年鑑1928

ページ名:年鑑1928
日本

日本は,国としてはキリスト教世界の一部であるとは言い難いですが,それでも多くのいわゆるキリスト教宣教師の業がそこで行われてきました。そして疑いなく,主は他の場所と同様,この地でも証しがされることを望んでいらっしゃいます。 主は,昨年日本の業の上にそそいだ祝福により,この点に関するご自分の意志を示してくださいました。日本と朝鮮の業を世話するためには,一つの総合的な支部事務所を使用するほうが一層経済的で有利であることが分かりました。それで事務所の所在を東京に置き,そこから日本と朝鮮の業を管理することになりました。 「灯台」誌の出版が日本語で始まりました。そしてこの雑誌に対する関心はすばらしいものです。

次の文章は,地元の責任者からの報告の引用です:

「設立されたクラス:去る[訳者注:1926年]9月に,私が日本に到着した時,神戸に聖書研究者のグループがありました。 私が9月の終わりに訪れた時,彼らはまだクラスとして組織されていませんでした。それから二つのクラスが設立されました。一つは神戸でもう一つは大阪です。長老たちと執事たちが両方のクラスのために選出され,奉仕の主事たちも任命されました。

兄弟たちの活動:日本全体で52人の兄弟と姉妹たちがいます。彼らは皆,去る10月以降に自分の聖別をあらわした人たちです。彼らは主の奉仕に出かけるのにとても真摯です。彼らの95パーセントが本の販売に出かけます。それがキリスト教の本である場合,特に日本で本を販売するのはとても難しいことです。日本の人たちは皆,名ばかりのものによって販売されるこれら“キリスト教の本”にうんざりしています。 兄弟たちはほんの少しの本しか売れませんが,それでも奉仕を喜んでいます。彼らはたくさんの日本語の「灯台」誌を販売します。

販売書籍:361冊の本,606冊の小冊子が販売されました。


日本語のThe WATCH TOWER誌である「灯台」の出版:1926年12月5日に最初の号が発表されました。月間印刷部数は急速に増加しています。


巡礼者奉仕:1人の巡礼者が野外で働いています。 71の公開集会が開かれ,合計8,432人が出席しました。また,666のクラス研究集会が開かれ,合計5,882人が出席しました。旅行距離は合計23,364キロです。


配布された無料パンフレット:32,000部の無料のパンフレットが配られました。

「証言」

15,000部
「死者はどこにいるか」
17,000部


東京での三つの大きい公開集会が計画されています。東京は日本の首都です。 この大都市は現在230万の人口を有しています。この都市は極東全諸国の中でも,金融,政治,他の分野において特に代表的な都市です。主は今,慈悲深くも東洋のこの大都市の人々にこの方の真のみ名を知らせるご自分の道筋を開かれました。 我々は10月に三つの大きな公開集会を開く取り決めをしています。 プログラムは次の通りです:

10月10日,3,200の座席数を持つ朝日大講堂において。論題は「神の王国は近づけり」の予定。


10月16日,青山会館(4,000席)。論題は「基督教文明の崩壊」の予定。


10月22日,本所公会堂(1,600席)。論題は「神の救ひ遂に来たる」の予定。


集まりのために,ラザフォード兄弟の講演がついたトロントの決議文の無料パンフレットと招待状があらゆる種類の高官や実業家,他の人たち7,000人に郵送されます。30万枚のビラが配られるでしょう」。

[yb28 106]

朝鮮

一年を通じて朝鮮での業はそれほど大きなものではありませんでしたが,不自由な環境を考えると兄弟たちは現状で可能な限りベストを尽くしました。日本に事務所を設立して全朝鮮の業をその管轄下に置きましたが,これは最善だったと思われます。今後は主が別の方法を示されるまでそのような運営がされるでしょう。



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