになる中、複数のギャバン達が立ち向かう悪夢をカレル・コム・ウィギレスが見ており……
【余談】
- いわゆる着ぐるみの怪人ではなく生身の役者が演じる犯罪者達が主要な敵となるのは、宇宙刑事シリーズの延長線上にあったメタルヒーローシリーズのレスキューポリスシリーズを思わせる。
- 敵が明確な組織を持たず宇宙犯罪者自体が敵となるパターンには、前番組にあたるスーパー戦隊シリーズの一つにして、『スペース・スクワッド』としてメタルヒーローシリーズとクロスオーバーした事もある『特捜戦隊デカレンジャー』のアリエナイザーが近いが、あちらは着ぐるみで毎週の怪人枠に相当する犯罪者が登場していたという点で相違がある。
- 本作の原典である『ギャバン』の前半では、エイリアンのダブルマンと生物兵器であるベム怪獣の2体が毎週登場する体制が採用されていた。
今作ではエモルギー犯罪者がダブルマン、エモンズがベム怪獣に相当する存在という事であろうか。
- 他の作品では「怒り」「悲しみ」などもネガティブな感情と解釈している事があるが、本作では……恐らくは「適切にコントロールしている」怜慈や刹那*9だからというのもあるのだろうが、ポジティブエモルギーの方に含まれている。
アニヲタ
事案:追記・修正、立て逃げ
発生場所:不明
ネガエモルギア:アニヲタエモルギー(ネガver.)
&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
項目変更&link_copy(text=項目コピー )&link_diff(text=項目変更点 )&link_backup()&link_upload(text= アップロードページ)
この項目がギャバいと思ったなら……\エ〜モ〜……!/
#vote3(time=600,6)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 一貫した「悪の組織」がなく相手も着ぐるみ怪人メインじゃないの、スーパー戦隊に慣れ親しんだ身としては良くも悪くも新鮮な気分。ラスボス枠は、もしかしたらあの悪そうなデス・ギャバンってヤツか…? -- 名無しさん (2026-03-01 11:48:15)
- 鴉麿、「右腕に籠手型の装備を着けパワーアップした拳撃を繰り出す」は公式サイトでネタにされた宮下さんの演じられた遊星のエースモンスター「ジャンク・ウォリアー」が「巨大な右腕型のモンスター『アームズ・エイド』をアームズ・エイド自身の効果により籠手状に装備し、パワーアップした姿で攻撃を繰り出した」シーンもあるんだよな……。もう17年も経つし、まさか制作スタッフにも5D'sファンがいたのか……? -- 名無しさん (2026-03-01 11:51:51)
- 1話で登場した葛見は過激派活動家を風刺したようなゲストキャラだったけど、警察に叩きつぶされて意気消沈したあたり他作品や現実の過激派活動家よりはまだ救いがあると思う。他作品に関しては小説版ウルトラマンギンガSのマウンテンピーナッツがいい例かな -- 名無しさん (2026-03-01 13:59:01)
- あのエモンズがベム怪獣のオマージュなら、その内にエモンズと犯罪者が武装合体したダブルモンスターみたいな存在も現れるかな? -- 名無しさん (2026-03-01 18:32:17)
- 鴉麿を演じていた俳優さん、板尾版の電人ザボーガーでライバルキャラ(秋月玄)を演じてた人と同じだったのか。あれも結構昔の映画だからだいぶ顔つきとかが変わっていたけど、演技の仕方に確かに面影があったな。 -- 名無しさん (2026-03-01 20:43:17)
- ↑4 ファンも何も、メインライターやってる富岡さんは5D'sの最序盤でシリーズ構成やってたんだぞ -- 名無しさん (2026-03-01 20:59:32)
- 現時点では人間型犯罪者が怪人ポジションだがテコ入れで様々な怪人が登場もあり得るな -- 名無しさん (2026-03-02 22:23:58)
- ゴーゴードリル…こんなとこで再び拝むことが出来るなんて。 -- 名無しさん (2026-03-08 22:24:19)
- ↑今後戦隊メカのリデコめちゃくちゃ出てきそう -- 名無しさん (2026-03-09 11:14:12)
- 戦隊シリーズ内でも昔から、ガードノイドガッシュ、バイオロボ、ターボロボ、ダイレオンのパーツを寄せ集めた歌舞伎ロボットとか、スターファイブを改造したプロバイダスとか、ギガバイタスを改造したライメイとか、マジブルーのブーツとグローブ使い回したリョーナイトとか、同じような事例はいっぱいあったよ -- 名無しさん (2026-03-09 15:40:45)
- メタルでもレスキューポリスとかビーファイターとかで度々他作品からのリデコあったような。ライダーからの流用も今後出てくるのかな? -- 名無しさん (2026-03-09 15:53:57)
- まさにそのボウケンジャーでもスピルバンのメカがリデコされてたから、伝統なんだよ。そもそも同作品間でもリデコはずっとやってるし -- 名無しさん (2026-03-09 15:59:27)
- なんか見た目の癖が強い犯罪者が多いなwww -- 名無しさん (2026-03-23 08:03:00)
- ↑着ぐるみ怪人に極力頼らないスタンスだから、地味にならないよう役者さんの演技とコスチュームでカバーするって事なんだろうな。 -- 名無しさん (2026-03-28 18:34:43)
- 物理的に破壊してセキュリティを無理矢理解除、その後ネガエモルギーに対応するように強引に改造して正規のギャバンシステムを超えるスペックと引き換えに制御・安定性を著しく低下させてしまっている…何だろうこの滅亡迅雷感 -- 名無しさん (2026-03-30 06:28:48)
