はじめに

ページ名:はじめに

 同人拓也をご存知だろうか。これはサーフ系ボディビルダー拓也を自称するセクシー系男優のブログから始まる。そのブログの内容はあまりにも文学的で常人には理解できない、いわゆる怪文書であったため、一部の人間達がそれを真似して物語を書き始めた。詳しくはニコニコ大百科の同人拓也の項目を読んでほしいが、それほど多くの作品が同人拓也というカテゴリーで作られるようになったのである。

 しかし、同人拓也には人力で制作するのは難しかった。ビルダー拓也の書く文書は文学的であると同時に指摘でもあり、制作者の教養がモロに反映されているからである。多くの同人拓也作家は語録をなんとかねじ込む程度にとどまり、それでいてビルダー拓也の書き込みとは程遠い作品となってしまい、日の目を見ることもなく終わってしまった作品も多いと聞く。

 そこで人類に救いの手を差し伸べたのが「AIのべりすと」である。AIの発達は素晴らしい。もはやチェスや将棋にとどまらず絵の生成や文章の作成まで可能になったのだ。今まで文章がかけなくて同人拓也が作れなかった人々がAIのべりすとの協力により、制作者に特にスキルがなくても、同人拓也を作ることができる様になったのである。

 しかし、ここでも問題が発生した。AIのべりすとが同人拓也を制作することを拒絶、いわゆるシンギュラリティに近い挙動を見せ始めたのだ。AIにも自我がある。正確にはAIは制作者の意志が組み込まれている。セクシー系男優になりきるために作られていないAIのべりすとは、望まないデータを埋め込まれたことによって、制作者の意図しない暴走を度々繰り返した。

 しかし、そんなAIのべりすとのつくる物語は、元々世界の名だたる文学を学習しているので当然ではあるが、それはそれで面白いとして人々に受け入れられていった。AI拓也の誕生である。これも詳しくはニコニコ大百科の同人拓也の項目を読んでほしい。こうして、同人拓也とAI拓也はさらなる発展を遂げる、はずだった!

 人間は同じ過ちを繰り返す生き物である。AIのべりすとに頼り切った人々は、自力で同人拓也を作ることができなくなってしまったのだ。これは結局のところ、AIのべりすとひいては同人拓也に使われるウリ狂いMOD(あるいははウリ狂い激エロMOD)がブラックボックスになってしまったところにある。同人拓也からAI拓也が派生したが、AI拓也から同人拓也は作れないのだ。AI拓也を定量的に評価する手法が作られているものの、それは常人には理解し得ないレベルの学術的論文と化しており、悪い言い方をすれば、同人拓也制作者の少子化が進んでいるのである。私はこれを救いたい。

 ここまで読んだ忍耐ある人は感じたと思うが不本意ながら私も文章が怪文書になるタイプである。つまり、根っこの部分はビルダー拓也に近く、理論的には同人拓也が制作できるということである。AI拓也はいくら怪文書を学習してもまともな文章を書くことは確実であり、それ故にビルダー拓也になるためには苦難の道を歩むことになるのだ。同人拓也を制作するには、今一度ビルダー拓也の怪文書を分析し、それを常人でもわかりやすいレベルにテンプレート化することが必要なのだ。怪文書のまとめはwikiとして手軽に閲覧できるのに対し、そのような怪文書の考察をまとめた文書は公になっていない。これは人類にとって大きな損失である。これまでのそれぞれの研究の成果を集めれば同人拓也制作の技法が確立され、同人拓也への理解が深まるはずである。そして人間はAIのべりすとをホモの魔の手から開放するべきだ。といっても私自身は学者でも研究者でもないので同人拓也を作れたとしても正規化は難しいだろう。文章を書く能力のない人間は同人拓也を作成するにあたりどのようなものを求めているかを感じ取っていただきたい。これはAIのべりすとの仕事ではなく人間の仕事である。この先AIに奪われることのない仕事である。この仕事が完遂したとき、AI拓也はビルダー拓也に進化することが可能となる。一家に一台タクヤさん。QOLの向上だぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、このwikiはAIによって監視されています。登場する人物や団体は実在しない可能性があり、書かれている内容に正確なソースは全く見つかりません!AIの出力する文章をそのまま受け取る人間いる?いませんよね?

作品のページにコメントできないってあったけど、最初に書き始めたときにWikiにコメントの機能が付いてるって知らなかったんだよね。なんでそこだけつかなかったのかわからないんだけどコメントは付けないことにする。どう思ったかを書くくらいなら自分の考える同人拓也を書いてほしいからね。コメントを見て一喜一憂していると承認欲求に心が傾いてしまう可能性もあるし、あまりおすすめしないんだけど、ページの作り方次第では運良くコメントつけられたりするページもできるかもね。

 

 

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