「トラムトラン」を含むwiki一覧 - 1ページ

南海マーフォークの王府トラムトラン - 箱庭のレイグラフ

。トゥグリーダが拓かれるより以前に交易所として使われていた陸上施設も改築整備されており、王都に用のある者のための宿泊施設として機能している。トラムトラン一帯は浅い海が続いており、その中に作られた都は水の透明度の高さも手伝って、海上からでもその姿を見ることができる。トラムトランに外

波割る船座 - 箱庭のレイグラフ

レスの命により、船を率いて南へと発つ。シャルーヤを出て八日後、南の海に漕ぎ出でて、その目に入るは南海の、珊瑚の上に築かれし、マーフォークの宮トラムトラン。やがてザフィール二十四の歳、シャルーヤを出て陸沿いに、十四日の後見つけしは、遠く南域の果ての果て、そこをフォイファンと名付けた

四大貴族 - 箱庭のレイグラフ

トラムトランのレンゲドン王家を各方面から支える四つの名家を指す。代々冒険家を輩出し、外交に長けたシーレダー家。トラムトラン創成期から軍事面で王家を支え、現在は司法を司っているタニェック家。古くから交易で財を成し、現在も交易に大きな影響力を持つアーマユッコ家。そしてトラムトランの現

西方海の中心地ガルバリオ - 箱庭のレイグラフ

古くはトラムトランの貴族主義社会に反発したマーフォークが興したとされる海洋都市。西方諸島同様の議会制を採り、実力主義社会を形成している。多くは海洋資源の狩猟や養殖などに従事し、西方共働圏の食を支えている。特に海藻類を食するのは西方共働圏独自の食文化であり、それらの生産、加工品の多

マーフォークの陸上交易所トゥグリーダ - 箱庭のレイグラフ

南海にいくつか浮かぶ島に作られた、陸上の交易所。元々交易はトラムトランの近くの浅瀬で行われてきたのだが、南海貿易路が拓かれたことにより貿易船が徐々に大型化し、浅瀬に入れない船も多くなった。そのため、桟橋を持った寄港地が必要となり、南海マーフォークと南域の人々が近場の島の中から便の

南海の産物について - 箱庭のレイグラフ

たちは必要とする。主に中央や南域産を購っており、この地域は米も麦も食える。畜産トゥグリーダでは僅かながら肉と卵のために鶏を飼っている。また、トラムトランでは畜産というと海産物の養殖を指し、貝類や海藻類を育てている。貝類は大半が食用だが、真珠貝の養殖や珊瑚の植樹なども行っており、そ

アジール・シーレダー - 箱庭のレイグラフ

南海の冒険家一族にして四大貴族家のひとつであるシーレダー家の冒険家。父であるエルビン・シーレダーと共にトラムトランから北上しローランディア大陸を発見した。王国との交易を始めたシーレダー家はローランディア大陸の様子を聞く中で、トラムトランの東にもローランディア大陸が続いていることを

ターラント・シーレダー - 箱庭のレイグラフ

トラムトラン四大貴族家のひとつ、シーレダー家に連なる家系の一人で、現当主カトゥールの叔父にあたる。前当主であるウェイバー・シーレダーの弟であり、年次を考えれば次期当主であったはずだが、シーレダー直系の血筋を重視すべしと、自らその座を譲った。しかし新たに当主となったカトゥールは南方

切替式衝角 - 箱庭のレイグラフ

よう衝角部分を船体から独立させた構造になっていた。しかし、それでも衝角による攻撃は一度きりしか行えず、衝角を失った船は攻撃に参加できないためトラムトラン船隊に数で劣るガルバリオは劣勢を強いられることが幾度となくあった。そのため、ガルバリオ海軍では洋上での衝角の換装が求められ、時の

