第1章

EPISODE 01：第1章「暗黒時代・下」

 

（前回まで）

チェルノボーグという都市で、目覚めたドクターの救出作戦を行なうロドス。
しかし都市では時を同じくして感染者のテロ組織レユニオンの暴動が勃発し、一行はそれに巻き込まれてしまう。

 

チェルノボーグ・市内

天災が迫るチェルノボーグ。
ロドス一行は一刻も早くこの都市から脱出すべく、引き続き都市の出口を目指していた。

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途中、襲撃により廃墟となってしまったアザゼルという名の診療所を目にする。
ここは世間から隠れて生活する感染者のための"闇"診療所だった。

この世界での感染者の暗い現実を横目に、ドクターたちは出口まで街を突っ切ることにする。

 

チェルノボーグ・広場

広場まで進んだドクターたちだったが、ついに天災が降り注ぎはじめ、現場は阿鼻叫喚の状況となる。

互いに助け合いながら天災を切り抜けるロドス一行。

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だがその目の前に現れたのは、これまでにない数のレユニオン大部隊だった。

レユニオンは、ロドス一行の後をつけていたファウストの報告を受け、この場でロドスを始末することにしたのだ。

目の前に立ちはだかる大部隊の中には、彼らレユニオンのトップ、タルラの姿もあった。

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全てを溶かすタルラの強力な熱術式。
逃げるしかないことを悟る一行だったが、タルラはその隙を与えてくれない。

「ロドスは真に感染者のために行動していない、それは許されない」とタルラは語り、とどめを刺そうとする。

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タルラのとどめの一撃を、アーミヤが指輪の力を使い何とか受け止める。
しかし次はなさそうだ。

絶体絶命のなかAceは、自分が攻撃を食い止める隙に逃げるように言う。
置いていけないと叫ぶアーミヤを抑え、一行はAceを残して仕方なく撤退。

最後にAceはドクターに「たとえ今は記憶がなくても自分はお前がどんなヤツだったかを覚えている、アーミヤを任せた」と言い残す。

 

チェルノボーグ・出口

ついに出口にたどり着いたが、そこにはまたもレユニオンの幹部、Wと呼ばれる女性の姿があった。

しかし攻撃する様子はない彼女。
自分はタルラの言いなりではないと説明する。
彼女の目的はドクター。
以前からドクターのことを知っているらしい彼女は、聞くべきことがあるのでドクターを引き渡すよう告げる。

もちろん要求に応じる訳にはいかないロドス。
戦闘がはじまるが、なぜかWは途中で手を引き、一行を見逃す。

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こうしてチェルノボーグからの脱出はようやく幕を閉じ、一行はロドス基地へ戻るのだった。

 

+（参考）Aceのその後について

このチャプターでは、都市の中でまだ生きているAceの様子が描かれている。
彼は自身の腕と引き換えに、ある隊員を守り、命を救っていた。

その隊員に、アーミヤたちのためにまだ戦わなくてはいけないと言い残し、Aceは戦火に消えていく。
結果として彼は殉職してしまったようだ。

 

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