操精術で呼び出すことができる、術者の分身とも言える存在で、多くは人類を小さくしたような形を取り、自由に空を飛び回ることができる。
術者とは独立した知識・人格を持ち、術者に使役される存在でありながら必ずしも術者に従順であるとは限らない。
多くの妖精は身の回りのことを手伝う程度の、文字通り小さな存在であるが、魔術的才覚を持った術者や高名な魔導師の家系の者が呼び出す妖精は術者とは独立して魔導術を使うことができる者もおり、直接的な戦闘を行うことができる者もいる。
しかし、平民の使役する妖精であっても、天候を読んだり暗闇でも目が見えたりと、役に立つ技能を持っている場合がほとんどであり、そうでなくとも術者に協力的な存在が本人とは独立して活動できるというだけでも、非常に有用な存在であることに疑いはない。
活動範囲は概ね術者を中心に20米~50米程度で、それを大きく超えてしまうと存在が「解けて」しまう。
一度存在が解けてしまうと、再度姿を現すのに二~三日の時間を必要とする。
また、この現象は妖精や術者が大きな損傷を受けた時にも起こる。
→精霊
→戦闘妖精
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