「ニンギシュジダ」を含むwiki一覧 - 1ページ

ニンギシュジダ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.豊穣神、冥界神、治癒神 ニンギシュジダ、ギズジダ。「佳き樹木の主人」を意味する男神。ラガシュ市、あるいはギシュバンダ市の神とされ、豊穣神、復活神、冥界神、卜占神、また治癒医薬の神。バビロニア語の呪文では、地下世界に住む悪霊を支配する神として登場するほか、ユーフラテス下流域では

ゲシュティンアンナ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.ドゥムジ神の実姉 ゲシュティンアンナ(「天の葡萄樹」あるいは「気高き葡萄樹」の意)は、ドゥムジ神の実姉。ニンギシュジダの配偶女神で、ラガシュの神統譜に属する。古バビロニア時代にはカラナ市の守護神の一柱。2.葡萄樹の女神 葡萄樹の女神で、神性の例は、ラガシュ王グデアの石像に刻ま

ニンアズ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

、元から冥界の神だったのではなく、死して冥界に移った神のこと)。冥界神にはしばしば豊穣神で含まれており、冥界神に顕著な二面性を示しているが、ニンギシュジダの場合は「治癒神」であることが特徴的だ。 または、ニンギシュジダと同様「蛇神」ともされるほか、卜占や除魔を司るとも言われる(※

ダム - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

市の神ともされる。豊穣神の性質として「鯉の洪水」を呼ぶ。2.「死んだ神」 豊穣神、治癒神の通例だが、似た性質の神と同一視されている例が多い。ニンギシュジダ神との同一視、ドゥムジ神との同一視が見られる。ここには、ただ豊穣の類似性だけではなく、いわゆる「死んだ神」としての性質が貫かれ

ニンアジムア - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.神像制作に関わる神 ニンアジムアは、「良き液を育てさせる女主人」の意を持つ女神。ラガシュ以外の都市においては、ニンギシュジダの妻とされる。ニンギシュジダ神が本来植物神であることと関わる。(参考文献) 「シュメル神話の世界」、「古代メソポタミアの神々」

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イギナガルギド ニンイシン ニンウル ニンウルタ(ニヌルタ) ニンエガラ ニンカシ ニンガル ニンカルラク ニンキ ニンギクガ ニンギシュ ニンギシュジダ ニンキリウトゥ ニンギリマ ニンギリン ニンギルシグ ニンギルス ニンクッラ ニンクルラ ニンザディム ニンシャラ ニンシュ

個人神 - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

場合、個人神は名もなきマイナーな神様が充てられていることが多い。 とはいえ、王様や富商などハイクラスな人における個人神の例が確認されており、ニンギシュジダ神、シュルウトゥル神、メスアンドゥ神、ニンシュブル女神、ニンアズ神、ニサバ女神、ニンスン女神などが認められる。最高神とまではい

ドゥムジ(タンムーズ) - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

しドゥムジはどちらかと言えば、習合 "する" 方であり、結果的に彼の神格は長く残り続けた。また、集合ではないが『アダパ神話』において、冥界神ニンギシュジダとともに天上でアダパを待ち構える(※冥界神である二柱が天上にいるのはなぜか…大きな謎である)。6.名が残ったタンムーズ ドゥム

ニンギシュ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.「勇敢な主たち」 神話『農耕のはじまり』において、「主なる神ニンギシュ、勇敢な主たち」と称えられる神格。 (※関係性が不鮮明なため、ニンギシュジダと別の神格として記載している)(出典神話) 『農耕のはじまり』

ムシュフシュ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

バビロニア時代になると、ティシュパク神がエシュヌンナの都市神になったことから、ティシュパク神の随獣となる。更にラガシュでは、ニンアズ神の息子ニンギシュジダ神の随獣になっている。 その後、おそらくバビロンのハンムラビ王がエシュヌンナを征服したことで、バビロンの主神であるマルドゥク神

アズィムア - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

シュズィダをして娶らせよ!」とされており、同神との配偶関係を持つ。この配偶関係は他の神話にもみられており、『シュメルとウルの滅亡哀歌』では、ニンギシュジダ神とともに、ギシュバンダ神殿から去っていく。(出典神話) 『エンキとニンフルサグ』、『シュメルとウルの滅亡哀歌』

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