南海マーフォークの王府トラムトラン

ページ名:トラムトラン

南海マーフォークの王都で、珊瑚礁の中に築かれた水中の都。

トゥグリーダが拓かれるより以前に交易所として使われていた陸上施設も改築整備されており、王都に用のある者のための宿泊施設として機能している。

トラムトラン一帯は浅い海が続いており、その中に作られた都は水の透明度の高さも手伝って、海上からでもその姿を見ることができる。

トラムトランに外部から入っていくためにはそのための魔術を習得した魔導師を雇うのが一番の早道で、トゥグリーダ以前の昔には専門のマーフォーク魔導師が多くいたというが、トゥグリーダが活性化するに従ってトラムトランを訪れる者は少なくなり、専門の案内人は少なくなった。

しかし全盛期より減ったとはいえ、トラムトランに入るには魔導師が不可欠なため、現在も魔術は継承されている。

その大部分は王族や貴族に仕える魔導師であり、それぞれの家に用向きのある客を迎える役、という扱いである。

 

トラムトランを治めているのはレンゲドン王家であり、軍事・内政をそれぞれ統括するルーカヒム家、アーマユッコ家、シーレダー家、タニェック家の四侯爵家を中心とした貴族で、マーフォークの文化には高貴なものがより多くの義務を負うという考え方が強く根付いている。

軍事は水竜討伐で名を馳せたルーカヒム家の現当主、ムトルーカヒムを筆頭に、飼い慣らした水竜種を乗りこなす水竜騎兵隊や、強化術の使い手を中心としたタニェック家の長子イルタニェック率いる海兵魔術団がその精強さで知られており、イル自身も海賊討伐で有名である。

 

海の民である南海マーフォークは大海原の女神であるオーゼル信仰が強く、トラムトランの中にもオーゼルを讃える神殿が建てられている。

陽光の届く浅瀬であることや、暖かい海で色彩の鮮やかな生物が豊かなトラムトランは、海の中であることを忘れるほど華美な都であるという。

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