ルリリエリ

『小花の魔女』　ルリリエリ

身　長	140cm
年　齢	15歳程
役　職	じぇいしぃ（自称）
ス　キ	タバコ（自称）　一人でいること（自称）　肉　契約した精霊
ニガテ	タバコ　ひとりぼっち

目次

　概要
　容姿
　性格
　生い立ち
　戦闘能力
　本編
　交友関係

概要

北地区有数の名家に生まれた自称JC（女子中学生）の家出娘。
一人称は「あーし」。勝ち気な少年のような口調で話す。

しょっちゅう家族や使用人の対策を膨大な魔力で押し切って逃げ出し、その度にハイスペック執事に連れ戻されている。

魔法の才には恵まれているが、頭はあまりよろしくない。
契約した精霊に魔力を騙し取られていることにも気づいておらず、以前ボコボコにされたというシルヴィアの顔も覚えていない。
自らを倒した魔女にリベンジすべく、物語開始時点で10階層まで踏破している。

刺々しい態度を見せることが多いがその実非常に情に厚く、一度「ダチ」と認めた相手のことは何がなんでも救おうとする。劇場版某ガキ大将。

容姿

腰まで伸ばした金の髪を、目玉を模したようなカラフルな髪留めでハーフサイドアップにしている。
目つきはあまり良くないが、虚勢をはっている故のものと思うと微笑ましい。

デフォルト衣装は白いワンピースに、学生服のような成形リボンとお気に入りのジャージを合わせたもの。
フィッシュテールのスカートはある程度の動きやすさを保証しつつ、ハイヒールと併せて上品な雰囲気も兼ね備えている。

「箱入りのお姫様が外の世界の生き方に憧れて家出してきた」姿を的確に示したキャラクタービジュアルとなっていると言えよう。

性格

突っぱねたような態度を取ることが多いが、友達は大切にするし花や植物は好きだし動物にも優しい。
全体的に、素直になれない反抗期の少年のような印象を受ける。
リュイシアを遠目に眺める様などはその傾向が特に顕著。

自身の信じたことは是が非でも押し通す頑固さも持っている。
彼女にとっては自身の感じることが全てであり、他者の思いはそれがたとえ友のものであっても考慮には入らない。やはりガキ大将では……？

精霊女王編でコロンを救うことができたのは、ルリリエリのこの「エゴ」による功績が大きい。

第六感…というよりも無意識での危機察知能力が高く、「嫌な予感」をそれと明確に感知する前に避けることができる。
この辺りも魔力と同様、生まれ持ったセンスなのかもしれない。

生い立ち

概要欄で述べた通りかなりの良家出身。
伝統ある家らしく、しきたりなどは厳格な模様。

厳しい家に嫌気がさしており、元貴族で家を捨てたミューオンのことを慕っているが、ルリリエリ自身の価値観やものの見方は依然貴族のそれであり、ミューオンからは他の貴族魔女と同様に好かれていない。

幼少期から強い魔力を身に宿しており、それを制御できるだけの魔法のセンスも持ち合わせていた。
しかし、そこに目をつけた精霊により大半の魔力と強力な脚本を奪われてしまう。
代わりにバットに有刺鉄線をつけたり土属性の精霊魔法を行使することが出来るようになってはいるが、従来持っていた(或いは得ていたであろう)能力を鑑みると釣り合っていないと言わざるを得ない。

本人は満足しているし何も問題はない……のだろう。

戦闘能力

• 基本魔法

火	水	風	地	計
０	２	０	４	６

かなり優秀だが、これは精霊に魔力の大半を奪われている状態でこの数値である。
精霊女王編ではショコラに一度破れた後、精霊が一時的に力を返したことで自身を植物と同化させるまでの魔力を行使する。
そのすさまじさは本物の精霊(数値で言えば6程度)に匹敵するほど。

• スタンス

ソウルスタンス
魂生武器	バット（有刺鉄線付与）

ルリリエリ弱体化の根源。
精霊の力で産み出しているのは有刺鉄線部分だけなので、バットはセルフサービス。

彼女と契約する狡猾な精霊は、精霊の王アニムスには及ばないもののそれに近しい力を持っているらしく、アニムスはルリリエリに強い関心を持っている。

• 脚本

“ キミニハ　チイサナ　ハナガ　オニアイダヨ ”

どこにでもちいさな花を咲かせられる能力

精霊と契約したことで、元々持っていた「あらゆるものを植物に変える能力」が下位互換されたもの。
脚本名も精霊に書き換えられていると考えられる。

嘲る精霊の声が聞こえてきそうな脚本名であるが、友達を守ろうとバットを振り回す姿だけでなく、花をいたわる思いやりもまたルリリエリの本質である。
案外精霊は彼女の優しさを気に入っているのかもしれない。

本編

交遊関係