ミュリシア

ミュリシア

身　長	174cm
年　齢	24歳程
役　職	暗殺者
ス　キ	姉（リュイシア）　辛いもの　花　安定　数字
ニガテ	炎　血　甘いもの　予想外の状況

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　リュイシアとミュリシア
　本編
　交友関係

概要

リュイシアの双子の妹。一人称は「アタシ」。
表向きにはミュリシアが亡くなったことになっているが、それはミュリシア自身が情報操作をした結果。
実際に火事で亡くなったのはリュイシアであり、炎に包まれた姉の姿がミュリシアのトラウマとなっている。

現在今日の街で生活するリュイシアはミュリシアが演じているものであり、ミュリシアが望む「あるべき姿」である。

リュイシアが塔を登っているのは、他でもないミュリシアの「姉を生き返らせたい」という願いによるもの。
13階層という極めて高い踏破記録は願いにかける思いの強さの表れと言えよう。

容姿

双子…というか本人なのでリュイシアと顔立ちの差はないが、不機嫌な表情をとることが多いため受ける印象は正反対。
ミュリシアとして戦う際は、契約悪魔であるベリアルの力で髪を伸ばしていることが多い。

リュイシアの時身に付けていたケープ類は全て脱ぎ、ワンピースの留め紐やつけ袖も全て外される。
この変化で肩や脚を始めとして大幅に露出度が上がり、衣装の雰囲気が大分変わる。
腰や腕の黒い無機質なベルトが、ミュリシアのストイックさを強く印象づけている。

リュイシア時に胸に身に付けていた石は赤く色を変え、火属性の呪文の制御を助けるようになる。

性格

おおらかなリュイシア時と打って変わって神経質。
口調もかなりぶっきらぼうなものとなり、他者を突っぱねるような言動が目立つ。
これは決して人嫌いという訳ではなく、姉の代わりに死ぬべきだった自分が幸せになってはいけないという自戒ヵら来るもの。

姉より自分が死ぬべきだったなど自身を軽んじる発言も多々しており、リュイシアとして振る舞っている間は妹(=ミュリシア自身)のことは話題にあげない。
姉の話題となると大きく取り乱す姿から、姉に強く依存していたこと、精神的な寄る辺を無くして大きくぐらついていることが読み取れる。

シルヴィアやフィーリが警戒しているステアに対しては安心感を抱いている模様。
心の余裕のなさ故のものなのかもしれないが、これで暗殺者としてやっていけているのだろうか……。

ステアが一人の姉としてこの妹を案じているのは事実なので、ミュリシアが感じる温かさも本物ではあるのだが。

強者を全て「障害」と呼び、自身の目の前に立ち塞がる強者を排除にかかる。
余計な情を切り捨てようとするある種ひた向きな姿勢が、結果として彼女の行く道を阻むこととなる。

生い立ち

概ねリュイシアのものと同じ。
火事で喪ったのが姉であることのみが異なっている。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
４	０	０	０	４

ミュリシアとして立ち回る際は火属性の魔法しか使用しない。
元々得意であった火の魔法だが、彼女の現在の食事は姉の好みに合わせたものであり、それ故に基本魔法における効率が著しく悪くなっている。

• スタンス

イヴィルスタンス
契約悪魔	ベリアル

ベリアルと契約することで自身の髪を自在に操れるようになっており、先述した通りミュリシアとして振る舞う際はこの能力を多用する。
髪を操ること自体がベリアルによりもたらされた能力だとされていたが、実際は異なっている

• 脚本

“ 逃れえぬ足音を背に ”

１から９までの数字に対応した身体強化を得る能力

「数字」を消費することで自己を強化できるが、消費するごとにただえさえ不安定なのに精神がどんどん不安定になっていく。
得られる効果は高いが非常にリスクも高い能力。
幸いミュリシアは脚本の制御に大きく関わる感情のコントロールが得意であり、彼女が大きく揺さぶられていない限りは問題にはならない。

リュイシアとミュリシア

ミュリシアが契約する悪魔、ベリアルの本当の能力は「贄を薪に血を燃やす力」。
早い話が他者を取り込んで自分の糧とする能力である。

ミュリシアがベリアルと契約したことで、死んだリュイシアが『薪』となってミュリシアに宿り、ミュリシアの体には姉妹両方の精神が宿ることとなった。

それまでベリアルによって得たとされていた「髪を自在に操る能力」は、本来であれば……火事がなければ、いつかリュイシアに発現していた脚本能力。

それを多用してきたミュリシアは既にリュイシアと混ざりきっており、愛した姉をかつての姿のまま取り戻すことは不可能となっていたのである。

この事実を知ったミュリシアはひどく取り乱すが、最終的にはベリアルか為したことと自身の中にいる姉をの存在を認め、ベリアルが望む世界への復讐に力を貸すこととなる。

本編

交遊関係