詩

概要

門番の立ち絵の後ろに書かれた文章。門番たちが発した言葉ではない。
この世界や門番の成り立ちについて示唆する内容になっているが、充てられた門番について窺わせる文面も含まれている。

一覧

第一の詩
門番名：クロス・トレイター

世界は連なり、ひび割れ嗤う 道化は降り立ち、世界を食らい まるで此処ではない何処かの面影を 愛おしげになぞっては 哀しき思い出の怪物を未来に刻む さあ、踊れ 役者は舞台の上でしか願いを持たぬのだから

第二の詩
門番名：ブギー・コール

いま、幕は上がる その舞台に光など無く また音もなく あるのは慟哭と嘲笑のみ 己を見失うこと無く己を捨て               闇の先にある真実を求めよ

第三の詩
門番名：みるきぃ☆でっど

汝、破壊を求めるか 汝、救いを求めるか ならば汝は道化、世界は舞台                   其処に汝の意思はなく                   思考もなく そして選ぶ道もない 只与えられた光を求めよ

第四の詩
門番名：マキナ・ファクトリア

祈りを以て祈りを踏みにじり 救いを以て救いを無とする やがて道化は罪人となり        楔を以てその世界に縛りつけられる        汝は祈るか？ 汝は救うか？ 否、悉くを拒絶せよ

第五の詩
門番名：レギオン・ブラックウォール

求める果ては遠く高く             一切の黒、一切の白を払いて              轟く獣の慟哭を 汝の業とし別れ詩とせん そしてやがては訪れる 灰の如きその光

第六の詩
門番名：氷川　雪華

夜が来る 永遠に日が昇らぬ夜 導きの光に照らされたその夜は 楔の姿となりて道化と共に 祝福なき栄光を背に 望まぬ永遠を眼前に         嗚呼、どうかボクを許して下さい

第七の詩
門番名：ラスト・キッス

燃え盛る空 帰ることのない愛 故に光も届かない              どうせ全てを燃やすのならば             痛みを感じぬ様に 全てを焼き尽くせ

第八の詩
門番名：ホーリー・ホーリー

欠けたものを数え 失ったものを忘れ 奪ったものを捨てて 残ったものをその腕に抱く おお、罪人よ！           今こそお前の終わりを始めよう

第八の詩
祈り喰らうもの

た                                   す け て

第九の詩
門番名：アニムス・スプライト

詩が聴こえた ここではないどこか 遠く遠くの祈り詩                  道化はそれすら嘲笑い                   舞台の為に色を撒く 汝の罪は それを濯ぐ為に在る

第十の詩
門番名：ブラッド・デーヴァ

始まりはその交差 それさえなければ             否、元より生まれたことが罪             最初から罰も許しも全て 道化を照らす為には無い 故に汝の祈りには 慰め以外の意味を持たない

第十一の詩
門番名：空間　零無

そして始まる、最後の偽りの世界