南海の制式軍装について - 箱庭のレイグラフ

南海では、戦場は主に船による水上戦か、水中戦になる。そのため、トラムトランで正式採用される武装の基本は、海中での動きを邪魔しないものに限られる。それを踏まえて見ていくと、マーフォークの兵制は大きく、歩兵、弓兵、騎兵の三兵科を中心として編成されていることが分かる。順に見ていこう。ま

マンサ・マンタム - 箱庭のレイグラフ

トラムトランの四大貴族である、ルーカヒム家の擁する私兵集団、水竜騎兵隊の騎兵隊長。ルーカヒム家当主のムト・ルーカヒムの副官として長く副隊長を務めていたが、ムトが当主を継ぎ、トラムトラン正規軍の将軍となったことで、空位となった騎兵隊長を務めることになった。マンタム家は代々ルーカヒム

水竜騎兵隊 - 箱庭のレイグラフ

トラムトランの四大貴族家であるルーカヒム家が創設した私設軍。私設軍といってもその隊員のほとんどは累代のルーカヒム家に仕える者たちで構成されており、高い意識と技術を伝えられてきた者たちの集まりで、他国の正規軍の兵士よりよほど軍隊らしいという評価さえある。ルーカヒム家は生け捕りにした

レンゲドン家 - 箱庭のレイグラフ

トラムトランを治める南海マーフォークの王家。古くから高貴なものはより多くの義務を負うという思想の強い南海のマーフォークの中にあって、四大貴族家と共に政治を行っている。王家といってもトラムトランは四大貴族家をはじめとした有力貴族家の合議で政治が成り立っており、王国ほどの強権を持って

ザフィール・オードル - 箱庭のレイグラフ

王国の冒険家。シャルーヤにたどり着いたエルビン・シーレダーとその息子アジールと知り合ったザフィールは、トラムトランまでの航路を拓くことを決意。それと併せて以前からの目標であった南海までの航路を拓く計画を奏上。王国の公的支援とシーレダー家の協力の下、トラムトランを経由した南海交易路

ムト・ルーカヒム - 箱庭のレイグラフ

トラムトランの軍事を司るルーカヒム家の現当主で、他国で言うところの将軍職に就いている。元来、高貴な者ほど大きな義務を負うという思想の強い南海のマーフォークの中にあって、ルーカヒム家は資材を投じて水竜種を捕らえ、牧を作り、兵を養って私設軍である水竜騎兵隊を設立している。有力な貴族の

竜騎兵 - 箱庭のレイグラフ

である。私兵と言っても、貴族の義務という考えが根強いマーフォークの社会にあって、四大貴族家の兵力はいわば準正規軍という扱いを受けており、特にトラムトランの将軍を多数輩出するルーカヒム家にあっては国を守るための兵力を出すのが義務であるとさえ考えている。水竜種で作られた竜騎兵隊は陸上

南海王府 - 箱庭のレイグラフ

王宮や行政府を有する、トラムトランの別称。あるいはトラムトラン王宮そのものを指す。

南海 - 箱庭のレイグラフ

トラムトラン(南海王府)トゥグリーダ南海貿易路ゴブリン海賊船の補給地水竜騎兵隊王立領海警備隊南海の産物について南海の制式軍装について

魔導師 - 箱庭のレイグラフ

験などはない。帝国の魔導学院にも入学試験はあるが、それによる魔導師資格の認定などは行われておらず、この資格認定が行われているのは王国と南海のトラムトランだけである。

エルビン・シーレダー - 箱庭のレイグラフ

南海マーフォークの冒険家であり、四大貴族家のひとつであるシーレダー家の出身で、トラムトランの北にローランディア大陸を発見し、そこまでの航路を拓いた人物。そこから南海王府では交易立国を目指し、現在の南海を作り上げていったとされる。彼の発見から、南海では冒険者や探検家といった職業への

生活排水 - 箱庭のレイグラフ

アルトゥーンとウェルテミドは下水設備を備えている。南海ではマーフォークは取り込んだ大量の水分を排出するときに体内の排泄物も出してしまうため、トラムトランでは厠というものが存在しない。客人用の個室(といっても便器として壺のようなものが用意されているだけの簡素なもの)があるだけである

