操精術で呼び出すことができる妖精の内、魔術的能力に長けた妖精を指す。
魔導術を使用する妖精は珍しいものではないが、精霊が扱うことのできるそれは文字通り桁違いの威力や範囲を持ち、時に術者の扱う魔導術よりも強力なものを行使する者もいる。
しかし魔術的な燃費は悪く、長時間の召喚には向かない者がほとんどで、無理に召喚を続ければ存在が「解けて」しまう。
そのため、精霊を使う術者はその能力を必要とする短時間だけ精霊を呼び出すことが一般的である。
また、通常の妖精よりも感情の起伏が少ないのも精霊の特徴で、多くは術者に従順な者が多いという。
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