塔1951_12/15

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エホバの御国を宣明するザ・ワッチタワー

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ザ・ワッチタワー エホバの御国を宣明する 第一巻 第十六号[]

千九百五十一年十二月十五日

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質問[]

創世記二章十七節に教えている「善悪を知る」の意味は何であるか、そしてそれは同三章五節と二十二節に引照されたるものは同じであるか? 一読者より

答 「善と悪」の三聖句は同一に引照していると見るべきである、アダムとエバは「善悪を知る樹」の果を食う前既に悪についてのことを知っていた。(創二の十七)その果を食うことは彼らに対して罪悪となることを知っていた、そして「死を齎す邪悪」行為は避けねばならぬことも知っていた。「神の如く善悪を知る」とは只何が善で何が悪であるかを知る智識よりもはるかに以上のものである。(創三の五)このヘブル語の神はエホバ神を意味することが出来る、子のエロヒムなる言はエホバ神又は他の神々にも意味する、若し神々と意味するときはエホバ神と共働者にして独子なるロゴスを引照しているを意味している。それはそのもの(ロゴス)にエホバ神が創世記三章二十二節に「見よかの人否等(神々)の一の如くなりて善悪を知る」と言ったのである。

善悪を知るとはエホバ神と彼の独子のように善悪を知ることであって彼自身にて善悪を認識することを意味しているのである。即ち何が善で何が悪であるかを判断し、何れが義であり何れが邪悪であるかを審判することを望んだと見ることが出来る。暫らくすると神権を据り、間もなく全創造物の上にある宇宙の至上者かの様に神の地位を求め、そして間もなく善悪を決するものの如く自認して、彼は地上に何事かを成さんとし、そして神の裁断者たることを拒否せんと決意したのである。

エホバ神は身分上、男が女の頭であると云われた故に男はより大なる責任がある! アダムよ、汝若し神権を無視遷都するなら自由行動をとるもよし、汝の見地より善悪であることを決意せよ、汝はエデンの園の住居を失うのである。子のエデンの園は神に従う所の神権の園である。汝は今出て行けよ! 此の事件を見るとき神はエデンよりアダムを放逐した理由は犯罪行為を許さない事実と一致している。そしてそれは「吾等(エホバ神と言なるロゴス)の一人の如く善悪を知るに至らん」と云ったからとある。それ故生命の木の実を食う機会を失ったのである。

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『ワッチタワー研究』[]

一月二十日 主の祈りの全き成就近し 一-十四

一月二十七日 御国の来らんことを 一-十一



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