イル・タニェック - 箱庭のレイグラフ

トラムトランにおける魔導騎士団である海兵魔術団の筆頭騎士で、これは他国の騎士団長に相当する。古くから魔導師の才を見せてきたタニェック家だが、現在はその半分ほどは司法・警察といった公職に就いている。その中にあってイルは若いながら騎士団長といての才覚をいかんなく発揮しており、周辺を荒

ルーカヒム家 - 箱庭のレイグラフ

マーフォークの四大貴族家の一つで、主に軍事に才覚を見せてきた家系。トラムトランの軍権を司る将軍を代々輩出してきた家系であり、多額の私費を投じて準正規軍ともいえる私兵集団を整備するルーカヒム家は、陸上の国の軍船など比較にならないほどの戦闘力を持つと言われてる。特に昨今南海周辺に現れ

タニェック家 - 箱庭のレイグラフ

軍事を司るルーカヒム家との違いは、司法の方面にも才覚を発揮し、現在ではその血族の半分ほどが裁判や警察という公職についていることである。しかしトラムトランにおける魔導騎士団である海兵魔術団の筆頭騎士(他国における騎士団長)は代々タニェック家の者が務めており、現在は本家の長子であるイ

カトゥール・シーレダー - 箱庭のレイグラフ

トラムトラン四大貴族家のひとつ、シーレダー家の若き当主。前当主が早逝したため、現四大貴族家の当主の中では最も若く、他家の当主とは親子ほどの差がある。四大貴族家の当主でも、若い頃は世に出て活躍していた者が多いため、奔放で放浪癖のあるカトゥールも執務に支障をきたさない限り、その行動を

王立領海警備隊 - 箱庭のレイグラフ

南海のトラムトランを中心に組織された、他国で言うところの警察組織。要職の多くはタニェック家の者が占めているが、これは一族による独占というよりは、単に世襲的な色の強い南海マーフォークの社会にあって、優秀な人材を選出した結果である。現在の長官はタニェック家の当主であるクラブ・タニェッ

ミゴール・シーレダー - 箱庭のレイグラフ

トラムトランが南海の王府として機能し始めた頃、まだ無名であったシーレダー家の嫡男として生まれた冒険者。当時の南海はまだローランディア大陸との繋がりもなく、マーフォークのみが住む地であった。ミゴールは南海の他に人の住む地を探し、南海王府よりの支援を得て旅立ったとされる。当時の冒険の

クラブ・タニェック - 箱庭のレイグラフ

トラムトランの司法や警察に多く人材を輩出するタニェック家の現当主。自身は警察組織に当たる王立領海警備隊の長官職を務める。四大貴族家の当主の中では年若い方で、トーラ・アーマユッコには幼い頃から頭が上がらないという一面を持つ。

マルコ・アルヴァレス - 箱庭のレイグラフ

、海外航路を開くことにも熱心であったマルコは「征服王」と仇名される。特にカルザミスの血を引く英雄ザフィール・オードルを支援し、シャルーヤからトラムトランへの航路を拓かせた。これが現在の南海交易路の始まりであったとされている。

イッソ家 - 箱庭のレイグラフ

トラムトランの四大貴族家のひとつであるシーレダー家に、執事として代々仕える家系。マーフォークの貴族社会ではこのように代々ひとつの主家に仕える例は珍しくなく、主家の没落は直接家の没落に関わるため、臣下の家は主家に対して絶対の忠義と働きを尽くすことで知られている。イッソ家は執事として

シーレダー家 - 箱庭のレイグラフ

族家の一つである名家で、代々探検家を輩出する家系である。探検家という、一見地位の低い職業でありながら四大貴族に名を連ねるのは、マーフォークがトラムトランから他の地域への航路を確立し、交易立国を古くから志していたために、国を挙げて探検家、冒険者を支援してきた歴史があり、シーレダー家

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