- ダブルモンスターみたく、合体エモンズが中盤から出てくるとか? -- 名無しさん (2026-03-30 23:29:33)
- デス・ギャバンの蒸着前の姿……黒コートって…陰我とか関係してます? -- 名無しさん (2026-04-12 12:23:21)
- ライヤ絡みで犯罪組織出てくるけどまさかのクトゥルフ由来て・・・ -- 名無しさん (2026-04-19 16:22:43)
- ↑ライヤは「恐れ」の感情のギャバン。すなわち「コズミック・ホラー(宇宙的恐怖)」って訳か。 -- 名無しさん (2026-04-19 17:00:06)
- デザインがそっくりならまだしも同じ色使ってるだけでリンク貼るのはこじつけが過ぎるのでリンク外しました。そういうのはPixiv百科事典でやってどうぞ -- 名無しさん (2026-04-20 13:44:17)
- ルルギエさん、鴉麿並に濃い人だった。 -- 名無しさん (2026-04-26 13:28:15)
- ↑舞台版ボーボボの魚雷ガールやってたお方だそうなw…それにしても正当な悪の組織が出てきたと思ったらたった2話で壊滅するドライな感じ、やっぱレスキューポリスやジャンパーソン辺りを踏襲してるのかねー。 -- 名無しさん (2026-04-26 21:05:00)
- そういえばブシドー(+ライヤ)がいるのに犯罪者どころか戦闘員枠でも見ないなあ宇宙刑事お馴染みの虚無僧 -- 名無しさん (2026-04-26 22:16:35)
- この手の作品にありがちな脱獄や再犯をする者は出てくるのだろうか? -- 名無しさん (2026-04-27 01:36:41)
- 先週は組織を一代で築いた経営者というネロスっぽい敵が出たと思ったら、今週は綺麗な水が必要というワーラーっぽい敵が出てきたか。今後も歴代メタル系ヴィランっぽい敵が出てきたりするのかな -- 名無しさん (2026-05-03 20:08:25)
- 女性キャラはわりとまともな人ばかりだよなあと思ったらルルギエを忘れてた(笑)あとデス・ギャバンアクションフィギュアくるー -- 名無しさん (2026-05-10 14:27:46)
- 「可哀想な背景があるのは分かった。それはそれとしてお前らは法律破って人に迷惑かけてるから逮捕はするぞ」は一貫してただけに、レーコは逃げおおせちゃったのが釈然としない -- 名無しさん (2026-05-18 21:10:49)
- レーコはまずキキのお金返しなさい -- 名無しさん (2026-05-18 22:53:00)
- ↑2ネガエモルギア絡みとはいえレーコ本人には悪意なかったし故意にキキ狙った訳ではないからなぁ・・・逮捕はさすがに行き過ぎになりそうキキの金使ったけど -- 名無しさん (2026-05-25 22:11:34)
- デスギャバンの蒸着ポーズ、中の人の衣装もあって魔戒騎士っぽさが… -- 名無しさん (2026-06-02 19:33:13)
- フェイドの人となり判明したけどいろいろと衝撃的・・・あと今さらだけどルミナス次元は軽犯罪レベルの犯罪者多いな -- 名無しさん (2026-06-07 10:01:54)
- 弱木の件はうっかりミス(故意ではない)だからここには入らないっぽい? -- 名無しさん (2026-06-07 12:17:41)
- でも悪用したわけではないとは言え、誤注文騒動前からネガエモルギアを所持していた事に関しては、どういう扱いになるんだろうか。現時点では「ネガエモルギア不法所持」っていう容疑はあるのかな? それとあの宇宙通販、わざと迷惑な品物を送りつけて事件を誘発する違法通販業者だったりするのかな。あの後で銀河連邦警察に取り締まられそうだ -- 名無しさん (2026-06-07 16:16:46)
- ネガエモルギア持ちだから警察ではなくフェイドに依頼したのかも -- 名無しさん (2026-06-07 19:19:53)
- ↑3 弱木入れるならレーコも入れなきゃいけなくなるんよね… -- 名無しさん (2026-06-07 19:26:49)
- ↑弱木はフェイドの説明文に追加って手使えるからまだあり -- 名無しさん (2026-06-07 19:48:13)
#comment()
*2 一応、魔空空間にある以上は蒸着できなければ立ち入り捜査できないので間違ってはいないが。
*3 さすがに直接的な描写はないが、フワレの頬に生々しい傷跡が残っており、采原が日常的にDVを起こしていた事が示唆されている。
*4 他のニチアサ出演作は『仮面ライダーディケイド』と『獣電戦隊キョウリュウジャー』。
*5 ギャバン以外のキャラクターにまで範囲を広げると、本家『ギャバン』に登場したマクーの幹部にして「裏切り者の元宇宙刑事」という背景を持つハンターキラーや、Vシネマ『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』に登場した宇宙刑事エステバンが存在する。
*6 『超人機メタルダー』のヨロイ軍団や、『特捜ロボ ジャンパーソン』の一部の犯罪者のように例外は存在する。
*7 豪邸も丸ごと溶かしていた為、生命活動に反応して溶かすという類のものではなく、本当に強い腐食性を持ったものであると思われる。
*8 実際に喫茶店で待っていたのは彼の曾孫の蓮。蓮太郎の死後に店を引き継いでいた。
*9 あくまで「激怒して対応するべき悪」にのみ怒り、それ以外の一般市民にはむしろ優しい怜慈、出自上哀しみを知らないが故に「ギャバンの出番だ」となる事態に対してはいい意味でニュートラルな感情のもとに対応できる刹那など、宇宙刑事サイドの人物は感情を上手くコントロールした上で刑事としての仕事に携わっているように描写されていると思われる。
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