第3章

EPISODE 03：第3章「起死回生」

 

（前回まで）

レユニオンの次の狙いが龍門であることが分かり、龍門近衛隊と手を組むロドス。
ミーシャという少女がターゲットであることを知って保護したが、直後レユニオンにさらわれてしまう。

 

龍門・市内

ミーシャをまんまと奪われてしまったチェン。
敵のねらいを聞きだそうと、捕らえたファウストを尋問するも成果はない。

 

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チェンとアーミヤは、近衛局のホシグマらと合流し、すぐさま奪還に出発する。
共同戦線をしき、ペンギン急便が偵察陽動、ロドスが前衛、近衛局が主攻を担当することとなった。

 

龍門・郊外

一方さらわれたミーシャはスカルシュレッダーと再会していた。
なんと彼はミーシャの弟だった。

チェルノボーグで自分たちの母親を目の前で殺された二人。
ミーシャには、彼のもつ社会への怒りが理解できた。

それでもミーシャは、互いに「感染者を守る」と主張するレユニオンとロドスの、どちらを信じればいいのか分からないでいた。

 

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ミーシャとの会話中、ロドスが追ってきたと報告を受けたスカルシュレッダー。
Wは彼に、ドクターさえ消せばロドスを無力化できるとけしかける。

特殊な地形にロドスを誘い込むことに成功した彼は、自らの爆弾でドクターの命を狙う。

 

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だがドクターに向けられた攻撃はアーミヤにより阻止され、強力な術の反撃によりスカルシュレッダーは命を落とす。

アーミヤが弟を葬るのを遠くで見ていたミーシャ。
彼女の悲痛な叫びがあたりに響く。

 

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指揮官を失い混乱するレユニオン。
乱戦のさなか、Wはアーミヤに携帯電話を渡す。

通話中となっているその相手はミーシャだった。

彼女に向き合おうとするアーミヤだったが、彼女はもう戻れないと言う。
自分は過去に感染した弟を見捨てた。
そして自ら感染者となった今、その罰を受けるために弟の遺志を継ぐしかないと。

最後に「ごめんなさい…」と彼女は言い残し、通話は途切れる。

 

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ミーシャ奪還を諦めきれないアーミヤたちは交戦を続ける。

そんな一同の目の前に、死んだはずのスカルシュレッダーが現れ、レユニオンの士気を上げた。

その正体が変装したミーシャであることに気付いたアーミヤ。
戦うのを躊躇するが、チェンがとどめを刺し、戦いは終わった。

 

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なぜこうなってしまったのか、なぜ憎しみの連鎖を断てないのか、自分の無力さを痛感するアーミヤ。

チェンは「前だけを向いていろ、お前だけにしかできないことをするんだ」と声をかけるのだった。

 

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