ショコラ

『甘味の魔女』　ショコラ

身　長	165cm
年　齢	21歳程
役　職	ケーキ屋
ス　キ	ケーキ　お店に来てくれること
ニガテ	おなかがすくこと

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

東地区でケーキ屋「ポルト・ボヌール」を営む魔女。一人称は「ちょこ」。
快活でかなり砕けた口調で喋り、表情も豊か。言動に落ち着きが無いため、年齢以上に幼い印象を抱かれがち。

お調子者なトラブルメーカーという印象が強いが、魔女としての実力はかなりのもの。
基本魔法、スタンス武器、脚本のいずれも高いレベルで無駄なく使いこなしている。

『空腹にならない身体になること』という願いを抱いてはいるものの、どちらかというと塔に足を踏み入れる目的は時折入手できる食材。
脚本能力により空腹で力尽きることはなく、戦闘においても十分な能力を持っているため、物語開始時点でも危なげなく9階層まで踏破している。

容姿

淡い金の髪を腰まで伸ばし、襟足の2房をそれぞれ細く編み、先を妹の形見である赤いリボンで結っている。

ぱっちりと大きく開かれたややつり気味の瞳はキャラメルのような明るい茶色で、ぐるりと渦をまくような模様が浮かんでいるのが特徴。耳にはチョコレート色をした雫型のピアスが揺れる。

デフォルト衣装はミルクチョコレートを彷彿とさせる茶色の帽子と同じ色のジャンパースカート。
それぞれ白い柔らかなフリルとリボンがデコレーションするようにあしらわれており、裾にはチョコレートが溶けたような波打った模様が描かれている。
ジャンパースカートの下に着ているスタンドカラーのブラウスや、エプロンの腰で結った大きなリボンにも溶けたチョコレートの模様があしらわれ、アクセントになっている。

脚には白いタイツを纏っており、茶色のパンプスには砂糖菓子のようなバラを模した白い飾りが添えられている。

性格

いつもやかましい元気なハイテンションじゃじゃ馬娘。
基本的に人懐っこく誰に対しても明るく接するが、かつて妹を亡くした影響か、自分より年下の少女に対して特に積極的に関わろうとする。
姉を求めるコロンとは互いの需要と供給が一致しており、一緒に過ごしていることが多い。

自由奔放に振舞っているが空気が読めないという訳ではなく、むしろ他者との距離感を図ることには長けている。
よく店を手伝ってもらっているクロスに対しては持ち前の奔放さで振り回しながらも内面の深い部分に踏み込むことをせず、リュイシアの正体に勘づきながらも言及せずにいたことからも慎重な姿勢が窺える。

自分と他者の間の線をしっかりと引き、自分の中で物事を完結させようとしているとも見ることができる。

水には砂糖を溶かして提供し、カレーのルーはチョコレートで代用し、ハンバーグにはとりあえず生クリームをかける。
非常に甘党……というか最早味覚音痴の域である。
巻き込まれる側にとってはたまったものではない。甘くて美味しいし嫌なんて言わないよね！

何にでも砂糖を足す女としてよくネタにされていたが、実際に過去の出来事がきっかけで甘さ以外の味覚を失っていたことが精霊女王編で明らかになる。
ルリリエリの説得を受け、コロンを救いにいく決意をした晩、砂糖もミルクも入れないコーヒーを口にし数年ぶりに『苦い』という感覚を味わっていた。

生い立ち

今日の街から遠く離れた非常に貧しい村の出身。
食料は乏しかったものの両親に愛され、正反対の性格の妹と一緒に元気に育っていたが、強盗により家が襲われ全てを失ってしまう。
衛兵に助けられ一人生き残ったショコラは一人で旅立つことを決意。
その後は各地を転々としながら菓子作りの腕を上げ、そうして今日の街に辿り着いたのだと推察される。

この一件を経てショコラの魔力は急激に高まったものの、脚本能力を発現するには至らず、またこの時点での髪色は茶色であった模様。
旅の道中、魔力を磨く中で、徐々に髪の色が淡くなっていったと語られている。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
３	０	０	１	４

出力が高いというよりもコントロールに長けたタイプ。
無駄がなく、後述する脚本とあわせて非常に燃費がいい。

• スタンス

物語開始時点

ソウルスタンス
魂生武器	特大のフォークとナイフ

赤い大きなリボンが結ばれた巨大な銀のフォークとナイフ。
それぞれ片手ずつに携え自在に繰りながら戦う。

みるきぃ☆でっどはこの武器を大層気に入っており、ショコラは武器のために数日間塔の１５階層に拘留されたりもしていた。

精霊女王編以降

ソウルスタンス
魂生武器	特大スプーン

外見詳細不明。
精霊女王編にてコロンを救出した後、アニムス・スプライトがショコラの契約する精霊に力を与え、１対の食器が１本のスプーンに変化した。

• 脚本

“願うは愛と歓びの日々”

対象の重さを食べカロリーに変換する能力

周囲のものの質量を取り込み、空腹を癒すことができる。
ローグライクゲームでよく見られる「食料」というメーターを無視できてしまう能力であり、モドロも羨ましがっていた。

効果が永続する訳ではないため過信は禁物。

精霊女王編以降

カロリーを魔力に変換して他者に与える能力

アニムスにより分け与えられた力によって武器と共に変質した。
他人を自らの意思で救うことを選んだ彼女らしい力といえ、これによってコロンの石化を解いた。

本編

交遊関係