南域正規軍の魔導騎士団長。部下の人望も厚く、穏やかな彼はロロとは対照的である。
集団に効果のある術は使えないが、青の魔術に長じ、「幻視」の術を用いて要所を射抜くような鋭い指揮を得意とする。
ロロのように、集団の先頭に立つことは少ないが、単体の戦力としてみた場合、力で優れるロロに対し、技に優れている。
パッセはその点を高く評価しているが、御前試合などでロロがパッセに勝ったことは一度もない。
エルフであるパッセは弓にも優れ、岩をも射貫くことができると言われているが、軍指揮をするようになってからは専ら杖の役割を持たせた長剣を使っている。
細身ではあるが、東域産の木目鋼に、核として幻弧の牙を使ったそれはパッセの得意とする「幻視」の効果を高め、より深い幻を見せることができる。
操る妖精はジョン・ジョアンという名で、特別な力は持たないが南域でも名の知れた戦闘妖精である。
戦場ではパッセの横に侍り、行動を共にする。
また、彼女の扱う剣もパッセの物と同じ木目鋼で作られており、金属資源の乏しい南域では貴重な逸品である。
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