シュティン

『剣誓の魔女』　シュティン

身　長	175cm
年　齢	27歳程
役　職	領境調査部隊副分隊長（王国軍兵長）
ス　キ	規律　剣術鍛錬　本　動物
ニガテ	無秩序　雑な思考　辛いもの

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

領境調査部隊の副分隊長を務めるストイックな軍人魔女。
職務中はきっちり軍人口調で話し、プライベートでは少し砕けて中性的な口調になる。一人称は「自分」。

今日の街にやってきたのも職務の一環であり、塔に対して個人的な感情は一切持っていない。
彼女が塔に登るのは、ただただ自身に課された調査任務のため。
鍛え上げた実力を生かして淡々と塔を登り、初登場時点で12階層まで踏破している。

容姿

銀髪のベリーショートで髪の下半分はワインレッドに染められている。
性格からしてあまり髪を染めるイメージは無いので、もしかしたら地毛か、あるいは何らかのしきたり故のものなのかもしれない。

金の目がたたえる表情はひたすら真面目で几帳面。

デフォルト衣装は、ややくすんだ赤い布地のエポレットや腕章がついている白の詰め襟。
揃いのブーツもあわせて潔癖な雰囲気を醸し出している。
黒いホットパンツは活動的で、禁欲的な服装の中でアクセントになっている。

腰のベルトからは赤い鞘に納められた剣と銃のホルダーをそれぞれ提げており、右腿にはホルダーを固定するためかガーターリングをつけている。

性格

生真面目で堅物、義務感で自身を完全に律することが出来る人。

彼女の価値観は正しくはあるのだが、正しいからといって全ての人に受け入れられるとは限らない。
自身の所属する部隊やアースクラフト家と折り合いが悪いのもその辺りが原因。

彼女の言う正しさは合理的でもあり、実力不相応の言動に対しては批判的な目を向ける。
泣きながら塔に登るレイチェルに対しては守られるだけの存在が行くべき場所でないと疑問を呈しており、そこにある判断基準はシュティンにとって相手が弱い守るべき存在か否かでしかない。
ルリリエリの実力不相応の言動を咎めているチェータとは価値観や考え方が似ていると思われる。

自身の「役割」に対して極めて実直で組織人としては理想的な彼女であるが、裏を返せば「役割」に自身の存在意義を依存しているとも言える。
秩序を何よりも重んずる彼女だが、小競り合いが頻発する無秩序な今日の街は案外合っているのかもしれない。

……余談だが、かなりの鍛練馬鹿好きでもある。
ですわ口調の青い方や赤い方を始め修練を好む魔女は他にもいるが、プライベートの趣味を聞かれて体に仕込んでいた重石を出してくるのは恐らく彼女しかいない。

生い立ち

代々国に仕える軍人一族の出身であり、生まれは恐らく今日の街がある国の首都にほど近い場所と思われる。
自身の生まれや家業について疑問に思ったことはなく、幼い頃からひたすら鍛練と勉学に励んできたことが語られている。

国の繁栄を何より重んじ、自身を国家のための一つの歯車と完全に割りきることのできる姿勢は、彼女の家の厳格さと誇りにより育まれたものなのであろう。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
１	０	０	４	５

火属性と地属性に適性を持ち、その実直さからか地属性に関しては一流クラス。
腰に提げた銃と剣で遠近両方に対応でき、また剣の鍛錬を何より重んじていることから、あまり魔法をメインに据えた戦法は取っていないと考えられる。
剣や銃の強化に使用しているのかもしてない。

• スタンス

イヴィルスタンス
契約悪魔	ムシュフシュ

シュティンの鍛え上げられた肉体に惹かれて契約を申し出た従者気質な悪魔。
本体が魔女に力を貸している珍しい例であり、彼に騎乗し立ち回ることも。

プライベートでの付き合いが希薄なシュティンにとっては数少ない友人である。
シュティンにとっては。

本編

交遊関係